ポジション作品一覧

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  • ラルフ・ビンスの資金管理大全 ──最適なポジションサイズとリスクでリターンを最大化する方法
    3.0
    トレーディングにおけるマネーマネジメントの世界に多大な貢献をしてきたラルフ・ビンスの考え方は、金融のプロのみならず、ベテラン級の一般投資家たちの心をもとらえて離さない。その彼が前三作(『投資家のためのマネーマネジメント』『マセマティクス・オブ・マネーマネジメント』『ニュー・マネーマネジメント』)の概念を基に新たなモデル(レバレッジスペースモデル)を開発した。これは、彼の理論を実践に応用することを可能にするモデルである。ドローダウンという概念を、従来の枠組みを超えて議論している書籍は本書を除いてほかにはないだろう。リスクの測定にリターンの分散を用いてきた従来モデルから発想を180度転換して、リスクの測定にドローダウンを用いる点がこのモデルの最大の特徴であり、画期的な点でもある。 そしてこれが、彼のモデルがこの業界で半世紀以上にもわたって使われ続けてきた従来モデルをはるかにしのぐモデルであるゆえんでもある。 第1部は理論が中心だが、オプティマルfアプローチによる最適ポジションサイズという観点からポートフォリオ構築を考えるうえで欠かせない理論ばかりである。理論・概念の理解やポートフォリオの構築に欠かせないものが数学である。しかし現実問題として、ポートフォリオを構築するうえで壁となっているのがこの数学である。 ギャンブル理論や統計学などの基本的な理論に始まり、ポートフォリオの構築に必要なケリーの公式、オプティマルfの説明、そして複数の同時ポジションを扱うためのレバレッジスペースモデルへと読者を導いていくなかで、彼が最も重視したのは理論、概念、ポートフォリオ、モデルを読者に数学的にきちんと理解させることである。例えば、次のような複雑な概念を採用する際に壁となる数学的問題にも明確な回答を示している。 ・オプティマルfの枠組みを破産リスクや現実世界でより応用の効くドローダウンリスクと関連づけて適用するにはどうすればよいのか ・リターンの再投資と幾何的成長問題 ・成長の法則、効用、有限流列 ・古典的ポートフォリオ構築 ・大きな成功を収めてきた商品ファンドに共通するポートフォリオやシステムのマ ネージメント手法 本書はトレーディングについてのみ書かれたものではない。基本的な数学法則とコ ントロール不可能なリスクを伴う一連の結果を扱うときに、これらの数学法則がわれ われにどのような影響を及ぼすのかが本書のメーンテーマである。 幸い彼は優れたライターでもある。本書を読み終えるころには、難しい概念も数学 も難なく理解できているあなたがいるはずだ。
  • システマティックトレード ──独自のシステムを開発するための完全ガイド
    -
    これからのシステム設計の予言書! ロケット工学者が相場を席巻する時代は終わった! 「ああ、また新しいトレードシステムの本か」と思われるかもしれないが、本書はそういったたぐいの本ではない。本書はあなた独自のシステムを開発するための完全なるガイドであり、トレードや投資の意思決定をスムーズに行ううえで役立つものだ。金融の意思決定を部分的にあるいは全面的にシステム化したい人にとっては必読の書である。 本書では、金融理論を駆使し、システマティックなヘッジファンド戦略の豊富な運用経験を生かし、また掘り下げたリサーチを使って、なぜシステマティックなトレードでなければならないのかを説明する。そしてシステマティックなトレードを安全かつ利益が出るように行うにはどうすればよいのかを示していく。本書はトレードルールの作成方法からポジションサイジングに至るまで、トレードのあらゆる面を細かくカバーしているのが特徴である。本書で述べたフレームワークは株式、債券、FX、商品先物を含むすべての資産に適用することができる。 成功を約束する魔法の公式はない。しかし、簡単な過ちを取り除くだけでもパフォーマンスは向上する。戦略を複雑にしすぎたり、リターンについて楽観的すぎたり、余計なリスクをとったり、頻繁にトレードしすぎたりといった人々が犯しやすい過ちを避ける方法も示していく。
  • 罫線売買航海術 ──スキャルピングからポジショントレードまでの攻略テクニック
    4.5
    「『千里の道も一歩から』という諺もあるように、本書が皆さんのトレーディング という旅を実りあるものにする第一歩となるよう願っている」と著者のベレスが「ま えがき」で述べているように、現在のダイナミックで競争の激しいトレーディングの 世界で、本書は安定した利益を上げるための頼りになる指南書である。 7章から構成される本書には、マーケットの基本、テクニカル分析、チャートの見 方、いろいろなチャートパターン、マネーマネジメント、トレーディングプランの作 成法、相場の心理、生活資金と資産形成用の口座の必要性――など、トレーダーが知 らなければならないすべての問題が詳しく論じられている。それらは「この4年間に 全世界のトレーダーたちに教えてきたものである。一般的な株式入門書には書かれて いない強力なトレーディングツールとしての知識である」(共著者のポール・リン グ)。90を超えるチャートを使って具体的に説明される多様なトレード手法を読む と、トレーダー養成機関で実際に習っているのと同じ体験が味わえる。 本書はプリスティーンのマスタートレーダーが教える多くの洞察に富むとても面白 い本である。日中の株価反転のチャンスをとらえるチャートの見方から、効果的なト レーディングプランの作成法に至るまで、トレーディングの初心者はもとより、ベテ ラントレーダーにも役立つ有益な情報、ハイレベルのテクニックやトレード手法など が満載されており、数百ドルの株式トレードセミナーを実際に受講しているのと同じ 価値がある。マスタートレーダーの長期にわたる苦しい体験を通して得られた価値あ る知恵が、ページをめくるだけで得られるとは何とラッキーなことか。 本書には、1トレンドのある局面でも、トレンドのない局面でも効果的にトレードする方法、2タイムリーな株式をタイムリーに仕掛ける方法、3最適なリスク・リワード・レシオを実現するためのマネーマネジメント、4有望なチャートパターンと仕掛けのセットアップ、5恐怖心や貪欲さなどに惑わされない相場心理のコントロール法――など、プリスティーンが実際にトレーダーたちに教えているトレード手法とテクニカル分析法が数多く盛り込まれている。
  • 新装版 カプランのオプション売買戦略 ――優位性を味方につけ市場に勝つ方法
    -
    ギリシャ文字の出てこない 画期的オプション入門&実践書! 売ろうが買おうが、「優位性」がなければ儲からない! オプション売買は、ポーカーやブラックジャックのカードゲームに非常によく似ている。トレーダーもカードプレーヤーも、忍耐や規律と売買戦略を組み合わせなければダメである。とりわけ、この両者は相手に対して「優位性」を持たなければならない。 カプランは本書『カプランのオプション売買戦略』で、そのとらえどころのない優位性を、どのようにとらえるかについて正確に説明している。氏はまた、いろいろなオプションポジションの成功率をいかに分析し、最高のリスクと報酬の関係を生むポジションをいかに選択するかについて示している。本書に書かれた知識で武装すれば、トレーダーは圧倒的な勝算があるときにのみ積極的な勝負に出るゲームのやり方をよく知っているポーカープレーヤーのように相場と闘うことができるだろう。 実践的で分かりやすい本書の第1版は、個人投資家だけでなくプロのトレーダーにも人気があった。完全に刷新されたこの第2版は、個人の売買スタイル、マネーマネジメントやボラティリティをさらに追求した新しい資料が数多く盛り込まれている。 本書の中核をなすのは、具体的なある状況下で、トレーダーに「優位性」をもたらすのはどの売買戦略で、それをいつ用いるかについて書いた点である。本書で紹介されている売買戦略は以下のとおりである。 ●ニュートラル・オプション・ポジション――レンジ相場やプレミアムの高い市場で用いるのに理想的な戦略 ●フリートレード――ボラティリティの不均衡を利用して、トレンド形成中の市場で大きなポジションを建てるのに用いる戦略 ●レシオ・オプション・スプレッド――アット・ザ・マネーに近いオプションを買い、割高なアウト・オブ・ザ・マネーのオプションを売る戦略 ●カレンダー・オプション・スプレッド――同じオプションの異なる限月間にボラティリティの不均衡がある場合に理想的な戦略 ●イン・ザ・マネー・デビット・スプレッド――変動の激しい市場で、リスク限定のオプションの買いと、オプションの売り玉によるタイムディケイから利益を得る戦略 ●ノーコストオプション――チャート上の強い支持水準と抵抗水準を用いてアウト・オブ・ザ・マネーの高いボラティリティを利用する画期的な戦略 オプションの値付けにおいて頻繁に発生する不均衡やオプションの組み合わせに内包する優位性の両方から利益を得る、実践において証明済みの幅広いテクニックが、これらの売買戦略に盛り込まれている。これらをうまく活用すれば、トレーダーは圧倒的な「優位性」を手にすることができるだろう。 本書には相場に関する数多くの知恵が盛りこまれている。オプション市場で成功するための実践的な売買手法を求めているトレーダーにとって、本書は必読書である!
  • トレードシステムはどう作ればよいのか 2 ──トレーダーが最も知りたい検証のイロハ
    -
    「株式や債券の投資戦略やトレードシステムであれば、β(ベータ)さえ取っていれば支離滅裂なことをやっていてもランダムに50%以上は当たるのだが、先物市場や為替市場(FX)を取引対象とするトレードシステムの場合は、デタラメをやっていると手数料を考慮すれば50%以上の確率で負けるのである。結果として、株式や債券の場合は、まったく儲かりそうにない投資戦略やトレードシステムでも、それが役立たずだと判明するまでには長い時間がかかる」(「監修者まえがき」より)――。このような時間の浪費をリアルトレーダーはどのように避け、短縮することができるだろうか。そのヒントをシステム開発と評価の世界的な権威が教授してくれる。 本書の内容とは、ケリーの公式とオプティマルfとの関係、短期バイアスの見つけ方、CCIとほかのオシレーター系インディケーター、エクセルのVBAによるシステムの検証とトレード、タートルシステムの再考、2つの固定比率ポジションサイジング、トレンドは依然としてわれわれの友だちか、フューチャーズ・トゥルースのトップ10常連システム、パラメーターはどう設定すればいいのか、など。 われわれトレーダーが検証に向かうとき、何を重視し、何を省略し、何に注意すればいいのか――それらについて示唆に満ちた本書は、実践的システムトレーダーにとってブレイクスルーへの第一歩となるだろう!
  • フルタイムトレーダー完全マニュアル【第3版】 戦略・心理・マネーマネジメント——相場で生計を立てるための全基礎知識
    完結
    -
    トレードで生計を立てるための必携書!  日々の急激な値動きや、数日から数週間にわたる値動きを発生させる要素はたくさんある。これらの動きは表面上はランダムに見え、突然発生したかに見える。ほとんどのトレーダーはこうした価格の爆発的な動きや内部崩壊的な動きの間違った側にいるか、これらを見逃すことが多く、そのため長期的に見ると損をする。一方、生き残っていける少数の精鋭たちはこのランダムさをただ受け入れることはなく、しっかりと理解しようと試みる。市場から長期にわたって一貫してお金を儲けられるのが彼らだ。  本書は、個人トレーダーのバイブルとして長年ロングセラーを誇ってきた『フルタイムトレーダー完全マニュアル』を全面改定したものである。今最も注目を浴びるトレーダーの1人であるジョン・F・カーターがトレーダーに贈る最高傑作に仕上がっている。本書が早くも古典と言われるゆえんはその内容にある。人気を博した第1版では、市場全体のメカニズム、チャートのセットアップ、トレード手法・戦略、マネーマネジメント、心理的なガイドラインなど多岐にわたるテーマが取り上げられたが、本改訂版ではそれらに以下の点が新たに加えられた。 ●実証されたセットアップとそれを使う最適な市場、明確なトレードルール ●スイングトレードとデイトレードのための明確な仕掛け、手仕舞い、損切り水準 ●スキューやVIXなど7つの主要な内部要因 ●最近の市場の振る舞いを分析するための取引時間前チェックリスト ●高確率のセットアップを見つけるためのスキャニングテクニック ●効果的なリスクコントロールテクニック ●コンピューターを最大速度で動かすための方法 ●市場の調整局面を予測するためのテクニック  トレードに用いるハードウェアやソフトウェアから、市場のメカニズム、仕掛けと手仕舞いパラメーター、ポジションサイジングなど、競争に打ち勝つためのツール一式が本書にはぎっしり詰まっている。本書を読めば、あなたにとってうまくいくもの、いかないものを選別する能力が身につき、株式トレードであろうが、オプション、先物、FX、あるいは仮想通貨のトレードであろうが、あなたに合った堅実なポートフォリオを作成できるはずだ。読者がプロとしてトレードの最前線で活躍でき、トレードで生計を立てられる近道を伝授するのが本書の最大の目的である!
  • ロジカルトレーダー ──オープンレンジブレイクアウト戦略の基本と応用
    完結
    -
    トレーディングも人生と同様、計画が必要である! 本書では、トレーディングの専門家であるマーク・フィッシャーが20年以上にわたって成功を収めてきたトレード計画とその手法を公開している。その手法とは、フィッシャーが取引所のフロアトレーダーからパソコンでトレードする個人投資家までの何千人もの人たちに伝授してきたACDシステムである。フィッシャーはその革新的で勝率の高いACDシステムを使って、株や商品や通貨など、あらゆるマーケットでトレードする方法を教えてきたのだ。本書では、そのACDシステムの全貌を明らかにするとともに、ACDシステムを利用したより効率的で利益率の高いトレード方法を紹介している。 本書ではまず、ACDシステムの概要を詳しく説明していく。オープンレンジの値幅で決まってくる基準点には、仕掛けのためのA点とC点、ストップを置くB点とD点がある。またこれらの基準点と組み合わせて、最大の枚数や株数で最小のリスクのトレードにするためのピボットレンジも学んでいく。 フィッシャーは本書でトレーダー心理という非常に重要な課題についても述べている。エゴを捨てる、ギャンブル理論、「次!」などの概念を組み合わせれば、ACDシステムはあらゆるトレードスタイルや理論にも応用できる。第4章のあとの「中間試験」でそれまで学んだ知識を確認したあとは、ACDシステムをほかのトレードツールと組み合わせた使い方を紹介していく。 ピボット移動平均線を使ったトレード戦略――移動平均線へのダマシのトレード、移動平均線ダイバージェンスなど 最適なタイミングで手仕舞うためのさまざまなトレード戦略 リスク管理戦略に関するエピソード 本書ではACDシステムを使い、上回ったら買うべき価格や下回ったら売るべき価格の算出方法を説明する。また、ACDシステムを基礎にそれ以外の指標を重ね合わせ、それまでの価格や動きに基づいたトレード戦略の構築の仕方も明らかにしている。 また、トレードしているマーケットに十分なボラティリティと流動性さえあれば、ACDシステムは超短期のトレードやスキャルピングでも、長期のポジショントレードでも利用できる。初心者であれ経験豊富なトレーダーであれ、ACDシステムをひとたび習得すれば、トレーダー自身はもちろん、そのトレードスタイルも好い方向へと変化させることができるだろう。最後は実話に基づいたエピソードや身近なことを例に挙げながら、この手法で成功したトレーダーの逸話などを紹介し、ACDシステムのすべてとそれを最大限活用する方法を伝授している。
  • スイングトレード大学 ──あらゆる状況にも対応できる低リスクの戦略とテクニック
    完結
    3.0
    ベストセラーとなったアラン・ファーレイの『スイングトレード入門』(パンローリング)は、いまや短期的な値動きから利益を最大化するための決定的なガイドとして幅広い支持を得た。その『スイングトレード入門』の待望の続編とも言える本書は、実証されたファーレイの戦略とテクニックを現在のマーケットに合わせ、さらに発展させたもので、一貫して市場に打ち勝つための新たなヒントが満載されている。 『スイングトレード入門』が理論中心であったのに対し、本書では応用と実践に重点を置いている。市場の大暴落から生みだされる絶好の機会を見つけ、資金を増大させるにはどうすればよいのか。暴落後の環境を生き抜き、利益を出し続けるにはどうすればよいのか。そして将来的に発生すると思われるどんなシナリオにも対応できる低リスクの投資対象の見つけ方など、本書では現実に即したさまざまな戦略が紹介されている。 著者のトレーディングスタイルは『スイングトレード入門』の刊行当時からさらに進化している。それは市場が変化したからだ。この現代の電子化された市場で利益を得るためには、市場の変化に対する適応能力と自分だけのエッジ(優位性)を持つことが不可欠である。本書でファーレイが特に強調しているのが「ディフェンシブトレーディング」である。現実世界を生き抜くためのサバイバルガイドである本書では、彼の言うディフェンシブトレーディング戦略の威力を示す数多くの実例が紹介されているだけでなく、特定の市場で機能するさまざまなパターンや観察結果も紹介されている。 本書では洞察に富んだ最新のテーマが数多く取り上げられているが、特に重要なものは以下のとおりで、これらはすべて現在の、そして未来の市場で成功者となるために必要なものばかりである。 ●クロスマーケット分析 ●コンバージェンス-ダイバージェンス関係 ●レラティブストレングス ●複数ポジションの管理 ●リモートトレーディング ●リスク管理 ボラティリティの高い今日の市場を勝ち抜いて、明日の機会に備えるための信頼のおけるアドバイスが満載された本書は、トレードで暮らすための極秘ファイルと言ってもよいだろう。斬新な低リスクのマーケットプレー、実証された投資戦略に基づく利益の出る意思決定の仕方、高ボラティリティ市場で利益を保護するためのディフェンシブトレーディングなど、本物のプロのトレーダーが教えるマーケット戦略は勝者への近道を示してくれている。 群集心理に支配された今日の市場の非効率ばかりを追いかけるのはもうやめにしよう。重要なのは、高確率のトレードセットアップをいち早く発見して、それらが消滅する前に利益をごっそり稼ぐことだ。本書でそのための最新ツールを学ぶことで、市場に不意打ちを食らうことは二度となくなるだろう。
  • 続高勝率トレード学のススメ ── 自分に合ったプランを作り上げることこそが成功への第一歩
    完結
    3.5
    トレードをギャンブル以外の何物でもないと思う人が少なくない。また、そう感じているトレーダーも多い。しかし、毎年、毎月と連続してトレードで利益を上げるトレーダーがいるのも事実だ。どんな方法を使っているのか?それは、トレードからギャンブル要素を除く方法を身につけたのだ。それは、「自分に合うように考え抜いて作成されたプランを使ってトレードすることで達成される」とマーセル・リンクは言う。リンクは本書のなかで、トレードのあらゆる側面――トレード機会の発見、タイミング、ポジションサイズの決定、手仕舞いの時期、リスクの調整方法など――を改善し、ギャンブル的な要素にほとんど頼らない確かなゲームプランを作成し実行する方法を示している。 リンクは、大成功を収めた前書『高勝率トレード学のススメ』(パンローリング)で初めて明らかにした戦略をもとに、市場で勝つ決め手は、計画を立て、一定の状況への対応策を前もって用意しておくことだと述べている。これこそがまさにゲームプランの役目なのだ。トレードでは単純に買ったり売ったりするのではなく、いつ、なぜそうするかを知ることが肝心だ。リンクは理解しやすい簡明な表現でゲームプランのメリットを説明している。そして最高のトレードを選び出し、トレードを監視し続けて手仕舞いし、過剰トレードを避け、集中力を維持して資金に見合ったトレードを手掛け、市場の動きに備え、最終的に売買からギャンブル要素をなくすためにプランがどんな点で役立つかを示している。 リンクは、20年のトレード経験のなかから数多くの具体例を挙げている。そこには成功したトレードだけでなく失敗も含まれ、あなたはその失敗から学び、その過程でトレードの腕前を磨くことができるだろう。 マーセル・リンクは本書のなかで、成功に導くゲームプランの作成と実行方法を示すことによって、読者がトレーダーとして進歩するのを後押しする。本書では、市場が終了したあとにどんなことを検討・決定して翌日のトレードに備えたらいいか、利益を増大させるにはどのように仕掛け・手仕舞い戦略を定めたらいいかが詳しく説明されている。またトレーダーが市場の動きやそれへの対応方法についてのシナリオを作成すべき理由も検討されている。 マーセル・リンク(MarcelLink) 1988年からトレードに従事。過去20年間ニューヨーク金融取引所やニューヨーク綿花取引所のフロアで先物をトレードし、商品先物ブローカー会社(リンク・フューチャーズ)を創始者であり、コモディティ・プール・オペレーターを務め、大手デイトレード会社数社で株式のデイトレードを担当した。現在は独立のトレーダーとして大半の株価指数先物を手掛けている。コンサルティングにも応じ、2008年からセミナーにも力を入れている。
  • 裁量トレーダーの心得 スイングトレード編  ──押しや戻りで仕掛ける高勝率戦略の奥義
    完結
    4.0
    相場の世界では、デイトレード時代が終わりを静かに告げようとしている。では、バイ・アンド・ホールド時代の到来かと言えば、今の世の中は不透明感と雑音に満ちあふれている。そこで、ランドリーが提唱するのがポジションを2~7日間維持するスイングトレードだ。  トレンドを見極める技術を身につけ、押しや戻りのあとにトレンドの方向に相場が動き始めたときに仕掛ける――これこそがだれにでもできる初心者脱出の第一歩である。  「ある年は儲かったのに、翌年は損をした」「相場全体が上がっているときは利益になったけれど、そうでないときは儲からなかった」。自分の天性のカンだけを頼りに直感トレードをしていては、早晩、市場から退場を余儀なくされる。そのため、現代では裁量トレードと言っても、最低限の売買ルール(広義の意味での「トレードシステム」)は必須である。それは高度な理数系の知識を持った者だけが理解できるものではない。本書でランドリーが書いている売買ルール・戦略・手法やそれらの考え方とは、一般のトレーダーたちのだれもが理解でき、明日から実行できるものばかりだ。  本書には低リスク・高リターンの戦略や手法が多く紹介されているために、「トレード戦略マニア」にとってはインスピレーションを得るものがあるかもしれないが、本書の最終目標とは、規律を守る普通のトレーダーがどんな相場つきでも一貫して利益を上げられるようになることだ。  本書では、トレンドの確定方法を伝授し、正しい銘柄選択と資金管理を実行すれば、スイングトレードの神様が降臨してくれることを明らかにしている。そのほかに、スイングトレードの高勝率パターン、ボラティリティを利用して仕掛けるパターン、マーケットタイミングについて、オプションの利用法、トレーダーの心理や規律について、これから相場を始める方や初級レベルからの飛躍を目指す方にも分かりやすくコンパクトにまとめられている。 著者 デーブ・ランドリー(DaveS.Landry) TradingMaekets.comの共同設立者兼定期寄稿者。ルイジアナ大学でコンピューターサイエンスの理学士、南ミシシッピ大学でMBA(経営学修士)を修得。20年以上にわたって、独自に考案したトレーディング法で成功を収める。公認CTA(商品投資顧問業者)のセンシティブ・トレーディングやヘッジファンドのハーベスト・キャピタル・マネジメントの代表で、2/20EMAブレイクアウトシステムなど多くのトレーディングシステムを開発。また、多くの雑誌に寄稿し、著作も『裁量トレーダーの心得初心者編』(パンローリング)や『デーブ・ランドリーズ・10ベスト・パターンズ・アンド・ストラテジーズ』などがある。
  • 話題のFX新手法 底辺高校卒業生と最強の為替サイト ザイFX!が作った【1日5分で稼ぐFX】グルトレ完全ガイド!
