簿記1級の工業簿記・原価計算の内容を概観している部分が多かったが、その中でも近年の原価計算の傾向(多品種少量生産、商品サイクルの短期化による標準原価計算の限界等)を知ることができたのは、大きな収穫であった。
新しい原価計算(ABC、マテリアルフローコスト会計、品質管理コスト、原価企画)についての説明
...続きを読むが多くなされていたので、自分にとって目新しい知見も得ることができた。
また、既知の分野に関しても、改めて基本事項を復習することができた。(費用・原価の違い、工程別原価計算の非累加法のメリット、アウトプット法・インプット法)
本書で取り上げられていたジャストインタイム生産方式について、より知見を深めていきたい。