逢坂剛のレビュー一覧

  • 燃える地の果てに(下)

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    核を搭載した飛行機墜落事故を当時の現地と、現在の回想から明らかにしていく手法は、過去と現在の何が関わっていくのか分からなくて、緊張と興奮でした。
    全てが明らかになるラストは衝撃ですが、もうひとつの告白された事実にも胸が締め付けられます。

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    2011年01月22日
  • 恩はあだで返せ(御茶ノ水警察シリーズ)

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    御茶ノ水署凸凹コンビシリーズ第三弾。
    漫才のような会話は面白い。内容も面白かったです。
    けど、三冊読んで、もっと刺激が欲しくなりました。

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    2010年06月26日
  • 幻の祭典

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    1992年夏バルセロナ。オリンピックの開会式が華やかに執り行われている。56年前の1936年同じくバルセルナではナチスが牛耳るベルリンに対抗して「人民オリンピック」の開催が水面下で企画されていた。内戦で中止された「幻の祭典」!
    2名の男がスペイン現代史の隠された歴史に迫る。

    さすが直木賞作家。一息に読ませる構成・筆致。学校の教科書からは漏れがちな、現代スペインの歴史を学ぶのにも大変良い教科書となります!

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    2010年05月06日
  • 水中眼鏡(ゴーグル)の女

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    3作品の短編集ですが表題作の「水中眼鏡の女」が良く出来てるなーと思いました。読み終わった直後は何やら辻褄合わないんじゃねー?と思っていましたが何度かパラパラと読み返してみてスッキリしました。これはなかなかのもんです。

    最近読んだ中では個人的に殿堂入りさせている「イニシエーション・ラブ」、「殺戮にいたる病」のどんでん返し度に一番近い作品でした。ただ、この作品を詳細に解説(もしくはネタバレ)しているサイトがほとんどないようなのでスッキリしたい人は何度も再読する必要があるかも。

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    2009年12月26日
  • さまよえる脳髄

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    場面転換の使い方がすごくうまくて、ぞくぞくしっぱなし。緊迫感がよかったです。
    ストーリー的には面白く、読み応えあり。
    ただ、最後の展開が理屈先行で、ちょい失敗って感じかな〜。。。

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    2009年10月07日
  • 恩はあだで返せ(御茶ノ水警察シリーズ)

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    御茶ノ水警察のおじさん刑事2人とやたら強い
    女性刑事がちょっとした事件をゆる〜い感じで解いていく短編集。赤川次郎のこういうのよりはずっとヒネリがあって面白かった。

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    2009年10月04日
  • さまよえる脳髄

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    脳や精神のわずかなキズによって
    人間はこんなになってしまうのか!と怖くなりました。
    脳の大切さ、子供時代の大切さを改めて考えさせられました。
    脳って不思議だなぁ・・・。
    この本はミステリと言うより、サイコ・サスペンスかな?

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    2009年10月07日
  • さまよえる脳髄

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    女精神科医の主人公、その前に現れる脳に傷を持つ三人の男達。刑事、プロ野球選手、殺人犯・・・。次々と起こる事件、いつしか命を狙われる主人公。精神医学の専門知識を織り交ぜたサスペンス。エンディングもドキッ!

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    2009年10月04日
  • 情状鑑定人

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    ◆情状鑑定人・・・大型書店の娘が誘拐された。無事に保護はされたが、犯人は以前書店に務めていた、感謝こそされ、恨まれることなどないはずの男だった。男の情状鑑定をするため、家庭裁判所の女性調査官・立花文代と精神医学者・祝田卓は事件を調べていく。すると、情状鑑定どころか意外な事実が明らかになっていく。
    ◆非常線
    ◆不安なナンバー
    ◆都会の野獣
    ◆死の証人
    ◆逃げる男
    ◆暗い川
    以上7編の短編集。

    ◆情状鑑定人・・・この表題作はおもしろかった。事件を整理していく中で浮かび上ってくる疑問に対しての、ちょっと強引な祝田の実験。しかしながらそこで2人は意外な人物の意外な行動を目の当たりにすることになる。ち

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    2011年11月21日
  • さまよえる脳髄

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    精神科の女医さんと、刑事さんが織り成す脳模様でございます。

    なんかね、事件が起こりすぎてオイオイ、何でも脳なのか?ですよ。

    ちうあたくしも何でも「脳の作用」で言い逃れるダメ人間ではございます。

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    2009年10月04日
  • ブラック・ムーン

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    土方歳三がアメリカで大活躍

    というあらすじに惹かれた人は読まない方がいい。土方が記憶をなくしている事はあらすじに描いてある通りだが、最後まで記憶は戻らない。記憶の断片を思い浮かべる事はあるものの、それがストーリーに関わってくる事はない。土方以外の歴史上の人物が関わってきたりもしない。
    ぶっちゃけると主人公が「土方歳三」である必要がまるでない。無名の侍でも何の問題もない。また視点がコロコロ変わるため特に土方が主人公という感じもしない。

    小説としては可もなく不可もなく。スラスラ読めたし読んで損したとも思わないが、特に読後残るものもなかった。
    侍×西部劇に惹かれるなら読んでみるのもいいかも。

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    2025年07月01日
  • アリゾナ無宿

    MR

    購入済み

    MR

    テンポが速く軽快な展開は実に読みやすく良いのですが、内容に深みがないのが少し残念。

    #アツい

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    2023年05月09日