あらすじ
【第61回毎日芸術賞受賞作】闇に葬られた殺し屋“百舌”事件。東都ヘラルド新聞社の残間の元に、事の真相を解明する原稿の依頼が舞い込む。警視となった倉木、探偵の大杉ら、当時を知る者への取材を始める残間。組織ぐるみで隠蔽された警察の不祥事を追ううちに、思いもよらない巨大な存在が浮かび上がり――。利権という名のパンドラの箱に手が掛けられたとき、現場に再び百舌の羽根が舞い落ちる。
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Posted by ブクログ
自作もあるぞ!という結末。
結末があっけないというか,その前が長いというか。でも面白くて一気読み。
シリーズを順番に読んでないので,途中作の結末がなんとなく分かってしまって残念。
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尾行パートがあまりに長過ぎて話の半分以上占めていましたが、後半パート話が動き始めてからは一気読みでした
武器輸出の話と百舌とがあまり繋がっていないのが気になるところ、次作で回収されるのかな?
ラスト、読者にのみ明かされる百舌の正体
最終章、大杉たちの戦いはどのような結末を迎えるのか楽しみです
Posted by ブクログ
これは個人的にコメント難しいです…言いたいことそのままネタバレになってしもいます。 ふんわり言うと…新旧共にキャラクターの個性が立つ。大杉・美希の絡みが少しずつ?既に?○○のように感じられる。 そして…今回もとても面白い。ですね。
Posted by ブクログ
2020.08.12~08.18
現実の世界において、政治も警察も期待できない部分が多々ある。せめて、小説の世界においては、すっきり感を味わいたい。そんなことを願っているが、今回もやはり、裏があった。しかも、シリーズの中で、だんだんと裏が強く、やばくなっていく。現実の世界を映し出しているんだよね。
怖い話だ。
Posted by ブクログ
電子書籍。このシリーズは随分昔に読んだので、なかなか思い出せず流れが掴みにくかった。ただ単品ものとしても十分面白い。最後、次への伏線もあって期待できますね
Posted by ブクログ
百舌シリーズの6冊目、ということらしい。主要な登場人物がお馴染みの面々であるという安心感もさることながら、映像が容易にイメージできるような映画的な場面展開で飽きさせない。本書だけで完結せず次作に引き継がれることもあって、伏線的に散りばめられた謎は全てが回収されず、また結末がイマイチすっきりしないが、それらを差し引いても佳作と言える水準にある。
Posted by ブクログ
なんだかいつの間にか大杉探偵が主役になっちゃってる感じのこのシリーズ。
そうそう、新聞記者の残間さんもね。美希ちゃんにはさんんざん疑われて
酷い目にあわされちゃったけど、今じゃすっかり同志よねw
倉木さんが死んじゃった時には、なんじゃそりゃ~!?って思ったけど
シリーズは続いちゃうのね、すごいわーwww
Posted by ブクログ
MOZUシリーズ第6弾
前作からだいぶ間があいてしまって、人間関係も半分ぐらい忘れてしまっています(笑)
しかし、今までの登場人物と事件をうまく説明してくれて、そういうことあったかなってなんとなく思い出しながら読み進めることが出来ました。
結局、この主役って探偵になった大杉?
美希は警視になっていて、やはり二人はよい仲になっていました。
ストーリとしては、
武器用部品を不正輸出している会社を探る大杉。
一方で大杉の娘のめぐみも警官となっていて、同じ事件を内定していました。
父娘でおうこの事件の真相は?
そして、この事件に絡むように、事件の当事者や以前の事件の関係者が百舌のような手口で殺されます。
今度の百舌は誰?
という展開なのですが、なんとも終わり方があれ?
っていう感じ。
そして、エピローグで語られる百舌の独白。
これ、続きますね。
ぐぐってみたら、すでに発売されていました。
「百舌落とし」
それで完結とのこと!読まないと...
このシリーズは、順番に読まないとだめですね。
気を付けましょう。
って確認したら「裏切りの日日」が第0弾としてでているんですね。なんじゃそりゃ(笑)