逢坂剛のレビュー一覧
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MOZUシリーズ第5段
しかし、残念ながら、評価はいまいち。
今までの作品に比べて、ミステリー感、サスペンス感に欠けるストーリ展開でした。
本作は、どちらかと言うと大杉がメインのストーリ
シリーズと謳っていても、もうメインキャストは、美希と大杉しかいません。あと、ジャーナリストの残間。この3人で警察内部の巨悪に挑んでいきます。
暴力団員が殺され、拳銃や麻薬が奪われる事件が発生。
別件を調査していた大杉は、この事件に巻き込まれ、「ノスリのだんな」と呼ばれる犯人を追い始めることに。
一方、美希は警察内で派手な異性関係の噂のある美人刑事かりほを要注意人物としてマーク。
暴力団員が殺された真相は?
ノスリとは何か?
かりほは一体何者?
といった展開です。
大杉と美希は前作の終わりで二人でハワイに行っており、いよいよ二人は恋人同士ということになるかと思います。
また、二人とも年をとったことにより、切れが無くなっており、尾行に失敗したりとエリート感が無くなってきました(笑)。
一方、謎の美人警部かりほも妖艶なイメージで描かれているものの、最後は、ヒステリックになってしまって、ちょっといまいち。
もっと、きれっきれの妖艶な女で終わってほしかった。
ということで、シリーズ4作に比べてちょっと残念な作品ではありましたが、それなりに楽しめました。
本作で大杉は脊髄痛めて、車いすになってしまいます。
二人の関係はどうなる事やら... -
Posted by ブクログ
MOZUシリーズ第4段
面白かった!
前作をしっかり読んでいないと、内容がついていけないストーリ展開です。
なので、「砕かれた鍵」をきちんと読んでから読みましょう。
本作は美希と大杉がメインのストーリ!
本作では、百舌がよみがえった如く、前作の稜徳会事件の関係者達が、後頭部を千枚通しで一突きする手口で殺されていきます。
次々と稜徳会事件の関係者が殺される中、その新しい百舌は誰なのか?そしてその黒幕は誰なのか?
いろいろ怪しい人が出て来ます。最後まで百舌の正体が明かされず、こいつ?やっぱりこいつ?って思いながら読み進めることが出来ます。でも、結局は、やっぱりなってな感じでした(笑)
今回も、前作同様、ハードボイルドな展開なわけですが、それに加えて、エロティックな描写が追加されたり、美希と大杉がより接近したりと、そっち系の話も追加されています。今後の美希と大杉の関係が気になるところです。
しかし、この一連の殺人事件の動機がイマイチ。
政治と警察のごちゃごちゃしたところから起こっているわけですが、だからといって、わざわざ百舌の手口をまねて殺していく必要ある?
さらには、事件解決後の展開も、ほんとぉ?そんなのありえる?って感じ。
とはいうものの、サスペンス系ハードボイルドでハラハラドキドキしながらあっという間に読み切ってしまいました。 -
Posted by ブクログ
MOZUシリーズ第3弾
あまりにびっくりするストーリ!
百舌シリーズなんですけど、もう百舌は出てきません(二人とも第1弾、第2弾で死んじゃったから)
本作は美希がメインのストーリ!
このコメントネタバレ含みます!
麻薬密売を内偵中の警部補の射殺されたり、元警察官に婦人警官が刺殺されるなど、警察関連の事件が続けざまに勃発します。
これを捜査するのが倉木。そしてペガサスという名の謎の人物にたどりつきます。
一方で、前作で倉木の子供を身ごもった美希ですが、二人の子供は難病に。さらに子供の入院する病院で爆弾テロが発生し、子供とその子供を看護していた自分の母親を失ってしまいます。
1作目同様、またしても爆弾テロ...どんだけ爆弾テロなの..
復讐に燃える美希は独自で捜査を開始し、そこから、やはりペガサスにたどり着きます。
大杉は警察をやめていて、探偵として美希や倉木をサポート。
一連の警察関連の事件はペガサスによる警察への復讐で、最後、その正体が明らかになる。
っというストーリ展開。
途中、美希が復讐を果たして自殺したような展開もあり、どうなることかと思いきや、なんとシリーズものにもかかわらず、最後の最後で
倉木が死んでしまいます。
何じゃそれ!
さらには、
美希が今度は妻子ある大杉とできちゃうような雰囲気で終わります
いくらなんでもその展開はないんじゃないの?
いったいどうなっているの?
ってな感じです。
ということで、★一つ減点で三つ!
まずは3部作を読み終えましたが、この後、どうなるんだろ。
このまさかの展開に、びっくりでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第2弾。
西部劇なロードムービー(笑)。
主要人物たちのキャラも立ち、愉快なエンタテイメントに仕上がっていて楽しんで読み進められた。
主人公側の旅の目的と依頼主の“想い”に、違和感を禁じ得なかった。
娘の奪還は、身を切るよりも切実な想いに違いない。しかし、そこへ向けて猪突猛進し過ぎる女牧場主の行動は仕事人達にとっては足手まといに他ならない。死人も出てくる始末・・・。
いかに血を分けた肉親であろうと、愛情もって育てられた養父から無理やり引き剥がされんとする娘“エミリ”とその養い親たちの気持ちを慮ってしまい切なかった。
だから、終末でのエミリの下した決断に、ほっと胸を撫で下ろした。
★3つ、7ポイント。
2017.08.07.図。
※開拓時代のインディアンの歴史(悲劇)に、興味が湧いた。機会があれば関連書を調べたり同ジャンルの他のエンタメ(小説、漫画、映画等)を鑑賞したりしたくなった。
※ジャスティキッドの過去話などシリーズ継続の伏線となり得るような描写があるなぁ、と思っていたら・・・
文庫巻末に、シリーズ最新作の告知・・・なんと、あの“サグワロ”が実は土方歳三だった?!?
読まねば❗