あらすじ
元議員殺害を皮切りに続く事件と、現場に残された百舌の羽根。捜査を進めるうちに浮かび上がってきたのは、軍事技術の極秘開発が疑われる、とある研究機関だった。その背後には政財界の大物たちの姿が見え隠れする。百舌事件と彼らの関係を明らかにしようとして、次々と凶弾に倒れる関係者たち。千枚通しを使った殺害で世間を恐怖に陥れた殺し屋・百舌。果たしてその正体は? そして真の黒幕はいったい誰なのか? 36年にわたり書き継がれた伝説のシリーズ、ここに完結!――史上最強の敵との死闘をその目で見届けよ!
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Posted by ブクログ
とうとう最後まで読んでしまいました。内容は勿論伏せますが、色々な展開で何度も天(天井)を仰ぎました。
個人的に好きだったのは、登場人物たちが訪れるお店が実在するか調べることでした。いくつかは実在するようですので、行ってみたいと思っています。
逢坂剛先生の他の作品も読みすすめていきたい気持ちです。
Posted by ブクログ
長きにわたった百舌シリーズが完結しました。逢坂先生お疲れ様でしたm(__)m が、まさかこういう最後になるとは。百舌という亡霊に取り憑かれた主人公たち…百舌なんて殺人鬼も御免ですが、こんな陰謀論者渦巻く日本に彼らのような英雄がいたことが救いかな?
Posted by ブクログ
MOZUシリーズ最終章。
どちらかというと前作と続編です。前作をしっかり読まないと面白さが半減と思います。
なので、前作を思い出しながら読み進めました。
下巻です。
大杉の娘の警察官のめぐみが追う事件。軍事技術の極秘開発、その技術の流出。
そして、公安の倉木美希もそれを追います。
そこにはやはり政財界の大物の陰が..
そんなか、再び残間が行方不明に..
そして、呼び出される大杉と美希。
いよいよ百舌との直接対決となります。
百舌の正体は?
事件の真相は?
黒幕は誰?
という展開。
前作もそうですが、さらにその前の作品も絡みます。
シリーズで読まないと厳しい。
解説にもコメントされていますが、
鵟の巣
墓標なき街
百舌落とし上下
と続けて読みましょう。