感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2015年04月18日
同じ著者が書いた『コンサルタントの秘密』の続編。
私は、社内コンサルタント業務で各工場を廻るときには、必ずこの本を持参し、様々な場面で助けられました。
この本の表紙のカバーに『仕事に行き詰ったときに本書を開いて欲しい。ワインバーグはいつも支えてくれる』とあります。
多くのコンサルタントやコンピュ...続きを読むータ技術者に読んで欲しい本です。
ワインバーグの本は、いろいろ読みましたが、この本が一番、良かったように思います。
Posted by ブクログ 2012年09月18日
読み終わった、というより時間かけて読みたくなっただけなんですが、なかなか時間がなくて、今になってしまいました。
そういうことを振り返ると、この本に書いてある砂時計や酸素マスクといった道具を持ち合わせてないなと気づかされます。
途中経過
かなり面白い。
実際に道具を持っておくと、忘れずに使えるか...続きを読むもしれない。感情に流されると忘れがちな事を、道具を使って冷静に対処するという話。
この人有名らしく、他にもいろいろ著書があるので、見つかれば続けて他も読んでおきたい。
Posted by ブクログ 2011年05月25日
思考法を、知恵の箱・金の鍵・勇気の棒・願いの杖・探偵帽・イエス・ノーのメダル・ハート・鏡・望遠鏡・魚眼レンズ・
ジャイロスコープ・卵・カラビナ・羽・砂時計・酸素マスクの16種にタグづけ、最善策をうみ出す。
まとめると『思考法 タグ付け16 使い分け』といったところでしょうか?
Posted by ブクログ 2010年05月22日
コンサルタントに必要な要素を16の道具として紹介している。その16の道具とは形はそれぞれ異なるが、全て「自分を正確に把握する」「他人を正確に把握する」「周囲の環境を正確に把握する」「自分を制御し行動する」ための道具である。本書はコンサルタント向けに記述されてはいるが、16の道具は一般の人々が生きてい...続きを読むくにあたって必要となる要素そのものであり、そういう意味で様々な人々にとって自分を見つめなおしたり、今後の生き方を考える上で参考になる一冊だと感じます。非常に興味深い一冊でした。
Posted by ブクログ 2010年01月20日
色々と参考になった記憶が
具体的にどの場面で役立ったかといえば
ぱっと答えは出ないが
現在の自分のプロとしての社会人生活の礎となっているということ
それは間違いない
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ワインバーグの「コンサルタントの秘密」の続編。16の仮想コンサルツールの説明とその使い方や効用から、コンサルティングに必要な知識、スキルを解説。困ったらみたくなります。
Posted by ブクログ 2014年05月12日
ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法 からのリファレンス。
ソフトウェア開発コンサルタントである著 者による、ディルバート的あるいはマー フィーの法則的に同コンサルタント業の遂 行上ぶつかるアレコレへの処世が展開され る一冊。
ソフトウェア開発というのは、納めるもの は媒体かもしれませんが、...続きを読む機能や品質につ いて「言葉」で定義していくため、往々に して「思てたんと違う」事態に発展しかね ません。 時計という機能のイメージを 「三針式経過表示装置」や、その他の表現 を用いて表現するような世界なのかもしれ ません。
そういう業種において鍛え抜かれた、本質 的な課題へのアプローチ方法がオムニバス 的に学べると感じました。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
独自のユニークな発想による知恵を習得できる一冊だ。
長年IT業界でやってきた人であれば納得することが多いことだろう。
いくつものユニークな法則を編み出して
法則名も実に頷ける名前となっている。
ラズベリージャムの法則は広げれば広げるほど薄くなるというものだが、
イチゴジャムの法則は、粒があればどこま...続きを読むでも薄くならない
というもの。
また粒の法則は、何か学びたかったら、全て学ぼうとしては
いけない、など。
興味深かったのは、コンサルタントとして相手の発言に対し
どうやって向き合っていくかという問題の解決に
合気道からとった、「集中、入身、転換」というパターンを
エネルギーの調和という観点で取り入れているところだ。
Posted by ブクログ 2011年07月05日
20/5/14
時間
混乱は時間の無駄である
時間の無駄の原因は休暇ではない。計画不足である。
間違いは時間の無駄になる
早くて雑なものなど無い。早く仕事をしたければ、手際よくやることだ。
明日にはやる必要がなくなっているかも知れないことを今日やるな。やろうとも思うな
新しいことを学び、これま...続きを読むでの知識に加え、依頼主とともに試す。
依頼主はつねに自分の問題の解き方を知っていて、その解答を最初の5分間に口にする
不調和を保ちたかったら、完璧な調和を目指せ
相手が奇妙な行動を取っていたら、たぶん奇妙なものに反応しているのだ。それはたぶん自分である。
努力しながら死ぬより、成功しながら生きる方がいい
誰かに死ぬ気で頑張って助けてくれと頼まれたら、助けようとは思わない。
自分が誰かを指していたら、あとの三本の指がどちらを向いているか考えよ
フィードバックは、非難ではなく助言だと考えよう。
白紙の状態から始めてはいけない
クリスマスプレゼントに金槌をもらった子供は、何でも叩きたがる
問題を探しているときは、最初にみつけた問題に目を奪われるな
4年生の算数より難しいことをしていたら、多分やり方を間違っている!