    -
    「グルグルトレイン(グルトレ)」はツイッターなどのSNSで話題のFX新手法。その開発者であり、底辺高校卒業生の川崎ドルえもんとザイFX!がタッグを組んで作った「グルグルトレイン(グルトレ)」解説書の決定版です。 グルグルトレイン(グルトレ)は、等間隔に設定した複数の売りと買いの注文、サポートと言われるポジションの3つから構成されていて、リスクを抑えながら取引することができます。一般的に悪手と言われている「両建て(同じ通貨ペアで売りと買い両方のポジションを保有すること)」を使うのも大きな特長です。 通常、相場を予想して当てるのは難しいし、毎日、仕事をしながら相場を気にしているのは大変ですが、グルグルトレイン(グルトレ)なら比較的簡単にポジション管理ができるので、平日は仕事で頻繁にトレードできない人にもおすすめ。さらに、相場予想が当たらなくても儲かるという側面があることも大きな魅力です。 本書では、そんなグルグルトレイン(グルトレ)の基礎から口座選びまでを徹底解説しています。大きな図を使って、ていねいに解説しているので、FXをこれからはじめたい人や、はじめたばかりの人でもわかりやすくなっています。もちろん、すでにバリバリFXトレードをしている人にも読み応え十分の内容です。 底辺高校卒業後にブラック企業に勤務しながらグルグルトレイン(グルトレ)を開発し、勝ち組専業トレーダーの仲間入りを果たした著者の成功体験も必見です。
  • 日本の地経学戦略 アジア太平洋の新たな政治経済力学
    -
    ■中国の台頭、アジア諸国の発展、国内経済の成熟化のもとで、日本の対外戦略は、かつての重商主義から国家主導のリベラルな戦略へと大きく転換した。それはどのようにして可能になったのか? 政治はどのような役割を果たしたのか? 政治家・官僚・大企業はそれぞれ何を目指したのか? 米中対立が深まるなかで、アジア太平洋の未来を左右する「機軸国家」としてますます重要性を高める日本は、どのような役割を果たすべきなのか?――名門、南カリフォルニア大学の政治学教授を務める日本出身の卓越した研究者が、歴史的なパースペクティブのもとに、アジア太平洋における日本の「地経学戦略」の変化と展望を描く。 ■本書は、企業の戦略・政府の経済外交・国内政治・経済、米中関係、アジア各国の経済発展、これら様々な要素のベクトルが交じわり合う力学の構図を「地経学」の観点から立体的に描き出す。また、大きな分岐となった1990年代以前と以後における変容を歴史的な観点から捉え、貿易・投資だけでなく、通貨・金融、対外援助に関わる領域も取り上げて広角度から考察する。そして、これら分析をもとに、「地経学」という高次の視点から、日本の対外戦略のエポックメイキングな変化を、中国のパワーの高まり、米中対立の深まりのなかで浮かび上がらせる。 ■日本のアジア太平洋戦略の変容を「地経学」の観点から分析し、今後の日本の対外戦略、ポジションを展望する力作。
  • 無敵の「プライスアクション+価格帯別出来高」FXトレード ──いつ仕掛け、いつ手仕舞うかがわかる
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    デイトレードから長期投資にも利用できる万能戦略 市場を動かし、操作している巨大な銀行や金融機関の「足跡」をたどれ! デールはトレード歴10年以上の専業トレーダーである。彼は大学でファイナンスの学位を修得し、卒業後は大手ブローカーでマーケットアナリストとして働き始めた。就職後、会社は顧客本位ではなく、利己的で、手数料のことしか頭になく、責任感もなければ、顧客の利益など一切考えていないことに疑問を感じ、すぐに辞めた。会社を辞めたあとは、苦労をしながら、専業トレーダーの道に進み、今はトレードで生計を立てている。 デールがトレーダーとして一皮むけたのは、巨大な銀行や金融機関の「足跡」をたどることを「発見」したときだった。なぜなら、市場を動かしているのは銀行や金融機関で、彼らが市場を操作していたからだった。彼は可変式価格帯別出来高指標を用いて毎日トレードしている。 本書には、デールがトレードを始めたころ、こういう本を読みたかった、こういう本があれば無駄な時間を節約できたというエッセンスと指針が詰め込まれている。本書は迷えるFXトレーダーの救世主となることだろう。 本書に書かれていることは以下のとおり。 ・プライスアクションはどう機能するのか ・すぐに使えるプライスアクション戦略 ・価格帯別出来高の仕組み ・私のお気に入りの価格帯別出来高戦略 ・自分に合ったトレードスタイルの見つけ方 ・ポジション管理法 ・正しい資金管理法 ・トレードの心理学 ・正しいバックテストのやり方 ・最もよくある間違いとその回避法 ・私自身のトレード法とルール
  • 株式投資のテクニカル分析補完計画
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    確率に基づいたワンランク上の「テクニカル分析2.0」 高勝率投資の技 「儲からないテクニカル分析」が儲かるようになる! 本書は株式のテクニカル分析に関する本だが、読者がこれまで読んできたテクニカル本とはかなり違うのは確実である。テクニカル分析の本は、チャートの形、ローソク足、指標やオシレーター、移動平均線、トレンドラインなど、さまざまなことについて書いているものの、これらのツールをどのように使えばトレードシステムを完成させ、利益を上げることができるのかは教えてくれない。しかし、本書は当て推量や裁量ではなく、確率に基づいた新しいテクニカル分析を使ってトレードの指針を紹介していく。 本書ではトレードの勝率を予測し、期待利益を算出し、トレンドの可能性を判断し、利益率が高い株を選択したうえで仕掛け、そして手仕舞う方法を学んでいく。また、資金管理やリスク管理の重要性についても書いている。さらには、ボラティリティを使ったポジションサイズの決め方についても学んでいく。本書で詳しく紹介していく成功するトレードシステムの要素には、すべてにわたってしっかりとした根拠があることも示している。 本書で紹介する新しいテクニカル指標には、GPI(勝率指数)、ブルベア指数、ランダムウォークオシレーター、価格出来高指数(PVI)、そして、時系列の線形回帰から派生したツールなどが含まれている。ほかにも、ボラティリティの重要性、時系列の線形回帰分析、回帰適応型移動平均線(RAMA)、回帰シャープレシオ(RSR)に関する重要なことも惜しみなく明らかにしている。 実際に使われている高勝率投資のテクニックや資産配分の重要性の実例も多く紹介しているので、初心者にも分かりやすいものになっている! 「本書は、テクニカル分析(時系列データの解析)によるトレードの解説書である。ただ、ここで説かれているテクニカル分析は旧来のクラシカルなものではなく、テクニカル分析2.0とでも言うべき革新的なものだ。……テクニカル分析の歴史はこれまでけっして幸福なものではなかったが、ここ十数年の間に台頭してきた新しいアプローチはそうした評価を一変させ、真摯に仕事に取り組むトレーダーにとって魔法の杖となる可能性が十分にある。」(「監修者まえがき」より) 編集部より テクニカル分析の弱点は「儲からない」ということですが、これは半分は真実ですが、半分はそうとは言えないというのも真実だと思います。確かに、長期的にあらゆる相場つきでもテクニカル分析を実行して儲け続けている人はいないというのは真実でしょう。しかし、本書は今までのテクニカル分析本には見られなかった「テクニカル分析の弱点」を克服する多くの情報があります。本書は中級者以上向きで、『マーケットのテクニカル分析』『マーケットのテクニカル百科 入門・実践編』を読了されて、さらに上を目指す方にお勧めです。
  • 高勝率トレード学入門 ――ギャンブル的要素を排除し、着実に利益を上げる
    -
    万人向けの出来合いのトレードプランなどあり得ない 自分流のスタイルを見つけよう! トレードはギャンブルではない!  トレードをギャンブル以外の何物でもないと思う人が少なくない。また、そう感じているトレーダーも多い。しかし、毎年、毎月と連続してトレードで利益を上げるトレーダーがいるのも事実だ。どんな方法を使っているのか? それは、トレードからギャンブル要素を除く方法を身につけたのだ。それは、「自分に合うように考え抜いて作成されたプランを使ってトレードすることで達成される」とマーセル・リンクは言う。リンクは本書のなかで、トレードのあらゆる側面――トレード機会の発見、タイミング、ポジションサイズの決定、手仕舞いの時期、リスクの調整方法など――を改善し、ギャンブル的な要素にほとんど頼らない確かなゲームプランを作成し実行する方法を示している。  リンクは、大成功を収めた前書『高勝率トレード学のススメ』(パンローリング)で初めて明らかにした戦略をもとに、市場で勝つ決め手は、計画を立て、一定の状況への対応策を前もって用意しておくことだと述べている。これこそがまさにゲームプランの役目なのだ。トレードでは単純に買ったり売ったりするのではなく、いつ、なぜそうするかを知ることが肝心だ。リンクは理解しやすい簡明な表現でゲームプランのメリットを説明している。そして最高のトレードを選び出し、トレードを監視し続けて手仕舞いし、過剰トレードを避け、集中力を維持して資金に見合ったトレードを手掛け、市場の動きに備え、最終的に売買からギャンブル要素をなくすためにプランがどんな点で役立つかを示している。  リンクは、20年のトレード経験のなかから数多くの具体例を挙げている。そこには成功したトレードだけでなく失敗も含まれ、あなたはその失敗から学び、その過程でトレードの腕前を磨くことができるだろう。  リンクが強調するように、本書は怠け者のトレーダーには向いていない。ここにはすぐに金持ちになれる方法などは書かれていないが、どのように賢く熱心に努力すれば利益を増やせるを学べるはずだ。本書を読めば、トレードという困難な営みで人の先を行く力が間違いなく身につくだろう。
  • トレーダーのための感情理論 ──心理面の根底原因を探る10段階のレベル分析と行動計画
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    感情を抑制することなくゾーンに入る ゲーム思考的トレード分析法 一流メンタルコーチが教えるマインドシステム あなたがトレードする目的は、利益を上げることだ。にもかかわらず大事な局面で同じような失敗――過剰にポジションをたてる、価格を追いかける、無駄に損失を膨らますなど――を犯して、利益を上げきれずにいる。技術的なトレードスキルは磨いてきた。だが、出血は止まらない。なぜならこれらの原因は技術面にあるのではなく、欲、恐怖、怒り、あるいは自信や規律といった感情の領域、つまり「メンタルゲーム」の中にあるからだ。 「ゲーム」という言葉は、唯一絶対の解決方法はなく、上達するためのルールや戦略を想起させる。例えば、感情は意思決定プロセスを縮小させたり、そのプロセス全体をシャットダウンする力までも持っている。こういったメンタルゲームのルールや原則を理解しなければ、自分のミスにきちんと向き合えず、それを正すこともできない。著者が「メンタルゲーム」という用語を好むのは、そのためだ。投資・トレードも同様に、唯一絶対の勝利法はない。 本書はチャートの読み方やトレードの技術的テクニックやアイデアを提供するものではない。本書のテーマはあなたの感情からくる問題を特定し、矯正するための基盤となるシステム作りである。著者は投資家のみならずポーカーの世界チャンピオン、実業家、プロスポーツ選手など45か国にクライアントを持つ国際的メンタルゲームコーチだ。 巷にあふれるトレード心理学の指南書と本書との根本的な違いは、感情のとらえ方だ。たとえ感情を抑制しても、それは一時的な対応でしかない。自分の今の感情と戦ってはいけない。感情は今後良い方へ向かうか、悪い方に向かうのかを無意識レベルで提供しているシグナルだ。そのシグナルを追っていくことが現状把握につながり、長期的な根本治療となる。この作業は、トレードで行っていることと何ら変わらない。情報を収集し、ノイズを解析して、最適なタイミングを教えてくれるシグナルを注意深く探るのだ。 レベルアップに向けた正しい学習プロセスにもメンタルゲーム戦略が有効だ。著者はこの過程をシャクトリムシに例えている。体の真ん中を高く上げて前に進む、釣鐘状の動きで前進していく昆虫だ。これをABCゲーム分析と称し、メンタルと技術的スキルを切り離して客観的視点で精査していく。多くのトレーダーが前方の進歩だけに集中するが、後方が進まなければレベル全体の向上はない。 ここで登場するのが、「メンタルハンド履歴」だ。これは、パフォーマンス向上を妨げている欠陥の特定、その矯正をして次のレベルに進めていくための工程だ。 ステップ1 問題は何か ステップ2 その問題はなぜ存在するか ステップ3 欠陥は何か ステップ4 矯正手段は何か ステップ5 矯正を確認するロジック このように、あなたの感情とそれにともなう行動を細分化し、コントロール不能に陥る本当の理由を見える化していく。恐怖という感情を見ても、ミスの根底にある自己否定がもたらすのか、自分だけ取り残されることが怖いのか、損失に対するものがベースなのかによって異なる。どの局面で現れるのかも人それぞれだ。本書では、その兆候を見つけるためのポイントや実例、質問事項などをあげ、自己分析という慣れない作業をフォローしていく。つまり、あなた自身がいかに内省して、自分自身を分析する作業を真剣に行うかがカギとなる。 あなたがどこの誰であろうと、メンタルゲームの基本ルールは変わらない。あらゆる課題は、このルールに従って解決する。売買の頻度が1時間に3回でも1カ月に3回でも関係がなく、またトレードする頻度、戦略、取引する市場の別を問わない。このシステムの仕組みを十分に理解したのなら、トレード以外にも応用可能だ。 さらに、あなたが個人投資家であろうと機関投資家であろうと、また、株式、FX、暗号通貨のいずれを取引していようと関係なく、トレーダーとしての潜在能力を発揮する方法を手にできる。今こそ、それを実現しよう。
  • 沖縄の植民地的近代――台湾へ渡った人びとの帝国主義的キャリア
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    1巻4,180円 (税込)
    沖縄にとって〈植民地〉とは何だったのか?――琉球併合以来、日本人による差別と偏見に苦しんだ沖縄の人びとは、植民地支配下の台湾でどのように生きたのか。支配―被支配の間を往復した人びとの経験から、沖縄の近代と日本帝国主義を再考する。 ――おわりにより  日本が東アジアにおいて帝国主義的拡大を進め、地理的に近接する台湾を植民地化することにより、琉球列島は国民国家としての日本の辺境に位置づけられるとともに、〈内地〉と〈外地〉の境界領域となった。したがって、沖縄県の近代は辺境性と境界性という二面性の中で捉えられるべきである。  植民地帝国日本における近代沖縄の辺境性と境界性を具現化したのが、二〇世紀初頭の沖縄県から台湾への人の移動の興隆である。移動は、買物や通院、観光といった日常生活の延長上にあるようなタイプのものから、就職や進学を目的とした長期の滞在、さらには家族ぐるみでの移住といった定住型の移動まで多様な形をとった。本書では、一見両極端と思われる、小学校を卒業してすぐに台湾に渡航し現地で店員や女中として働いた出稼ぎ者と、沖縄県内で中学校や師範学校を卒業後に台湾で医学を学ぶために進学目的で渡航した若者たちの植民地的近代経験について検討した。  両者に共通するのは、国民国家としての日本の中で周縁化されていく沖縄県で生まれながらも、沖縄の境界性を利用しつつ帝国主義的キャリアを形成した点である。人びとは、植民地帝国日本において辺境であると同時に境界であるという沖縄県の特異なポジションを利用しながら移動し、上昇を志向する近代的主体として植民地台湾を生きた。……
  • 日本料理の仕事大観 上巻
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本料理の「仕事」は、長い年月をかけて師匠から弟子へと脈々と受け継がれてきました。先人達の一流の技、知恵、秘伝が、世界から注目される現代の日本料理の礎(いしずえ)になっています。本書は、そんな先人達の偉大な仕事を、今の料理人の人たちに伝えるために書き下ろされました。職位(ポジション)ごとの大事なスキル、奥義を学ぶことができます。上巻・下巻を合わせて1300頁を超える圧倒的なボリュームで、筆者がこれまでに学び抜いてきた一流の技、知恵、秘伝を余すことなく公開。上巻「八寸場」編「焼き場」編「飯・汁・香の物」編「特別付録」見習い編「資料」野菜・果物の選び方、保存方法/12ヵ月素材一覧/月別催事・行事料理
  • 逆張りトレーダー  ──メディア日記を付けて投資機会を見極める
    完結
    3.0
    投資やトレーディングでの逆張りの理論は、相場のかなりの部分が大衆によって動かされているという考えに基づいている。株式市場において特定の投資テーマをもとに大衆が形成されると、彼らは株価を適正価格と比べてあまりにも高くまで押し上げたり、あるいはあまりにも安くまで押し下げることがある。もしその大衆のせいで株の価格に間違いが起きたり、または大衆が適正価格と比べてあまりに高いかあまりに安いところまで相場を動かしたところを見極められるのならば、論理的にはバイ・アンド・ホールドよりも良い成果を上げられるはずだと、逆張りトレーダーは考える。本書は、大衆が周期的に熱狂と恐怖を繰り返すのを利用し、ほとんどの人が無分別だと思いかねないが実は賢い投資選択をする方法を教える。  経験豊かなトレーダーであるカール・フティーアが逆張りトレーダーの主要な道具――メディア日記――について説明する。相場が大きな転換期を迎える前には、ほとんどいつも雑誌の表紙や新聞の大見出しがその兆しを示してくれる。だが、それらは結局、完全に間違っていると分かる。そのため、量的な指標とニュースメディアを使って大衆行動を見張り、さらに歴史的事例を振り返ることで、トレーダーや投資家は相場の転換期に利益を得る用意ができる。メディア日記の情報をどう解釈し、現在と過去の相場変動を統計的な見方でどう調整すればよいのかについて、フティーアは具体的に教えてくれる。1982~2000年の強気相場、2000~2002年の弱気相場、2002~2007年の強気相場、2008年の株価暴落を振り返ることによって、株式市場がその期間に犯した多くの評価の間違いを、彼自身のメディア日記がいかにうまく見極めたかが明らかになる。さらに、彼は逆張り理論の発展を説明し、理論に貢献した重要人物に焦点を当てて、すべての逆張りトレーダーに勧めたい本を何冊か紹介している。また、逆張りトレーダーのためにバリュー投資の簡単な説明も行っている。  逆張りトレーダーの仕事は相場の高値や安値を予測することでも、いかなる種類の正しい予測をすることでもない。フティーアはひとつの目標――バイ・アンド・ホールド戦略によって得られるリターンよりも高いリターンを得ること――に焦点を当てる。本書によって、市場平均を上回るという意外に難しい目標を達成する方法が分かるだろう。  本書は、大衆に基づく集団思考が市場を過大評価するか過小評価するときに現れる投資機会を見極め、それを利用する技術を明かしている。  投資ブログの第一人者であるフティーアによる本書は、大衆の振る舞いがどうして相場を動かすのかを詳しく説明し、大衆に基づく集団思考がどのように効率的市場仮説につながるのかを明らかにしている。フティーアは慎重派にも積極派にもそれぞれ具体的な戦略を示し、実用的な逆張りトレード手法を提供している。彼はテクニカル指標や定量的な情報をメディアの大見出しと組み合わせて、市場センチメントがいつ行きすぎたのかを判断する方法を教えてくれる。また、客観性を保ちつつ大衆の動きを評価し、大衆とは逆のポジションを取るべき状況を見極める道具を提供している。
  • 株式売買スクール
    完結
    3.0
    多くのトレーダーがマーケットで損失を出すなかで、ギル・モラレスやクリス・キャッチャーは投資で大きな利益を得ている。この差はいったいどこで生まれるのだろうか? ウィリアム・オニールは「株式市場の参加者の90%は事前の準備を怠っている――それが人間というものだ」と述べている。本書はその準備をするための道具である。マーケットに投資をすれば、自分の資金を守れるかどうかが試されることになるのは間違いない。  本書は長年の研究と常識に基づいたルールの結集である。本書では、株式市場を取り巻く次のような現実が詳しく紹介されている。 ●損切り――損失が6~7%になったら自動的に損切りをすることの重要性 ●じっくりと腰を据えて正しい判断を下すことの勧め――利食いはゆっくりと行うこと ●精神的な余裕を持つことの大切さ――自分の心理状態をコントロールすることで強い立場から投資をすること ●ポジションの集中――多くの銘柄に手を出すような分散投資は必要ないこと ●マーケットタイミング――マーケットタイミングは不可能だという者がいるが、実は可能であるだけでなくそれが必要であるということ ●投資家が犯す過ち――新米トレーダーや勉強不足の投資家が犯すナンピン買いやくず株を買うこと ●オニールが歴史をさかのぼって成長株の前例を探し、それらをボックス理論に応用した結果、上昇型、取っ手付きカップ(カップ・ウィズ・ハンドル)、ダブルボトム、正方形型、平底型、上昇後に現れた狭いフラッグ型などの独自の株価の調整パターン(ベース)を見つけた経緯 ●「ポケットピボット」という早い段階で株を買う手法を使い、難しいマーケットの状況でも優位に立つ方法 ●株価が窓を上に空けたときに買うことで、大化け株を手際よく買う手法 ●オニール流の空売り手法の詳細  オニールのシステムをより完璧に近づけるために、本書の著者たちはオニールの下で何年も大化け株の特徴を探し出し、分析し、分類し、その有効性を確認するという作業を行った。そのギル・モラレスとクリス・キャッチャーが読者のためにオニール流の投資法を総合的に分かりやすくまとめ上げた本書を読めば、トレーディングの神髄に近づけるだけでなく、莫大な報酬を得る助けになるだろう。
  • 株式超短期売買法  ──ミクロトレンドを使ったスキャルピング法
    完結
    -
    ウォール街で「ドクター・ストック」と呼ばれる男が書いたこの実用的なトレードのマニュアルは、ボラティリティのパワーを利用して毎日、確実に少しずつの利益を稼ぎだすための方法を示したものだ。ミクロトレンドトレードは通常のファンダメンタル分析やテクニカル分析の枠を超えて、毎日の寄り付きから大引けの間に発生する「ミクロなトレンド」を見つけ、それを売買に利用するというものだ。カーの実績に裏づけられた超短期で百パーセント、メカニカルなシステムは使い勝手がよく、1日中コンピューターの前に座っている必要はない。昼休みのちょっとした時間を利用してトレードしてもよいし、寄り付きのときだけ、あるいは午後のある時期にトレードしてもよいし、さらには1カ月に1回だけトレードしてもよい。それだけで巨額の利益を稼ぐことができるようになる。本書に登場するほとんどの戦略はクロージングベルがなるまでには手仕舞いされるため、1日の終わりにはあなたの口座に利益が転がり込み、純資産は上昇する。 本書の簡潔で適切な解説は、トレード技術の向上の学習時間を短縮させてくれるだけではない。時の試練を経たカーの戦略の洞察力あふれた実例とケーススタディを学習することで、素早く判断を下し、決断力をもって行動することができるようになる。本書に書いてあることを百パーセント理解すれば、自信をもって大きなポジションを取り、巨額の利益を毎日手にすることができるようになるだろう。そして数日後には、リスクを徹底的に管理したうえで、巨額の富を築く第一歩を踏み出すことができるだろう。メカニカルで利益の出る短期トレードシステムを構築するためのツールと知識を与えてくれる書籍のなかでこれほど完璧な本はない。本書にしたがってシステムを構築すれば、今日の気まぐれな市場でも一貫して利益を出すことができるだろう!カーのこれらの簡潔で段階を追った教えに従うことで、初心者から平均的な投資家・トレーダーならば年間40%を超すリターンを実現することができるだろう。プロの投資家ならそれ以上の利益も夢ではない。ベテラントレーダーであれ、退職後に備えて貯蓄している虎の子を管理したい人であれ、この本を読めばサイドラインで傍観してはいられなくなるに違いない。本書を熟読して、今すぐにゲームに参加すべきだ。 トーマス・K・カー博士(ThomasK.Carr) 銘柄選択とトレーダー教育を提供するビーフレンド・ザ・トレンド・トレーディング(http://www.befriendthetrend.com/)のCEO。数年間テクニカル分析を学んだのち、1996年から積極的に市場にかかわってきた。プリンストン大学で神学の修士号を修得し、オックスフォード大学で修士号と博士号を修得。著書に『トレンド・トレーディング・フォア・ア・リビング(TrendTradingforaLiving)』など。
  • 【合本版1-3巻】元悪役令嬢とS級冒険者のほのぼの街暮らし~不遇なキャラに転生してたけど、理想の美女になれたからプラマイゼロだよね~
    5.0
    ※本作品は最新作を含む合本版です。収録書籍をご確認の上、重複購入にご注意下さい。 【「元悪役令嬢とS級冒険者のほのぼの街暮らし~不遇なキャラに転生してたけど、理想の美女になれたからプラマイゼロだよね~」1-3巻を収録した合本版!】 恋も未来も あなたと掴んでみせますわ! 一目惚れした冒険者と ドキドキ 一つ屋根の下!? 恋に恋するお嬢様のラブラブ新生活ファンタジー! ※本電子書籍は「元悪役令嬢とS級冒険者のほのぼの街暮らし~不遇なキャラに転生してたけど、理想の美女になれたからプラマイゼロだよね~」1-3巻を1冊にまとめた合本版です。 (収録書籍) 元悪役令嬢とS級冒険者のほのぼの街暮らし~不遇なキャラに転生してたけど、理想の美女になれたからプラマイゼロだよね~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 元悪役令嬢とS級冒険者のほのぼの街暮らし2~不遇なキャラに転生してたけど、理想の美女になれたからプラマイゼロだよね~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 元悪役令嬢とS級冒険者のほのぼの街暮らし3~不遇なキャラに転生してたけど、理想の美女になれたからプラマイゼロだよね~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 【あらすじ】 とある街の片隅に、美しい町娘アリスと美形冒険者ハヤトが仲睦まじく二人暮らしをしている。 実はアリスの正体は、公爵令嬢にして元・悪役令嬢アリーシャ。敵役【かたきやく】ゆえのバットエンドな運命から逃れるため、自立して新しい人生を切り開こう!と屋敷を飛び出したのだ。 そんなアリスの街暮らしの護衛を買って出たのが、アリスが密かに想いを寄せていたハヤト。 ナンパ男から守ってくれたり、挨拶代わりにほっぺにチューされたり、みんなの前で特別扱いしてくれたりと、天然無自覚なのに優しい彼に、アリスはドキドキしっぱなし。 二人の恋路を邪魔する『ライバルポジションの正ヒロイン』や『元婚約者の王太子』からの妨害も、二人の絆があればなんのその! さらにハヤトの指導のお陰で冒険者としての才能まで開花! 「さーて、次はどんな楽しいことが待っているかしら?」 人生急上昇な元悪役令嬢の、ラブラブ新生活ファンタジー!
