ラグビーワールドカップ(RWC)2015に関するラグビージャーナリストたち… 「芦部聡」、「生島淳」、「大友信彦」、「熊崎敬」、「小林深緑郎」、「堂場瞬一」、「永田洋光」、「野澤武史」、「藤島大」、「村上晃一」、「吉田宏」の記事を編集した『そして、世界が震えた。ラグビーW杯2015「Number」傑作選』を読みました。
そして、世界が震えた。ラグビーW杯2015「Number」傑作選
「生島淳」の『ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」』、「斉藤健仁」の『エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡――』に続き、ラグビー関係の作品です。
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「エディー・ジャパン」のW杯での躍進は、ラグビーをとりまく日本国内の状況を一変させました。
その全ての震源は2015年9月19日、イングランド南端の海沿いの街ブライトンで行なわれた南アフリカ戦です。
「衝撃」のラストトライを生んだ日本代表最後の猛攻を、両軍の選手、レフェリー、関係者らの視点と証言でふりかえるノンフィクション『南ア戦、ジャパン最後の総攻撃』。
W杯の決闘に挑む前、覚悟を語っていた「リーチマイケル」、「五郎丸歩」、「堀江翔太」ら主力選手たちのインタビュー。
また、激闘を鮮やかに伝えるマッチレポート……。
「「エディー・ジャパン」のすべて」に迫ったNumberの全21篇の力作記事が、一冊の本になりました。
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スポーツ雑誌『Number』の本誌&別冊に掲載されたラグビーワールドカップ(RWC)2015関連記事21篇を収録した作品… あれから、もう2年半近くの年月が過ぎたんですよねぇ、、、
でも、読んでいると当時の記憶が鮮やかに蘇ってきて、あの感動を再び味わうことができました。
■ラグビーワールドカップ2015 日本代表メンバー一覧
■第1章 ブレイブ・コール
・南ア戦、ジャパン最後の総攻撃。 永田洋光=文
・そして、世界が震えた。 藤島大=文
■第2章 決闘前夜
・2015年の日本ラグビー解放戦線。 永田洋光=文
・指揮官エディー・ジョーンズ 「狂気のリアリズムの発火点」 藤島大=文
・リーチ マイケル×五郎丸歩 「使命を背負って走り勝つ」 大友信彦=文
・2015年の最強スクラム論。 永田洋光=文
・堀江翔太 「南アくらいなら、押せます」 生島淳=文
・激突最前線のロックたち。 藤島大=文
・アマナキ・レレイ・マフィ 「シンデレラボーイの骨と翼」 藤島大=文
・田中史朗 「勝つために“空気”を変える」 堂場瞬ー=文
・和製スタンドオフに託す野望。 永田洋光=文
・松島幸太朗 「運命の一戦を待ちわびて」 吉田宏(サンケイスポーツ)=文
■第3章 激闘の記録
・日本vs.南アフリカ 「『ブライトンの衝撃』は永遠に」 村上晃ー=文
・日本vs.スコットランド 「稚拙だったゲームプラン」 小林深緑郎=文
・日本vs.サモア 「生死を分けたブレイクダウン」 野澤武史=文
・日本vs.アメリカ 「死闘の果てに見えた道」 生島淳=文
■第4章 グレイト・ブロッサムズ
・エディー・ジョーンズ 「胸にぽっかり穴が聞いたようです」 生島淳=文
・リーチ マイケル×五郎丸歩×堀江翔太 「日本ラグビーの明日を語ろう」 生島淳=司会
・マイケル青年の札幌・湘南物語。 熊崎敬=文
・トンプソン ルーク 「愛されて、東大阪」 芦部聡=文
・エディー・ジョーンズ 「準備を始めなさい、今すぐに」 生島淳=文
・ラグビーワールドカップ2015 全4戦リザルト
本作品を読みながら、ラグビーワールドカップ(RWC)2015を振り返ることができましたね、、、
『第2章 決闘前夜』の各記事を読んで、「ブライトンの衝撃」と呼ばれる、ラグビー史上最大のアップセットとなった、「南アフリカ」戦での勝利は、偶然ではなく、必然であったんだと、改めて感じましたね… 『日本vs.南アフリカ 「『ブライトンの衝撃』は永遠に」 村上晃ー=文』を読んでいると、当時の気持ちが思い出され、眼が潤んでしまいました。
そして、『日本vs.スコットランド 「稚拙だったゲームプラン」 小林深緑郎=文』を読んで、悔しさや無念さも蘇ってきました… 勝負事にタラレバはないのですが、「日本代表」が準々決勝で闘う姿を観てみたかったし、応援したかったなぁ、、、
来年、日本で開催されるラグビーワールドカップ(RWC)2019までお預けですね… 現在の成績をみると厳しそうですが。
あとは、「近鉄ライナーズ」の地元東大阪で愛される「トンプソン ルーク」の人柄が伝わってくる『トンプソン ルーク 「愛されて、東大阪」 芦部聡=文』も良かった… 「トンプソン ルーク」の、身体がボロボロになっても、常に相手に立ち向かう姿を観ていると、感動させられるし、応援したくなるんですよね… 大好きなプレーヤのひとりです。