逢坂剛のレビュー一覧

  • 配達される女(御茶ノ水警察シリーズ)

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    西島さん主演でMOZUドラマが始まるということで
    逢坂さんの本を。
    百舌は読んでから見るべきか見てから読むべきはまだ迷ってる。
    なので御茶ノ水署生活安全課の斉木係長と梢田さんシリーズ第二弾を。

    軽く読めて楽しい。
    これもドラマになっても面白そう。

    っていうか、最後の「犬の好きな女」は読んだことがあるんだけどなんで?雑誌かなぁ?
    それが最大のミステリー(笑

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    2014年04月08日
  • 十字路に立つ女

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    岡坂シリーズの中でも大人のミステリ。スペイン関連であり花形理絵との関係も面白く今後に期待出来る作品。
    岡坂シリーズではないが、後日談として斜影はるかな国も気になった。

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    2014年02月02日
  • 水中眼鏡(ゴーグル)の女

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    精神疾患をテーマにした中編サスペンス三作。「悪魔の耳」は出来過ぎな感があるが、どれもとても面白かった。表題作にどんでん返しがあると知って読んだが、それでもやはり騙された 笑。黒く塗られたゴーグルを着けた女…ビジュアル的な掴みも素晴らしい。

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    2013年10月28日
  • 新装版 カディスの赤い星(上)

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    昔、彼女に貸したら
    「どこが面白いのかわからない」と言われた。
    「どうしてこの面白さがわからないのか」僕にはそれがわからなかった。

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    2013年10月11日
  • 新装版 カディスの赤い星(下)

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    登場するスペインの各土地にはすべて回ったことがあるが、明らかに現地取材を経て書かれている。歴史的背景や当時(1985年頃)の社会状況についても良く調べられている。登場人物の繰り広げる物語にはちょっと漫画的なところもあるが、背景に感じられるリアリティがすごいので、成長し過ぎた大人が読んでも十分に楽しめる。

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    2013年07月13日
  • 新装版 カディスの赤い星(上)

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    一気に読める痛快エンターテイメント。ハードボイルド味。最初に読んだのは25年程前だったが、いくつかの台詞は、この作家のものであることを忘れたまま自分の中に残っていたことを今回発見した。

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    2013年07月13日
  • 恩はあだで返せ(御茶ノ水警察シリーズ)

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    『御茶ノ水署』のユーモア・ミステリシリーズ第三弾。
    このシリーズ、段々面白くなってきてます。

    前作から生活安全課のメンバーに加わった五本松小百合が効いて
    ます!この人好きだわ~(笑)

    身勝手な斉木と、それに振り回される梢田、そしてそこをピリっと引き締める五本松。
    3人でウダウダ言い合いながら、変な事件に巻き込まれ、ウダウダ言ってるうちに事件も解決!みたいな。。。
    なんせそれぞれの掛け合いが面白くて、サクサク読めて事件の
    からくりなんかも結構凝ってて面白いです!!

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    2013年05月28日
  • デズデモーナの不貞

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    一話が約60ページ辺りで、自分であれこれ展開を考えながら読むことができた。
    まりえの過去が気になるが、それも一興。

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    2013年05月11日
  • 配達される女(御茶ノ水警察シリーズ)

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    御茶の水署シリーズ第二弾。

    斉木・梢田コンビに、今回は五本松小百合と言う女性が加わりました。
    このお方がまた面白い。
    かなりぶっ飛んだキャラで、リアリティ云々関係なく割り切って楽しめます。

    「有り得ないだろ~、あはは~ヘ(゚∀゚*)ノ」って感じで、ノリノリで乗っかって読むと面白いです。

    斉木・梢田の掛け合いも残しつつ、五本松の強烈キャラも上手く
    溶け込み、おかしな3人組として前作よりもパワーアップ。
    斉木・梢田 & 梢田・五本松 の掛け合いが可笑しい可笑しい!!

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    2012年10月15日
  • しのびよる月(御茶ノ水警察シリーズ)

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    まずあらすじを見て、設定が面白そうだな~と思ってました。
    小学校の同級生で、いじめていた梢田といじめられていた斉木。
    今は御茶ノ水署・生活安全課で斉木が警部補。
    梢田は平刑事。
    この立場の逆転がどうなっているのか。

    読んでみて、その逆転の部分はそんなに効いてなかったかな?
    斉木が昔いじめられていたと言う感じがしません(^_^;)
    昔の復讐で、何かと梢田の邪魔をするのは面白いです(笑)
    それが板についているせいか、いじめられていたという雰囲気が
    あまり感じられませんでした。

    でも、2人の掛け合いがとっても面白くてツボでした。
    子供みたいにムキになって言い合ったり。
    ただ斉木がかなりヒドい気が

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    2012年09月03日
  • 新装版 カディスの赤い星(下)