  • タイ飯、沼。
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    空前絶後、情熱の国を食べ尽くす! おなじみのトムヤムクン、ガパオから、日本では絶対食べられない各種の麺、超マニアックで危険な料理、そして豊富なスイーツまで、タイ在住20年間で実際に食べた料理を一気に紹介。 タイ人も知らない、食の由来と文化的背景にアプローチする、必携の熱帯見聞録! 日本国内では、インド(カレー)料理、中華料理に次ぐ ポジションとして定着した「タイ料理」。 しかしまだまだ定番料理しか知られていない! 渋谷でタイ料理店にてバイトをしつつタイ語を学び、 タイに渡って20年、タイ料理の裏も表も知り尽くす著者が、 メニューはもとより、知られざる食事のマナーや慣習、 歴史的背景から、レストランガイドまで徹底的に解説する。 食から浮かび上がるタイの人たちの気質や文化とは。 20年間の変化とあわせてあなたの知らないタイを紹介。 【目次】 はじめに――タイ料理という深い沼に足を踏みこむ勇気はあるか? 第1章:世界中の人々に好まれるタイ料理とはそもそもなにか 第2章:然るべき場所でタイ料理を食べるために知っておきたいこと 第3章:知っておきたいタイ料理における食事の作法 第4章:押さえておきたいタイ料理の基本メニュー 第5章:本物を楽しむための専門店系タイ料理 第6章:豊かな海があるタイだからこそ海鮮系タイ料理 第7章:クイッティアオに代表されるタイ麺類 第8章:暑い国だけどタイ式鍋料理をしっかり楽しむ 第10章:本当は存在しない……タイのサラダの世界 第11章:勇気があるなら挑戦したいマニアックなタイ料理 第12章:いつでも気軽に食べられる軽食系のタイ料理 第13章:タイのスイーツや果物からも目が離せない 第14章:知らなかったタイのアルコールの世界 第15章:土産物になるタイ料理 おわりに――タイ料理の世界に出口はない
  • Flutter モバイルアプリ開発バイブル
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Googleが開発しているモバイルアプリケーションSDK、Flutterの実践解説書です。 iOS・Androidなどクロスプラットフォームで動作するモバイルアプリの開発者を対象にして、全体感を踏まえた基礎的な部分から実践的な概念や実装に至るまで、丁寧に説明していきます。 モバイルアプリ開発に課題を感じている開発者の方が、課題解決方法の1つとしてFlutterを活用できる手助けができれば幸いです。 書籍中で解説しているサンプルコードをダウンロード可能です。 ●南里 勇気(なんり ゆうき) 株式会社FiNC Technologies所属、アプリエンジニア(Android・iOS)。 クロスプラットフォーム開発に興味を持ち、FlutterやFirebaseに関連する勉強会の主催に加え、DroidKaigiやAndroid Bazaar and Conferenceなど各種カンファレンス登壇実績も多数。Bluetooth LEや機械学習、AR・VRなどの組み込み開発の実務経験もある。 ●太田 佳敬(おおた よしあき) サーバーサイドエンジニア。健康系アプリ開発会社からAIベンチャーへと転職、アプリエンジニアとしてiOS・Android向けの開発を担当することで、クロスプラットフォーム開発に興味を持つ。現在はアプリはもちろん、バックエンドに加えてVue.jsやk8sなどあらゆる領域を担当し、Webへの展開を見据えたクロスプラットフォーム開発の1回答としてFlutterに注力している。 ●矢田 裕基(やた ひろき) 株式会社FiNC Technologies所属、アプリエンジニア(Android)。 スマートフォンアプリ、アート作品やデジタルサイネージ、パズルなどを制作に携わり、現在のポジションとなる。ユーザーインターフェイスに関心があり、Material Design実装が容易なFlutterに興味を持つ。過去の実績として、『物理演算を用いた作曲インターフェス』が独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の2009年度上期未踏ユースに採択されている。 ●片桐 寛貴(かたぎり ひろき) 株式会社FiNC Technologies所属、サーバーサイドエンジニア。 フロントエンドからバックエンドまでサーバーサイドを中心にWeb関連全般を担当。バックエンドではPHPやRails、フロントはVue.jsやReact などを得意としている。最近はSRE(サイト信頼性エンジニアリング)や機械学習に興味を持つ。
  • アメリカ副大統領:権力への階段
    5.0
    「ナンバー2」から見たアメリカ政治の中枢 アイゼンハワー政権のリチャード・ニクソンからトランプ政権のマイク・ペンスに至るまで、13人におよぶアメリカ副大統領の生身の姿を描いたノンフィクションである。ジャーナリストとして長年ホワイトハウスを取材してきた著者は、存命の副大統領経験者全員やその家族、側近など膨大な数の関係者へのインタビューや資料に基づいて、副大統領職という、これまで見過ごされがちだったが実はきわめて重要なポストの実態を描き出す。とくに経験者による在任中の回想からは、副大統領というポジションの難しさや大統領との関係が生々しく伝わるとともに、アメリカ政治に及ぼした影響の大きさが浮き彫りになる。副大統領公邸である海軍天文台や、「セカンドレディ」すなわち副大統領夫人について取り上げているのも興味深い。 副大統領の視点からアメリカ政治の中枢で繰り広げられる人間関係―ときに熾烈な権力闘争であり、ときに相互協力であり、稀にではあるが友情も育まれる―を解き明かすことで、各政権の意外な一面や政治の舞台裏が垣間見えるだけでなく、現在および今後のアメリカ政治を理解する際の新たな視座を提供する。
  • 超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田 スーパー大合本(1~9巻収録)
    完結
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    全1巻3,300円 (税込)
    【「超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田」がスーパー大合本となって登場!1~9巻を収録】 サッカーが大好きでも、できなかった主人公の武田弾丸。転校先のすべての学校にサッカー部がなく、転校13回目のあけぼの高校でついに念願が叶う。今までサッカー経験ゼロのド素人ながら超人的な運動量でポジションをゲット。それは攻めも守りもこなすリベロ。フィールドを縦横武人に自由に走り回り、必殺シュートも生み出した。弾丸を中心に、超弱小サッカー部の大躍進が始まった!週刊少年ジャンプ(集英社)連載時に抱腹絶倒の嵐だった、必殺プレイとギャク連発の傑作サッカー漫画。面白いサッカーがここにある!
  • 成功と失敗の事例に学ぶ 戦略ケースの教科書
    3.3
    どうしたら優れた戦略を立てることができるのだろうか? 何を学び、どんな本を読めばよいのだろうか? それには、戦略の理論や枠組みである「戦略パラダイム」を「企業事例」で学ぶことが近道だ。本書は、SWOT分析、TOWS発想、ポジション(競争地位)による競争戦略、RBV(リソース・ベースド・ビュー)、機動戦略(ロングテールやフリーミアムなど)、市場プラットフォーム戦略の6つの戦略パラダイムを、52社の企業事例から学ぶ。
  • バリュー・プロポジション・デザイン  顧客がほしがる製品やサービスを創る
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 日本で8万部突破&30カ国以上で出版された世界的なベストセラー 『ビジネスモデル・ジェネレーション』(小社刊)の続編が遂に登場!! 【本書の概要】 ☆こんな皆さんに「バリュー・プロポジション・デザイン」をお勧めします!! ◆価値創造という仕事のプレッシャーに押しつぶされそう!! ◆実のない会議やばらばらなチームにうんざり・・・ ◆期待された目玉プロジェクトで大失敗してしまった! ◆いいアイデアだったのにうまくいかなかった……(がっかり)など ↓ 「自分が売りたい商品」ではなく、「顧客が欲しがる商品」を!! 「価値創造のパターン」を理解する 本書を読めば、「価値創造のパターン」を目に見えるようすることで、顧客にとってなにより大切な、やるべき仕事、ペイン(痛み)、ゲイン(利得)をズバリと解決するような提案が顧客にできるようになります。つまり利益の出るビジネスモデルを上手にデザインすることができるようになります。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • タープ博士のトレード学校 ポジションサイジング入門 ──スーパートレーダーになるための自己改造計画
    完結
    3.8
    本書では、読者にトレーディングをビジネスととらえさえ、企業経営者の立場でトレーディングにアプローチするように養成していく。つまり、現実を見据え、体系的かつ情熱的にトレーディングに挑む姿勢を養うということである。何十年にもわたる経験をシステムとして確立することで、すべての人にマーケットの達人への道を切り開いたのが本書である。 マーケットの達人になるために必要な要素とは、 ■トレーディング心理の完全理解 ■ビジネスプランであるトレーディングの手引書の作成 ■自分のニーズとスキルに合ったトレーディングシステムの開発 ■自分の目標を達成するためのポジションサイジング戦略の作成 ■過ちを最小限に抑えるための自己監視 本書でタープが投げかけるさまざまな質問に答えることで、トレーダーになることについて、トレーダーであることについて、トレーダーとして成功することについて、あなたには真剣に考える機会が与えられるだろう。 スーパートレーダーになることで経済的かつ個人的に得られるものは、小さな建物をひとっ飛びできるような感覚が得られることだ。ほとんどの人が失敗する分野で成功するための公式を本書で学んでもらいたい。スキルレベルとは無関係に、どんなレベルの人にも適用できる公式がここにはある! タープが本書で繰り返し強調してきたことである、目標を明確に定めてそれを達成し、大局を理解し、非生産的な思考に打ち勝ち、ポジションサイジングをマスターすれば、どんな市場であろうとも、平均を上回る利益を上げるという夢を現実のものにできる。 タープの知識、大局観、戦略的テクニックはいまやトレーディングの世界では伝説となっている。スーパートレーダーへの道は本書を手に取り、タープが言わんとすることを理解し、実践することが一番の早道である!
  • 四半期成長率とチャート分析
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    30・60・90日の節目で今後の展開を読む 銘柄選択から出口戦略まで6つのステップ オリジナル計算シートとTradingViewの活用法も伝授! PER、PBR、ROEよりも四半期成長率? 株式投資にはさまざまな指標(ファクター)が存在します。「低PERのものほど割安」「ROEが高いほどよい」などといわれますが、実際はどうなのか。これらを検証するのが、機関投資家が用いる「5分位分析」です。つまり5分位分析は、システムトレードでいうバックテストのようなもの。本書では主要なファクターの調査結果を提示し、なぜ四半期成長率を使うのかも明確にします。 著者は過去に大勝ちも大負けも経験し、数多くの失敗を重ねました。その失敗の原因は主に3つ――「正しい銘柄選択ができていなかった」「売買タイミングを分かっていなかった」「ポジションを取りすぎた」。それらを踏まえ、ファンダメンタルズとチャートの分析を徹底的に学びなおし、実績を積んだうえで確立したのが、本書のシナリオ売買法です。著者はこの投資方法にしてから、10年以上も利益を出し続けています。その間、市場はさまざまな局面を見せていました。 本書では有効ファクターとして四半期成長率をベースに、出来高や年成長率などを考慮して有望銘柄を探します。しかしいくら有望銘柄だといっても、売買のタイミングを見誤れば結果は出ません。そのタイミングを計るのがチャート分析です。過去からのチャートを波動としてとらえ、価格変動と30・60・90日という時間的サイクルで分析、仕掛け・利確と損切りのシナリオを事前に設定、段階的に実行していきます。その際、投資資金からポジションの大きさを決め、オーバーポジションからくる資金を減らす要因を排除していきます。 ■投資ルーティン手順 ①銘柄を探す ②成長性を調べる ③チャート波動の分析 ④戦略シナリオの作成 ⑤数回に分けた買付 ⑥数回に分けた利確 といっても難しい作業はありません。成長性はオリジナルのエクセルシートで計算でき、チャートの波動分析は無料サイト「TradingView」の活用で簡単に線を引くことができます。作業に慣れるまでは本書にそって試していけば、簡単に実践することが可能です。 本書のスタンスはテンバガーなどホームラン級の銘柄を探すものではありません。が、兼業投資家がどんな史上環境でも焦ることなく7~8年といった期間で資産を増やしていく方法も紹介します。 ■売買のスタンス ・保有は数週間から数カ月単位 ⇒ 長期投資ではない ・場中に張り付かない ⇒ 日足ベースで相場チェック ・衝動的な売買はしない ⇒ 勝ち負けは全て戦略的に なんとなくで選んだ銘柄を売り買いしている……、損切りができず塩漬けにしてしまう……、大負けはしていないのに資産が目減りしている・・、など自分の投資スタイルに自信がもてない方や、場中は価格を追えない、チャート分析がうまくいかない、長期投資では不安だという方は、確実なヒット狙いの株式投資を本書から学んでください。
  • マーケットをリードするロジックを探す 生き残るためのFX戦略書 ──歴史に学び、市場を感じ、先をひもとくFX読本
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    歴史に学び、市場を感じ、先をひもとくFX読本 「今、そしてこれから、マーケットをリードしているロジックは何か?」を常に考えて行動する FX(外国為替)というと、「チャートだけで外国為替市場を見ていこう」と考えている方も多いですが、実際の所、それだけでは相場への理解も利益も幅が出ないと思います。 FXの動きをうまく活用して投資したり、トレーディングで長く生き残っていくためには「今、そしてこれから、マーケットをリードしているロジックは何か?」を常に考え、市場に寄り添って行動することが必要です。頭でっかちに先読みするのではなく、タイムリーに(=市場が動き出す直前や、動き出した直後に)市場についていけるようになることを目指すのです。これができるようになると、明日、来週の相場の解説が先に臣浮かぶような体験を、ときに感じることも可能になります。 さらには、「値動きが発するロジック」も加えることで、テクニカル分析の使い方にも広がりや深みが出てくるはずです。 本書は、“真に大切”な「これから、マーケットを動かすロジック(理由)は何か」に焦点を当て、また常に反対のシナリオ(ロジック)も念頭において葛藤すること(ME TIME)を説いている点で、ほかのFX解説本とは一線を画しているといえます。その主な内容(概要)は以下の通りです。 ◆FX(外国為替)に関わるすべての方々が、末永くFXと付き合えるよう、「巧者の知恵や振る舞い」を伝えたいという思いで書いた「オーソドックスな正道」を説いた読本。 ◆FX市場は人気だけでは動きません。人気も含めた2国間の通貨の需給のバランスに左右されます。そのときの需給に働きかけた、相場を動かした考えを「マーケットをリードするロジック」と呼んでいます。本書のメインテーマです。 この“マーケットをリードするロジック”にいち早くひらめくことが大事になります。本書では、市場を動かすこのロジックを、大きく以下のように紹介しています。 ◎コアロジック 「金利とインフレ」「経常収支」「各国の為替政策」「株式市場や商品市場の為替への影響」「ポジションの傾きやトレンドの位置」などがコアとなるロジック。 ◎値動きが発するロジック 値動きが発するメッセージもロジック仕立てとしています。これに当たるものとして、本書では「損切りが相場の原動力」「こっつん」「Super Highway」という独特の表現で紹介しています。加えて、誰にでもできる情報の集め方、その使い方も伝えています。 ◆FXトレーディングの世界で生き残っていくには「機を見て動ける」ための心のマネジメント(第2章)が欠かせません。 さらに、トレードの深化させるにあたっては、“マーケットをリードするロジック”に重ね合わせてチャートやテクニカルを利用することも必要です(第3章)。このテクニカルの中でも、本書の中で詳しく解説している「パラボリック」は、レンジ相場&トレンド相場での使い方も含めて、読者の皆さんにとって、とても興味深い内容になっていると言えます。 ◆FXトレーダーの方にとっては、各章末の「コーヒーブレイク」も参考になります。市場のこぼれ話や皆さんの知らないことなどがたくさん書いてあります。 ◆相場に関わるうえでひとつ大事なこととして「Déjà vu(こんな相場があったな)」があります。これから先、まったく同じ相場はありませんが、似たような相場には数多く遭遇するはずです。そのとき、「Déjà vu」として今までの経験を生かせるように、読者の方々が実際には体験していないと思われることなども含めて、為替の歴史の紹介を通じて紹介しています(第4章)。歴史に学ぶことは、ロジック作りの参考になります。 ◆メキシコ・ペソ、南ア・ランド、ブラジル・レアル、トルコ・リラなど、新興国通貨との向き合い方について、著者独自の視点で紹介しているのも本書の特長です。知らないリスクは取らないことの重要性(7つのチェック項目)や、新興国通貨を扱うときの注意点(コストやエントリータイミングの難しさ)などについて言及しています。 本書が目指す読者層 ◆FXトレーダーはもちろん、外国株や外国債券、あるいはこれらの投信に投資する方々。本書のテーマである「マーケットをリードするロジックは何か」を意識しながら資産運用に取り組むことをお勧めします。 ◆顧客に金融商品を販売する銀行や証券のセールスの方、顧客の相談に乗るファイナンシャルプランナーの方々。本書を読むことで深みのある話をお客様に提供できます。 その他、読んでほしいエッセイ ◆「FXとその歴史を通してみた軽快なエッセイ」を楽しんでほしい。 第2章「偏らない、こだわらない」で考える(東日本大震災でカンボジアの高官は何を考えた) 相場の用語:強気と弱き(ワニとムササビとは) 第4章エピソード2:バブル時代の日本(為替ディーラーが主役のTVドラマ) 第4章エピソード3:リスク管理の時代 (Value at Risk知ってますか) 第4章エピソード8:リーマンショック (何故リーマンは救われなかったか) 第5章新「新興国通貨を考える」全体(トルコリラはなぜ弱い)
  • 加害者臨床を学ぶ 司法・犯罪心理学現場の実践ノート
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    「罪を犯した人、非行に走った人を助ける仕事というものは、市民としての善意と専門家としての倫理観や技能に依って立つものであり、正しく善く、人の役に立つ愛他的な行為である――これは、どこまで本当だろうか」 逸脱と不適応から帰結した罪を見つめようとする加害者たち、みずからの価値観を問い返しつつ彼らと対話する臨床家、仲間との対話・多職種との協働・スーパーヴィジョンを通じてポジションを相互検証する専門家集団――交差する3つの観点を手がかりに、逸脱、適応と不適応、事件と罪、加害者臨床における契約の意味、問われる援助者のポジション、仲間・異業種との連携、スーパーヴィジョンの方法論まで、加害者臨床の本質に迫る実践レポートにもとづく臨床試論。

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  • マルチチャートでAI的トレードシステムを作ろう  ――“超時短”インジをコピペでシステム化
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    あなたのトレードアイデアを現実に 世界の金融市場を相手にするアプリ、それがマルチチャートです。 クリック一つで簡単に有名インジケータを表示できるだけでなく、ボリンジャーバンドのパラメータを変えたり、単純移動平均線と指数平滑移動平均線を比べてみたり、トレンド系とオシレーター系のインジケータを一画面で表示したり。「ちょっとやってみたいな」「これはどうやって表示できるんだろう」がすぐに体験できます。 本書はプログラム知識ゼロの方、しかもマルチチャート未経験の方を対象としています。なぜなら、このアプリにおいて大切なのは、投資の知識だからです。 書籍などで紹介されている売買戦略で、パラメータの変更などができずに悩んだり、諦めてしまったこともありますよね。 それならば、自分の手で作ってしまいましょう。 それができるのも、マルチチャートには多くのインジケータやストラテジーがあらかじめ搭載されているから。それらを活用して売買戦略を組めば、新たな世界の扉が開きます。 ボリンジャーバンドとケルトナーバンドの関係で「ボラティリティ・ブレイクアウト」を狙ったり、木曜日と金曜日の決まった時間だけポジションをとったり、他の書籍で紹介されたストラテジーの優位性を試してみたり。難しいと思えたことが、本書を読めば数時間後にはできるようになっているでしょう。 そう。本書はマルチチャートの30日の無料試用期間中で、さまざまなアイデアを実現化できることを目指しています。それができるのもシステムトレードのプロである著者がすでに搭載されているプログラムをコピー&ペーストして、オリジナルアイデアを形にする最短アプローチを伝授するからです。 そのポイントは、イフゼン呪文。 「if 条件 then アクション いつ いくら ;」の呪文をベースにプログラミングを組んでいけば、未経験の方でもポイントが明確なためアレンジができるようになります。例題に答える流れでステップを踏まえながら、あなたの思考をまとめていけます。 また、初心者の方が陥りそうな点やFAQなども掲載していますので、プロの視点で専門用語ばかりで分からないということもありません。 本書を読んで、あなたのアイデアを実現してくれる心強い相棒を手に入れてください。 ○本書を読んでほしい人 ・複数のインジケータを活用して売買ポイントを見つけたい方 ・書籍などで紹介しているストラテジーを試してみたい方 ・オリジナルの売買戦略のアイデアを形にしたい方 ・既存のアプリに不自由さを感じている方 ・トレードプログラムをあきらめてしまった方 ○マルチチャートの特徴 ・搭載されたインジケーター(300以上)、ストラテジー(100以上)の流用が可能 ・お使いのコンピュータの時間帯でチャート表示が可能 ・タイムフレームは制限なし(秒チャートも表示可能) ・外部データの読み込みも容易 ・価格帯別出来高分析なども簡単表示
  • 暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード
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    「押し目」と「とどめ」で機能する戦略的売買ルール 暴落は絶好の買い場! 買うべき暴落を誰にでもわかるように「数値」で紹介 1)暴落は、絶好の買い場 「暴落」という言葉を聞いたとき、思い浮かべるものは何でしょうか? 「企業業績の低迷」「大不況の到来」「我慢の生活を強いられる」など、先が思いやられるようなイメージばかりが脳内を駆け巡るのではないでしょうか? 実際、リーマンショックが起こって、一時的に日経平均7000円を割ったときには、「日経平均は5000円を割る」というような、根拠のないうわさまで出てきたものです。 しかし、あとから振り返ってみると、●●ショックと呼ばれるような大暴落がきた後は、大暴落前の高値を超えるような、ある意味、バブルと言っても言いすぎではない上昇が訪れています。先述したリーマンショックもそう、2020年に起こったコロナショックもそう。大きく下げた後は、大きく戻しています。 ここまでの話でお気づきのように、暴落(大暴落)は、次の上げ相場のスタートになります。言うならば、絶好の買い場なのです。このことは、本書の検証結果からも言える事実です。 下げている様子を目の当たりにしているときは、怖くて怖くて、保有しているポジションがあったら「投げ売りしよう」とは思っても、「ここで、積極的に買っていこう」とは思えないものです。でも、この場面で買う勇気を持てた人こそが、次の上げ相場をモノにできるのです。 2)買うべき暴落を「数値」で紹介! 「暴落は買い(=下げたら買い)」というお話しを紹介しましたが、もちろん、「下げたときには、いつも買えばよい」ということにはなりません。それは暴論です。 暴落の中にも、「買うべき暴落」があります。それはいったい何なのか。本書では検証に検証を重ね、その買うべき条件を、誰にでもわかるように「数値」で明らかにしています。 3)「浅い下げ(押し目)」と「深い下げ(とどめ)」を狙う買い戦略 買うべき暴落(下げ)とは何か。結論から言うと、大きく、以下の2つに分けて紹介しています。「浅い下げ」と「深い下げ」です。 浅い下げ……◎上昇トレンド中の暴落(押し目)を狙ったもの 深い下げ……◎下降トレンド中の暴落(とどめ)を狙ったもの ◎日中に突如発生する暴落[騰落率(終値の前日比率)]を狙ったもの 押し目となる「浅い下げ」を狙う方法として、本書では「TOPIXの移動平均線」と「移動平均線乖離率」を使ったストラテジーを取り上げています(数値や詳しい売買ルールは、本書に譲ります) また、とどめとなる「深い下げ」を狙う方法として、「騰落レシオ」や「前日比ギャップ率(騰落率)」を使ったストラテジーを紹介しています(こちらも、数値や詳しい売買ルールは、本書にて)。 4)暴落を狙うにはシステムトレードが適している ここまでの話で「下げは買い」とわかっていたとしても、実際、素直に買えるかどうかということになると、話は別です。 「どこが底になるのか」がわからない以上、買うことに対して「さらに下がる覚悟で買う」という勇気が必要になるからです。つまり裁量トレードだと、気持ちにブレの生じる可能性が考えられます。 ここで、登場するのがシステムトレードです。システムトレードの良いところは、「あらかじめ、底となって反発しそうな条件を設定しておけばよい」という点にあります。決めておいた条件になったときに出動すればよいので、「今、買うべきかどうか」という迷いは軽減されるのです。 5)本書で紹介しているルールは“検証済み”。すぐに使えるルールです 本書で紹介している売買ルールは、検証に検証を重ねています。実戦で“使えること”を証明しています。 本書を読むとわかるように、「売買ルールをどのように深化させていくか」にページを割いています。システムトレードに興味のある方は、その情報を参考に、売買ルールの作り方を学んでいただければと思います。 一方で、本書を読む方の中には、システムトレードというものについて苦手意識を持っておられる方もいることでしょう。 システムトレードに慣れていない人については、本書で紹介している売買ルールを使ってトレードしてみてください。そして、今後、システムトレードというモノに興味が出てきたには勉強してみてください。
  • DXビジネス 全体像の可視化 情報サービス産業白書2020
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 情報サービス産業協会の年次白書の最新版です。社会がデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により大きく変わろうとするなか、日本企業のIT化を下支えしてきた情報サービス会社の立ち位置が問われています。顧客のDX化を共に推進していくのか、これまで通りの下支えのポジションに徹するのか、自らDX改革を行い、新たなビジネスにトライするのか、選択肢はいくつもあります。 本書では、情報サービス会社の現在の立ち位置をアンケート結果により明確化したうえで、この先どのような方向に進むべきかを提案します。加えて、情報サービス産業協会会員企業の識者による、最新のキーワードに関する技術解説、情報サービス産業協会による定点アンケートで業界の現状を明らかにします。 本書は情報サービス会社が今後どのような方向に進むべきかを考える際のヒントになるはずです。
  • 株式トレード 基本と原則
    4.3
    生涯にわたって使えるトレード力を向上させる知識が満載!  ミネルヴィニは『マーケットの魔術師 【株式編】』でも取り上げられた伝説のトレーダーである。  ミネルヴィニは、ほんの数千ドルからトレードを始め、口座の資金を数百万ドルに増やした。分かりやすく言うと、口座に10万ドルがあったとすると、わずか5年で3000万ドル以上にまで増やし、総リターンが3万3500%という驚異のリターンを達成したということだ! その間、年平均では220%のリターンを上げ、損失を出したのは1四半期だけだった。  また、その後も全米インベスティング・チャンピオンシップで年率155%のリターンで優勝するなど、長期にわたる驚嘆すべきパフォーマンスを上げ続けている。  そのミネルヴィニの3冊目に当たる本書は、株式投資のノウハウに本気で取り組む気持ちさえあれば、リスクを最低限に維持しつつ、リターンを劇的に増やす方法を学ぶことができるだろう。ミネルヴィニは時の試練に耐えた市場で勝つルールの使い方を本書で段階を追って示し、投資成績を向上させて素晴らしいパフォーマンスを達成するために必要な自信もつけさせてくれるだろう。  あなたがこの本で学ぶことは次のとおり。 ●プロと同じようにチャートを分析する方法 ●ここぞというところで買う方法 ●ポジションサイズを最適にする方法 ●リスクを激減させる方法 ●リターンを最大にする方法 ●含み益を守って利食いをする方法 ●回復不能なほどの間違いを避ける方法 ●自分の感情をコントロールする方法 ●勝つトレードプランを考案する方法  マーク・ミネルヴィニはミネルヴィニ・プライベート・アクセスというオンラインのプラットフォームの創設者である。会員はリアルタイムで彼といっしょにトレードをするという、ほかでは得られない経験ができる。また、マスター・トレーダー・プログラム・ワークショップをライブで行っていて、出席者は実践的な教育を受けて、彼の有名なSEPAトレード法を学んでいる。  ミネルヴィニをアメリカで最も成功した株式トレーダーの1人にしたトレードルールや秘密のテクニックを惜しげもなく明らかにしている本書を読めば、あなたは自分のトレードでミネルヴィニの手法を使って、文字どおりトレード大会のチャンピオンのようにトレードする方法を学ぶことができるだろう!
