逢坂剛のレビュー一覧

  • 闇の平蔵

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    逢坂剛さんの「長谷川平蔵」シリーズの第三弾。六編の短編から作られるが、それぞれ時系列でリンクしていて楽しめるが、登場人物の描き方等が煩雑すぎて、少し読み理解しずらい。ここが、池波正太郎氏との大きな違いか!

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    2020年03月17日
  • さまよえる脳髄

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    ネタバレ

    医療ミステリーとしては理由付けが希薄。
    複数の事件が独立しており、顛末も複線的なものはなく、残念。

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    2019年12月05日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    前作の繰り返し趣向のような仕掛け。
    それにしてもこの主人公、前回はボクサー崩れに半死にされ、今回も....。
    まぁ、3巻も読むけど。

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    2019年10月19日
  • 百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)

    購入済み

    百舌の叫ぶ夜

    この本の前半は非常に興味のある表現で、読者をひきつけるが、後半はややくどく読みずらい感じがする。後半はもっと簡潔に物語を進めたら、非常に面白く素晴らしい小説になったと思われる

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    2019年09月05日
  • 裏切りの日日

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    『MOZU』シリーズ0(ゼロ)作。シリーズ原点作品となる。登場人物に若干重なりはあるが、シリーズとはまた別物と考えてよい。
    ミステリー小説としてはやや薄手ではあるが、終盤からの展開は見物。そして細部まで緻密に練られたトリックもまた見事。

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    2019年06月07日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    前作から約1年後の話。稜徳会の病院で起きた事件の捜査は打ち切られ、関係者がほとんど死亡、物的証拠も残っていないことから事件は闇の中へ葬り去られようとしていた。しかし、あの事件を現場で目撃していた倉木、明星、大杉の3人に加え津城らが秘密裏に事件の真相を追い続けていた。

    森下に命じられて事件を必死に揉み消そうとする連中らの、辻褄が合っているようで合っていない無茶苦茶な行動が気になる。それでよく今まで隠せていたなぁ…ロボトミー手術で相手を無気力にさせて口封じという発想は面白かったです。



    そして、あらすじから気になっていた“百舌の復活”については、最初はとてもワクワクしたけれど、あまりにもこ

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    2019年06月07日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    またしてもあっという間の百舌シリーズだった。

    話としては…そこの恋愛いらないんじゃない?話が飛躍しすぎじゃない?という点がたくさんありますが…。
    白黒つけたい性分というかやっぱり悪しき者は罰せられて欲しいという気持ちも作品を読んでいて思います。
    矛盾を感じながらも読み進めてしまう逢坂剛作品。
    2作目はダークヒーロー百舌を期待するところがありましたが、この作品では百舌が出てくるたびにヒヤヒヤでした。

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    2019年05月27日
  • 墓標なき街(百舌シリーズ)

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    3月-8。3.0点。
    百舌シリーズ。久しぶりで、美希は警視に。大杉の娘が刑事に。
    百舌事件の執筆を依頼された、残間。
    不正武器輸出事件と、以前の百舌事件が次第に繋がっていく。

    うーーん。復活というか、産まれたというか。
    次作もあるのだろうか。

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    2019年03月17日
  • のすりの巣(百舌シリーズ)

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    1月-14。3.0点。
    百舌シリーズ。男性関係が派手と言われる女性刑事。
    監査対象だと釘を刺す。
    一方、暴力団で、拳銃や麻薬の密売に絡んだ殺人が。
    「ノスリ」とは。。

    500頁超、流石のスピード感で読んだが、黒幕の登場が唐突感大。それなりに面白い。

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    2019年01月29日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    1月-5。3.5点。
    百舌シリーズ。死んだはずの百舌。しかし、病院事件の悪徳警官が、千枚通しで刺されるという、百舌の手口で殺害される。

    600頁超、一気読み。面白かった。
    相変わらずの権力争い、美希と大杉の関係など、見どころ有り。

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    2019年01月11日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    12月-9。3.0点。
    百舌シリーズ。難病を抱える倉木不在の子供。入院中に事件が。復讐を誓う妻と、冷静に捜査しようとする倉木警視。
    政治を巻き込んだ、大事件に発展していく。

