トム・デマルコの作品一覧
「トム・デマルコ」の「アドレナリンジャンキー」「熊とワルツを」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「トム・デマルコ」の「アドレナリンジャンキー」「熊とワルツを」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「ソフトウェア開発上の問題の多くは技術的というより社会学的なものである」という一文に激しく同意。ソフトウェアには人の働き方の変革を後押しする力があり、AIがコードを書いてくれる時代になったとはいえ、それを作り上げるのは依然人の仕事である。そうなれば社会学的なアプローチに触れないわけにはいかない。
本書は一般論的なHRMを学んだエンジニアリング組織のマネージャーが次に読むべき本として素晴らしい内容にまとまっている。一般論とソフトウェア開発の現実とのちょうど中間地点の程よい抽象度。
日本のソフトウェア開発プロジェクトの現場では、冒頭に挙げた「社会学的」な課題解決アプローチが欧米のそれよりも未発達ら
Posted by ブクログ
そもそもシステム開発プロジェクトにおけるリスク管理とは何なのか、から具体的なハウツーまでコンパクトにまとめられており、非常に有益に感じた。
特にリスクを分析していく過程で「誰が負うべきリスクなのか?」は重要な観点に思えた。なぜなら「誰が」の選択肢が観点として無いまま分析を進めると、結果自身が負えるリスクしか直視しない(手に負えないリスクは無視する)という行動を度々目にするから。
しかし、理屈をわかっていてもうまく実践されないのがリスク管理の常だが、これも随所に引用されるウィリアム・キングドン・クリフォードの「信念の倫理」を使ってうまく解説してくれる。
曰く、信念こそが人がリスクから目を背ける理