  • 外資系コンサルが実践する 図解作成の基本
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝えたいことを1枚の図で見せる プレゼンや資料作成で、「伝えたいことがうまく図解できれば…」と悩んだことはありませんか? 図解力がアップすると、相手のあなたに対する信頼度もアップします。 優れた図解は「それを見ればキーメッセージを誰でも読み取れる、わかりやすさ」を備えています。 論理的にわかりやすい内容、感覚的に心地よい見た目が好まれます。 図解作成のポイントは、図形のカタチ(フォーム)と配置(ポジション)で生み出される、要素のバランスと、色の使い分け(カラー)によって醸し出される、コンテンツの強弱です。 本書では、それらを「図解キューブ」というモデルで表し、実践例をチャートとグラフの「図解パターン」として体系的・網羅的に整理しました。 表、象限図、マトリクス図、階層図から、標準にはないオリジナル図の表現法まで、プレゼンや資料作成でよく使われる図の作り方の基本をPowerPointやExcelの操作法を含めて解説します。
  • 成長株投資の神
    4.0
    米最高峰の成長株投資家が一堂に会して質問に答えた!  実際にトレードを行っているあらゆるレベルの人たちから寄せられた、あらゆる角度からの130の質問に、アメリカ最高のモメンタム投資家4人が隠すことなく赤裸々に四者四様に答える!  マーク・ミネルヴィニは6年で3万6000%のリターン――年平均リターンは220%――をたたき出し、その間に出した損失は1回の四半期だけだった。USインベスティング・チャンピオンシップに出場したときは、155%のリターンを上げて優勝した。彼はジャック・シュワッガーの『マーケットの魔術師【株式編】《増補版》』(パンローリング)で取り上げられた。また、ベストセラーの『ミネルヴィニの成長株投資法――高い先導株を買い、より高値で売り抜けろ』(パン・ローリング)の著者でもある。  デビッド・ライアンは伝説的なウィリアム・オニールの弟子で、オニール社の元マネーマネジャーである。USインベスティング・チャンピオンシップで3年連続優勝して、毎年3桁のリターンを記録し、総リターンは1370%に達した。彼はジャック・シュワッガーの『マーケットの魔術師――米トップトレーダーが語る成功の秘訣』(パンローリング)で取り上げられた。  ダン・ザンガーは1990年代後半のわずか18カ月で、1万0775ドルを1800万ドルにした。彼の口座は2年で4200万ドルにまで膨らんだ! フォーチュン誌は2000年12月に彼についての詳細な記事を載せ、コックピットでトレードをしているかのような彼のスタイルを、「シンセサイザーで囲まれたロックキーボード奏者」と称した。  マーク・リッチー二世は、『God in the Pits(ゴッド・イン・ザ・ピッツ)』『My Trading Bible(マイ・トレーディング・バイブル)』を著して『マーケットの魔術師』にも取り上げられたマーク・リッチーの息子である。投資界では比較的に若手のほうだが、スターぞろいの本書の顔ぶれに加わった有力なトレーダーだ。2010年にマーク・ミネルヴィニが主催したトリプル・ディジット・チャレンジに参加して、6カ月足らずで100%以上のリターンを達成した。そのとき以来、彼の口座の評価額は540%増えていて、2014年だけでも110%増えた。  本書で主として取り上げられているトピックは次のとおりである――チャート分析、ファンダメンタルズ、仕掛けの基準、適切なポジションサイズ、毎日決まってやること、トレード管理、市場全般、心理など。  今までだれにも聞けなかったけれどぜひ聞いてみたかったこと、今さら聞けないと思っていたこと、どうしても分からなかったことなど、基本的な質問から高度な疑問までを、あらゆるレベル投資家にやさしく分かりやすい言葉で答えてくれている!
  • トレードとセックスと死 ──相場とギャンブルで勝つ法
    3.0
    「ゲーム理論が大はやり」――ウォール・ストリート・ジャーナルがそう報じている。現在、死活的な売買判断にゲーム理論を用いて利益を上げている一流トレーダーは多い。事実、『新マーケットの魔術師』に登場するトレーダーたちはみんな、ポーカーやブラックジャックの手を用いて相場に臨む。ゲーム理論が脚光を浴びたのは1994年。3人の経済学者がポーカーをはじめとするゲームの手法を経済分析に応用し、ノーベル経済学賞に輝いたのである。超一流トレーダーや金融界の達人が相場で勝つのはなぜか? ポーカーと相場で勝つ手はほとんど同じだと知っているからだ。 今、ゲーム理論の人気作のひとつが他ならぬトレーダー必携の書として生まれ変わった。オプション取引の大家デビッド・カプランが新たに書き下ろした詳細な序文も掲載されている。 トレーディングで儲ける方法とは……  “賭け金”=ポジション・サイズを柔軟に操る  “良い手”=絶好の機会が回ってきたときにだけ取引する  つまり、相場のトレンドや価格差、オプションのボラティリティの好転を待つ  自分の“手”=トレードでの成功の可能性を見極める  取引の前には、忘れずにリスク/利益を計算する  “カジノ経営者のつもりで”オプションを売る。つまり“胴元のように”トレードする  ――このほかにも、「勝つ」極意が満載 ポーカーの勝負とトレーディングには驚くほどの共通点があることに気づくだろう。それをトレーディングに生かし、「ゲーム」の勝者側へと導くのが本書の狙いである。
  • 小次郎講師流 目標利益を安定的に狙い澄まして獲る 真・トレーダーズバイブル ──Vトレーダーになるためのルール作り
    4.3
    勝率90%の手法でも、勝てないことは間々ある。 エントリー手法は、資金管理とリスク管理とセットになって、 はじめてその効果を発揮する。 ■「エントリー手法が一番大事」の勘違い 今、目の前に、勝率90%の手法を提示されたとします。そのとき、皆さんはどう思うでしょうか? 「あぁ、これでバラ色のトレード生活を送ることができそうだ」と思う人もいるでしょう。「そんな“うまい話”があるわけない」と思う人もいることでしょう。 どちらが正解かは、そのときのトレード環境ややり方にもよるので一概には言えませんが、トレードの入口としては「後者」の考えのほうが合っています。 ここでの問題は、負ける確率が10%もあることです。「10%しか」ではありません。「10%も」あるのです。「10%の実現」は、頭で考えているよりも、頻繁に起こります。もし、勝率が90%もあることだけに注目し、大きな賭けをして“10%”のほうを引いてしまったらどうでしょう。エントリー手法だけがどんなに優秀でも、それでは利益を残すことはできません。 本書では、伝説のトレーダー集団「タートルズ」のトレードのやり方から、適切なポジション量を導き出す資金管理のやり方と、適切なロスカットをはじき出すリスク管理のやり方を紹介しています。先にも紹介したように、どんなに優れたエントリー手法があったとしても、資金管理(適切なポジション量)とリスク管理(どこまでリスクを許容すべきか)が構築されていないと、その効果を十二分に発揮できないからです。 逆に言うと、資金管理とリスク管理をしっかり形作ったうえで、優れたエントリー手法を行えば、利益は積み重なっていきます。資金管理とリスク管理とエントリー手法は、それぞれ別で考えるのではなく、この3つをワンセットとして考えるべきなのです。 先ほど「どちらが正解かは、そのときのトレード環境ややり方にもよるので一概には言えません」とお話ししました。資金管理とリスク管理を取り入れたうえでの勝率90%なら、鬼に金棒でしょう。しかし、資金管理とリスク管理がない勝率90%では、イチかバチかのギャンブルの領域を出ないと考えられます。 「破産しないこと」を前提に、安定的に、目標利益を狙い澄まして獲れるトレーダーのことを、本書ではVトレーダーと呼んでいます。Vトレーダーになるために、何をすべきか(どういうトレードルールを作るべきか)。その答えを本書の中で明かしています。
  • 40兆円の男たち ──神になった天才マネジャーたちの素顔と投資法
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    数百億円から数千億円の報酬を得るマネジャーたち 超一流のヘッジファンドマネジャーの何が一流なのか 本書はヘッジファンド業界の舞台裏を暴く最高の書である。ヘッジファンドのマネジャーはポジションの評価を行ったりファンドの利益を増やそうと考えるときに、どのような投資基準で判断を下し、そしてどのような戦略を使っているのか――これまで語られなかった内容を、大物のマネーマネジャーたちが自らの言葉で語っている。本書の著者であるマニート・アフジャはCNBCのヘッジファンド専門家として活躍する一方で、マーケットの達人に顔が広い。最新作である本書のなかで、その達人たちの半生を初めて公にしたという点で、本書は革新的である! 本書は花形のファンドマネジャーとの対談を収録し、謎の多いヘッジファンド業界を広く紹介している
  • オニールの空売り練習帖
    3.6
    株式市場以外であれば、物事には常に2つの側面がある。しかし、株式市場では1つの側面しかない。つまり、正しい側にいなければ、儲けることはできないのである。マーケットの状況次第では、空売りが正しい側である場合がある。しかし、空売りのポジションをとるには本当の知識、市場でのノウハウ、そして大きな勇気が必要である。空売りの仕組みは比較的簡単なものだが、多くのプロも含めほとんどだれも空売りの正しい方法を知らない。ウィリアム・オニールは本書で、効果的な空売り戦略を採用するために必要な情報を提供し、詳細な注釈付きのチャートで、最終的に正しい方向に向かうトレード方法を示している。
  • ターナーの短期売買入門 ──3日から3週間で最大の利益を手にする法
    3.0
    全米有数の女性トレーダーが奥義を伝授! 自分に合ったトレーディング・スタイルでがっちり儲けよう! 同じ銘柄を何年も持ち続け、ひたすら待つ。そんな投資法にあきあきしていませんか? トレーディングに精通している著者が、短期トレーディングに必要なノウハウのすべてを手解きします。保有すべき銘柄を、保有すべきタイミングで保有し、数カ月間、数週間、ときには数日間でトレードを完結できるようになります。ターナー女史による明確なアドバイス、分かりやすい説明、参考になるチャートが満載されている本書を読めば、初心者のあなたでも短期トレーディングという儲けるには最高の世界ですぐにスタートできます。 本書は、トレーディングのあらゆるプロセスでどう判断・行動すべきかを解き明かしてくれる実践的な本です。自分のポートフォリオをコントロールし、ずっと夢見ていた「お金に不自由しない生活」を手に入れることができるのです。さあ今日から、トレードのプランを立て始めましょう! 本書で書かれている内容とは…… ・スイングトレード(2~5日)とポジショントレード(4~6週間)で最高の利益を得る方法 ・最高の銘柄を見つけるために各セクターをモニターする方法 ・短期トレーダーとして成功するために必要な「成功をもたらす考え方」を身につける方法 ・インターネット接続からオンラインブローカーの選択まで、トレーディング環境を整える方法 ・トレードのエントリーとエグジットに最適な状況を見極める方法 ・上昇トレンドと下降トレンドの「スイートスポット」をとらえて儲ける方法 ・リスク・リターン・レシオを考えて、損失を最小化し、利益を最大化する方法
  • マーケットの魔術師 大損失編
    完結
    4.0
    ウィザード(トニー・サリバ/マーク・クック/リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ/ローレンス・G・マクミラン/ジョー・ディナポリ/スティーブ・ムーア……)たちは ・あるトレーダーは、大量な穀物ポジションの利食いを月曜日まで待とうと金曜日の大引け直前に決めた。 すると週末、滝のような雨が降った。その決断は200万ドルについた。 ・社長がヨーロッパに出張している間に、部下がTボンドのピットで無茶な投機に走っていた。 その報いは125万ドルの損失だった。 ・アメリカの違った場所に住む3人のトレーダーたちはある会社の買収で不意打ちをくらった。 ・ポジションはそれぞれ買いと売りに分かれていたが、3人が全員、大損をした。 本書は、35人のスーパートレーダーたちが大損失を喫したときに、それに真正面から対処した姿を描いている。損失はトレーダーならだれでも経験する不可避なものだが、大きな損失をくらったときスーパートレーダーたちがそれにどう取り組んだかを知ることは大いに役に立つだろう。並みのトレーダーにとって、偉大なトップトレーダーの損失から学ぶことはもっとも有益な学習経験のひとつといえる。 35人のトレーダーたちの話はいずれも重要で、示唆と教訓に満ちている。 (1) なぜ彼らは逆境に立たされたのか、 (2)ウィザードたちはどんなところにつまづいたのか、 (3)危機に陥った状況をどう解決・脱出したか、 (4)そのときスーパートレーダーはどんな感情的反応を見せたのか、 (5)どんな影響があとまで残ったのか、 (6)トレーダーたちはその大損失によって何を学び、トレーディングスタイルはどんなふうに変わったのか、 (7)どんな点が普通のトレーダーと同じだったのか(違っていたのか)――これらのさまざまな問題ついて、35人のトレーダーがまれにみる率直さで著者のアート・コリンズと語り合っている。これらの話はどれをとっても、多くのトレーダーにとって身につまされるものである。話は時に悲しく、時にはブラックユーモアに満ち、そして間違いなく、われわれトレーダーの思考を激しく刺激する! あなたが手にとっている本書には、第一級のトレーダーたち――特殊な能力によって普通のトレーディング水準のはるか上をいく人々――の痛ましい話が収められている。巧みに築き上げられた輝かしいキャリア全体のなかで生じた並外れて悲惨な経験ばかりが描かれている。大損失だけを取り上げて、そのときトレーダーたちがどう対処したかを扱った本は、本書が初めてであろう。保有しているポジションが逆行して含み損がかさみ、「一体、どうしたらいいんだ」と、夜眠れぬ経験や神頼みをしたことのあるすべての人にとって必読書である!
  • ガスハンセンのポーカーミリオンロード
    完結
    5.0
    「マッドマン(イカレた野郎)」の思考回路とは!?  ガス・ハンセンは、最も興味深くかつ魅力的なポーカープロである。そのクレイジーで怖いもの知らずのアグレッシブなプレイスタイルから、「マッドマン(イカレた野郎)」と呼ばれている。しかし彼は間違いなくスーパースタープレイヤーであり、どうすればポーカーに勝てるか、それもどうやってビッグな勝利を手にできるかを知っているということに、異論の余地はない。  ガスは第1回のポーカー・スーパースターズ・インビテーショナルのチャンピオンで、3つのワールド・ポーカー・ツアーのタイトルを手に入れた。2007年にはオージー・ミリオンズのチャンピオンとなり、5つ目の国際的なトーナメントのタイトル保有者となった。  そして初めて、ガスはそのトーナメントでプレイしたハンドを全部分析して、勝利への秘訣を公開することにしたのだ。 本書ではガスの思考法と論理のすべてが明らかにされている。 ●ガスがオージー・ミリオンズでプレイした300以上のハンドについての、広範囲で分かりやすい分析 ●ガスの常なる勝利に貢献している「イカレた」プレイの裏にある、過激だけれどもクールな論理 ●ブラフと正確な計算、当てずっぽうとは違う推測、そして相手の読み ●どうにもプレイできそうもない悪手で、どうやったら大きなベットにコールできるのか ●屑手でポジションもないのにレイズすべき時はいつか ●賞金ストラクチャーがどのようにプレイに影響を及ぼすか これ以外にも優位に立てる多くのノウハウが明かされている。 初心者もポーカープロも、ガス・ハンセンの思考を学ぶことによって、自らのプレイが飛躍的に向上するのを実感してほしい! 著者紹介/ガス・ハンセン(GusHansen) ポーカープロのなかでもスーパースターであるガス・ハンセンは、そのルーズでアグレッシブなプレイスタイルで、ポーカー界を震撼させてきた。彼は5つの国際的トーナメントのタイトルを手にしており、「グレート・デン」、あるいは「マッドマン(イカレた野郎)」の異名をもつ。そのクールな論理は彼の手に宿り、相手プレイヤーを打ちのめしている。『ピープル』誌による「世界で最もセクシーな男」のひとりにも選ばれたガスはアスリートであり、またバックギャモンプレイヤーでもあり、デンマークとアメリカの両方でポーカーのテレビ番組でコメンテーターとして活躍している。
  • 新版 魔術師たちの心理学
    完結
    4.5
    『新版 魔術師たちの心理学』では、効果が実証されたタープ博士の14のステップモデルとどんなマーケットでも勝てる最新の手法とテクニックをメーンテーマに、超長期のメジャーなブルマーケットとベアマーケットや、マクロ経済に関する章とトレーディングシステムをR倍数(リスク・リワード・レシオ)で考え、評価する方法を提示する章が新たに加わった。さらに、儲かるトレーディングにとって最も重要であるにもかかわらずほとんど理解されていない概念である「期待値」と「ポジションサイジング(トレードする量)」の説明にも力を注いでいる。  マーケットにおける聖杯は各トレーダーによって異なるが、素早く発見できて、いかなるトレーディングプログラムにもすんなりと適用できるもの――それが聖杯だ。これもまたパフォーマンス重視の本書が最も伝えたいテーマのひとつである。真の成功を手に入れられるかどうかは、丹念に設計・検証したシステムがあなたのスタイル、目標、性格に合っているかどうかが決め手となる。  利益の大幅アップを目指すために不可欠な情報とは、 良いシステムを開発するうえで邪魔になる心理的バイアス マーケットの反転ポイントを正確に予測するうえで役立つ秩序に関する概念――これを自分に有利に利用する ウォーレン・バフェット、ペリー・カウフマンをはじめとするマーケットの達人たちの株式や先物向けトレーディングモデルを検証し、そのなかで使われているセットアップを分析 最適利益をコンスタントに生み出すためのポジションサイジングの変数とその使い方 新しいポジションサイジングスキルを無リスクで試すことができる場所――無料オンラインゲーム  他人の推奨に従ってトレードする場合、事前にパフォーマンスと結果を評価することが重要。本書で行った実際のニュースレターの分析・評価結果を見れば、それは一目瞭然だ。本書の完全理解を目指して何回もじっくり読んでほしい。そうすれば、明るい未来への扉が開かれることは間違いない! 著者/バン・K・タープ博士(VanK.Tharp) 国際的に知られたコンサルタントおよびトレーディングコーチで、バン・タープ・インスティチュートの創設者兼社長でもある。これまでにトレーディングや投資関連の数々のベストセラーを世に送り出してきた。講演者としても引っ張りだこで、世界中の大手銀行やトレーディング会社向けのセミナーや通信講座も開設している。また『フォーブス』『バロンズ・マーケット・ウィーク』『インベスターズ・ビジネス・デイリー』などに多くの記事を寄稿している。著書は『魔術師たちの投資術――経済的自立を勝ち取るための安全な戦略』(パンローリング)、『ファイナンシャル・フリーダム・スルー・エレクトロニック・デイ・トレーディング』などがあるほか、DVDに『魔術師たちの心理学セミナー』(パンローリング)がある。
  • FXメタトレーダー4 MQLプログラミング
    完結
    -
    MQLプログラミングのための初めての総合ガイドがついに登場!本書は、今人気のメタトレーダー4を使ってFXの自動売買を行う堅牢なトレーディングシステムを開発するためのプロセスを紹介したものである。 世界中の個人トレーダーのために、何年にもわたって数多くのEA(自動売買システム)をプログラミングしてきた著者がその豊富な経験に基づいて、トレーディングを行ううえで必要となるさまざまな作業をプログラミングする方法を紹介する。 《トレーディングに必要な作業》 ・成行注文、逆指値注文、指値注文を出す ・正確な損切り価格と利食い価格を計算する ・リスクに基づくロット数を計算する ・出した注文に柔軟性のあるトレイリングストップを追加設定する ・注文やポジションの総数を数えたり、それらの変更・決済を一度にまとめて行う ・インディケーターや価格データを使ってトレーディング条件を検証する ・柔軟性のある再利用可能な関数を作成する ・タイマー、メールによる警告、マルチンゲール戦略によるポジションサイジングといった高度な機能を追加する ・よくあるトレーディングエラーの防止と簡単なトラブルシューティングを行う ・小数点以下3桁および5桁を用いるブローカーとFIFOに対応できるようにする ・独自のカスタムインディケーターとスクリプトを作成する トレーディングアイデアを自由にプログラミングし、短時間でEAを開発することを可能にする本書は、プログラミングの初心者からベテランプログラマーまで、あらゆるレベルのプログラマーにも役立つ。本書では数多くのサンプルプログラムを詳しい説明つきで提供すると同時に、高度な機能を持つサンプルプログラムや再利用可能な関数も紹介する。独自のEAの開発にぜひとも役立ててほしい。 著者 アンドリュー・R・ヤング(AndrewR.Young) トレーディングシステムのプログラマー。メタトレーダー創成期からカリスマで、その後、MQLプログラミングのオンラインサービスを提供するイージー・エクスパート・フォレックス(EasyExpertForex)を創設し、起業家としても活躍。現在、米テネシー州ナッシュビル在住。
  • 続マーケットの魔術師
    完結
    4.0
    目次 第1部株式トレーダーたち 第1章スティーブ・クラークSteveClark」 うまくいくことを増やし、うまくいかないことは減らして、損失年はゼロ、年平均は一九・四%を成し遂げた「高卒のヒーロー」 第2章マーティン・テイラーMartinTaylor 高ベータ銘柄の買いで年平均二二%のリターンを上げ、“ロシア皇帝は裸の王様”と見破った「ロングオンリーのマネジャー」 第3章トム・クローガスTomClaugus 価格は平均回帰するという信念からエクスポージャーを自在に操り、年平均複利一七%をたたき出す「生まれながらのコントラリアン」 第4章ジョー・ヴィディッチJoeVidich ヘッジファンド業界で上位一%のリターン・リスク比と、年複利平均一八%を達成した「損失を刈り取る名人」 第5章ケビン・デーリーKevinDaly バフェットをマネながら自宅で一人で運用し、一二年間で資産を九倍、年複利平均二〇・八%を樹立した「ほぼロングオンリーのバリュー投資家」 第6章ジミー・バロディマスJimmyBalodimas トレードの常識を無視して、垂直に近い上昇での空売りを好む「シュワッガーお墨付きの絶対にマネをしてはならない直感トレーダー」 第7章ジョエル・グリーンブラットJoelGreenblatt グレアムとバフェットの徹底研究から「魔法の公式」を編み出し、年複利平均五〇・〇%という驚異のリターンを誇る「バリュー投資のカリスマ」 第2部グローバルマクロ戦略のトレーダーたち 第8章コルム・オシアColmO'Shea ファンダメンタルズ分析から今起きていることに気づき、低リスクで年複利平均一一・三%を実現した「ソロスの弟子」 第9章レイ・ダリオRayDalio ファンダメンタルズに基づいたシステムトレードで、年複利平均一四・八%を成し遂げた「間違いが大好きな天才」 第10章ラリー・ベネディクトLarryBenedict 三振を何回しても、最大ドローダウン五%で年複利平均一一・五%を達成した「リスクマネジャーの鑑」 第11章スコット・ラムジーScottRamsey  〇・一%のリスクで年次損失ゼロ、年間複利一七・二%のリターンを上げた「小心な理系の裁量トレーダー」 第12章ジャフリー・ウッドリフJaffrayWoodriff ボラティリティの高低に合わせてポジションサイズを調節し、システマティックなアプローチで年平均一一八%を誇る「大衆が嫌いなトレーダー」 第3部マルチストラテジーのトレーダーたち 第13章エドワード・ソープEdwardThorp ディーラーをやっつけた手法で月間勝率九八・七%、年平均複利リターン一九・一%を記録した「カジノ出禁の革新的数学博士」 第14章ジェイミー・マイJamieMai 市場の隠れた非効率性に目を向けてサブプライムローン危機で大儲けし、年平均四〇%を樹立した「柔軟性に富む巨人」 第15章マイケル・プラットMichaelPlatt 裁量戦略でもドローダウンは五%以下、年平均複利リターン一四%を実現した「お金を失うのが嫌いなリスク管理の達人」 結論――マーケットの魔術師による四〇の教訓
  • 実践 生き残りのディーリング
    完結
    3.8
    相場とは何かを追求した哲学書  トレーダー/投資家には、そのレベルや立場に応じ、乗り越えねばならない「壁」がある。例えば「仕掛けと仕切りに恐怖を感じる」という壁、「どれくらいポジションを維持したらよいか分からない」という壁、「自分の技法が通用しない期間が長く続いている」という壁・・・・・・。実にさまざまだ。  本書『実践生き残りのディーリング』は、そうした壁に挑もうとする人々に格好のアプローチを提示しようとする哲学書である。「相場とはどのような性質のものか?」「どのような種類の人々が参加しているのか?」「どうして価格が動くのか?」「どのような対応ができるのか?」など、相場の謎を解くための概念が100項目にわたって著されており、自分がどう相場に向き合うべきか啓蒙してくれるのだ。  事実、1990年の『オリジナル版』発刊以来、本書は多くのプロのディーラーに座右の書として愛読され続けている。これは本書で展開される「矢口理論」が相場の本質を鋭く突いているからにほかならない。  今回の『実践生き残りのディーリング』は「株式についても具体的に言及してほしい」という多くの個人投資家たちの声が取り入れられた「最新版」。プロだけでなく、これから投資を始めようという投資家にとっても、自分自身の投資スタンスを見つめるよい機会となるだろう。 第一章 相場とは何か 第二章 自己資金の性質とそのリスクを理解する 第三章 機先を制す 第四章 価格変動の本質 第五章 見切りと再起 豪州メルボルン大学卒。日米欧の大手金融機関の為替、債券のディーラー、機関投資家セールスとして東京、ロンドン、ニューヨークの三大市場に勤める。2002年5月、株式会社ディーラーズ・ウェブ創業。証券投資顧問業、関東財務局長第1647号。 著書『生き残りのディーリング』、『なぜ株価は値上がるのか?』、『矢口新の相場力アップドリル(為替編)』など多数。
