散歩哲学 よく歩き、よく考える

散歩哲学 よく歩き、よく考える

1,078円 (税込)

5pt

人類史は歩行の歴史であり、カントや荷風ら古今東西の思想家・文学者も散歩を愛した。毎日が退屈なら、自由を謳歌したいなら、インスピレーションを得たいなら、ほっつき歩こう。新橋の角打ちから屋久島の超自然、ヴェネチアの魚市場まで歩き綴る徘徊エッセイ

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散歩哲学 よく歩き、よく考える のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文字通り 散歩哲学でありながら、ぶらり居酒屋巡りのような風合いもちらつかせ、最後に締める。
    角打ちいいけど、膝、腰ダメ出しなぁ。
    昭和天皇が皇居のゴルフ場を武蔵野にしたお話し、深い、感じ入った。そして、歩くにまつわる言葉についても日頃の事考えてなるほと。圧巻はニッチについて適応した特有の生息環境の事

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    歩行能力の獲得によって、好奇心が一層刺激され、満たされる。移動の自由によって、さまざまな他者との出会い、外界とのコミュニケーションの機会がもたらされ、言語の習得が促進され、知性の拡張が爆発的に起きる。歩くのを止めた瞬間から退化が始まってしまう。初めて訪れる街や見知らぬ他人からインスピレーションをもら

    0
    2024年03月23日

    Posted by ブクログ

    前半も良かったし、後半の飲み歩きエッセイ、紀行文みたいなのも良かった。
    自分も同行してるかと感じられるような文章で楽しめた。
    ソファにゴロゴロ寝転んで、歩いた気になってないで、立ち上がって歩き始めよう。

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    都市、郊外、田舎と散歩する著者
    飲み歩き、人との出会い。散歩を哲学する。
    移動の自由は多くの人間に認められた権利とのこと
    東京は海外の街と比べて常に変わる街らしくいつの時代を通じて、東京タワーなどシンボル的な存在は変わっていく。
    哲学とか難しく考えなくても、歩くことは気分転換にもなるし、健康のために

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    歩きながら考える。目的なく散歩することを通じて体感する人類としての本質。あてどなく彷徨いながら思索する作家の徒然なるエッセイ。

    0
    2024年04月07日

    Posted by ブクログ

    タイトルから手に取ったが、白井聡とのyoutubeの共演者という印象くらいしかなかった。
    前半部はそれらしき思索と、エッセイ的な語り。後半部はグルメ探訪に過ぎないがファンには嬉しい身の上話か。

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

     夕暮れの路地を歩く。この著作を読んだせいか足取りに思索が混じる。歩くことは考えること。見知らぬ街角に差しかかるたび脳裏にも未知の問いが浮かぶ。
     ふと赤提灯の灯りが目に入る。引き寄せられるように近づけば、「一杯どう?」と誘うような空気。散歩とは目的を忘れさせる旅でもあるらしい。
     気がつけば哲学者

    0
    2025年05月23日

    Posted by ブクログ

    著者が散歩するイメージがなかったので、結構ハードに歩き回っているとは意外でもあり、新たな魅力を感じました。

    前半はなるほど哲学なのか、いささか小難し感じでしたが、後半は素直に楽しめました。

    7章の角打ち、8章田舎を歩く
    昭和漂い、ノスタルジーを感じ・・・
    散歩哲学、自分でも見つけてみようかな。

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    独特な構成の本。
    前半・後半でかなりトーンが異なる。前半は人類にとっていかに散歩することが重要かが、様々な角度から語られる。随所に過去の名著が引用されていたりと硬めの内容。後半は打って変わって著者自身の放浪記で、軽いエッセイ的なもの。他の本でもよく出てくる地形散歩の名著らしい「アースダイバー」はやは

    0
    2024年06月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本屋で見かけ、そのタイトルに惹かれて手に取った。前半部分はタイトルを表象するような哲学的な内容であるのに対し、後半はその実演編(?)としての位置付けなのか、著者自身が飲み歩く描写が多く、個人的には前半の方が馴染んだ(後半に出てくる店も是非行ってみたいとは思うが)
    本書を通じて自身の中で顧みたことは、

    0
    2024年08月11日

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