逢坂剛のレビュー一覧

  • 地獄への近道(御茶ノ水警察シリーズ)

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    <御茶ノ水警察署シリーズ6冊目>

    逢坂剛によるシリーズ短編もの。
    ユーモア・ポリス・ストーリーという触れ込みだが、ドタバタやギャグではなく、落ち着いた、若干シニカルな味わい。中年男2人が主軸で、彼らは特段ヒーローでもなければ悪漢でもない。
    生活安全課保安二係に所属する彼らの扱う事件は、さほど派手ではなく、流血やドンパチもない。

    係長の斉木斉(さいき・ひとし)と平署員の梢田威(こずえだ・たけし)は、実は幼馴染。昔は、悪ガキだった梢田が斉木をさんざんいじめていた。大卒で現在警部補となった斉木の下に、高卒・平刑事の梢田が偶然配置された、という形。2人とも何となく居心地が悪い。
    梢田は昇進試験を受

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    2021年09月09日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズ第4弾。
    主人公が女性で、スピーディかつアクションのハードボイルドとくれば、読むのも早い。

    「元刑事が殺された。後頭部を千枚通しで一突き。伝説の暗殺者、百舌の手口だ。闇の彼方から百舌が帰還したのか?それとも、警察の汚濁に基づくあの事件を知っている者が始末されていくのか?いまわしい記憶に怯える女刑事・倉木美希の前に第二の殺人が起こる!野に下った大杉良太も友のために立ちあがる。警察の腐敗を告発し、サスペンスの極限に挑む逢坂剛の大ヒットシリーズの最新長編。」(表紙裏より、1999年)

    逢坂剛の作品はカラッとしているからいい。
    情緒、叙情たっぷりの作家の作品郡と取り混ぜ読むには最適、な

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    2021年09月04日
  • 裏切りの日日

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    ネタバレ

    2021.08.15
    久しぶりの百舌シリーズ。6作品目。
    これまでの主人公たちは出てこないが、ドラマMOZUの津城警視正の警視時代。

    相変わらずの警察内部の汚職を暴くが政治的な部分は解消出来ないというこれまでの百舌作品のテーマにブレはない。

    古い作品だが、結構すんなり読めてしまう。
    浅見が慕っていた桂田との関係性が切ないが、これもいつもの百舌作品という感じで個人的には納得。


    1974年(昭和49年)に起きた三菱重工爆破事件を模している部分もあるのかな?と思い調べることにもなった。知らない出来事だったのでタメになった。

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    2021年09月25日
  • 裏切りの日日

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    ネタバレ

    百舌シリーズを何冊か読んだ後だったので、津城警視が出できてビックリ! 百舌シリーズのエピソード0だったんですね。
    内容は面白くて一気に読めました。権力を持つ者は怖いよ‥ 私は平凡な民で良いです。
    それにしても、たかが奥さんの浮気で人生をこうも台無しにするかね‥ 桂田さん不器用過ぎ。

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    2021年07月16日
  • 配達される女(御茶ノ水警察シリーズ)

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    シリアスなものではなく、「軽ハードボイルド」というものらしい。お茶の水警察署の生活二課の刑事2人が、どうしようもないやつらで、新しくやって来た五本松小百合刑事も、とんでもないやつだった。実際には、こうじゃないよなあ、と現実の警察を信じたいけど、どうなのかねえ。まあ、気楽に読める小説。

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    2021年07月13日
  • 百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)

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    内容は興味深い仕掛けがあって楽しめる。
    最初は読み進めるコツが分からず往生した。時系列の通りに進まず前章で殺害されたヤクザが次の章ではピンピンしているので誰もが戸惑うだろう。

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    2021年07月03日
  • 地獄への近道(御茶ノ水警察シリーズ)

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    人気ユーモア・ミステリーシリーズ第六弾。逢坂剛氏の「御茶ノ水署シリーズ」、お茶の水、神保町を舞台にするなかなか面白い展開の作品。

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    2021年06月15日
  • 新装版 カディスの赤い星(下)

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    ただの、PRマンの仕事じゃない。
    外国のテロ組織に乗り込むなんていくらマージンもらえばやるんだよ!って話。普通の経費じゃ済まないよ。
    ブラックすぎて笑えた。
    後半の怒涛のネタバレのオンパレード。
    世間狭すぎ。近場だけでやりすぎ。

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    2021年05月26日
  • 百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)

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    ネタバレ

    ドラマを見ていたので、読んでみたら意外と古い時代のお話でびっくり。グイグイ引き込まれる内容で一気に読めました。公安ものは大好物なので、新宿での爆弾事件が、サルドニアという国のゲリラに繋がったり、公安の大物幹部が関わってきたりと、話がどんどん大きくなっていき、ドキドキしたのに、最後の最後で事件の発端が男女の不倫問題だとは… がっかりというか、エリートでも馬鹿だなぁ…

