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コンピュータvsプロ棋士
佐藤康光九段「やはり人の感覚ではない」 藤井 猛九段「筋ってもんがないですね」 清水市代元女流四冠「人間に近いと感じた。胸が熱くなった」 コンピュータがプロの将棋棋士に初めて勝利を収めた。2010年10月11日、清水市代女流王将(当時)に公開対局で将棋ソフトの合議「あから2010」が勝利したのだ。チェスのチャンピオンにコンピュータ「ディープブルー」が勝利を収めて13年、渡辺明竜王と「最強の将棋ソフト」ボナンザの激闘から3年、ついに「知性の象徴」をめぐる人間とコンピュータの歴史の新しい扉が開かれた。人間の頭脳に挑む将棋ソフトはいかに進歩してきたのか。その指し手はどのように決定され、人間の思考とどこがどのように違うのか。「読み」と「局面評価」はどのように行うのか。清水女流と「あから2010」の激戦譜を辿りながら、コンピュータの思考の特徴を浮き彫りにする。さらに、名人に勝利するのはいつの日か、そのために乗り越えるべき課題とは何なのか、考える。 -
電子出版の未来図
2010年は「電子出版元年」といわれた。出版業界は右往左往したが、まだ先行きが見通せないでいる。市場規模2兆円に届かないほどの業界かもしれないが、ライターやカメラマンから組版会社、印刷会社、取次、書店と従事する人の職種は幅広い。では、電子書籍リーダーで紙の本はなくなるのか。出版社や編集者はもういらないのか。2011年はどの方向に進んでいくのか。そんな疑問に答えるのが、米国在住の若きIT起業家。著者は、日本に先駆けて米国で起業し、いち早く電子出版を始め、自らの体験的電子出版論で日本の未来図を描き出す。詳しくは本文に譲るとして、その将来像を「ソーシャル・メディア」というキーワードで説明する。タイトルを「電子書籍」ではなく「電子出版」としたのは、ビジネス(出版業)に重きを置いたから。出版業界はもちろんのこと、IT業界、クリエイターたちに読んでもらいたい1冊である。 -
コンピュータ英語情報辞典
IT関連、コンピュータ関連の英語に関して、類書にはあまり見られない語源的知識、雑学的情報、商品名、企業名など、固有名詞に関する「オタク」情報をふんだんに盛り込んだユニークな辞典。例えば、Bluetoothの名前の由来、ソニーのVAIO、ロボット犬のAIBOは何の略、ネットワーク上のflamingとは、「迷惑メール」のことをspamという理由、検索エンジンのYahoo!やAltaVistaの名前の由来など、トリビアルな情報が満載。巻末には、和英対照リスト、チャットで使われる略語リスト、スマイリー一覧、各種記号の読み方など、実用面も万全。 -
インターネットは空から降ってこない 社会をつなげ続けた30年と挑戦者たちからのエール
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 AIが当たり前になった現代、私たちはスマホひとつで世界とつながる時代を生きています。 ですが、ふと考えたことはありませんか? 「このインターネットは、一体誰が、どうやって支え、育んできたのだろう?」と。 インターネットは、巨大企業や国家から与えられた便利なサービスではありません。 スマホやPCの画面の向こう側には、技術の可能性を信じて現場で地道に回線を繋ぎ、未知の危機に直面しても仲間と手を取り合って築いてきた挑戦者たちの歩みがありました。 本書は、1990年代の草創期からブロードバンドの普及、そしてAI時代に至るまで、日本のインターネット30年の軌跡をテンポよく辿るノンフィクションです。 本書で描かれる「3つの軌跡」 【技術】自分たちの手で創り上げたインフラ インターネットは最初から用意されていたものではありません。技術の可能性に魅了された人々が夢中になり、手探りでネットワークをつなぎ合わせてきた30年の歩みを紐解きます。 【ルール】「安全・安心」に向けたルールづくり 誹謗中傷や著作権トラブルなど、成長するネット社会で生じる課題に直面する中、「表現の自由」や「通信の秘密」を守りながら、誰もが安心して使えるルールをどう創り上げてきたのかを明かします。 【連帯】未曾有の危機を乗り越えた現場の力 ネットを支えるのは設備だけではありません。東日本大震災をはじめとする未曾有の災害においても、事業者たちが手を取り合い、「通信という生命線」を守り抜いた現場の強い絆を描きます。 AI時代を主体的に生き抜くヒントが、ここにある AIの進化により、多くの作業が自動化されていく現代。 だからこそ今求められているのは、仕組みの背景を理解し、ルールを整え、人と人とをつなぎ合わせる力です。 正解のない未知の領域に挑み、今日のインフラを創り上げてきた先人たちの経験と視点は、これからの時代を自立して歩むための確かな指針となるはずです。 インターネットを支えてきた挑戦者たちの30年を、ぜひ本編でお確かめください。