  • 17時からはじめる東京時間半値トレード ──勝率50%の分岐点こそが相場の原点
    完結
    4.0
    相場は、「上がる」「下がる」が予測できれば当たるもの、と一般的に考えられています。しかし、本当にそうでしょうか。 例えば、ブレイクアウト。「抵抗線や支持線を突破したらエントリー」と考えていたとして、実際にその場面になったらどうでしょうか。本当に、エントリーできますか。エントリーできたとしても、思惑と反対に動いてしまったことはありませんか? 確かに、相場に予測は必要です。しかし、それ以上に考えなければならないことがあります。それは「どうポジションを作るのか」です。予測があたってもうまくポジションが作れなければ、良い結果を残すことは難しいのです。 半値押し&半値戻しは「正しい形」 そこで、紹介したいのが半値押し&半値戻しの概念です。半値というのは、文字通り、「買い」と「売り」が拮抗している売買勢力分岐点です。五分五分です。ということは、この地点での動きだけに注目して、この地点から跳ね返されたほうにポジションが取れれば、それは、その時点での正しい動きについていったことになります。簡単に言うと、次のようになります。 ◎買い相場の定義:売買勢力分岐点で買われたら買い相場(半値押し+下ヒゲ出現) ◎売り相場の定義:売買勢力分岐点で売られたら売り相場(半値戻し+上ヒゲ出現) ◆半値線と17時からの値動きに注目して「正しい形」を実現する手法が「半値トレード」 まず、半値押し&半値戻しで見るべきものは「半値線」です。ここで言う半値線とは「過去52本分のローソク足の半値」と「東京時間の高値安値の半値」を指します。「過去52本分のローソク足の半値」については、一目均衡表の先行スパン2(1時間足&5分足)を参考にします。 「東京時間の高値安値の半値」については、その当日の東京時間(9~17時)の高値安値の半分のレート(値段)を参考にします。 以上の半値線に、「17時から」という要素も加えます。半値線タッチとの絡みのあとでロンドン時間の方向にポジションを取る基本パターンや、頻度は少ないですが、東京時間の方向にポジションを取る例外パターンがあります。 正しい売買をしたいならば、この型になるまで待つことです。「待つ」ことが、あなたを正しい売買に導くことになります。 【本書を読んでほしい人】 ◎「上がりそうだから買う」「下がりそうだから売る」を繰り返してきた人 ◎シンプルで、かつ、正しい手法に興味のある人 ◎サラリーマンなど、昼間の仕事が終わってからでないとトレードに集中できない人 ◎新しいトレードアイデアを検討したいと思っている人 アンディ 専業トレーダーとして生計を立てる。運営するブログ「アンディのFXブログ」で、日々のFXトレードに関する売買手法を執筆。東京時間で一目均衡表やもぐら叩きと名付けた手法で多くの投資家を魅了する。営業マン時代、日本で一番と二番の仕手筋(投資家)から大口注文を受けるなど、その確かな投資眼には定評がある。「週刊SPA!」「YenSPA」(扶桑社)、「ダイヤモンドZAi」などで紹介されている。
  • 新マーケットの魔術師 ──米トップトレーダーたちが語る成功の秘密
    完結
    4.0
    前著マーケットの魔術師を書き終えて講演旅行をしていたとき、いくつかの疑問が定期的に私の中に沸いてきた。その一つは、「世界で最高のトレーダーを何人もインタビューしたのだから、それによって、私のトレーディングは向上したのだろうか?」と言う疑問だった。私のトレーディングは向上する余地が多くあったが、この疑問に対する私の答えは及び腰であった。 『マーケットの魔術師』の著者がトレードしていないのは何か妙ではあったが、私には正当な理由があった。トレーディングに関して基本的なルールがあるとすれば、その一つは「損を出せないときは、トレードしてはいけない」というルールである(べきだ)。損をしてはいけない資金でのトレードは、勝つことよりも負けることの方が多い。資金が重要すぎると、いくつかの決定的な間違いを犯すことになりやすい。最高の取引機会は、リスクもまた高いことから、これを逃すことになりやすい。また、完全に良好なポジションを作っていながら、市場がちょっと反対に動き始めると、最終的にマーケットが自分の思っていた方向に動き出す前に、つまり時期尚早な段階で、手仕舞いしてしまったりする。  マーケットに貴重な資金を持って行かれてしまうのを怖がるあまりに、最初にちょっとでも含み益が発生すると、すぐにポジションを閉じてしまう。皮肉にも、損をすることに対する過剰な配慮は、その恐怖心が決断能力を低下させ、車のヘッドライトに驚いて動けなくなってしまう鹿のように、損を出しているポジションに適応することができず、必要以上に持ち続けることになる。 要するに、「怖がりなカネ」でトレードすることは、決断力を低下させ、必ず失敗させる方向へと人を導くのである。  前書の完成は、私が家を建てたのと同時期だった。この国のどこかには、最初に自分が予想したとおりの金額で家を建てた人がいるのかもしれない。しかし、私にはそれが疑わしく思える。家の見積もりを作っているとき、何度も言うフレーズがある。「たかがもう二〇〇〇ドル」。ここで二〇〇〇ドル、ここでも二〇〇〇ドル、そしてもっと大きな金額が最終的に加算されてくる。わが家の贅沢の一つは、屋内プールだった。このプールのために、私は取引口座を閉じたのである。このとき、私はマーケット・リスクにさらすことのできるそれなりの資金ができるまで、トレードはしないつもりでいた。そして、終わりのない周辺工事などで、トレードを再開する日はどんどん先に追いやられて行った。また、フルタイムの仕事を持ち、同時に本を出版するのは、なかなか骨の折れる作業であった。トレーディングにはエネルギーが必要だし、私としては、負担を増すことなく疲れを癒す時間が必要だった。  チャートを見ていて、英ポンドが下落寸前なのを確信したのは、そんなある日の午後だった。その前の二週間、ポンドは調整もなく直線的に下落していた。 そして直前の一週間、ポンドは狭い値幅の中を神経質に上下しているだけだった。私の経験からすると、この一連の価格の動きは、多くの場合、再び価格が下落することを示していた。多くのマーケットは、多くのトレーダーたちを惑わせる行動を示す。
  • AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版
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    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 AWS(Amazon Web Services)の活用・構築する知識を持っていることを証明するAWS認定の中で、基礎的な知識理解を目的とした試験が「AWS認定 クラウドプラクティショナー」です。エンジニアだけでなく、マネージャーや営業職など、AWSに関わるさまざまなポジションの人を対象としています。 基礎的な理解を目的とした知識ベースの認定といっても、多くのサービスでさまざまな活用ができるAWSクラウドの全体的な理解が求められます。 本書は、2023年に開始された「CLF-C02」試験に対応し、AWSを利用していくのに必要となる「クラウドのコンセプト」「セキュリティとコンプライアンス」「クラウドテクノロジーとサービス」「請求、料金、およびサポート」といったカテゴリを、しっかり丁寧に解説しています。 AWSクラウドの深い知識と認定試験対策への経験を持った著者が、合格のポイントになる知識と解答の考え方が理解できるように構成しています。さらに、練習問題で知識を解答につなげる力がしっかりと身につきます。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • Rによる教育・言語・心理系のためのデータサイエンス入門
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 Rによる実践と分析のセオリーを把握 数学の苦手な文化系の学生,実務者向けに、分析スキルの習得および理解を目的としてまとめたデータサイエンス(統計学)の入門書です。計算はRに任せ、数学的な理解よりもまずは実践・実際的な理解を促します。 実際の課題(研究課題)を取り上げ、それを解くためのセオリーおよびデータ分析、結果のまとめ方、最後にまとめ(考え方)と類題といった構成で解説することで、目的(テーマ)に応じた分析の流れを学ぶことができます。 【このような方におすすめ】 ◎卒論・修論,仕事で推測統計を使ったデータ分析を試みている文系の学生・実務者 ○文系研究者でデータ分析を使ってみたいと思ってる人やその予備軍 【主要目次】 準備 Chapter 0 Rはじめの一歩―これだけで使えるR― 第1部 Chapter 1 グラフを描き、記述統計量を出す―Rエディタを使う― Chapter 2  統計分析はじめの一歩―標準化と統計的仮説検定― Chapter 3 同じ人の異なるテストの平均点を比較する―TOEIC のReading とListening はどちらが難しいのか― Chapter 4 異なる人のテストの平均点を比較する―音楽的能力は音楽経験の有無で異なるか― Chapter 5 サンプルの小さい外れ値のある二条件(群)を比較する―電話をかける頻度に性差はあるか― Chapter 5 発展 三条件(群)以上の対応のない順序データを比較する―サッカー選手はポジションによって性格が異なるか― Chapter 6 二つの変数の関係性を数値化する―音楽的能力と数学の力の相関― 第2部 Chapter 7 2×2のクロス集計表を分析する―ボディランゲージは聞き手の理解を促進するか― Chapter 8 名義変数の関係性を数量化し理論化を試みる―高校の時に好きだった科目と理系大学での所属学科に関連性はあるか― Chapter 8 発展 名義変数間の関係性を2次元で表現―対応分析- Chapter 9 テキストマイニング―パートナーに求めるもの― 第3部 Chapter 10 同じ人の三つ以上の平均を比べる―理科嫌いは小中高のどこではじまるのか― Chapter 11 二つの要因の絡みを浮き彫りにする―TOEIC リスニングのスコアはどうすれば上がるのか― Chapter 12 複数の変数で一つの変数を説明する―キャンパス学食の満足度は何によって決まるか― Chapter 12 発展 説明変数から二値データを予測する―オンライン授業の印象を分ける要因は何か― Chapter 13 変数に共通する因子を見つける―自分の心配や悩みを相手が受け止めてくれたと感じる言葉とは― Chapter 14 人をグループに分ける―大学入学の動機によって人を分類してみる― 類題の解説・解答 参考図書 別表
  • CARPE DIEM JIU-JITSU
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめての人から最高の技術を求める人まで――。 相手のポジション別にどう対応していくのかを分類した、「まったく新しいブラジリアン柔術の教科書」。 トップ選手を輩出する世界水準の道場「CARPE DIEM(カルペディエム)」による初の教則本。 ※この作品は紙書籍『CARPE DIEM JIU-JITSU』の電子書籍版です。紙書籍版に付いているDVDの動画は収録されておりません。動画をご覧になりたい方は紙書籍版のご購入をおすすめします。予めご了承ください。
  • キャッシュマネジメント入門―グループ企業の「資金の見える化」
    4.0
    入門書の決定版 リスクマネジメント、税務戦略、運転資本管理、 資金調達、人材、ネットワーク……関連するポイントもすべて網羅。 キャッシュマネジメントとはなにか? キャッシュフローと、それに伴い発生する資金の過不足(資金ポジション)を効率的にマネジメントすることを指す。 具体的には、国内外のグループ会社を含めて、資金繰り、在庫、売掛回収、支払いサイトの調整、為替、社内価格振替制度、税金などを考慮して現金ベース(入金・出金)で管理することを指す。 制度会計やコーポレート・ファイナンスとの違いで言えば、次のようになる。 ・キャッシュマネジメント →半年から1年先までの意思決定。資金管理、資金繰り、現金出納などの実務的な業務や資金計画、為替管理、金利管理等の意思決定に関わる業務。 ・制度会計 →過去の期間ごとの記録。会計原則、会社法、金融取引法等のルールに則ってすでに行われたことを記録する。 ・コーポレート・ファイナンス →2年~10年先までの意思決定。企業が資金調達し、その資金を配分して企業価値を高めるための効率的な財務戦略。 欧米のグローバル企業に比べ、日本企業のキャッシュマネジメントへの対応は遅れている。本書はリスクマネジメント、税務戦略、運転資本管理、資金調達、人材、ネットワークなど関連するポイントもすべて網羅した入門書となっている。財務管理者は必読の1冊。
  • でたとこサーガ サプリメント でたとこダークネス
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でたとこな物語は「悪」に深化する!! ダークヒーローやヴィラン、サイコなPCが集う悪の物語、ここに開宴! 世紀も悪もなんでもあり! それが「でたとこサーガ」です。 今回のサプリメントのテーマは「悪」! 悪には悪ならではの魅力があります。PCが悪役となって、善の英雄を倒したり、悪の巨頭と覇を競ったり。そんな悪のセッションを遊び倒せるよう、多数のデータやコラムを掲載。悪として振る舞えるセッションを、すぐに遊べます! 新クラスももちろん追加。「ニンジャ」「貴族」「死霊」「異形」とダークな雰囲気を漂うわせる4種類! 加えて、キャラクターの過去や立場を固めるポジションも大幅に追加! 悪役を遊びやすくする15種類のPC用ポジション、6種類の敵NPCポジションがさらに幅広いキャラクターと多様な物語を可能に! さらにリプレイ「悪は滅びぬ!」を収録! 刺激的な悪のセッションリプレイをお楽しみください。
  • 図解でわかるウエディングフォト入門 挙式・披露宴編
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、これから挙式や披露宴のウエディングフォトを撮影する方に向けた入門書です。 撮影に必要な機材やカメラのセッティング方法、服装の考え方、各スタッフの役割など、現場で必須となる基礎的な知識を紹介します。また撮影の実例として、挙式・披露宴を25のシーンに分類し、状況に応じた撮影の仕方やポジション取りを図解、当日撮影の一通りの流れがわかるようにまとめています。 Chapter1 ウエディングフォトの基礎知識 ウエディングフォトは写真技術の塊 フォトグラファーの役割 主な登場人物と関わり方 撮影スタイルと必要な機材 基本のカメラセッティング 25の必修撮影シーンリスト 撮影後のワークフロー Chapter2 実例 挙式前の撮り方 会場外観・内観 ドレスや小物 メイクシーン ファーストミート 新郎新婦の撮影 挙式リハーサル Chapter3 実例 挙式の撮り方 入場 牧師の話~誓約 指輪交換~署名 退場~退場後の演出 神前式の場合 Chapter4 実例 披露宴の撮り方 会場風景 受付 ゲスト入場 新郎新婦入場 スピーチ~乾杯 高砂での記念撮影 ケーキカット 中座 ムービー上演 再入場 余興 ラウンドフォト 手紙〜記念品贈呈 お見送り 結婚式の知識 挙式スタイル 結婚式場の種類
  • AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第2版
    4.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年のAWSクラウドの最新情報で基本からしっかり解説した、「AWS認定 クラウドプラクティショナー」向けの試験対策教科書です。 AWS(Amazon Web Services)を活用・構築する知識を持っていることを証明するのがAWS認定です。「AWS認定 クラウドプラクティショナー」は、エンジニアだけでなくマネージャーや営業職など、さまざまなポジションを対象とした試験で、AWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できるようになることが求められます。 本書はAWSを利用していくのに必要となる「クラウドの概念」「セキュリティ」「テクノロジー」「請求と料金」といったカテゴリを、しっかり丁寧に解説しています。 AWSクラウドの深い知識と認定試験対策への経験を持った著者が、試験の合格のポイントになる知識と解答の考え方が理解できるように構成しています。さらに、練習問題で知識を解答につなげる力がしっかりと身につきます。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • フットボールヴィセラルトレーニング 無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[実践編]
    5.0
    タスク(目的、課題)に向けて「レイヤー(層)=変数」を重ね、実際の試合以上の複雑性を生み出す 阿部勇樹(元日本代表)推薦!「この先のサッカーのために何が必要か? 指導者として新たな発見があった」 上巻『フットボールヴィセラルトレーニング[導入編]』では、神経科学を実用的に用い、認知、意思決定、無意識下でのプレーを最適化するための理論を紹介した。 下巻『フットボールヴィセラルトレーニング[実践編]』では、タスク(目的、課題)に向けて「レイヤー(層)=変数」を重ね、選手、フィールドサイズ、ピッチ形状、ゾーン、ボール、ゴール、ゲート、時間、用具などを操作し、実際の試合以上の複雑性を生み出すヴィセラルトレーニングの構造を具体的に解説していく。 監修者まえがき 第1章 根本的なアイデア 1 なぜヴィセラルトレーニングは誕生したのか? 2 「機械的論理」対「芸術的論理」 3  解決と問題 4 「試合」対「エクササイズ」 5 ヴィセラルトレーニングはなぜ選手の無意識的なプロセスを改善するのか? 第2章 実践的なヴィセラルトレーニングの導入 1 どのようにヴィセラルトレーニングを導入するのか? 2 ヴィセラルトレーニング特有の原則:「レイヤー」の重なり 3 どのように複数のレイヤーを整理するのか? 4 チームプレー形式でどのようにヴィセラルトレーニングを始めるべきか? 5 「構造化トレーニング」や「戦術的ピリオダイゼーション」を手助けするヴィセラルトレーニングという手段 6 ヴィセラルトレーニングをどこで適用すべきだろうか? 6・1 ゲームモデル 6・2 ゲームシステム 6・3 試合の局面 6・4 ヴィセラルアナリティクス 6・5 SSG・MSG・LSG・SG 6・6 個人トレーニング 6・7 小さなグループ 6・8 チーム 6・9 活性化 6・10 主要なトレーニング 6・11 補完的なトレーニング 6・12 レクリエーション的なトレーニング 7 ヴィセラルトレーニングにおける計画 8 通常のヴィセラルトレーニングと特別なヴィセラルトレーニング 9 育成年代からプロまでのヴィセラルトレーニング 10 すべてのトレーニングや試合をヴィセラルトレーニングに変換する方法 11・1 守備のポジショントレーニング 11・2 ロンド 12 ヴィセラルトレーニングと育成年代 13 ほかのスポーツを導入したヴィセラルトレーニング 14 ヴィセラルトレーニングにおける最大限の特異性 第3章 賢いサッカー選手 1 実行機能 2 ピッチ外における実行機能の評価 3 記憶 3・1 作業記憶 3・2 前方視的記憶 3・3 エピソード記憶 3・4 手続き記憶 3・5 パターン記憶 4 予測 第4章 意思決定 1 伝統的なトレーニングとヴィセラルトレーニングの意思決定 2 「現代的」な意思決定 3 「思考せずに思考する」対「思考することで思考する」 4 サッカーにおける意思決定に限らない意思決定 第5章 視覚的な認知 1 ヴィセラルトレーニングにおける視野 2 スキャニング(視覚認知行動)を説明するために役立つ従来のモデル 3 無意識の思考を刺激する「無意識のスキャニング」 第6章 心理学的なアプローチ 1 サッカーにおけるプライミング 2 無意識も従順である: 実施意図 3 実施意図を実際の試合でどのように適用するか? 4 「無意識の実行意図」がある場合はどのようになるか? 5 無意識を助ける意識的なプロセス 6 現実の出来事に基づいた感情的な優位性としての状態依存性記憶 7 無意識から暗黙的に学ぶそのほかの方法 8 無意識的にトレーニングを助ける「警告」 9 行動の観察 10 ビジュアライゼーション 11 瞑想 12 無意識へのアプローチにおける最後の手法:夢 13 明晰夢 第7章 感情とモチベーション 1 ヴィセラルトレーニングにおける感情 2 ヴィセラルトレーニングにおけるモチベーション 2・1 モチベーションの最も深い源泉:エロス 第8章 創造性 1 ヴィセラルトレーニングと創造性 2 意識における1つのタスク:機能的固定 3 「自動化」対「創造性」 第9章 認知的柔軟性 1 機能的結合の変化 2 精神的・認知的な耐性を強化するためのヴィセラルトレーニング 3 認知的疲労 4 認知的疲労におけるそのほかの要因 5 トレーニングと同様に重要な脳の回復 第10章 テクノロジーとイノベーション 1 テクノロジー・イノベーション・ヴィセラルトレーニング 2 サッカーにおける仮想現実と拡張現実 第11章 制約 1 ヴィセラルトレーニングはなぜ伝統的なタスクの制約ではないのか? 2 量的、質的な制約の次元 3 ナーゲルスマンのトレーニングセッション 4 明示的な制約と暗黙的な制約 第12章 ヴィセラルトレーニングという旅の終わりに 1 予備的な結論 2 最後のテスト 3 おわりに 監修者あとがき 訳者あとがき
  • ポーカーサテライト戦略
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    アメリカンドリームの体現者になれ! サテライトには独自の戦い方がある 2003年、WSOPメインイベントで優勝した当時27歳だったクリス・マネーメイカー。彼はなんと参加費86ドルのオンラインのサテライトトーナメントからメインイベントへの参加権を獲得し、最終的に250万ドルを得た世界的ポーカープレイヤーである。 サテライトとは、ビッグトーナメントへの出場権をかけたいわば予選的なトーナメントである。1/10程度のバイインでありながら勝ち残れば本戦に参加できるため、金銭的にもメンタル的にもハードルが低い。ただし同じポーカートーナメントとはいえ、通常のトーナメントプレイとは戦い方も考え方も異なることは見過ごされがちだ。 通常のトーナメントは1位と2位、3位、4位…と手にできるプライズが大きく変わってくる。しかし、スーパーサテライトでは本戦へのシート獲得が主なプライズとなるため、1位だろうが20位だろうがその価値は同等である。つまり輝かしいブレスレットと大金を見据えてファイナルテーブルに向けてスタックを無理に増やしていく必要も、分散が大きな場面でリスクを取る必要もない。逆にサテライトでは分散を小さくすることが大切となる。 例えばサテライトで犯す間違いの中でも特に罪が重いのは、広すぎるレンジで相手のオールインにコールするというミスである。分散を抑えるためのベストの方法は、オールインにコールするレンジを絞ることである。 本書はサテライトならではの戦い方を、序盤からバブルまでのステージごとに章を割けてハンドレンジやICM、COC(入賞可能性)計算、相手のスタイル、ポジション、バンクロールマネジメントなどをもとにアクションを分析していく。またゲーム中に発生しうるシナリオについて、アグレッサー側とディフェンス側双方の視点でハンドレンジを記した表も数多く掲載。ただし表のレンジを覚える必要はない。視点を変えることで変化に対応するスキルを手にすることが目的だからだ。 サテライトにおける基本的なGTO戦略と相手と状況に応じて修正する方法を本書で学んで、次のマネーメイカーになろう。 本書で学べること ・通常のトーナメントプレイとの違い ・タイトに締めたり積極的にチップ集めに出るタイミング ・バブルでのシャブ、コール、フォールドの判断 ・相手、プレイ展開、状況に応じたプレイの修正 ・プリフロップでAAをフォールドすべきときの見極め
  • でたとこサーガ サプリメント でたとこフロンティア
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 魔王も勇者も神様もなんでもあり! 1回のセッションでキャンペーンのような濃縮したセッションが楽しめるテーブルトークRPG『でたとこサーガ』のサプリメント第1弾! 新クラスとして『メカ』『商人』『占い師』が追加! 科学と経済を大胆に拡張し、新クラスに合わせた敵NPCやシナリオも多数掲載。 新要素、ポジションが登場! リプレイ『破滅の予言書』を収録!
