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Posted by ブクログ
◆情状鑑定人・・・大型書店の娘が誘拐された。無事に保護はされたが、犯人は以前書店に務めていた、感謝こそされ、恨まれることなどないはずの男だった。男の情状鑑定をするため、家庭裁判所の女性調査官・立花文代と精神医学者・祝田卓は事件を調べていく。すると、情状鑑定どころか意外な事実が明らかになっていく。
◆非常線
◆不安なナンバー
◆都会の野獣
◆死の証人
◆逃げる男
◆暗い川
以上7編の短編集。
◆情状鑑定人・・・この表題作はおもしろかった。事件を整理していく中で浮かび上ってくる疑問に対しての、ちょっと強引な祝田の実験。しかしながらそこで2人は意外な人物の意外な行動を目の当たりにすることになる。ちょっと変態だが優秀な祝田と、生真面目な文代。あとの短篇6つがこのペアでの続編ものだったらよかったのに。
Posted by ブクログ
「映画化」と書かれた帯を見て手にした本作。「情状鑑定人」と題された第一章はキャラも立ってて興味深く、映画化されても面白そうだと思いながら読み進めて行くと、妙な違和感が…
あー、この本、短編集なのね。
と気づくまでに結構時間かかっちゃいまして、全く異なるシチュエーションや登場人物がどう収束していくのか興味津々で読んでいたので、思いっきり肩すかし食らった気分。まぁすべては自分の勘違いのせいなのですが…
それがあって、やや冷めた目線で読んでいたのですが、一癖も二癖もある人物たちが織りなす敵の裏の裏をかくような知略戦の数々は、なかなか面白いと思います。映画化される「都会の野獣」はそんなにスケールのデカい話でも長尺の話でもないので、逆にこれがどう映像化されるかがちょっと気になります。
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