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    初逢坂剛。1986第96回直木賞作品。スペインに魅せられた逢坂剛のハードボイルド作品。作家になる前10年前に書きあげた実質処女作ということらしい。

    「カディスの赤い星」を追ってスペインに渡り、反体制集団のフランコ総統暗殺計画に巻きこまれる日本とスペインを舞台に展開されるドラマ。
    テンポとしゃれた会話、何よりスペインへの思い入れが楽しい。いつかのんびりと1ヵ月くらいまわろう。

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    2012年11月08日
  • 燃える地の果てに(下)

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    まるで映画を観ているかのような気持ちになる作品。アクションあり政治あり歴史ありでお腹いっぱいになります。

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    2012年07月08日
  • 燃える地の果てに(下)

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    スペインにて1966年に実際に起きた水爆を搭載した米軍機墜落事件がモチーフ。衝撃的な現代史とミステリー及びアドベンチャーを見事に織り交ぜた極上の作品。物語は日本人フラメンコギタリストが最高のギターを求めてスペインの地に。そして起きた歴史的大事件。また30年の時を経て同時に進む物語。二人の主人公が時を経て同時に見たものは‥。本作品は東西冷戦、フランコ独裁政権、共産主義、社会主義の凋落の推移に加え、フラメンコ音楽の奥深さ、そしてスペイン料理がしっかり堪能できる。スペインいきたくなるね~

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    2012年06月30日
  • コルドバの女豹

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    75年のフランコの死から81年のクーデター未遂余波までを背景とした連作活劇。私が本作を含む『幻のマドリード通信』『スペイン灼熱の午後』『カディスの赤い星』のスペイン四部作に魅せられて彼の地を旅したのが88年の夏。当時の私の頭の中には民主制移行に伴う混乱期のスペインの様子が刷り込まれており、やや腰の引けた旅立ちであったが、現実のスペインとの時差は7年近くもあり、幸い小説の様な場面には出会さなかった。第1話にジプシー街からアルハンブラ宮殿を見る場面が出てくるが、私も同じ場所から夕闇に浮かび上がる宮殿を眺めた。


    コルドバの女豹 >> 旅本第四便。スペインを舞台にした冒険活劇。一般的に

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    2012年06月13日
  • 鎖された海峡

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    ヴァジニアとナオミのドロドロ劇は、どうなんでしょうか? クールなスパイには似合わない。それにしても、このシリーズは面白い。

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    2012年03月27日
  • 水中眼鏡(ゴーグル)の女

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    逢坂のはこれみたいな短編トリックが楽しい。

    時間列と登場人物の台詞全部疑わないといられない。主人公が良い人とは限らない。必ず「そうくるか!」と最後に思わせられる。

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    2012年02月08日
  • 新装版 カディスの赤い星(下)

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    ネタバレ

    (上下あわせた感想)
    上巻では舞台が日本。PRマンが顧客である楽器会社の依頼、これもスペインのギター製作者の依頼なのだが、によりサントスということしか分かっていない人物を探すことから始まる。

    上巻は何か進行も遅く、ところどころにある少し間の抜けた冗談にも若干興ざめの感もあるのだが、下巻に入りスペインに舞台が移ってからは話しがフランコ総統暗殺になると話しが一気に展開し、テンポも早くなる。 一気に読める。

    ただお気に入りの登場人物が居ないので好感を持つ感じではない。

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    2012年02月08日
  • 新装版 カディスの赤い星(上)

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    (上下あわせた感想)
    上巻では舞台が日本。PRマンが顧客である楽器会社の依頼、これもスペインのギター製作者の依頼なのだが、によりサントスということしか分かっていない人物を探すことから始まる。

    上巻は何か進行も遅く、ところどころにある少し間の抜けた冗談にも若干興ざめの感もあるのだが、下巻に入りスペインに舞台が移ってからは話しがフランコ総統暗殺になると話しが一気に展開し、テンポも早くなる。 一気に読める。

    ただお気に入りの登場人物が居ないので好感を持つ感じではない。

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    2012年02月08日
  • 十字路に立つ女

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    ハラハラドキドキで展開が速く一気に読める。

    一番良いのは、台詞が面白いこと。少し気障な感じがして最初馬鹿っぽく思えたが、慣れるとこの台詞が楽しい。

    二番目に良いトコは、正義が居ないこと。誰でも正義と悪の両面を持ち、良い人が悪いことをするという話。ただ、そのため、好人物が現れないので、魅力的な小説にはなりえない。

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    2012年02月08日
  • 斜影はるかな国

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    ネタバレ

    自分の母親・祖母がスペイン内戦で裏切り者を暗殺する殺人専門部隊にいたかもしれないという謎の真実を突き止めるストーリ。

    後半でなんとなく、あの人が実は祖母では・・・と感づくが、関係がはっきりせず、相変わらずのどんでん返しで楽しめる。ただちょっと都合が良いラストかな〜って思わなくも無い。

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    2012年02月08日