  • 21世紀のロンバード街―最後のディ-ラーとしての中央銀行
    4.0
    金融市場のあり方をつぶさに観察して書かれた古典的名著、バジョットの『ロンバード街』。 この本では、中央銀行の役割について「最後の貸し手」と整理して、金融関係者の間では、 それが常識となってきた。 しかし、ここ最近の金融危機では、中央銀行はその役割を超えて、金融市場の崩壊を 防ぐためにあらゆる手段で買い支えを行う「最後の買い手」(Dealer of last resort)、 つまりだれもポジションを取って価値のバックストップを提供しないときに、あえて 大量の資産購入を通じて現在の価値の根拠を提供する機能を果たしている。 従来の経済学や金融論が見落としてきた金融市場の特質をとらえたユニークな一冊。
  • AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
    4.1
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 AWS(Amazon Web Services)を活用・構築する知識を持っていることを証明するのがAWS認定です。「AWS認定 クラウドプラクティショナー」は、エンジニアだけでなくマネージャーや営業職など、さまざまなポジションを対象とした新しい試験で、AWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できるようになることが求められます。 本書はその「AWS認定 クラウドプラクティショナー」向けの試験対策教科書です。AWSを利用していくのに必要となる「クラウドの概念」「セキュリティ」「テクノロジー」「請求と料金」といったカテゴリを、しっかり丁寧に解説しています。 実際に豊富な構築経験と深い知識を持った著者が、試験の合格のポイントになる知識と解答の考え方が理解できるように構成しています。さらに、練習問題で知識を解答につなげる力がしっかりと身につきます。
  • 経営計画と会計
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会社の経営計画を立てる上で、会計は重要なポジションを占めています。本書は、経営計画を策定するにあたり、知っておきたい会計の手法を初心者・入門者にも分かりやすく解説。会計を中心に、経営のPDCAの基礎・基本となる事項を基礎から学ぶことができます。会計業務に携わる人々や会社の経営にかかわる方々必携の一冊です! ※本作品に収録されている図表の中には、微細なものが含まれております。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。専用端末やPC、タブレット型PCで読書されることをお勧めいたします。

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  • 物質使用障害の治療 多様なニーズに応える治療・回復支援
    4.0
    ここ10年間で物質使用障害の臨床は大きく変わってきた。海外のさまざまな治療法が国内に紹介され,そうした海外のプログラムを参考にして,わが国の状況にマッチしたプログラムが開発され,普及してきた。 雑誌『精神療法』に連載の「物質使用障害治療の最前線」をまとめた本書は,最近10年間に登場し,すでに依存症分野で一定のポジションを確立したと思われる心理療法プログラムや,依存症に関連した重要なトピックを集めたものである。いずれの章も,そのテーマ,プログラムの第一人者である第一線級の臨床家・研究者が執筆しており,通読すれば,現在,わが国の医療機関でスタンダードとなっている治療プログラムや治療理念を一望することができる。 これらのプログラムは,物質使用障害という領域が,多くの援助者から忌避され,結果的に多くの当事者と家族を治療・支援から疎外してきたといえる状況を緩和し,依存症臨床への入り口を広げる効果があるだろう。 しかし,さまざまな治療プログラムはツールにすぎないので,患者の多様なニーズに応えるべきテーラーメイドの治療として,本書で取り上げたプログラムを複数用いたり,構造化されていない個別的なかかわりを行うことは不可欠である。 すでに物質使用障害臨床に従事している人だけでなく,これから取り組もうとする人にも役立つ一冊。

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  • 部位別にわかるヨガ解剖学ノート 「塗り絵」図解で人体の仕組みを実感
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、さまざまなヨガのポーズ(アーサナ)について、あなたの骨や筋肉がどのようになっているのかを知り、身体の各部を正しいポジションに置くためのものです。 肩関節、胸部の筋肉といった身体の部位ごとに、特に意識すべきアーサナを解説し、その解剖学的な図解を掲載しています。 その図解には、自分で色を塗ることもできます! それが新たな学びとなり、記憶が定着するのを助けてくれるでしょう。 さらに巻末には、どこでもヨガ解剖学を学べるよう、携帯用カードをおつけしました。 身体の仕組みを深く理解するほど、アーサナの練習がより洗練され、より安全なものになります。 インストラクターの方はもちろん、ヨガの教えを実践する皆さんに役立つ一冊です。
  • バリュー・プロポジションのつくり方 顧客の価値を「状況」で考えればプロダクト・サービス開発はうまくいく
    -
    どのようにすれば顧客に刺さる プロダクト・サービスが生み出せるのか? 新規事業開発によって新しい事業やプロダクト・サービスを企画しますが、その多くが顧客に使われないまま収益化できずに頓挫してしまいます。 その理由は実にシンプル。 顧客が価値を感じられるもの=バリュー・プロポジションが生み出されていないからです。 顧客に価値を感じてもらうには「いま顧客はどのような状況にいるのか?」を正しくつかむ必要があります。 そこで本書では、膨大な数の顧客調査を行い、顧客が本当に求めている体験・アイデアを提案してきた著者らがバリュー・プロポジションのつくり方を具体的に、かつ丁寧に解説します。 次のような方には必読の一冊といえるでしょう。 ・新規事業のリーダー&担当者 ・DXのリーダー&担当者 ・新しいプロダクト・サービスをつくるチームメンバー ・プロダクトが伸び悩んでいる起業家&プロダクトマネージャー 読者特典として、誰でもバリュー・プロポジションがつくれるフレームワーク「バリュー・ダイヤモンドボード」をご提供します。 ●目次概要  基礎編   序章 バリューで社会を変える   第1章 顧客の状況と価値   第2章 状況と体験   第3章 顧客価値を可能にするもの   第4章 バリュー・プロポジションのつくり方   第5章 バリュー・プロポジション温故知新  実践編   第6章 バリュー・ダイヤモンドボードの書き方   第7章 状況をとらえるリサーチ手法 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考と技術
    4.0
    職業としてトレーダーを選択し、日々マーケットと向き合いながら、長年にわたり利益を積み重ねている16人のプロ・トレーダーの生の声を収録。トレーディングの世界に足を踏み入れた経緯、マーケットと対峙するうえでの心構えや考え方、アプローチ方法とテクニック、過去の輝かしい成功例と手痛い失敗例など、これまでに明かされたことのないプロ・トレーダーの本音を凝縮した貴重なインタビュー集。伝説のカリスマ・トレーダーにして「ボリンジャーバンド」開発者、ジョン・ボリンジャー氏の序文も必読。 インタビューした人々のトレーディングスタイルは実にさまざまである。ほんの数分間ポジションを保有するだけで、1 日に何百回、何千回と売買を繰り返すトレーダーもいた。月に1、2 回しか巡ってこないビッグチャンスを捉え、数週間、数ヵ月とポジションを保有し続けて大きな利幅を狙うトレーダーもいた。それでも彼らは例外なくリスクマネジメントの技術を習得しており、想定外の損失を被らないよう慎重にトレードを管理していた。もっとも、なかには手痛い失敗をしでかした経験を語ってくれたトレーダーもいた。ほとんど一文無しになりそうになってから、規律こそがゲームを続けるためのカギだと悟ったのである。トレーダーとして成功するためには何よりも勤勉さと規律が不可欠なのだ。 (本書より)
  • JTのM&A 日本企業が世界企業に飛躍する教科書
    4.1
    サントリー、日本郵政など海外での大型企業買収が加速している。世界市場でシェアを確保できるかどうかが、企業の生死を決める。M&Aは買収後が勝負。買収後の統合作業が頓挫すれば、成功はおぼつかない。  「海外M&Aのことなら、この人に聞け」と言われるのが、JT副社長の著者だ。M&Aの担当者はJTの門を叩き、巨額M&Aを成功させた辣腕CFOに、どうやって経営統合するか、教えを請う。  JTの今日のポジションは、日本企業では珍しい二度にわたる1兆円規模の海外企業の買収によって築かれた。1998年、RJRナビスコから米国市場以外のたばこ事業を統括するRJRIを9420億円で買収、 2006年には英国のタバコ企業ギャラハーを2兆2500億円で買収した。  JTは大型M&Aで自身の組織や意識を変えながら、経営統合でも最大の効果を発揮している。2014年12月期の連結売上収益が2兆4300億円、調整後営業利益は6600億円。 このうち売上収益の55%、調整後営業利益の3分の2を海外事業が占めている。  日本と中国市場を除く世界市場をジュネーブに本拠をおくJTインターナショナルが担当している。「良い子(電電公社)、悪い子(国鉄)、普通の子(専売公社)」と言われた時代から、 たばこの世界シェア3位メーカーに大きく飛躍したJTの事業戦略を立役者の1人がはじめて明らかにした。
  • ミッションドリブン・マネジメント~「なんのため?」から人を活かす~
    3.0
    ※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2023/978-4-297-13248-4)も合わせてご覧ください。 会社が成長しないのは,「あるべき姿」に向かってないから―― 「良い人材がなかなか採用できない」 「入社してもすぐに辞めてしまう」 「期待して採用した社員が,期待どおりに動いてくれない」 「スキルはあるはずなのに,たいした成果が出ていない社員が多い」 「社員同士の足の引っ張り合いが起きている」 そんな問題を防ぎ,人の力を最大限に発揮させる仕組みの作り方を,トリドールホールディングスの躍進を支えた組織開発のプロが集大成。 「来年は〇人採用」「ポジションが空いたから埋める」が離職の原因 ジョブディスクリプションを完璧に近づけるほど採用がうまくいかなくなる 「すぐ活躍してほしい」と思って採用してはいけない 「責任をとってやめます」は意味がない 社内政治のない会社は成長しない A評価かB評価かより「なぜその評価なのか」が大事 人は究極の負債になりうる 「人事を手放せない経営者」が足枷になる 採用,組織,制度,人事,経営の常識が変わる。
  • 前田“JIMMY”久史PRESENTS プロ・ベーシストに近づくためのメソッド集
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 すべてのベーシストが、プロの実力を得られる1冊 『ベース・マガジン』にて、20年以上にもわたって奏法特集の講師やプレイ・スタイルの分析などを定期的に担当してきた人気講師の前田“JIMMY”久史。彼が担当した講義から、人気の高かった奏法特集を厳選して1冊のムックにまとめました。疲れない弾き方、効率的なポジショニングの思考法、ニュアンスを込めたプレイ術といった繊細な技術から、プロな現場で役立つフレーズ集まで、基本的な演奏力を持った中級者のベーシストがよりプロの実力に近づくことができる、ワンランク上のテクニックを伝授します。 【CONTENTS】 Chapter 1 本格派に近づくための一歩目 ●プロとアマの境界線 ●疲れないベース・プレイ ●ピック弾きを進化させる10の秘密 ●コード同士をつなぐスタイリッシュ・スラップ Chapter 2 ポジショニングとニュアンスを極める ●ポジショニング虎の巻 ●不動のワン・ポジション演奏術 ●世界が変わるニュアンス大百科 ●グルーヴ・ミュートの極意 Chapter 3 プロ・レベルのフレーズ・アイディア集 ●技ありルート弾きフレーズ術 ●コード感自由自在 ●バラードがすべてを制す ●ジャンル別“定番”フレーズ ●ジャム・セッションの奥義 ●起承転結で魅せるスラップ・ソロの公式
  • イラストで学ぶ 離散数学
    4.0
    この一冊からはじめよう! ボケが止まらないネコ教授と、生意気な生徒クロが楽しくナビゲートする画期的な書。 集合、論理、写像、関係、帰納法、順列、グラフ、無限集合の基本を網羅した。 定理の証明は正確かつ細部まで記述し、練習問題付き。 【推薦の言葉】 鮮やかな筆さばきが光る本書を読んだ方々が、離散数学の魅力を堪能し、将来、これらの理論を生活や勉学、研究に役立てていかれることを期待します。 ――数学者・秋山仁先生 【主な内容】 第1章 離散数学の魅力――まず面白さを感じて下さい 1.1 ピックの定理 1.2 オイラー路とオイラー閉路 1.3 ハミルトン路とハミルトン閉路 1.4 ポーサのスープの問題 1.5 鳩の巣原理 1.6 エルドシュ・スズカーズの単調部分列の定理 第2章 集合――数学の大本 2.1 集合とは何か 2.2 ベン図と和集合,共通集合,部分集合など 2.3 普遍集合とド・モルガンの法則 2.4 有限集合と包除原理 2.5 冪集合 第3章 論理――科学的思考の基礎 3.1 命題論理 3.2 述語論理 第4章 対応と写像――ここを押さえておかないと道に迷う 4.1 集合の直積 4.2 対応 4.3 写像 第5章 関係――「恋人」も「ライバル」も「親の仇」もすべて「関係」だ 5.1 関係の基本 5.2 半順序 5.3 ハッセ図 5.4 厳密半順序 5.5 同値関係 第6章 帰納法と関係の閉包――自然数といえば帰納法 6.1 帰納法 6.2 関係の閉包 6.3 集合の対等性 第7章 順列と組合せ――この先には賞金 100 万ドルの未解決問題が! 7.1 順列と組合せ 7.2 二項定理 第8章 グラフ――離散数学界のセンターポジション 8.1 グラフとは何か 8.2 グラフの用語 8.3 さまざまなグラフ 8.4 ピックの定理の証明 8.5 オイラー路とオイラー閉路 第9章 無限集合――「対角線論法」を知らずして「面白い証明」を語るなかれ 9.1 素数 9.2 集合の濃度 9.3 可算濃度 9.4 実数集合Rの濃度と対角線論法 9.5 複素数の濃度
  • 競争優位を実現するファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略
    4.2
    『星野リゾートの教科書』で紹介された、星野佳路社長が会社経営を学んだバイブル 「コモディティ化と資源の有限性という企業の課題に対してわかりやすいアプローチを提案しており、“教科書”通りに試してみる価値がある」(星野佳路) マーケティングの神様・コトラーも推薦し、多くの優良企業が採用する実践的経営理論 ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略とは、あらゆるビジネスに共通する5つの要素―価格・商品・アクセス・サービス・経験価値―から自社を見つめ直し、市場において独自のポジションを築く戦略です。 この戦略では、5つのうち1つで市場支配を、別の1つで差別化を、残り3つで業界水準を達成することが理想とされています。
  • はじめてのメラニー・クライン グラフィックガイド
    -
    本書では,メラニー・クラインの人生を追いながら,彼女の精神分析技法や転移・象徴機能・抑うつポジションといった主要概念、また数々の分析の症例を読み解いていく。 オスカー・サーラティによる豊富なイラストと分かりやすい訳により,クラインの理論を学びたい初学者にとって,最適な入門書となっている。

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  • 移動平均線の新しい読み方
    4.0
    テクニカル分析の基本といわれる「移動平均線」。相場のトレンドが一目でわかるメリットがあるものの、使いこなせている投資家は少数であり、計算方法が単純なベーシックな指標故、軽く見られがちでありました。 本書は移動平均線を6つのポジションでわけて分析。上昇と下降トレンドを株価と13週線・26週線のかんたんな組み合わせで判断。 まったく新しい分析法で投資の勝率がアップします。
  • 日経スマートワークOUTLOOK 2020
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本でもっとも働き方改革が進む企業はどこか? 5つの指標から、企業の成長力を紐解く! 日経独自の指標で企業の働き方改革を体系的にまとめたデータ集。働き方関連の取り組みが企業の業績にどうつながるかを、データをもとに解説します。 ◆日経の独自調査「スマートワーク経営調査」を書籍化 2017年から日経本社が実施している「スマートワーク経営調査」を書籍化します。「スマートワーク経営」とは、働き方改革などを通じて組織のパフォーマンスを最大化させる取り組みのことで、人材活用、イノベーション、市場開拓、テクノロジー、経営体制の5つの指標で日経が独自に調査し、企業を格付けしています。各指標の得点を合計した総合ランキングも掲載。2019年は上場企業を中心に708社が調査に参加しました。 ◆調査結果をすべて掲載 新聞では総合ランキングの上位約300社と、指標ごとに上位約40社を公表。書籍では全708社の調査データを公開し、格付けします。過去3年のアーカイブデータも収録して、参加企業の働き方改革の進捗をつまびらかにします。自社のポジションやライバル会社の取り組みを確認するなど経営に役立つ一冊です。 解説記事では新聞に掲載された特集記事を加筆するほか、調査の研究メンバーである鶴光太郎慶応大教授、山本勲慶応大教授、滝澤美帆学習院大准教授の3名が共同論文を執筆します。働き方関連の施策が企業業績にどのような影響を与えているかを、データをもとに分析する内容は必見です。
  • サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論
    3.7
    日本サッカー協会技術委員を務める、ゾーンディフェンスの パイオニアが正真正銘の守備メソッドを記した「超ゾーンディフェンス論」。 日本に足りない守備の哲学と基本理解。守備の戦術とセオリーを知れば、日本は世界で戦える。 Jリーグの監督として数々のチームを指揮し、守備組織の理論と構築のスペシャリストである 松田浩氏が、その守備メソッドと理論を徹底解説。現状の世界の守備のトレンドも解き明かしていく。 ゾーンディフェンスの理論と実践についても、Jリーグ監督時代に実際に使用していた対戦相手の分析ノートやトレーニングメニューを初公開。 サッカーファンのみならず、指導者やプレーヤーも必読の書。 【目次】 第一章 欧州の守備最前線 4-4-2ゾーンディフェンスは守備の型/ボールの位置、次に味方の位置で決まる守備位置/ 4-3-3の弱点が露呈したバルセロナ戦/バイエルンが見せた『ゲーゲンプレス』封じ 第二章 ゾーンディフェンスの衝撃 ゾーンディフェンスは相手がどう動こうが関係ない/水族館のイワシの群れがワッと動く動きが理想/ 選手全員が常に一個のボールに関わりながらボールホルダーに圧力をかける/ボールに迂闊に飛び込まない=ボクシング・ムーブメント 第三章 ゾーンディフェンスとは何か 守備の主導権を握るのはあくまで守備者/なぜ4-4-2なのか?/4-3-3や4-1-4-1の試行錯誤で見えたメリット・デメリット/ 飛び込まずにパスコースを限定する役割を担う第一線の守備/資料:各ポジションの役割 第四章 ゾーンディフェンス+ゲーム戦術 組織的堅守に不可欠なゲーム戦術/相手の時間と空間を奪う/規格外のタレントたちを止めるラインコントロール/ ドリブラーに対抗するための“くっつくDF”/特に危険な“クリティカルフェイズ”とは?/ クリアしたあと最終ラインはペナルティエリアまではあげる/セットプレーにおけるゾーンとマンツー。失点する確率が低いのは? 第五章 日本サッカーが強くなるために サッカーの本質とは激しいもの。ジャパンズウェイができたとき日本は強くなる/ 育成年代で押さえておきたい3対3のゾーンディフェンス/戦術的な柔軟性を身につけるには 付録1:ゾーンディフェンスのトレーニング集 付録2:松田浩の4-4-2
  • たった1日で基本が身に付く!  HTML&CSS超入門
    5.0
    HTMLとCSSが1日で学べるように,初心者に必要な知識を凝縮しました。HTML&CSSの学習では,手を動かすこと,が一番の近道です。本書ではWebサイトを実際に作りながら,HTMLの基本構造から基本的なタグ,CSSによるフロートレイアウト・ポジションレイアウトまでを学んでいきます。また,今後の必須スキルであるレスポンシブ対応までしっかり解説。この1冊で,今後スキルを高めていくうえでベースとなる知識が身に付きます。
  • ベースのフィルインを究める本 実例集+作り方解説の2部構成で、ベースのおかずを完全制覇!
    -
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気の利いたフィルインを入れて、できるベーシストになろう!楽曲の音楽性を理解し、バッチリ決まったフィルを入れた時の快感は、ベーシスト冥利に尽きるものだと言えるでしょう。このフィルは、ジャコ・パストリアスのダブル・ストップ、ウィル・リーのハイポジションなど、有名ベーシストにとっては代名詞的なものだったりもします。本書前半ではそういった定番のフィルに、先端的なベーシストによる新たなアプローチも加え、52名の156ものフレーズを百科事典的に紹介。この部分は、ベース・ラインやコード進行のネタにも活用可能です。さらに後半では、どうすればフィルを作れるのかを丁寧に解説していきます。この手厚い2部構成で、もうベースのおかずはバッチリですね!!*この電子書籍に対応した全音源は、リットーミュージックのウェブサイト(http://www.rittor-music.co.jp/e/furoku/)から無料ダウンロードできます。
  • 増補 〇×式で解説 だれでも簡単!! 構図がわかる本:バランス力アップで漫画・イラストが上手くなる!