読む価値の無いものはよむな!
やる価値の無いことは、きちんとやる価値もない。ごみにのしをつけるな
やるべきでないことは、いっさいやるべきではない。以上。
合理的であるな。妥当であれ。
痛いのは効いている証拠よ。おいしい料理には時間がかかります。コンサルタントから痛むのは効き目がある証拠だなどと言われたら、別のコンサルタントを雇うべし
差なし+差なし+差なし+・・・は、いつかはっきりした差になる。
皆が見ろという場所はみるな。
絶対にそこにはないと思われているものは、たぶんそこにある。
誰がきめたことか、どこに書いてあることかも知らないのに、慣例に従って仕事をする人たちがいる。
Posted by ブクログ 2016年01月14日
トラブルは、自分であれ他人であれ、システムであれ、概ね人間が原因になっていることが多い。
純粋に人間以外が原因とすれば、その対応が人間に問われる。
困った時に呼ばれるコンサルタントとして、トラブル解決にあたるための勇気と秘訣を16個の道具に例えて説明する。例えば、鏡、望遠鏡、魚眼レンズ、卵、酸素マ...続きを読むスクなどなど。
・イエス、ノーのメダル ・・・ イエス、ノーをちゃんと言おう
・ハート ・・・ 心をこめて仕事をしよう
・ジャイロスコープ ・・・ バランス、調和を考えよう
知恵の箱
・「金言集」か何かを読んだり聞いたり覚えたりしても、他人の知恵の箱から簡単に知恵を取り込めるなどと思ってはいけない。知恵は経験から生まれるものだ。
・合理的であるな。妥当であれ。
・何でも知っているつもりの人間ほどだましやすいものはない。
・知らなくても怪我をするとはかぎらないが、思い出さないと間違いなくやられる。
・差なし+差なし+差なし+・・・は、いつかはっきりした差になる。
願いの杖
・人の心を読むな。自分の心を読め。
・自分の望みがわかるまでは、実現するかどうかは気にするな。
・自分の望みがわかるまでは、妥当かどうかは気にするな。
・自分の望みが分かるまでは、それが受け入れられるかどうかは気にするな。
・自分が本当に求めるものを知る手がかりとして、自分が何をしていないかではなく、自分が何をしているかに注意せよ。
・自分が何を求め、何を求めないかを知るために、自分の感情に注意せよ。
イエス、ノーのメダル
・依頼主から最初に仕事の話がきたときは、イエスとは言わず、ノーとも言うな。
鏡
・私はどうしてここにいるのだろう?(過去)
・私はここにいることをどう思っているのだろう?(現在)
・私は何を実現したいのだろう?(未来)
望遠鏡
・彼らはどうしてここにいるのだろう?(過去)
・彼らはここにいることをどう思っているのだろう?(現在)
・彼らは何を実現したいのだろう?(未来)
ジャイロスコープ
・自身は調和の基礎である。
砂時計
・かならず予定より時間がかかる。
・やる価値のないことは、きちんとやる価値もない。
■3章に「ポランスキーの探し物のコツ」というのがある。
この技法を、「ポランスキーの探し物のコツ」と呼んでいる。
絶対にそこにはないと思われているものは、たぶんそこにある。
ポランスキーの探し物のコツは、どの扉を開くべきかを教えてくれる。そこから、どの扉を閉じたままにしておくべきかもわかる。
みんなが見ろという場所は見るな。
ポランスキーの探し物のコツにはもうひとつ変化形があって、自分が何らかの対象を避けて探しものをしていると思ったときに使うことにしている。
なんの意味もないと思い込んでいる対象には、たぶん意味がある。