【感想・ネタバレ】幽剣抄のレビュー

あらすじ

「私を成仏させてください」浪人中の榊原久馬の家にいる美しい幽霊・小夜は辻斬りの五人目の犠牲者だった。自分の仇を討ってくれと家に現れた彼女は、久馬の母とも意気投合し、彼の身の回りの世話もするようになる。だが、小夜は怨みを捨てず、仇を討たねば、榊原一族を呪い殺すという。(「影女房」より)剣に生き、剣に魅せられた下級武士の悲哀を描いた著者、新境地の傑作時代怪異譚。

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Posted by ブクログ

これはやばい。良い物読んだ!
伝奇的時代小説であり、剣の小説でもあるかもしれない。
川霧のように、すーっと足下にもやがかかり続けているような、不思議に寒々しい雰囲気がたまらない。
面白かった。
贅沢な短編&掌編集。

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2019年09月12日

Posted by ブクログ

最近の長編は肌にあわなくてしばらく読んでないけど、
短編の切れ味は今でも抜群。
この時代劇のシリーズは特に力が入ってるけど、
その中でも「影女房」の完成度は別格。

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2011年04月10日

Posted by ブクログ

怪奇短編時代小説。「影女房」は個人的にとても好きです。コミカルで読んでて思わず噴出した。オチもなかなか良かです。

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2010年04月19日

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