逢坂剛のレビュー一覧

  • 道連れ彦輔

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    時代小説を読みたくて手に取った。
    主人公は御家人ながら三男坊ゆえ素浪人暮らしをしている鹿角彦輔。
    キャラは皮肉屋で現実主義的な人物である。
    脇を固める人物は3、4人いるが皆鹿角に対する距離感が意外にあり、そこまで愛されているのかなこの人?みたいな印象だった。

    短編ものだが、それぞれ繋がっていて
    読みやすい。

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    2018年02月13日
  • のすりの巣(百舌シリーズ)

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    ネタバレ

    百舌シリーズなのに、百舌は出てこない。

    不良警察官たちを手懐けて、コカインや拳銃をヤクザから奪う元締めの州走かりほ。

    不良警察官をのすりというコードネームで呼ぶ。

    文章の多さに比較して、中身があまりなかったような、、、

    ひとまず百舌シリーズ終わり。

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    2017年11月25日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    ネタバレ

    ほんとによく主人公級の登場人物が死ぬ、このシリーズ。。。

    稜特会病院事件の関係者が次々に始末されていく。
    黒幕と、百舌をよみがえらせた驚きの人物。

    倉木美希のレイプ描写は、、、ないだろうって感じです。作者はそんなに女性知らないのでは、、、若干冷める。


    読み疲れた。

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    2017年11月17日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    ネタバレ

    面白い。しかし、前作のほうが良かったかな。今回はハチャメチャ過ぎて。なんでボクサー崩れが塾長になってんだよとか気になったし。

    ロボトミーとは、、、にしても倉木はリスク背負いすぎでしょ。ロボトミーは、漫画「ホムンクルス」を思い出す。

    倉木と明星の関係はちょっとどうなのよって思ってしまう。ないだろ、、、

    シリーズ第二弾ということだけど、第三弾なのではないかな?一応。最初の本は百舌は出てこないけど。

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    2017年11月04日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    ネタバレ

    そう来たかー!
    まさか百舌が途中で変わったとは思いもよらず、怪しいと思っていた人も怪しかったけど百舌ではなく。
    相変わらず人はたくさん死に、お色気シーンも増え、大杉さんとも接近し。盛りだくさんでした。

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    2017年10月22日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    MOZUシリーズ第3弾
    あまりにびっくりするストーリ!
    百舌シリーズなんですけど、もう百舌は出てきません(二人とも第1弾、第2弾で死んじゃったから)
    本作は美希がメインのストーリ!

    このコメントネタバレ含みます!

    麻薬密売を内偵中の警部補の射殺されたり、元警察官に婦人警官が刺殺されるなど、警察関連の事件が続けざまに勃発します。
    これを捜査するのが倉木。そしてペガサスという名の謎の人物にたどりつきます。
    一方で、前作で倉木の子供を身ごもった美希ですが、二人の子供は難病に。さらに子供の入院する病院で爆弾テロが発生し、子供とその子供を看護していた自分の母親を失ってしまいます。
    1作目同様、またし

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    2017年10月01日
  • 逆襲の地平線

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    ネタバレ

    シリーズ第2弾。
    西部劇なロードムービー(笑)。

    主要人物たちのキャラも立ち、愉快なエンタテイメントに仕上がっていて楽しんで読み進められた。

    主人公側の旅の目的と依頼主の“想い”に、違和感を禁じ得なかった。

    娘の奪還は、身を切るよりも切実な想いに違いない。しかし、そこへ向けて猪突猛進し過ぎる女牧場主の行動は仕事人達にとっては足手まといに他ならない。死人も出てくる始末・・・。

    いかに血を分けた肉親であろうと、愛情もって育てられた養父から無理やり引き剥がされんとする娘“エミリ”とその養い親たちの気持ちを慮ってしまい切なかった。


    だから、終末でのエミリの下した決断に、ほっと胸を撫で下ろし

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    2017年08月07日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    おお、倉木警視…!
    相変わらずハードだったし、夫婦のすれ違いがモヤモヤしたけど、実はすれ違ってなかったとか。
    大杉さんタフガイで格好いいとか。
    衝撃のラスト、今後はどうなる?