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    2021年05月02日
  • のすりの巣(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズ5作品目。今回は、鵟がキーワードとなっていますね。面白く読めたのだけど、最後がイマイチう~ん…パッとしない結末だった感じがする。あっさりしすぎてるというか…

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    2020年09月10日
  • 裏切りの日日

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    百舌シリーズだが、百舌の前みたいな位置づけかなぁ。久しぶりに生きている津城警視。いつも少し怖い洞察眼。いろいろな裏切りを見ることになる今回、タイトル通りですねꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ続き気になるが、まだ買ってないから、しばらく間空くなぁ

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    2020年09月10日
  • 配達される女(御茶ノ水警察シリーズ)

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    シリーズを順番に読んでいった方が良い。途中で警察署の異動で登場人物が加わったり、一話完結型とはいえ人間関係も絡むので、バラバラに読んでいると??になってしまう。
    御茶ノ水界隈の描写がきっちりしていて、さすが長く神田にいらっしゃるだけある。知っている風景なので、情景が目に浮かぶ。

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    2020年07月25日
  • さまよえる脳髄

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    今でこそ出尽くしている感のあるサイコ・サスペンスだが、初稿が二十年以上前という今作の刊行年を鑑みると、この時代に脳科学や心理学をここまで大胆に盛り込んだ作品も恐らく前例がなかったのだろうが、理論が先行し過ぎていて何とも理屈っぽい。真相への伏線であるとはいえ、主要登場人物の男性陣三名のキャラクター像が終始あやふやで、尚且つ作中における互いの関連性も低いので、強い消化不良感が残る作品。しかし、いくら年代を考慮したとしても、作中の女性観が偏り過ぎていて、現代のフェミニストが本書を読んだら卒倒してしまうのでは…?

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    2020年04月18日
  • 闇の平蔵

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    逢坂剛さんの「長谷川平蔵」シリーズの第三弾。六編の短編から作られるが、それぞれ時系列でリンクしていて楽しめるが、登場人物の描き方等が煩雑すぎて、少し読み理解しずらい。ここが、池波正太郎氏との大きな違いか!

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    2020年03月17日
  • さまよえる脳髄

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    ネタバレ

    医療ミステリーとしては理由付けが希薄。
    複数の事件が独立しており、顛末も複線的なものはなく、残念。

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    2019年12月05日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    前作の繰り返し趣向のような仕掛け。
    それにしてもこの主人公、前回はボクサー崩れに半死にされ、今回も....。
    まぁ、3巻も読むけど。

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    2019年10月19日
  • 百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)

    購入済み

    百舌の叫ぶ夜

    この本の前半は非常に興味のある表現で、読者をひきつけるが、後半はややくどく読みずらい感じがする。後半はもっと簡潔に物語を進めたら、非常に面白く素晴らしい小説になったと思われる

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    2019年09月05日
  • 裏切りの日日

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    『MOZU』シリーズ0(ゼロ)作。シリーズ原点作品となる。登場人物に若干重なりはあるが、シリーズとはまた別物と考えてよい。
    ミステリー小説としてはやや薄手ではあるが、終盤からの展開は見物。そして細部まで緻密に練られたトリックもまた見事。

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    2019年06月07日
  • 幻の翼(百舌シリーズ)

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    前作から約1年後の話。稜徳会の病院で起きた事件の捜査は打ち切られ、関係者がほとんど死亡、物的証拠も残っていないことから事件は闇の中へ葬り去られようとしていた。しかし、あの事件を現場で目撃していた倉木、明星、大杉の3人に加え津城らが秘密裏に事件の真相を追い続けていた。

    森下に命じられて事件を必死に揉み消そうとする連中らの、辻褄が合っているようで合っていない無茶苦茶な行動が気になる。それでよく今まで隠せていたなぁ…ロボトミー手術で相手を無気力にさせて口封じという発想は面白かったです。



    そして、あらすじから気になっていた“百舌の復活”については、最初はとてもワクワクしたけれど、あまりにもこ

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    2019年06月07日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    またしてもあっという間の百舌シリーズだった。

    話としては…そこの恋愛いらないんじゃない?話が飛躍しすぎじゃない?という点がたくさんありますが…。
    白黒つけたい性分というかやっぱり悪しき者は罰せられて欲しいという気持ちも作品を読んでいて思います。
    矛盾を感じながらも読み進めてしまう逢坂剛作品。
    2作目はダークヒーロー百舌を期待するところがありましたが、この作品では百舌が出てくるたびにヒヤヒヤでした。

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    2019年05月27日