【感想・ネタバレ】幻の祭典のレビュー

あらすじ

ヒトラーなぞ糞くらえ! 1936年、ナチス賛美のベルリン・オリンピックに対抗し、水面下で進められていたバルセロナの人民オリンピック。内戦で中止された「幻の祭典」を現代の東京で掘り起こすうち、二人の男はスペイン現代史の秘部に迷い込んでいく。驚嘆のラストまで息もつかせぬサスペンス巨篇。

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Posted by ブクログ

1992年バルセロナ五輪開催にあわせ、広告代理店の重堂光毅は1936年にベルリン五輪に対抗してバルセロナで開催されるはずだった人民オリンピックを描くドキュメンタリー番組を企画する。制作会社の久留主誠とスペインへ向かった重堂は、50年の時を隔てた国家的陰謀に巻き込まれることに…。

ラストの都合よい人物の繋がりはちょっと無理がある感じ。

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2012年02月07日

Posted by ブクログ

1992年夏バルセロナ。オリンピックの開会式が華やかに執り行われている。56年前の1936年同じくバルセルナではナチスが牛耳るベルリンに対抗して「人民オリンピック」の開催が水面下で企画されていた。内戦で中止された「幻の祭典」!
2名の男がスペイン現代史の隠された歴史に迫る。

さすが直木賞作家。一息に読ませる構成・筆致。学校の教科書からは漏れがちな、現代スペインの歴史を学ぶのにも大変良い教科書となります!

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2010年05月06日

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