逢坂剛のレビュー一覧

  • 裏切りの日日

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    百舌シリーズの序章。
    口数の少ない無愛想な警視庁公安刑事.桂田。
    警察庁の特別監査官.津城警視は、その桂田警部補が右翼の大物と癒着していると内偵を進めている。桂田警部補の部下である浅見は、苦悶しつつ、桂田の行動を監視し始める。
    謎解きもあり、テンポ良く進み、飽きさせない展開。非常に面白い。

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    2023年06月19日
  • 闇の平蔵

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    逢坂剛の長谷川平蔵。まったく違う平蔵となっています。よく出来ており、充分に読み応えある作品だとおもいます。
    ただ、改めて池波正太郎氏の作品を読みたくなってしまうのは、何故なんでしょうか。
    江戸情緒、食の風景が、池波正太郎氏と違う大きな特徴かな。

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    2023年06月18日
  • 逆襲の地平線

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    コマンチにさらわれた娘を奪還せよ! 凄腕の賞金稼ぎと謎のサムライ、そしてしたたかな小娘が、アリゾナを出発し、はるかな大西部をゆく…。

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    2023年04月20日
  • アリゾナ無宿

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    時は1875年(明治8年)。稀代の早撃ちガンマンとハコダテからながれついたサムライ、そしてしたたかな小娘が追うのは、賞金つきのお尋ね者。

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    2023年04月20日
  • 猿曳遁兵衛 重蔵始末(三)

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    シリーズ3作目、やっと馴染んできた感じがする。
    重蔵の上司が松平佐金吾から太田運八郎に代わった。一旦、元の役職に戻ったが前の火盗改の実績があったので、再度の火盗改となった。この時に前任で一緒だった余一郎を貰って、元々部下の団平と3人での仕事。鬼平は相変わらずの火盗改。
    1話 突っ転がし:相手を転がして財布を奪う犯罪
    2話 鶴殺し:江戸時代は鶴は将軍家の食事に出るので大事にされていたとの事。勝手に狩ると犯罪。旗本が殺すが名家のため、別な鳥で誤魔化される。
    3話 猿曳遁兵衛:猿に喉笛を噛まれて殺される犯罪が続く。おかしいと思った重蔵は推理を重ねる。
    4話 盤石の無念:重蔵達が通う居酒屋の夫婦が犯罪

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    2023年02月25日
  • じぶくり伝兵衛 重蔵始末(二)

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    21才の重蔵は相変わらず傲岸不遜の言動。
    主人公に面白味が無いと、サクサク読み進めが難しくなる。表題の「じぶくり」とは下世話に屁理屈を捏ねたり、ぐずぐず文句を言ったりすることとか。店先で喧嘩の芝居をして騒ぎを起こし、どさくさに紛れて店内から盗む話しだった。
    wikiなどで見ると、借りた金を返さないとか、息子の罪に連坐したとか、不遇な晩年を送ったようだ。巻末の解説では、作者は重蔵の最後まで書く予定で超大作を目指すとのこと。纏めて4冊購入したので、あと2冊は読もう。

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    2023年02月11日
  • 重蔵始末

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    オール読物で長谷川平蔵の鬼平犯科帳で出てたような気がしたのだが、こちらでは別な組の火盗改の与力だった。そして、読み終わった後に解説を読むと、蝦夷探検を行った有名な人だった。
    シリーズ1のこの本では21才弱だが神童と呼ばれるほどで、自分の塾を持ちながら火盗改をやっている。剣もできるようだが、この本では特別な短い鞭での対応だった。部下の同心と自分の部下の3人で行動するが、2人は犯人を逃してばかり、重蔵の知恵に救われる。
    神童で自信家なので周囲から嫌われるところが何度も出てきて、若干読みづらい点があるが、もう少し続けて読んでみようと思う。

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    2023年02月08日
  • 墓標なき街(百舌シリーズ)

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    MOZUシリーズ第6弾
    前作からだいぶ間があいてしまって、人間関係も半分ぐらい忘れてしまっています(笑)
    しかし、今までの登場人物と事件をうまく説明してくれて、そういうことあったかなってなんとなく思い出しながら読み進めることが出来ました。

    結局、この主役って探偵になった大杉?
    美希は警視になっていて、やはり二人はよい仲になっていました。

    ストーリとしては、
    武器用部品を不正輸出している会社を探る大杉。
    一方で大杉の娘のめぐみも警官となっていて、同じ事件を内定していました。
    父娘でおうこの事件の真相は?
    そして、この事件に絡むように、事件の当事者や以前の事件の関係者が百舌のような手口で殺され

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    2023年02月05日
  • しのびよる月(御茶ノ水警察シリーズ)

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    ミステリーに出てくる刑事や警察は、正義感がものすごい強くて、っていう市民の代表も代表のようなのが多いしし、汚職に絡んだとしても、ちゃんとそれを摘発するような正義感を持つ警察が登場するんだが、

    この二人。

    小学校の同級生で、仲悪い。
    ついでにやる気ない。
    とりあえず、パッパッと解決して帰ろーぜ。

    みたいな二人が解決する事件。

    なかなか見ものです。笑笑

    うっかり事件に関わっちゃって、ちゃっかりいいとこまで追い詰めちゃう、そんな二人が面白いです。笑笑!!!!!!

