人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造

人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造

1,078円 (税込)

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清潔な都市環境、健康と生産性の徹底した管理など、人間の「自己家畜化」を促す文化的な圧力がかつてなく強まる現代。だがそれは疎外をも生み出し、そのひずみはすでに「発達障害」や「社交不安症」といった形で表れている。この先に待つのはいかなる未来か?

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人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造 のユーザーレビュー

4.1
Rated 4.1 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    我々、現代人は資本主義の家畜なのかもしれない。ボクたちは、一見すると、自由主義に乗っ取った生活様式を取っているが、はたして本当に自由と言えるのだろうか。毎日学校や職場に行かなければならないという生活は、はたして自由といえるのだろうか。現代社会を丸ごとメタ認知させてくれる良書です。

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    ホモ・サピエンスのビッグヒストリーの中で「自己家畜化」をキーワードの現代社会の成立過程とその影について、哲学、精神医療に触れながら述べられている。本書は自己家畜化というワードに対して善悪の断罪を行うことなく、これまでの影響とこの先の未来について描いていた。

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    これかなり面白かった!
    自分は社会不適合だからダメだ…と思ってる人にぜひ読んでほしい。あなたはきっと悪くない。

    内容としては、生物学的な自己家畜化が、文化や環境の変化スピードに追いついてない人が医療や支援の対象となっているのではないのか、このままで良いのか、という話だったように思う。

    前半は、そ

    1
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    社会からの押し付けに生きづらさを感じつつも、社会によって生きやすくもなっている。生きやすさに傾斜しすぎて生きづらくならない観点を持ちたい。また思考停止のまま社会からの押し付けに流されないよう個人も考えていく必要がある。

    0
    2024年12月23日

    Posted by ブクログ

    面白かった
    最近気を使えない奴が増えたなとか思っていたが、そうではなくて社会のルールが厳しくなっているのか
    考えてみれば電車のマナーとかは喫煙OKな時代のことを考えると厳しくなっているわ
    社会不適合者的な人も増えたと思っていたがこれも同じ理由かもしれない

    快適な社会のためには厳しいルールは必要であ

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    2024年11月26日

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