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2017年11月刊行『〇×式で解説 誰でもかんたん!! 構図がわかる本』の16ページ増補版です。増補16ページの内容は少女漫画での構図解説です(女性キャラの美しい見せ方・少女漫画の世界観を創造する構図講座)。 本書では、イラストや漫画表現における「構図」の決め方を、○×式で良い例と悪い例を並べて比較し、初心者が陥りやすいミスや理解しにくいポイントをその都度ビジュアルでわかりやすく丁寧に解説し、技術向上へ導きます。 巻頭ではプロによる作品を複数例示し、そこに使用されている技術の紹介から、本文で紹介される技術への誘導を行います。 作例を提供していただいたのは、大友克洋『AKIRA』の題字でも知られる平田弘史をはじめ、村上もとか・星野之宣・叶精作らのベテラン勢に加え、八月薫・マルモトイヅミ・佐藤まさき・打見佑祐・中川学・森山弘臣・成田りうく・岡谷・早川ユウ・門脇夏生・石原由果子・ひかり旭ら中堅から新人まで、バラエティに富むラインナップです。 本文では、イラストや漫画でよく使われる構図から、名画に使われてきた構図の意味、写真で使われる技法の絵画への応用など、構図の良し悪しを決める法則性を解説します。 葛飾北斎やミケランジェロ、ルーベンスら美の巨人たちから現代のクリエイターたちまで、作品に込められた構図の秘密を、段階的に解説し解き明かします。 紹介・解説される技法や構図概念:構図の主材と副材と実相・トリミング技法・視線誘導・可能性空間・ホライゾンライン技法・俯角と仰角の構図・遠景と近景と中景の構図・スーパーインポジション技法・主観構図と客観構図・S字カーブ・実相寺アングル・影の表現と構図・物語性のある構図・垂直分割構図と水平分割構図・レイルマン比率・黄金比と黄金比分割・余白バランスと構図・ショットの分割など多数。 加えて、絵画で使用頻度が高い人体の、ポーズのデッサン力を高めるトラック理論や重心とムーブマンなどの技術や概念も、簡潔に解説してあります。漫画やイラストに限らず、デザインや写真、映像表現にも応用ができる、構図のすべてが学べます。
  • 写真が上達するキーワード事典
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 表現力がアップする写真用語100選 用語の意味を理解することで撮影技術や表現の向上につながる必須のキーワード100語を厳選した事典です。初心者にも分かりやすい解説と豊富な作例、図解イラストによって理解を一層深めることができます。キーワードから得られた新しい撮り方や仕上げ方を身に付ければ、未経験の被写体やシーンに挑戦するきっかけになるはずです。また、思い通りの写真に仕上げられればフォトライフをより充実させることができます。写真を始めたばかりの人、基本を学び直したいと考えている人にぜひ手にして欲しい1冊です。 AE AFフレーム AFモード ISO感度 JPEG NDフィルター PLフィルター RAW 圧縮効果 アングル 色温度 色空間 色飽和 遠近感 円形絞り 演色性 回折 解像度 階調 開放F値 顔認識AF 画角 画面構成 カラーマネジメント 間接光 記憶色 キャリブレーション 逆光 組写真 光源 構図 コントラスト 彩度 サイド光 撮影距離 撮像素子 仕上がり設定 色域 色相 色調 自然光 視線誘導 質感描写 絞り シャープネス シャッター速度 シャドウ 収差 周辺減光 順光 焦点距離 白飛び シンクロ ズームレンズ 水準器 スナップショット スローシャッター セレクト 選択範囲 測光 ダイナミックレンジ 多重露光 タッチA 単焦点レンズ 調子 テーマ 透過光 トリミング トーンカーブ トーンジャンプ ノイズ ハイキー 配色 ハイライト 被写界深度 ヒストグラム 日の丸構図 標準レンズ ファインダー フィルター ブラケット撮影 フリンジ プリント ブレ フレーミング プログラムAE ボケ ポジション ホワイトバランス
  • フィギュアスケート スピン完全レッスン 動画で技術と魅せ方に差がつく
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ トップスケーターによる 詳しい解説と華麗な実演で 上達のポイントを徹底分析。 ★ ベーシックからディフィカルトまでの 各ポジションからバリエーション、加点につなぐ要素まで。 ★ 氷上にさらに美しく巧みな 「華」を咲かせる! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 私がスピンに取り組むきっかけをくれたのは、 リレハンメル五輪で女子シングルの金メダルに 輝いたオクサナ・バイウル選手でした。 彼女の「白鳥の湖(黒鳥)」でのドーナツスピンが 白鳥のように見え 「私も鳥になって回りたい」と感じ、 あらゆるスピンの練習をはじめたことを 覚えています。 スピンの上手な選手は必ず会場を 沸かせることができます。 もちろん加点ももらえますから、 結果的に大会での評価につながります。 何よりスピンは、練習した分だけ 結果につながります。 ジャンプを苦手としていた私にとっては、 スピンの技術は大きな武器になりました。 フィギュアスケートをはじめたばかりの方も、 世界のトップを目指して日々厳しい練習を繰り返している方も、 さまざまいらっしゃると思います。 この1冊が、スピンの技術を向上させ、 いつか「自分の強み」となる、 その一歩になることを願っています。 中野 友加里 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆Part1 スピン上達のポイント * スピンを練習する目的 * 柔軟性 * 3つのスピンの徹底 ・・・など ☆Part2 基本のスピン * 両足スピン * アップライトスピン * シットスピン ・・・など ☆Part3 スピンのバリエーション * アップライトスピンからのバリエーション * バックスクラッチ * レイバックスピン ・・・など ☆Part4 柔軟性を高めるストレッチ * ストレッチの重要性 * 前屈 * 開脚して側屈 ・・・など
  • ステップアップポーカー ──脱定番ルールで相手を出し抜け
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    自分のアクションに理由を持て 相手に優れた決断をさせるな!! ベストのプランで望む者こそ最多のハンドで勝ちを収める 優れたポーカープレイヤーにどうハンドをプレイすればいいか尋ねたなら、返ってくる答えはいつも「状況次第さ」です。そんな答えでは何も意味をなさないと腹を立てるのも分かりますが、でもそれは真実なのです。本当に状況次第なのです。優れたポーカープレイヤーになるためのカギは、どんな状況に左右されるのかということを理解することです。そしてついに! その答えをもたらしてくれる本が誕生したのです。 ポーカーはさまざまな変数がかかわってくるゲームです。テーブルポジション、フロップのテクスチャー、ハンドへの参加人数、相手のプレイ傾向等々。この『ステップアップポーカー』はそれらの変数を特定し分析する方法、基本的なゲーム状況のパターンに置き換える方法、そしてどんなポーカーの局面でも、十分な知識を持ち、リラックスして自信を持って対処する方法を教えてくれます。 本書は、限られた状況だけに適用できる大量のルールを教え込むのではなく、あなたが遭遇するいかなる状況に対しても、専門家として対処できるように、優れたポーカー的思考と戦略を教えてくれるのです。 ほとんどのプレイヤーは、ポーカーのゴールは金を稼ぐことだと思い込んでいます。でもそれは間違っています! ポーカーのゴールとは、良い決断を下すことなのです。金とは単にその目的をどのくらい達成できたかを測る物差しでしかないのです。 ポーカーのテーブルで世界レベルの決断を下す心の準備、そしてその決断からの見返りを手にする用意ができているなら、あとは実際に決断を下すだけです。さあ、今すぐ始めましょう。 あなたはもう二度と「状況次第さ」という答えにイライラすることはないでしょう。
  • アサルトライフルの撃ち方 最新小銃射撃術
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アームズマガジンの実銃ライターであり、現在ネバダ州の法執行機関において射撃教官を務めているSHINが、 20年以上に渡る実銃射撃経験と豊富な知識をもとに、 最新のアサルトライフルの射撃テクニックをまとめたのが本書だ。 基本編ではアサルトライフルの基本構造から各部の名称、狙い方、シューティングポジション、マガジンチェンジ、スリングの使い方、トラブルシューティングまで幅広く網羅。 さらに応用編ではAKシリーズの撃ち方、CQBテクニック、アサルトライフルに欠かせないアクセサリー類やベルトキットのセットアップ方法も解説。 これを読めばアサルトライフルの撃ち方が体得できる内容になっています。
  • 二胡 上達レッスン 技術と表現力を磨く
    完結
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    全1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 「もっと思い通りに二胡を奏でたい」 そんな思いを叶えるための実践的なコツを、 写真や図解とともにわかりやすく紹介します。 ★ 「なんとなくわかる」を「しっかり理解」に ステップアップのための充実の おさらい&アドバイス ★ 二胡ならではの音の響きを引き出すコツ 『スムーズに弾く鍵! 「小指」の攻略法』 『脱自己流! 美しいビブラートのコツ』…ほか ★ 音域を広げてもぐらつかない、 スムーズなポジション移動の秘訣 …など ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 本書は、今まで二胡を習ってこられた人たちが、 もっと上達できるように工夫をこらし、 基礎的な知識や技術の確認から、 中上級者に必要なテクニックや表現のための コツなどを紹介しています。 ふだん、二胡を教えている際に出てくる、 生徒さんからのさまざまな疑問や悩みに対する ヒントもふんだんに盛り込んでいます。 さらに、留学生として6年間二胡を学んだ、 中国の最高峰、中央音楽学院の田先生の教えも できるだけ皆さんにお伝えできるよう、 気を配りました。 この本をきっかけに、二胡が皆さんの心に 寄り添う大きな楽しみの一つになることを 祈ってやみません。 楊雪 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 基本編 正しい知識と技術こそが、上達の土台となる * コツ1 二胡の上達には、楽器の正しい理解が欠かせない! * コツ2 各部の名称を覚えておくと、練習効率が格段にアップする * コツ3 小さなパーツが、実は音の大事な役割を担っている ・・・など全8項目 ☆ 奏法編 丁寧な確認と反復が、揺るぎない演奏力につながっていく * コツ9 正しい弓の動かし方が二胡の基礎となる * コツ10 ボウイングを極めると美しい音になる * コツ11 数字譜を読めればどんな曲でも弾けるようになる ・・・など全9項目 ☆ 実践編 音階とテクニックを固めて、もっとうまくなろう * コツ18 ビブラートをマスターして哀愁を奏でよう * コツ19 第2ポジションを覚えて音域を広げよう * コツ20 F調は第1ポジションのスタートをずらすのがポイント ・・・など全5項目 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 楊雪(やん・ゆき) 二胡演奏家・作曲家である父・楊興新(ヤンシンシン)の もとで二胡に親しみながら育つ。 北京の中央音楽学院へ入学し、 田再励(デンザイリ)氏に師事。 同学院大学院に進み、日本人初の 修士課程を履修。 2016年、中国「第三回 敦煌杯・上海二胡 コンクール」にて銀賞、 2017年、中国「第六回 国際中国器楽コンクール」にて金賞を受賞。 2017年、音楽文化交流プロジェクト 「ONE ASIA ジョイントコンサート ジャパンプレミア 2017」に二胡奏者として参加。 教育者としても活動し、二胡教育にあたっている。 中国音楽家協会及び、中国民族管弦楽二胡学会会員。
  • イベントドリブントレード入門 価格変動の要因分析から導く出口戦略
    2.5
    「価格を動かす正体が分かっているものに対して、その現象を利用し利益を上げようとする手法」 それが本書のイベントドリブンの定義だ。相場を動かす理由の数だけチャンスがある。その中から価格変動の理由が明確なものに絞ってトレードをする。例えば、M&A、TOB・MBO・公募増資・立会外分売・株主優待などの企業活動。その他にも、不祥事・事件事故・震災やスポーツ大会など、対象は多岐にわたる。 すべてのイベントをトレード対象にすることは好ましいことではない。本書では、それぞれのイベンントの特徴をまとめ、検証結果をまとめた。ぜひ、参考にして欲しい。 イベントを利用したトレードは、一部を除いてトレードスパンが決まっている。そのため、資金管理・ポジション管理が容易だ。「イベント終了=手仕舞い」と出口戦略がはっきりしており、これがトレード戦略の構築を容易にしている。デイトレード・スキャルピングと違い、細かいタイミングを計る必要もない。時間にゆとりを持ち、サラリーマンでも十分に実践できる。 本戦略は、上げ相場下げ相場に左右されにくい「全天候型のトレード手法」だ。地味だが、毎年毎年こつこつと利益を上げていくタイプの手法になっている。手っ取り早く儲けたい人には本書は向かない。堅実思考の戦略だ。 本書で紹介している戦略の多くは、「需給の歪みを利益の源泉」としている。需給という尺度で売買を考えなければならない。需要と供給のバランスが崩れたときが利益を上げるチャンスだ。例えば「必ず買わなければならない。売らなければならない」、こんな状態の投資家がいれば、当然需給は崩れる。インデックスファンドが行うリバランスの売買が一例だ。これを利用して有利なトレードができる。利益の源泉がはっきりしている好事例だ。詳しくは本文中で解説している。 株式市場独自のルール・慣習・制度や売買主体の違い、そういったものが需給の歪み、あるいは需給の変化を生み出し、それがトレードの利益の源泉になる。背景には株価を動かす法人・個人が必ず存在する。そして、世の中の多くの投資家は、ファンダ派、テクニカル派と呼ばれるようにこのどちらかで(あるいは両方で)売買の基準を判断している。多くの投資家が何を売買判断に使っているのかを知ることは、需給の変化を捉えるには大事なことだ。くどいようだが「需給」がキーワードだ。 本書の楽しみはイベント探しと検証にある。それは金鉱探しに似たものだ。みんなで将来のキャッシュを掘り当てよう!
  • 相場の上下は考えない「期待値」で考える株式トレード術 増補版
    -
    相場変動に左右されない、期待値の高い取引=サヤ取り投資 ◆投資家は「何」をする必要があるのか? 投資で利益を出すにあたって、「上がる銘柄を当てる」「下がる銘柄を当てる」とい う、予測的な側面を重視する投資家の数は多いことでしょう。 確かに、当たれば大きな利益を手にすることが可能です。しかし、「たられば」であ る以上、そのやり方では、いつまでたってもイチかバチかのギャンブル的な要素が漂 う世界から抜け出すことはできません。 相場の流れは誰にもわかりません。わからないということは、予測してもあまり意味 がないということです。 それではいったい、私たち投資家がすべきことは何なのでしょうか? 答えを先に言うと、正しい行動を取ればいいのです。具体的には、期待値がプラスに なるような優位性のある行動を取らなければなりません。「勝てるかもしれない」と いう運の要素を取り除いて、純粋に確率論で物事を判断する必要があるのです。 そして、期待値がプラスになりやすい投資法がサヤ取り投資なのです。 ◆値動きに翻弄されないサヤ取り投資 サヤ取り投資とは、値動きの似た2銘柄について、「買い」と「売り」を同時に行 い、その2銘柄の価格差(サヤ)の伸縮から利益を狙います。このように「買い」と 「売り」を同時に保有することを「両建て」と呼び、総称して両建て売買と呼びま す。サヤ取り投資は、まさしく「買い」と「売り」を両建てするものです。 両建するので、株価が上がろうが、株価が下がろうが、損益には影響しません。「値 動き」という要素を排除したところは、サヤ取り投資の大きな特徴であり、ほかの投 資手法には見られない優位性と言えます。 サヤ取り投資を実践するうえで重要なことがあります。それは、ペアにした2銘柄の サヤの推移を見ることです。このサヤの推移には、いくつかの特徴的な法則性が存在 します。大きくは、以下の2パターンに分かれます。 ◎平均回帰 ◎平均乖離 この2つの法則性に合わせて、2銘柄をセットのペアにしてポジションを作ります。 サヤの推移の法則性を理解し、利用することによって、確率的に勝ちにつながりやす い場所が見えてくるのです。 ◆ペア銘柄の関係性&ボリンジャーバンド&サヤ移動平均線でサヤの動きを見る 「平均回帰」では、値動きの似た2銘柄(相関性の高い2銘柄)のサヤが異常値かど うかに注目します。「異常値かどうか」は、サヤチャート上のボリンジャーバンドで 見つけます。 「平均乖離」では、サヤが一方向に推移している同業種のペアを選んだうえで、サヤ 移動平均線付近のサヤの動きに注目します。 いずれも、見るべきものはサヤの動きであって、株価の上下ではありません。だから こそ、株式市場に大きな変動があったとしても、安定した利益を狙うことができるの です。 世界三大利殖のひとつとも言われているサヤ取り投資は、プロ投資家たちも使ってい る、サヤの周期に注目した統計学を用いた投資手法です。今まで、株価の上下に惑わ されてきた人にほど、実践していただけたらと思います。 ◆増補版の特典は「マーケットニュートラル戦略」 銘柄数の分散効果を活かして、株式市場の価格変動をできるだけ抑えて利益を狙う 両建て戦略のひとつが「マーケットニュートラル」です。 マーケットニュートラルは、株式市場で最も大きなリスクである価格変動(マー ケット)をできるだけ排除して中立化(ニュートラル)することを目的としていま す。2銘柄の相関関係からペアにしたサヤ取り投資も、複数ペアを保有することで ポートフォリオ全体としてマーケットニュートラルに近づきます。 本書では、相場全体の値動きとなるインデックス指数(日経平均やTOPIX)を空売 りして、投資家が選定した「今後、上がりそうな個別銘柄を複数に分散して保有する (条件例は本書にて)」戦略を紹介しています。 これは、日経平均のパフォーマンスを上回る優良な個別銘柄を選定できれば、どの ような下落相場であっても投資で利益を狙えるやり方です。
  • 産業プロデュースで未来を創る
    5.0
    「未来」設計がビジネスチャンスを切り拓く 社会課題から読み解く事業創造のポイント 「社会課題を解決するソリューション提供が大きなビジネスになる」。多くの企業が、そのことに気づき始めています。ただ、社会課題の解決と言っても、どの課題を解決するか、どのように解決すればよいか、見つけることは簡単ではありません。 実際に検討してみても、「社会課題から検討しているつもりが、いつのまにか自社の強みから考える思考方法に戻っていた」「慈善事業なら出てくるが、ビジネスにはなりそうにない」「ビジネスアイデアはできたけれど自社のポジションがなかった」といった結果になってしまうケースが少なくありません。 ポイントは、ある社会課題を解決する「妄想」から、それをビジネスとして展開していく「構想」に落とし込んでいくこと。これが「産業プロデュース」の考え方です。 社会課題の解決策となるコンセプトを作る主役は、あくまでも企業です。社会課題に対峙し、どこまでもビジネスの発想で課題を切り取って解決策を考え抜くこと。そこに、産業プロデュースの本質があります。もちろん、政府による政策が必要な場合はあります。ただ、“企業が主体となって政府をパートナーとして巻き込む”というスタイルの方が、よりサステナブル(持続可能)で、よりインパクトの強い社会設計につながります。 本書の目的は、この産業プロデュースのプロセスを紹介、解説することです。数千億円クラスの大きなビジネス創造をいくつも手掛けてきたドリームインキュベータが、これから実際に手掛けていこうと考えているビジネスを例に挙げながら、妄想を切り出すコツを指南します。
  • すべてがわかる!ロードバイクセルフフィッティング
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここ数年で、大手自転車メーカーやパーツメーカーがフィッティングサービスへ参入し、一定の評価を獲得しています。とはいえ、まだポピュラーな存在とは言えず、「近所にサービス拠点がない」「どれだけの効果があるのか分かりにくい」「そのメーカーの自転車に乗っていないから気分的に受けにくい」というように、フィッティングの重要性を認識していたり興味があっても、二の足を踏んでいる方も多いと思います。本書では、バイクフィットのフィッターでもある小笠原崇裕氏、外科医の島中弘輔氏とともに、ロードバイクを中心としたフィッティングに関する最新情報を余すところなくお伝えします。ロードバイクやクロスバイクの姿勢やポジションの概念はもちろんのこと、走行中のストレスを軽減するためのパーツ選択や細部の調整、ロスのない効率的なペダリングを実現するための情報を満載。それをライダー自身が実施するメソッドで構成され、知りたかった“その先”を完全解説しました。すべてのスポーツバイクユーザーに贈る「セルフフィッティング」の教科書です。
  • 世界の“多数派”についていく「事実」を見てから動くFXトレード ──正解は“マーケット”が教えてくれる
    5.0
    ◆「上」か「下」かを当てようとするから当たらない 一般的に、「上に行くのか、下に行くのかを当てることができれば相場で勝てる」と思われがちですが、実は、そんなことはありません。 逆説的に聞こえるかもしれませんが、上か下かを当てようとするから、相場が難しくなってしまうのです。なぜなのか。それは、「当てよう」と思った瞬間は、自分本位に動いているからです。 ◆「当てたい」なら、正解を見てから動けばいい では、当てにいこうとしてはいけないなら、どうすればよいのでしょうか? 私たち個人投資家がやるべきことは、「動いた」という事実を客観的に確認することです。例えば、世界中のトレーダーたちが「上だ」と考えて、実際に買いのポジションを持ったと確認できてから動くのです。正解がわかったら、自分も素早くアクションを起こします。自分の意思は関係ありません。世界の思惑に自分を合わせるのです。 ◆世界の人の動きは、がっかりするほど基礎的なテクニカル指標(チャート)でわかる 世界中のトレーダーたちが動いたかどうかは、世界共通の「チャート」でわかります。ここで大事なのは、独創的なチャート(=少数派のチャート)にしないことです。世界中の大勢の動きを知るには、世界の人が最も多く使っている指標をチェックする必要があります。つまり、“がっかり”するほど基礎的な指標(移動平均線や水平線、ボリンジャーバンドなど)を見なければいけないのです。 実際、やるべきことは、1時間足の移動平均線(※パラメータは本書で紹介)でトレンドを探り、5分足の基礎的なテクニカル指標で市場に入るタイミングを計ります。具体的には、以下の「5つ」のレベルの「8つ」のエントリールールで、世界の動きについていきます。 レベル1:移動平均線反発 レベル2:移動平均線ブレイク&水平線反発 レベル3:高値&安値(水平線)ブレイク、トレンドライン反発 レベル4:一目均衡表の雲抜け(割れ)&トレンドラインブレイク レベル5:ペナント(三角持ち合い)ブレイク 大勢の動きを知りたいからこそ、大勢の人が使っている指標を参考にするのです。 ◆「あなただけへの特別なサイン」などなくても、勝率7割を目指せる FXなどでは、「あなただけに特別なサインを提供します」というふれこみの情報が氾濫しています。でも、「あなただけに特別なサイン」は、世界から見ると少数派なのです。多数決で決まるFXでは、多数派の動きを見極めなければなりません。だからこそ、みんなが見ているものを見るのです。 やり方自体は簡単ですから、誰にでもできます。熟練した人になると、勝率7割は出せるやり方です。難しいことは排除して、市場からお金を引き出しください。 ◆本書を読んでわかること&できること ◎当てに行くのは間違いだとわかる ◎難しいことをする必要がないとわかる ◎基礎的なチャートを見ることの重要性がわかる ◎トレンドの掴み方がわかる。トレンドがわかるようになる ◎チャートを見た時点で「どのエントリールールが適用しそうか」がわかる ◎世界の人たちと同じエントリーができる ◎エントリールールになっても「やってはいけない場面がある」とわかる ◎手法だけでは勝てないことがわかる ◎エントリー等の判断やエントリー等の正しい執行ができてはじめてきちんとした結果が残るとわかる ◎トレードの成否に、メンタルが大きく関わってくることがわかる ◎メンタルの整え方や鍛え方がわかる ◎熟練すれば、勝率7割(2勝1敗)が実現できる ◎好きな時間にトレードできる
  • 相場の上下は考えない「期待値」で考える株式トレード術 ──サヤ取り投資が儲かる理由
    3.0
    ◆投資家は「何」をする必要があるのか? 投資で利益を出すにあたって、「上がる銘柄を当てる」「下がる銘柄を当てる」という、予測的な側面を重視する投資家の数は多いことでしょう。 確かに、当たれば大きな利益を手にすることが可能です。しかし、「たられば」である以上、そのやり方では、いつまでたってもイチかバチかのギャンブル的な要素が漂う世界から抜け出すことはできません。 相場の流れは誰にもわかりません。わからないということは、予測してもあまり意味がないということです。 それではいったい、私たち投資家がすべきことは何なのでしょうか? 答えを先に言うと、正しい行動を取ればいいのです。具体的には、期待値がプラスになるような優位性のある行動を取らなければなりません。「勝てるかもしれない」という運の要素を取り除いて、純粋に確率論で物事を判断する必要があるのです。 ◆値動きに翻弄されないサヤ取り投資 サヤ取り投資とは、値動きの似た2銘柄について、「買い」と「売り」を同時に行い、その2銘柄の価格差(サヤ)の伸縮から利益を狙います。このように「買い」と「売り」を同時に保有することを「両建て」と呼び、総称して両建て売買と呼びます。サヤ取り投資は、まさしく「買い」と「売り」を両建てするものです。 両建するので、株価が上がろうが、株価が下がろうが、損益には影響しません。どう動くのかわからない値動きをシャットアウトしたところは、サヤ取り投資の大きな特徴であり、ほかの投資手法には見られない優位性と言えます。 さらに、サヤ取り投資を実践するうえで重要なことがあります。それは、ペアにした2銘柄のサヤの推移を見ることです。このサヤの推移には、いくつかの特徴的な法則性が存在します。大きくは、以下の2パターンに分かれます。 ◎平均回帰 ◎平均乖離 この2つの法則性に合わせて、2銘柄をセットのペアにしてポジションを作ります。サヤの推移の法則性を理解し、利用することによって、確率的に勝ちにつながりやすい場所が見えてくるのです。 ◆ペア銘柄の関係性&ボリンジャーバンド&サヤ移動平均線でサヤの動きを見る 「平均回帰」では、値動きの似た2銘柄(相関性の高い2銘柄)のサヤが異常値かどうかに注目します。異常値はボリンジャーバンドで見つけます。 「平均乖離」では、サヤが一方向に推移している同業種のペアを選んだうえで、サヤ移動平均線付近のサヤの動きに注目します。 いずれも、見るべきものはサヤの動きであって、株価の上下ではありません。だからこそ、株式市場に大きな変動があったとしても、安定した利益を狙うことができるのです。 世界三大利殖のひとつとも言われているサヤ取り投資は、プロ投資家たちも使っている、サヤの周期に注目した統計学を用いた投資手法です。今まで、株価の上下に惑わされてきた人にほど、実践していただけたらと思います。
  • 情報社会のいま : あたらしい智民たちへ
    4.0
    1巻2,112円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代(≒情報社会)がいかなるポジションにあるのかを解説し、「現代」をテーマに「ソーシャルメディア」により社会になにが起こりつつあるのかを概観する。つながりと共働(コラボ)が拓く新しい社会の姿を描く。
  • 経理部員の基礎知識
    4.0
