裏切りの日日

裏切りの日日

495円 (税込)

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人質を楯に、身代金を奪った犯人は、厳重な包囲の中で、ビルの9階からエレベーターに乗り込んだが、1階についた時には消えていた! その頃、近くのマンションで、右翼の大物が何者かに射殺された。“2つの事件は関連するものなのか?”居合わせた警視庁公安刑事・桂田の暗い瞳が光った。彼は、2年前に妻子に逃げられ、それ以後、人が変わったといわれる。その凄腕に更に磨きがかかり……。

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百舌シリーズ のシリーズ作品

1巻へ 最新刊へ
1~9件目 / 9件
  • 百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)
    792円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編小説。
  • 幻の翼(百舌シリーズ)
    748円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】かつて、能登の断崖に消えた“百舌”は復讐を誓い、北朝鮮の工作員として、日本に潜入した──。稜徳会病院で起きた大量殺人事件は、明確な理由もなく突然の捜査打ち切りが発表され、背後に政治的な陰謀がからんでいるのではと、取り沙汰されていた。捜査に当った倉木尚武警視は、大杉良太警部補、明星美希部長刑事などと共に闇に葬られようとする陰謀を執拗に追う。息もつかせぬサスペンス長編小説。
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)
    825円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】警察官が関連する事件が続発した。麻薬密売を内偵中の特捜隊の警部補とその同僚の巡査部長が射殺され、麻薬吸引者の元警察官に婦人警官が刺殺された。何か巨大な陰謀が警察内部で進んでいる模様である。警察庁特別監察官・倉木尚武が乗り出し、執念の捜査を開始する。そして“ペガサス”という名の謎の人物にゆき当たるが…。
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)
    880円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】元刑事が殺された。後頭部を千枚通しで一突き。伝説の暗殺者、百舌の手口だ。闇の彼方から百舌が帰還したのか? それとも、警察の汚濁に基づくあの事件を知っている者が始末されていくのか? いまわしい記憶に怯える女刑事・倉木美希の前に第二の殺人が起こる! 野に下った大杉良太も友のために立ちあがる。警察の腐敗を告発し、サスペンスの極限に挑む大ヒットシリーズの長編作品。
  • のすりの巣(百舌シリーズ)
    880円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】暴力団員が殺され、拳銃や麻薬が奪われる事件が相次いで起こった。巻き込まれた私立探偵・大杉良太は「ノスリのだんな」と呼ばれる犯人を追い始める。一方、特別監察官の倉木美希は、警察内で派手な異性関係の噂がある美人刑事を、要注意人物としてマークしていた。妖艶でしたたかな女――。彼女と暴力団の事件は意外な繋がりを見せ、巨大な陰謀が姿を現す……。好評「百舌シリーズ」第5弾。
  • 墓標なき街(百舌シリーズ)
    836円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】闇に葬られた殺し屋“百舌”事件。東都ヘラルド新聞社の残間の元に、事の真相を解明する原稿の依頼が舞い込む。警視となった倉木、探偵の大杉ら、当時を知る者への取材を始める残間。組織ぐるみで隠蔽された警察の不祥事を追ううちに、思いもよらない巨大な存在が浮かび上がり――。利権という名のパンドラの箱に手が掛けられたとき、現場に再び百舌の羽根が舞い落ちる。
  • 百舌落とし 上(百舌シリーズ)
    671円 (税込)
    かつて新聞社編集委員の残間が追いかけた、商社の違法武器輸出。過去の百舌事件との関わり合いを見せたことから露わになったこの事件は、一時的な収束を見たが、新たな展開が――。両目のまぶたの上下を縫い合わされた状態で、元民政党の議員、茂田井滋が殺された。この男は何を知っていたのか? 探偵となった元警視庁の大杉、彼の娘で現役警官のめぐみ、公共安全局にいる倉木美希はそれぞれ独自に捜査を始める。捜査が進むにしたがって、次々に百舌の凶弾に倒れる関係者。大杉たちは真の黒幕に辿り着くことができるのか? 36年にわたり書き継がれた伝説のシリーズが堂々の完結!
  • 百舌落とし 下(百舌シリーズ)
    671円 (税込)
    元議員殺害を皮切りに続く事件と、現場に残された百舌の羽根。捜査を進めるうちに浮かび上がってきたのは、軍事技術の極秘開発が疑われる、とある研究機関だった。その背後には政財界の大物たちの姿が見え隠れする。百舌事件と彼らの関係を明らかにしようとして、次々と凶弾に倒れる関係者たち。千枚通しを使った殺害で世間を恐怖に陥れた殺し屋・百舌。果たしてその正体は? そして真の黒幕はいったい誰なのか? 36年にわたり書き継がれた伝説のシリーズ、ここに完結!――史上最強の敵との死闘をその目で見届けよ!
  • 裏切りの日日
    495円 (税込)
    人質を楯に、身代金を奪った犯人は、厳重な包囲の中で、ビルの9階からエレベーターに乗り込んだが、1階についた時には消えていた! その頃、近くのマンションで、右翼の大物が何者かに射殺された。“2つの事件は関連するものなのか?”居合わせた警視庁公安刑事・桂田の暗い瞳が光った。彼は、2年前に妻子に逃げられ、それ以後、人が変わったといわれる。その凄腕に更に磨きがかかり……。