    肩の力抜いてよめるミステリー!!!!!

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    2022年12月27日
  • 百舌落とし 上(百舌シリーズ)

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    百舌シリーズは知っていたが、実際に見たり読んだりしたのはこれが初めて。人物の相関は前作から引き継がれているので頭から読み始めた方が良さそう。

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    2022年12月09日
  • 平蔵の首

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    なかなか面白かった。
    時代ものであるけど、ハードボイルドチックでラストにいい感じで景色を変える。いいですね。

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    2022年11月28日
  • 新装版 カディスの赤い星(上)

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    1986年下期直木賞受賞作品で、他にも日本冒険小説協会大賞と日本推理作家協会賞を受賞。
    上巻350ページを過ぎてやっと物語が動き出した。後半のカタルシスに期待(でないと、怒ります!)。

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    2022年11月18日
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)

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    独立した作品としては☆4つくらい、最後までハラハラして一気読みしたのですが、百舌シリーズとして読むと、やはり新谷兄弟は圧倒的な魅力があるし、倉木無くしては魅力減。

    2014年46冊目。

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    2022年09月21日
  • のすりの巣(百舌シリーズ)

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    ドラマを期に読み始め、ようやくシリーズ読破。

    恐らくドラマという先入観がなければ違う視点で楽しみ、評価したのでしょうけれど、良くも悪くもドラマのイメージが強く、レビューが難しく感じます。

    3冊目、4冊目は何だか物足りなく感じていましたが
    本作は、倉木と百舌がいなくても独立したミステリーとしてまずまず、楽しめるものでした。

    2014年50冊目。

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    2022年09月21日
  • 最果ての決闘者

    購入済み

    若干期待外れでした

    読みやすい文体でない。またごちゃごちゃしたストーリー展開で今ひとつ

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    2022年09月03日
  • アリゾナ無宿

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    普通にシリーズ一作目としたら面白かったです。
    少しうまく進みすぎてね?とは思ってしまいますが、それを忘れさせる物語はさすが。

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    2022年07月01日
  • ご機嫌剛爺 人生は、面白く楽しく!

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    著者、逢坂剛氏の作品は読んだことがなかった。
    今回初めてエッセイから読んでみて、面白い作家経歴と
    その趣味の多さに興味を惹かれた。

    多分、全ての作品は読まないだろうけど、
    最低、デビュー作と直木賞の作品は読みたい。
    『暗殺者グラナダに死す』
    『カディスの赤い星』

    気になるケ所の箇条書きメモ。

    ・できるだけ長く好きな小説を書きたい。
    そのモチベーションを保つために一番の刺激は
    『よきライバル』の存在。
    北方謙三氏が同年代で90歳まで書くと宣言しているので、その頑張りが刺激になる。

    ・自分を暇にさせない、退屈にさせないで、
    これからも、わが人生を味わい尽くします。

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    2022年05月22日
  • 百舌落とし 下(百舌シリーズ)

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    逢坂剛『百舌落とし 下』集英社文庫。

    百舌シリーズの完結編。百舌による関係者の殺害が続く。百舌の正体とその目的は……

    やはりシリーズを読んで、内容をしっかり覚えていないと本作のストーリーの理解は難しいようだ。読みながら、思い出したのは百舌は確か女性だったはずという微かな記憶だ。

    行方不明になった残間を追って大杉と倉木美希が百舌の罠にはまる。百舌の正体は予想通りだが、呆気ない幕切れに拍子抜け。これが30年以上も続いたシリーズの完結編とは。

    本体価格660円
    ★★★

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    2022年03月22日
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)

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    最初から美希があまり好きではなかったから、もう次は読まなくていいかなと思うくらいの感じだったのに、まさかの結末で次も読むしかなくなっている。

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    2022年01月25日
  • 地獄への近道(御茶ノ水警察シリーズ)

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    2021.11.15~11.19
    気楽に読める物語。世の中って、きっと、こんなくらい軽い事件ばかりなのかな。
    「地獄への近道」が一番のお気に入り。

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    2021年11月23日