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    2017年06月20日
  • 裏切りの日日

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    犯人については早くから手掛かりがばらまかれているので予想は簡単についてたけど、まさかの結末。
    結局のところ黒幕は逃げ切ったってことだよね。もやもや。
    百舌だの隼だの出て来て、ほかのシリーズも楽しみ。

    ちなみに読んだ本は、赤い表紙でした。

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    2017年05月17日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズの4作目。
    先が気になりつつ、最後まで読めましたが読後感としては何も残らなかったような…むしろ今は亡き倉木の存在感がただただ惜しまれます。

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    2017年05月07日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズの3作目。
    登場人物は多いですが、キャラの立ち方やまとめ方はとても洗練されていて、夢中になって読めました。
    “百舌”は出てきませんが、『百舌の叫ぶ夜』の匂い?雰囲気?が何となく出ていたように感じました。
    ただ…最後はいただけなかったです。ラストの数ページで高揚していた気分が一気に冷めました。あぁしなくちゃいけなかったのかなぁ。

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    2017年04月21日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズ2作目。
    前回で死んだと思われていた百舌。
    思いもしない所から現れました。
    あとがきを読んで少し納得。
    前作から2年経って書かれた作品なんですね。

    私は登場する刑事たちよりも百舌に愛着が湧いてしまった。
    百舌が存在するとわかって、生きていてくれたか!と思ってしまいました。

    倉木、大杉、美希のハチャメチャっぷりも健在だが、津城の存在が気になる。読めない人だなぁ。
    そしてラスト、子供とは!!!
    これはやはり続いてシリーズを読まなければ。

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    2017年04月01日
  • 裏切りの日日

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    アクの強い公安刑事・桂田は、新しい相棒・浅見とそれなりに上手くやっていた。
    警視庁警務局・特別監察官である津城は、桂田を内偵調査するために浅見に協力を求める。
    桂田に親近感を感じ始めていた浅見は抵抗をおぼえるが、津城は気にしたようすもなく帰っていく。
    ほぼ同時に起きたビル人質事件と右翼の大物射殺事件。
    関係のないものと思われたこのふたつの事件は、思いがけない繋がりがあった。
    この作品が書かれていたときには、すでに「百舌の叫ぶ夜」の構想があったのだろうか。
    凄烈な印象を残す津城警視のキャラクターは、このときには基本的なものはほぼ出来上がっていたようだ。
    桂田の孤独さが垣間見える場面はどこか哀しか

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    2017年02月28日
  • のすりの巣(百舌シリーズ)

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    佳作。それ以上でもそれ以下でもない。ストーリーも、登場人物のキャラクター造形も、最初は魅力的なんだが終盤で尻すぼみとなり、小さくまとまりすぎた感が残念ながら強い。

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    2017年02月22日
  • さまよえる脳髄

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    作品紹介にはミステリーとあるけれども、読んでみると脳科学を根底に描いたサスペンスのような気がする。
    精神科医が患者たちの症状をもとに、その深層心理を探り、分析し、解明しようとする。
    だが、壊れた精神が宿る脳からは、常識では図れない恐ろしい闇が潜んでいたりもする。
    外部からの衝撃によって脳の機能が損傷すること。
    それが原因ならば医学的にもきちんと解明がされ、治療法もまた見つけることができるだろう。
    けれど、脳自体に問題がないとしたら?
    もしくは、生まれつき人とはほんの少しだけ脳の状態が違っていたとしたら?
    見分けることは本当に難しいだろう。
    藍子に迫る異常な殺意。
    身近すぎるほど身近にも、その殺

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    2017年02月17日
  • さらばスペインの日日(下)

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    ともかく最後まで見届けた!という気持ちだが、敗戦後の日本に戻って、自分の仕事の意味を自らに問う北都の姿に、やはり物語のエンディングとしては弱くなってしまったのは否めないという気がした。

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    2016年11月17日
  • 水中眼鏡(ゴーグル)の女

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    『どんでん返しの書法なんて昔から変わってない』

    面白がれる人間が増えただけなんだと思う。

    夏目漱石を読んんだあとだったから、全てが新しく感じた。もちろん夏目漱石も明治の作品とは思えないほどみずみずしい作品ではあったけれど、やはり比べることはできないくらい、新しい。

    良いとか悪いとかそういう尺度で語る物語ではなく単純にエンタメとして面白かった。

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    2016年10月08日
  • 裏切りの日日

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    ハードボイルドと言うには少し推理小説然としていて、どんでん返しと言うほど意外性のある結末ではなく、やや中途半端な印象。1986年の作品なので、昭和の雰囲気が色濃く残っていて、そこはいい。

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    2016年09月22日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズ第3弾。夫婦になった倉木と美希、探偵になった大杉が、爆発事件を機に警察官が絡んだ事件に巻き込まれて行く。

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    2016年08月30日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    今作は完全に百舌からは独立してる。ちょっと噛み合わないようなとこがあるかな。しかし美希は前作もそうだがあまり優秀ではないな。公安にいちゃダメでしょ。倉木亡き後の大杉と美希関係が気になる。

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    2016年07月22日