    【内容紹介】 近年、経理部の仕事に大きな影響を与えている外部環境を整理すると、ITの進展に伴う経理のDX化、特に改正電子帳簿保存法の施行、そして経済活動の国際化に伴う会計情報のグローバル化に連結決算の会計報告、さらには事業存続の指標とする資本コストや株価を意識した経営への変化などがあげられます。  そのことを前提に、本書は会社にはなくてはならない正しい会計情報の作成と提供を担う経理部の仕事に必要なことを全体的かつ具体的に理解できることを目的にしています。  第1章と第2章では、経理部は果たして会社にとってどのような役割と機能が求められ、社内外でどのようなポジションにあるのかを具体的に述べていきます。第3章では、日単位、月単位、年単位で行う業務を概括します。そして第4章から第6章は、経理の基本業務である「財務会計」「資金管理」「管理会計」について詳しく解説します。また第7章では知っておくべき法的知識と会計基準について述べ、第8章では経理人としてのあるべき姿を説いています。 この構成は、会社の数字を担う経理部の皆さんが「いつ、何を、どうすれば良いか」、日常の業務を滞りなく行えるようにするために体系的に理解できることも意図しています。 【目次】 第1章 経理部の役割と機能 第2章 経理部の位置づけ 第3章 経理部の年間基本スケジュールと基本業務 第4章 財務会計の基本と実務 第5章 資金管理の基本と実務 第6章 管理会計の基本と実務 第7章 経理部の法的知識と会計基準への対応 第8章 経理部員に必要な心構え
  • ジュニアで差がつく!魅せるフィギュアスケート 上達のポイント50
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 実践的なアドバイスを一冊に凝縮! ★ ジャンプ、ステップ、スピン、 スパイラル… ★ 技のレベルアップから、安定した美しい滑走まで。 ★ さらに成長したいジュニア世代に役立つ! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 本書は、スケートを楽しみ始めて、 フォア滑走やバック滑走ができるようになった頃、 「スケートをもう少し勉強したいな」と、 思うスケーターのために作られた本です。 スケート靴を履いて氷の上に立っても、 自分の脚で氷を押さなければ滑走することはできません。 ジャンプやスピンなど派手な技が目立ちますが、 まずは滑る方法を学ぶことが大切です。 滑走は奥が深く、沢山の技術がありますが、 中でも、上達するためにもっとも大切なことは、 ヒザを柔軟に使うことと、 上半身を固定してひねりの運動を行うことです。 各項目で、技の習得方法や注意点を紹介していますが、 決して他人や物だけに頼らず、焦らずに、 落ち着いて練習に取り組んでください。 一つ一つ練習を積み重ねて技を習得すると、 スケートの楽しさに魅せられ、 やみつきになるのですが、 ケガには十分注意してください。 ケガの防止のためには、 準備運動や柔軟・ストレッチングの運動を行うことを 常日頃から心がけましょう。 安全のため、手袋や帽子も忘れずに。 スケートでただ一つの用具である靴は、 足首をしっかりとフィットするものを着用してください。 できればマイシューズを持つことをお勧めします。 氷上を滑る爽快さは、他のスポーツでは 味わうことができないほど素晴らしいものです。 子どもから大人まで、 それぞれ楽しむことができるスポーツですから、 本書がスケートの楽しみを深める 手助けとなれば幸いです。 監修者 東京女子体育大学 元教授 フィギュアスケート部元部長 大森 芙美 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ フィギュアスケートのテクニックが 2ページごとの解説になっており、 皆さんの知りたい習得したい項目を選んで、 読み進めることができます。 各テクニックは、 それぞれ重要な「ポイント」で構成され、 わかりやすく解説しています。 ポイントがわかるから覚えやすい。 覚えやすいから身につきやすい。 ぜひ、フィギュアスケートの習得に役立ててください。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 体の使い方・各パーツの基本 ☆ PART1 スケーティングとステップ、ターンを磨く スケーティングの基礎を見直して安定を図る。 音楽に合わせて踊ることができるように、 ステップやターンの技術を磨き抜く。 * ポイントNo.01 曲げた後ろ足の一押しで美しい姿勢を保つ * ポイントNo.02 イスに腰掛けるように膝を曲げてスピードを出す * ポイントNo.03 フォアとバックの切り返しでリング全面を滑走する ・・・など全15項目 ☆ PART2 華麗なスパイラルで魅せる フリーレッグを腰より高い位置でキープして滑走する。 体全体をしなやかに使い、 優雅な姿勢で観る人を魅了。 体の柔軟性が高くなれば、 難しいポジションにも挑戦だ。 * ポイントNo.16 帆を張るように体を反って片脚を90度以上上げる * ポイントNo.17 両腕で回転を制御して軌道を外さずに脚を上げる * ポイントNo.18 エッジの反動を利用してスパイラルのままチェンジエッジ ・・・など全7項目 ☆ PART3 多彩なスピンをマスター ブレードの1点に重心を乗せて回転する。 回転軸を細くまとめて、回転力を最大限に生かす。 一つでも多くのバリエーションをマスターしよう。 * ポイントNo.23 すき間をなくして回転軸を細かくまとめる * ポイントNo.24 ヒザの伸びと振り足を合わせ回転速度を加速する * ポイントNo.25 フリーレッグを高く上げて強い回転力を得る ・・・など全10項目 ☆ PART4 難解なジャンプを攻略 ジャンプは、もっとも見栄えのする派手な技だ。 滑走から踏み切り体勢に入って跳び上がる。 エッジ操作と体のひねりが成否のポイントを分ける。 * ポイントNo.33 真上へ引き上げる踏み切りで空中で体を締める感覚を覚える * ポイントNo.34 片足で高く跳び上がり回転後の着氷姿勢に入る * ポイントNo.35 半身の姿勢で自然に半回転、空中姿勢を作る余裕を持つ ・・・など全10項目 ☆ PART5 美しさを支える陸上トレーニング 関節の可動域を広げて、しなやかさを身につける。 また、ジャンプやスピンの回転をコントロールする、 腕の使い方を陸上トレーニングで覚えよう。 * ポイントNo.43 ブリッジの姿勢で肩・腰・ヒザの柔軟性を鍛える * ポイントNo.44 腰の力を抜いた前後開脚で股関節の可動域を広げる * ポイントNo.45 上体を締めた空中姿勢を取りジャンプの回転を想定して跳ぶ ・・・など全8項目 ☆ コラム * 靴擦れを起こさないスケート靴の履き方 * 練習の妨げとなるマメを防ぐ * 練習から気をつける服・衣装の身だしなみ * 曲に合った雰囲気を表現するイメージトレーニング ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆ 東京女子体育大学 元教授 大森 芙美 東京女子体育大学卒業。 現在は同大学で競技スケート部コーチを務める。 フィギュアスケートの普及に尽力。 多くの部員が試合に出場できる方法を模索する中、 専門誌でシンクロ競技大会の存在を知り、 ルールブックを翻訳。 1987年に米国ニューヨーク州レイクプラシッドで 開催された国際大会に28名の学生を参加させ、 日本におけるシンクロ競技の礎を築いた。 ※ 本書は2008年発行の 「華麗に舞う! 魅せるフィギュアスケート 50のポイント」 を元に加筆・修正を行った新版です。
  • 【合本版】目覚めたら悪役令嬢でした!? ~平凡だけど見せてやります大人力~
    4.5
    『ある日、目覚めると悪役令嬢になってました――!?』「ご令嬢」と「記憶と外見の不一致」。この二つが示すキーワードって、これって噂の乙女ゲーム転生!? 病院で目覚めると、悪役令嬢ポジションの高校生・優華さんになっていた私、晴子27歳・平社員。残念ながら、名前と年齢、職あり(彼氏なし…)以外は記憶喪失! 優華さんの婚約者・悠貴さんに協力してもらいつつ、彼女になりきって学園生活を送ることになったものの、周りは敵だらけっぽいんですが?? 優華さんの入院の原因、階段から彼女を突き落とした犯人の行方も捜すことになり……!? 悪役ポジションだけど、大人力で周囲を巻き込んでみせます! アリアンローズ「新人賞受賞作」の痛快ストーリーが、満を持して登場です。 ※本作品は『目覚めたら悪役令嬢でした!?』シリーズ全巻を1冊に収録しております
  • ピッチャーズ球速向上プログラム
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロ野球に21名ドラフト指名へ導いた野球育成、強化システム 科学的根拠に基づく正しい投球メカニックスとトレーニング法を初公開!! <虎の巻ついに解禁> 人気野球YOUTUBEチャンネル『qooninTV』でも絶賛!! 【巻末スペシャル対談】クーニンさん(「qooninTV」)×殖栗正登、が収録!! 指導者・現役選手必見! 小学生から大人まで対応 ----------------------- 原理・原則を学び、理解してからプログラムに取り組む それが野球選手としての成長につながる 我々インディゴコンディショニングハウスでは担当した選手、チームを勝たせるという使命を基に、野球動作指導、トレーニング指導、長期育成野球教室、治療を一貫したシステムを作り提供させていただいています。 システムとはそれは誰が行っても成果の出る仕組みのことであり、そこには必ず原理、原則があります。そこを突き詰めると、より合理的で効果的なシステムが出来上がり、それを担当選手に指導することで、我々は企業使命を果たせると考え、日々スタッフ全員で精進しております。 そのシステムの中で今回は球速向上プログラムを紹介させていただきます。 そもそもプログラムとは物事を行う手順や計画のことであり、プログラムの1つでも欠けるとそれが成り立たなくなります。 その際、物事を局所的ではなく包括的に全体的にとらえていくことが大切になります。 ですから序章で説明している原理、原則を抑えたうえで、実際のプログラムに取り組んでください。 本書が少しでも球速向上を目指す皆様のお役に立てたならば嬉しいです。 ----------------------- 【目次】 序章 速球を投げるメカニズム/マウンドからの投球/3つの運動/運動の3法則/ ピッチング動作と力/投球障害と投球メカニズム/ブレーキ効果末端加速と投球の運動連鎖/ 水平投げ(速投)と垂直投げ(遠投)/運動学習理論/運動制御理論/運動の成り立ち/投球の長期育成 PART 1 グロースムーブメント PART 2 バランスムーブメント PART 3 ファンダメンタルムーブメント PART 4 アスレチックムーブメント PART 5 ベースボールパワーポジション PART 6 ローテーションムーブメント PART 7 スローイングムーブメント PART 8 ピッチングムーブメント PART 9 フォーム修得反射反応リフレクシブドリル PART 10 ポテンシャルトレーニング PART 11 体力テスト PART 12 パワートレーニング PART 13 ローテーションパワートレーニング PART 14 トランジショントレーニング
  • 勝つ!ホッケー 上達バイブル 最強チームが教える50のコツ
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 史上最多優勝チームの実戦ノウハウを凝縮! ★ ワンランク上のヒットスキルで得点力UP! ★ ドリブル&キープ力で相手を圧倒する! ★ 攻守の組織プレーで試合の主導権を握る! ★ 常勝軍団が実践する練習メニューを紹介! ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 本書は、子どもから大人まで、 もっとホッケーが上達したいという思いを持つ方々のためにつくられたものです。 スポーツのテクニックは時代の流れとともに 変わりゆくものですが、本書は現時点における 日本トップレベルの選手の技術はもちろん、 その技術を効率よく習得するための方法や、 試合に直結する勝つためのコツを あますことなく紹介しています。 ホッケーに限らず、上達のための必須条件として 必ず挙げられるのが基礎の徹底です。 私たち天理大学ホッケー部も、 日々の練習のなかでボールを止める、 打つ、キープする技術をしっかりと 習得できるように努めています。 私たちは日頃からトップ選手の指導に携わっていますが、 そこで得た幅広い技術レベルの指導経験をもとに、 本書の監修をさせていただきました。 できる限り多くのみなさまがホッケーというスポーツに興味をもっていただき、 もっとホッケーを好きになっていただけるのであれば、 これほどうれしいことはありません。 天理大学ホッケー女子部 監督 長谷部謙二 天理大学ホッケー男子部 監督 穴井善博 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆  * イントロダクション1 試合で勝つためには「技術」と「戦術」を磨こう * イントロダクション2 基本的な知識をおさらいして技術の向上に役立てよう ☆PART1 止める・打つ基本技術 *コツ01 止める技術の重要性 正確にレシーブすることが的確なパスへとつながる *コツ02 シャフトレシーブ 目線をおとさずシャフト部分で正確に受ける *コツ03 リバースレシーブ しっかりとスティックでボールを叩いてレシーブする ・・・など全12項目 ☆PART2 ボール保持の技術 *コツ13 ボール保持技術の重要性 つねに相手の位置を把握しながら遠い位置でキープする *コツ14 オフェンスライン 相手から遠い位置でボールをキープ! カラダを使ってブロック *コツ15 ディフェンスライン 相手を背中でブロックし相手から遠い位置で ボールをキープする ・・・など全11項目 ☆PART3 勝つための組織プレー *コツ24 組織プレーの重要性 自分の役割を理解して組織的なプレーを心がける *コツ25 Tスポットを使った攻撃 Tスポットを利用してDFを引きつけスペースをつくりだす *コツ26 2対1からの攻撃 サークル内のシューティングエリアをつくる動き1 フリーマンの位置を確認して ディフェンスされにくいエリアにフォロー ・・・など全13項目 ☆PART4 天理大学の練習メニュー *コツ37 トップチームの練習法 天理大学が行なう実戦的な練習メニューでスキルアップ! *コツ38 スコアリングポジション 正しいポジショニング位置から スコアリングの確率を上げる *コツ39 パスフォロー パスを受けた後に「味方へのパス」と 「ドリブル」のオプションを持つ ・・・など全14項目 ◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆  長谷部謙二 白根高校から天理大学、大阪体育大学大学院と進み、 卒業後は大阪府で教職に就く。 羽衣学園高校をインターハイや高校選抜で優勝に導き、 2005年からユース代表やジュニア代表のコーチも兼任。 2012年には日本代表のコーチを務め、 2014年からは女子日本代表「さくらJAPAN」のコーチとして リオディジャネイロオリンピックを経験した。 2013年より天理大学ホッケー女子部の監督に就任し、 指導にあたっている。 穴井善博 小学5年時にホッケーをはじめ、 小国高校から天理大学に進む。 大学時代はチームの中心選手として 全国大会通算8回優勝。 高校3年時より男子ホッケー日本代表に選出され、 北京オリンピック及びロンドンオリンピックの最終予選、 ワールドカップ予選、アジア大会などを経験する。 2012年に現役引退。 2015年から天理大学ホッケー男子部監督を務めており、 2016年より男子ホッケー日本代表コーチに 就任し現在に至る。
  • 大人のための ヴァイオリン 上達バイブル 基本の見直しから応用テクニックまで
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    1巻1,991円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 美しい音色を響かせるコツが きちんと身につく! ★ ワンランク上の音色にかえる弓の動き ★ ポジション移動をマスターするポイント ★ 豊かな演奏の要となる体の使い方 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ 私は3歳でヴァイオリンを始めた後、 中学校卒業とともにイギリスへ渡り、 のちにギルドホール音楽院で イフラ・ニーマン先生に学びました。 帰国後、再び同大学院で ヴァイオリンを学びディプロマを得た私は、 先生から教わったヴァイオリンのメソッドが 日本の多くのヴァイオリン奏者に必ず役立つと気づき、 演奏活動と並行して プライベートレッスンを続けてきました。 超絶技巧を駆使したヴァイオリンの 名曲のイメージからか、 多くの奏者は左手の技術に意識を奪われがちで、 本来最も大事にすべき右手のボウイングが 二の次になっている人も少なくありません。 この本をまとめるにあたり、日本とイギリス、 両方でヴァイオリンを学んできた私なりの 考えを惜しみなくお伝えしようと工夫しました。 ヴァイオリンを独学で練習している人にとっては 目からうろこの内容も含まれていると思います。 また、すでに先生のもとで学んでいる人にとっては、 すでにご存じのことも多いかもしれませんが、 今一度、ご自分の奏法を見つめ直す きっかけにしていただければ幸いです。 上田 眞仁 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 基本編 ヴァイオリンを練習する際に押さえておくポイント * 楽器に対する正確な理解が上達の効率を高める * 音の出る仕組みを知り、「いい音」を奏でよう * 肩当ては必ずしも必要なパーツではない * 正確なチューニングなくしてよい演奏なし * 練習の段取りを決めると効率よく取り組める ・・・など ☆ ボウイング編 音色を極めるための運弓メソッド * 意識的に脱力した体がいい音を生む土台となる * 自由に演奏したければしなやかで美しい構えを * きれいな音を追求したいならボウイング一択 * 正しい弓の持ち方は、音の出発点を整えること * 弓とボールペンのストレッチで動きをマスター ・・・など ☆ テクニック編 左手を鍛えて豊かな演奏にしよう * 苦手なフレーズこそメトロノームで練習を * すべての指が自在に動く形を確保しよう * すべての調の音階練習が演奏の筋肉となる * 各指を素早く動かして音の粒立ちをそろえる * オクターブの音階練習で耳を鍛えよう ・・・など ☆ 楽器編 美しい音色を保つためのメンテナンス術 * 美しい音を奏でるために欠かせない毎日のケア * 楽器の保管には細心の注意を払おう * 弓のコンディションがボウイングを左右する * 弦は劣化する前に張り替えよう * ヴァイオリンの心臓部ともいえる「駒」 ・・・など
  • フルート 上達レッスン 技術と表現力を磨く50のポイント
    完結
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    全1巻1,991円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 「もっと美しくフルートを奏でたい」 そんな想いを叶えるための実践的なコツを、 写真や図解とともにわかりやすくご紹介します! ★ 発音の肝となる歌口とアンブシュアの 関係を理解する。 ★ 音色を変える基本技術のレベルアップ 腹式呼吸、正しい構え方、指のポジションと動き…など。 ★ 演奏会で力を発揮するための秘訣…など。 ◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆ この本は、今よりもっとフルートが上達するよう、 技術や表現力をアップさせるために 必要なとっておきのコツを50 個紹介しています。 自分が先生から教わったことや オーケストラのフルート&ピッコロ奏者として 多くの本番を経験し得られたこと、 中学高校の吹奏楽部でのレッスン、 アマチュアオーケストラの指導、 個人レッスンをとおして気づいたことなど、 いずれも実践的な情報ばかりです。 中級者はもちろんのこと、 上級者にも役立つ考え方やテクニックを 余すことなく紹介していますので、 ぜひ読んだ内容を実際の演奏に 役立ててみてください。 もちろん、もう少しで 初級者は卒業というレベルの人にもわかるよう、 難しい技術や言葉のニュアンスはできる限り かみ砕いて説明するように気を配りました。 音名はクラシック音楽で使われることの多い ドイツ語表記よりも、 独習者にわかりやすいように 英語やイタリア語のカタカナ表記【例: C(ド)】を 主体にまとめています。 この本をきっかけに、皆さんがもっと楽しく、 もっと自由にフルートやピッコロを 演奏できるようになることを願っています。 渡辺 泰 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 基本編 基本の技術が上達の支えになる * フルートをくわしく知れば、もっとうまくなれる! ~楽器編~ * フルートをくわしく知れば、もっとうまくなれる! ~歴史・文化編~ * 腹式呼吸をマスターして豊かな音色で吹こう * どんなによい楽器でも必ず奏者との相性がある ・・・ など ☆ 練習編 ふだんの練習が上達に必要な基礎となる * 「いい演奏」には三つのポイントがある * 音の生まれる場所、歌口とアンブシュアの深~い関係 * 意外と見落とされがちな吹きやすいフルートの構え方 * 指の位置と動かし方で吹奏感が大きく変わることを知ろう! * 譜読みの“早い・遅い"は人それぞれ。数をこなせばある程度早くなる * 大きな音を出すのは実は簡単? 小さな音をちゃんと出せるようにしよう * 五線譜が苦手な人は、読み方のルールを早く覚えて対処法を考えよう ・・・など ☆ 上達編 今よりもっと上のレベルを目指すために必要なこと * できないことを「くやしい」と思うのが上達の秘訣 * 「気づく力」を鍛えると、独習でもうまくなれる * 「なぜ、そうやって吹くのか」?ちゃんと根拠をもって演奏しよう * 上達のために必要な投資はケチらない * 音色に悩む人は頭部管の練習で音の原点を理解してみよう * たっぷりとした息で、きらびやかな高音を出す * 豊かな低音と大きな低音はイコールではない ・・・など ☆ 本番編 練習を重ねて、聴いてくださる人に最高の演奏を届けよう * 緊張もミスも当たり前。練習で自信を深め、ドーンと構えよう * ソロの難曲だって、実は基本の積み重ねで演奏できる * 聴く人に伝わるように心を込めて演奏しよう * 本番は特別な場。聴いてくださる人に精いっぱい音を届けよう ・・・など
  • 水球 必勝バイブル テクニックから戦術まで実戦スキルが身につく
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ テクニックから戦術まで 実戦スキルが身につく。 ★ さらに上達したいプレイヤーのために トップチームが、差がつくポイントを伝授! ★ 巧みなパスワークのコツ。 ★ シュート&1on1の強化法。 ★ 日本代表に学ぶフォーメーション。 ★ プレー幅を広げるフットワーク。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆  日本の水球は、32 年ぶりに自力で出場した リオデジャネイロのオリンピックから劇的な進化を遂げています。 その根底にあるのが海外で「ジャパンプレス」 と呼ばれている日本独自のチーム戦術です。 攻撃的で緻密なポジショニングとスピードを駆使して 相手のボールを奪い、得点する新しい水球のスタイルです。 本書は水球に取り組んでいるジュニア、 中高生の選手たちに向けて、 日本代表選手を擁するKingfisher74のメンバーをモデルとして起用。 新しい水球スタイルを身につけるべく、 土台となるフットワークやボールスキル、 戦術に関する考え方をレクチャーしています。 この本を手にとった未来のオリンピック選手たち、 指導者の方々の一助となることを願っています。 この本では、水球選手として活躍するための テクニックやフットワーク、考え方、 トレーニング等を解説しています。 これから水球をはじめようとしている人はもちろん、 水球部やクラブチームのレギュラーを目指す新入生、 すでに水球選手としてプレーしている選手でも スキルアップできる内容となっています。  ディフェンスするうえで必要なフットワークのポイントや注意点、 シュートやパスなどのオフェンスを上達するための フォームを解説しているので、 読み進めることで着実にレベルアップすることができます。 克服したいという苦手な項目があれば、 そこだけをピックアップしてチェックすることも可能です。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ PART1 誰にも負けない武器を手に入れる *コツ01 水球のゲーム展開 激しいプレスから速攻を仕掛ける *コツ02 水球選手の能力 自分の武器を把握してチームに貢献する *コツ+α ポジション1(1番) 相手エースとマッチアップし、攻撃の起点となる ・・・など全9項目 ☆ PART2 チーム戦術を遂行するためのフットワーク *コツ03 水中でのフットワーク 足で水を蹴って水中で巧みに動く *コツ04 立ち泳ぎとスカーリング 足と手を使って大きな浮力を得る *コツ05 スパイダーポジション 瞬時に動きだせる体勢をつくる ・・・など全9項目 ☆ PART3 華麗なパスで試合をコントロール *コツ11 パスワーク 正確なパスワークで攻撃を構築する *コツ12 パスの基本 肘を高く保って前に押し出すように投げる *コツ13 トライアングルパス キャッチング動作でディフェンスを引きつける ・・・など全13項目 * COLUMN フェアープレー精神を尊重することで 水球が多くの人から愛されるスポーツに ☆ PART4 決定率を上げるシュートスキル *コツ23 シュートテクニック どこからでもシュートを打てる技術を身につける *コツ24 ワンモーションショット 弾丸シュートでゴールを射抜く *コツ25 ドリブルシュート1 ゴールキーパーとの間合いを考える ・・・など全10項目 * COLUMN プレッシャーのかかるペナルティーシュートを 冷静に決めるポイントは? ☆ PART5 1on1を制して最強プレーヤーになる *コツ33 1on1の重要性 スピードと駆け引きで1on1で勝つ *コツ34 1on1のオフェンスまわし込み ディフェンスをまわし込んでゴールをこじ開ける *コツ35 オフェンス パス&ゴー パスしてからまわし込む ・・・など全9項目 ☆ PART6 スピードを生かした戦術で勝つ *コツ42 戦術とフォーメーション ディフェンスからの速攻でチャンスメイク *コツ43 パスラインディフェンス スピーディーで攻撃的なオフェンスでゴールを奪う *コツ+α パスラインディフェンス2 パスラインディフェンスのポジショニングを理解する ・・・など全10項目 ◆◇◆ 監修者・著者のプロフィール ◆◇◆ 監修者 大本洋嗣 日本体育大学体育学部教授 私立千葉高校から日本体育大学へ進学。 同大学院修士課程修了。 日本体育大学入学時の1986年から1994年まで日本代表。 1991、93、94年には主将を務める。 現役引退後は、日本体育大学水球チームの コーチを経て監督に就任。 2001年から2006年まで男子代表監督に就く。 2012年にふたたび男子代表監督となり、 2015年オリンピック予選で32年ぶりの オリンピック出場権獲得へと導いた。 指導者として国内外の多くの大会で成果を収め、 2018年ワールドリーグインターコンチネンタルトーナメントでは 大会ベストコーチに選出された。 多くの日本代表選手が所属するクラブチームである Kingfisher74の代表も務める。 著者 塩田義法 日本体育大学女子水球チーム監督 JOC専任コーチングディレクター 熊本学園大付属高校から日本体育大学進学。 2001年から2012年まで日本代表。 2002年、2006年アジア大会で 銀メダルを獲得。 世界選手権には、 4度出場(2003、2005、2007、2011)。 2006年から2011年まで ドイツの強豪クラブチームWF Spandau04と W98 Waspo Hannoverでプレーし、 2度のドイツチャンピオンに輝く。 日本一のクラブチームを決める日本選手権では、 優勝11回(全日体大9回、Kingfisher74 2回)。 現役引退後は日本体育大学大学院コーチング学系に 進学し修士課程を修了。 2014年から2016年まで JOCスポーツ指導者海外研修事業で アメリカ・ロサンゼルスにて、 アメリカ男女代表チームに帯同しコーチングを学ぶ。 現在は、日本体育大学女子水球チームの監督を務め、 JOC専任コーチングディレクターとしても活動する。

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