【感想・ネタバレ】重蔵始末のレビュー

あらすじ

火盗改(かとうあらため)・近藤重蔵、21歳。強者揃いの御先手鉄砲組でも際立つ偉丈夫。傍若無人の言動で毀誉褒貶(きよほうへん)半ばする。ロシアの謎の大男、美女のかたき討ち、茶屋の狂歌殺人事件……。寛政の世を揺るがす怪事件を型破りの手法で重蔵が解く。後に北方探検家として名を馳せた奇才を主人公に描く、著者初の本格時代小説。

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Posted by ブクログ

あの近藤重蔵が火盗改めの物語
最近知ったのですが、御徒士組が臨時に
加役されてなる不定期ポジション(複数)
なんですね

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2015年11月22日

Posted by ブクログ

良くも悪くも鬼平である。かなり過剰に時代の風俗をプロットに差し込むのはなかなか新奇だ。ミステリーとしての骨格もしっかりしている。あとはどれだけキャラ立ちしてくるかにかかる。

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2011年09月29日

Posted by ブクログ

オール読物で長谷川平蔵の鬼平犯科帳で出てたような気がしたのだが、こちらでは別な組の火盗改の与力だった。そして、読み終わった後に解説を読むと、蝦夷探検を行った有名な人だった。
シリーズ1のこの本では21才弱だが神童と呼ばれるほどで、自分の塾を持ちながら火盗改をやっている。剣もできるようだが、この本では特別な短い鞭での対応だった。部下の同心と自分の部下の3人で行動するが、2人は犯人を逃してばかり、重蔵の知恵に救われる。
神童で自信家なので周囲から嫌われるところが何度も出てきて、若干読みづらい点があるが、もう少し続けて読んでみようと思う。

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2023年02月08日

Posted by ブクログ

蝦夷地探検家として知られる近藤重蔵の、火付盗賊改方与力を務めた破天荒な青春時代を描く。

同心の橋場余一郎や配下の密偵・根岸団平を使い、機知と独自の戦略で難事件を次々と解決していく。

重蔵自身に魅力が無い為、楽しんで読むことが出来ない。

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2012年02月08日

Posted by ブクログ

火盗改近藤重蔵が活躍する江戸時代の物語。
恵まれた体躯と切れる頭脳を武器に、傲岸不遜な近藤重蔵が江戸の町で怒る事件を解決していくという設定は魅力的なのだが、イマイチ描写が頭に浮かびにくくて苦戦してしまった。ハードなハードボイルドは冷めた目で淡々と書かれるが、なんとなく盛り上がりに欠けると思ってしまったのは逢坂剛がそのハードボイルドの大御所だからというのがあるのかもしれない。

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2012年01月28日

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