    スピード感はさすが。但し、事件のスケールが大きすぎる気がした。
    次作も期待。

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    2018年12月25日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    11月-10。3.5点。
    百舌シリーズ第二弾。死んだはずの殺し屋が、北朝鮮スパイとして、来日。
    前回事件のあった病院を舞台に、事件が。

    さすがに面白い。一気読みできた。
    津城が冷たい気がするが。。
    次作も期待。

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    2018年11月28日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズ第三弾。えーーーー!?と、思わず声に出してしまいました。今でもまだ受け入れられてないくらいです。。

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    2018年11月23日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズ第二弾。またもや、読みごたえたっぷり。世界観としては、前作同様、時代を感じさせなかったけど、、ここでロボトミーとは!精神科医料の部分は悪い意味ではなく、さすがに時代を感じました。

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    2018年11月23日
  • 裏切りの日日

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    10月-14.3.0点。
    百舌シリーズの前日譚。
    ある公安刑事と、その部下の物語。
    題名通り、色んな裏切りがある。

    かなり古い小説。あっさり。
    百舌シリーズを読む前に、一読した。

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    2018年11月05日
  • 池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳

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    ネタバレ

    土橋章宏の「隠し味」は泣けた。
    諸田玲子の「最後の女」は、平蔵が女と情を交わすのが納得いかなかった。
    逢坂剛はまるで漫画の鬼平しか読んでないようなキャラ作りで好きではなかった。
    あとは概ね良しかな。

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    2018年10月22日
  • のすりの巣(百舌シリーズ)

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    MOZUシリーズ第5段
    しかし、残念ながら、評価はいまいち。
    今までの作品に比べて、ミステリー感、サスペンス感に欠けるストーリ展開でした。

    本作は、どちらかと言うと大杉がメインのストーリ
    シリーズと謳っていても、もうメインキャストは、美希と大杉しかいません。あと、ジャーナリストの残間。この3人で警察内部の巨悪に挑んでいきます。

    暴力団員が殺され、拳銃や麻薬が奪われる事件が発生。
    別件を調査していた大杉は、この事件に巻き込まれ、「ノスリのだんな」と呼ばれる犯人を追い始めることに。
    一方、美希は警察内で派手な異性関係の噂のある美人刑事かりほを要注意人物としてマーク。
    暴力団員が殺された真相は?

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    2018年10月08日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    MOZUシリーズ第4段
    面白かった!
    前作をしっかり読んでいないと、内容がついていけないストーリ展開です。
    なので、「砕かれた鍵」をきちんと読んでから読みましょう。
    本作は美希と大杉がメインのストーリ!

    本作では、百舌がよみがえった如く、前作の稜徳会事件の関係者達が、後頭部を千枚通しで一突きする手口で殺されていきます。
    次々と稜徳会事件の関係者が殺される中、その新しい百舌は誰なのか?そしてその黒幕は誰なのか?

    いろいろ怪しい人が出て来ます。最後まで百舌の正体が明かされず、こいつ?やっぱりこいつ?って思いながら読み進めることが出来ます。でも、結局は、やっぱりなってな感じでした(笑)

    今回も

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    2018年09月30日
  • さまよえる脳髄

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    精神科医・南川藍子の前にあらわれた三人の男たちは、それぞれが脳に「傷」を持っていた。試合中、突然マスコットガールに襲いかかり、殺人未遂で起訴されたプロ野球選手。制服姿の女性ばかりを次々に惨殺していく連続殺人犯。そして、事件捜査時の負傷がもとで、大脳に障害を負った刑事。やがて、藍子のもとに黒い影が迫り始めるー。

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    2018年06月12日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズ2作目。前作で能登の断崖から消えたはずの新谷(兄)が復讐を誓い再び登場。北朝鮮の工作船に拾われたとは、なかなか面白い設定。
    ただ前作に比べれば、あまり強烈なインパクトは無かった。その分、精巧に練り上げただろう緻密な展開が増していて、そこからも新谷兄のより激しい憎悪と復讐心を伺い知ることができる。
    倉木、大杉、明星の必要以上に体の張った捜査も緊迫感があってヒヤヒヤさせられた。
    倉木と明星の結婚、大杉の警察官辞職とこれからもまだまだ新たな始まりがありそうな予感。

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    2018年04月18日