SE、プログラマの間で読みつがれている名著『コンサルタントの秘密』の続編。本書は、コンサルタントの「16道具」を登場させて、交渉するときの心構えや困難な状況での進路の見極め方など、問題解決の秘訣を軽妙洒脱な文章で語っています。前作と同様にたくさんの「法則」がちりばめられ、この一冊だけ読んでも楽しめるユーモラスな内容。
コンサルティング業務に関わる読者はもちろん、コンサルティングの知識がなくても、対人関係を良くするため、自己実現のため等々、問題を明確にし問題解決のための道具を得る読み物としてもおすすめです。
Posted by ブクログ 2015年04月18日
同じ著者が書いた『コンサルタントの秘密』の続編。
私は、社内コンサルタント業務で各工場を廻るときには、必ずこの本を持参し、様々な場面で助けられました。
この本の表紙のカバーに『仕事に行き詰ったときに本書を開いて欲しい。ワインバーグはいつも支えてくれる』とあります。
多くのコンサルタントやコンピュ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月18日
読み終わった、というより時間かけて読みたくなっただけなんですが、なかなか時間がなくて、今になってしまいました。
そういうことを振り返ると、この本に書いてある砂時計や酸素マスクといった道具を持ち合わせてないなと気づかされます。
途中経過
かなり面白い。
実際に道具を持っておくと、忘れずに使えるか...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月22日
コンサルタントに必要な要素を16の道具として紹介している。その16の道具とは形はそれぞれ異なるが、全て「自分を正確に把握する」「他人を正確に把握する」「周囲の環境を正確に把握する」「自分を制御し行動する」ための道具である。本書はコンサルタント向けに記述されてはいるが、16の道具は一般の人々が生きてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月12日
ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法 からのリファレンス。
ソフトウェア開発コンサルタントである著 者による、ディルバート的あるいはマー フィーの法則的に同コンサルタント業の遂 行上ぶつかるアレコレへの処世が展開され る一冊。
ソフトウェア開発というのは、納めるもの は媒体かもしれませんが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
独自のユニークな発想による知恵を習得できる一冊だ。
長年IT業界でやってきた人であれば納得することが多いことだろう。
いくつものユニークな法則を編み出して
法則名も実に頷ける名前となっている。
ラズベリージャムの法則は広げれば広げるほど薄くなるというものだが、
イチゴジャムの法則は、粒があればどこま...続きを読む