【感想・ネタバレ】吸血鬼ハンター25 D―黄金魔[下]のレビュー

あらすじ

Dが用心棒を引き受けた万能金融人の爺さんは、借金を踏み倒した大物貴族から担保の領地を差し押さえるため、別の債務者を協力者に仕立てて、貴族のいる居城に向かう。しかし、道中で強力な刺客に襲われて、Dとも引き離されてしまい……!?

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Posted by ブクログ

神祖がしゃべった話については、もうあまりにも予想どおりのネタで正直がっかりだけど、どのシリーズも完結というはっきりした終わりを書かない作者だけに、Dだけは直接対決で完結することを信じて今後も読んでいく予定。新シリーズよりも、これまでの数々のヒーローのシリーズをキッチリと完結させてくれることを祈る。

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2013年04月23日

Posted by ブクログ

本来、経済的なものからは超越していそうな貴族に金銭の観念を取りこみ、マンネリズムという泥濘であがいているかのように思われるが、やはり無理が多い。相変わらず何のために登場しているのか分からない人物が多数散りばめられ、伏線かの様に語れられるエピソードも全く収斂させないまま、唐突に話が終わるのは相変わらずである。ただし確かにマンネリということからすると、何故か守銭奴として何物をも敵に回してもひるまない爺さんとかは今までに無いキャラではある。ただし、そういったプラス要素を勘案したとしても、金という統一した評価軸で人間も貴族も十羽一絡げにしてしまったため、貴族が人間くさくなり、敵としての超越性が損なわれており、本筋から逸脱してしまいそうである。大いなるマンネリに染まるか、冒険するかでいうと後者の方が挑戦的ではあるが、本作では成功しているとは言えない。

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2013年03月20日

Posted by ブクログ

グレイランサーを出してきたあたりから吸血鬼と人間を同一視しはじめてるのではなかろうか。

人類の「敵」「超えるべき過去の支配者」として設定されてるはずの吸血鬼が妙に人間くさくて。

ラスボスの影が見えはじめてきたけど、ま、おわらんでしょ。
作者のライフワークと化しているし。
・・・<新宿>もあるし、どっちか切るかな?

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2012年12月27日

シリーズ作品レビュー

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