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裏切りの日日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    百舌シリーズ第0章
    ハードボイルド色弱めなミステリでした。ただし、とても苦くずっと曇っている感じがしました。
    読者に決定打を示しておいて徐々につながっていく手法やタイトルにもある裏切り(られる)感じは読む手が止まりませんでした。

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

     警視庁公安部に所属する刑事の桂田は、右翼の大物として知られる遠山から、一通の手紙を見せられる。それはテロも辞さない左翼グループ『東方の赤き獅子』の名が記された殺害予告だった。情報を掴むために、桂田とコンビを組む相方の浅見は張り込みをはじめる。時を同じくして、浅見のもとにひとりの男が訪ねてくる。特別

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    MOZUとの直接的な繋がりは…一部の登場人物くらいなのかな?公安特務一課とか。でも警察や政治家の闇ってとこは引き継がれていますね。やはり権力者の“都合”ってのは恐ろしい。人命≪都合ですからね…小説の中だけでお願いします。面白かった✨

    0
    2021年05月30日

    Posted by ブクログ

    2020.0812~08.18
    「正義」に見せかけたもの。「裏切り」の中で生きていくこと。心、曲がるよね。

    0
    2020年08月19日

    Posted by ブクログ

    百舌シリーズの序章と言われる作品である。ミステリーと警察小説が見事に同居したハードな傑作。

    悪徳公安刑事の桂田、桂田の部下の浅見が丸東商事ビル立て篭り事件に巻き込まれるが…

    物語の中で重要な役割を果たす警視庁特別監察官・津城警視は百舌シリーズの本編でも活躍する。また、悪徳公安刑事の桂田が、その冷

    0
    2014年11月10日

    Posted by ブクログ

    百舌シリーズを3冊ぐらい読んだけど0章読んで無かった。過去の話なので関係無く読める。
    ハードさが少なめなのでサクッと読めた。
    でも裏切りの連続があぁ、そうなるかぁという展開でちょっと悲しい気分

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

     公安警察が主役の刑事小説。視点は複数人に変わりながら物語は進む。バラバラに思た事象が次第に繋がってゆく展開。派手なアクションではないが個性的な登場人物たちであり、ミステリー小説としても非常に面白かった。

    0
    2023年10月27日

    Posted by ブクログ

    電子書籍。スピンオフとは知らずに読んだ。津城をすっかり忘れてしまっていたので少し残念。シリーズものは連続して読んだ方が楽しめますね

    0
    2020年05月16日

    Posted by ブクログ

    劇場版の、百舌シリーズみたい。百舌シリーズ読んだのはかなり昔なので関連性は今ひとつだったけど、安心の逢坂剛クオリティ。

    0
    2016年05月03日

    Posted by ブクログ

    ハードボイルド色が強い。逢坂剛さんらしい作品。
    映像化されている「百舌」シリーズの原点らしいのだけど、ドラマも映画も見てないんだよね〜。

    0
    2015年02月15日

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