あらすじ
王貞治、権藤博、江夏豊、山田久志、東尾修といった大選手から活躍したての若手まで、多くのプロ野球人に愛されたスポーツライター永谷脩。プロ野球を中心に数多くのインタビュー分析記事を手がけたが、そんな中から特にかかわりの深かった『Number』に寄稿した珠玉の53篇を厳選。江川、落合、野茂、秋山など球史を彩った選手たちの素顔が鮮やかに浮かび上がる、プロ野球ファン必見の一冊! インタビュー傑作選 江川卓「今年こそ、やる時はやります!」、江夏豊「ワシはボロボロになるまで投げたかった」 、パ・リーグ育ちの職人たち 山田久志「120kmの快速球」、東尾修「250勝、84球完投の“芸術”」 、監督の知略、野村克也「ID野球、3年目の収穫」 仰木マジック。その10カ条、「永谷脩のNumber全仕事」ほか。
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Posted by ブクログ
スポーツノンフィクションライターの草分けのひとりであり、創刊以来のNUMBERで最も活躍した書き手であり、日本のプロ野球の最盛期をともに歩んできた人である。彼の著作を読むことは昭和の明るく楽しい夢のあったプロ野球を読むことである。
Posted by ブクログ
53篇もあるから少しずつ。野球選手と取材者(スポーツライター)の距離感はいまと30年前でこんなに違うのかというのが第一感でした(いまのライター諸氏が意図的に表現していないだけかも知れないけど)。いずれ編者自身の「仕事」もお願いします。
Posted by ブクログ
同時代を経験してなくてはわからない空気ってものは、どうしてもあるもので。それを知らなくても、空気を感じ取れるものと出会えることは素晴らしいけれど、やっぱり直接触れていることには勝ちえない。
そう感じさせてくれる1冊。
単純にスポーツ観戦歴のキャリアをうらやましく思うのは、こういう本を読んだ時です。おっして、永谷さんにはもっと多くの記事を書いてほしかったなぁ、と。
Number愛読してますが、記者さんの名前あんまり気にしてませんでした。コラムは別として。これを読んでから気にするようになったかな。
個人的に「女は野球のクスリです」が好きでした。今じゃあ、小うるさくなったのでこんな記事書けないんだろうな、と思いつつ。