あらすじ
行きつけのバーで出会った女は、業界最大手の広告会社の社員だった。彼女の依頼で、現代調査研究所所長・岡坂神策は、映画祭プロジェクトのPRを手がけることに。一方、新聞社が主催するスペイン内戦シンポジウムのコーディネーターも引き受ける。二つの依頼の背後から、戦後史の重大な疑惑が浮上する。
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Posted by ブクログ
逢坂先生の趣味趣向がギッシリと詰まっています。昔の映画の話は全くわかりませんが、知っていたらもっと楽しめるんだと思いますが、知らなくても本筋には支障ないかな?映画祭とシンポジウムの準備の合間に知り合った阿久津…彼から依頼されている仕事が、下巻でどう展開されるのか楽しみです。第二次世界大戦直後の日本とソ連の密約…そんなものが本当に存在したのか?
それにしても岡坂所長、モテますね。
Posted by ブクログ
主人公のマニアックぶりにびっくり。
映画もスペイン内戦もあまり知らないけれど、それでも楽しく読めた。登場人物たちの腹の探り合いのような会話がとても楽しい