ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧

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  • 美しい夢をあなたと
    4.0
    継父にうとまれたせいで、ローラは十六歳のときから自活の道を歩むしかなかった。医師になる夢を実現した今では、国際救護団体(GAO)で医療支援に携わっている。財政破綻のために医療制度が崩壊しているアルゼンチンには、ラ・クリニカという意欲的な病院がある。そのことを知ったローラは四人のチームでアルゼンチンに来たが、せっかくの支援活動を邪魔する者が現れた。ラ・クリニカの設立者で院長でもあるアルマンド・サラザールだ。彼はローラを部下扱いし、支援チームを医療現場から遠ざける。しかし、それは彼女を襲う試練の幕開きに過ぎなかった。■ディザイアでも人気のオリヴィア・ゲイツ。イマージュでは、医療現場を描いたロマンスをお届けしています。アルゼンチンを舞台にした本作は、究極の状況に置かれた主人公たちの物語です。
  • あの日の恋をもう一度
    4.0
    たった一人の肉親だった祖父の死後、メイは途方にくれていた。三十歳の誕生日までに結婚しないと屋敷の相続権を失うなんて……。あの日以来、恋人はいない。しかも、三十歳の誕生日は間近。一方、アダムは妹が置き去りにした赤ん坊を前に困り果てていた。手紙には、頼るべきはメイ・コールリッジとある。深窓の令嬢メイとの身分違いの恋を諦めたあと、アダムは実業家として成功。今はセレブの仲間入りを果たしていた。その日、偶然公園で会い、十三年ぶりに言葉を交わした二人は互いの窮状を打ち明け、そして……偽装結婚に合意した。
  • 愛されない愛人
    3.5
    十代で母親を亡くし、さらには交通事故で父親も失ったうえ、自身も重傷を負ったマリナを新たな悲劇が襲う。オーストラリア有数の実業家ウェイクフィールドの卑劣な企みにより、弟が一族の会社を騙し取られたのだ。思わずウェイクフィールドのパーティに乗り込んだものの、追い払われそうになったマリナは、ひとりの男に救われる。端整な顔に厳しい表情を浮かべたその男の名はローナン。莫大な資産を持つ裕福な実業家だという彼は、ある条件と引き換えにマリナが会社を取り戻すための協力をしようと申し出る。その条件とは、ローナンの愛人を演じるというものだった。■魅力的な外見を持ちながら、男性を避け家族のために生きてきた純粋なヒロインが愛人を演じることになり……。アニー・ウエストのシークをヒーローとした作品も現在ハーレクイン・ロマンスから発売中です。合わせてお楽しみください!
  • スペインの一夜
    4.0
    マギーは婚約者から自分が養女であるのを知らされ、婚約破棄された。心の痛手を癒すためスペインを訪れるが、散策中に迷ってしまう。やっと目的の建物を見つけ、そこを目指して通りを渡ったときバイクにぶつかりそうになり、居合わせた男性に助けられた。黒髪に優雅な雰囲気を持つスペイン貴族のような男性……。ラファエルと名乗るその男性の誘いに彼女は思わずうなずいていた。ラファエルは通りを渡ろうとしている女性を見て愕然とした。なんてことだ! 友人と瓜二つのその女性は、予定外の妊娠の結果、友人が外国に養子に出した娘に間違いない。復讐にやってきたのか?彼女を友人から遠ざけるためには、僕が今夜を一緒に過ごすしかない。
  • エーゲ海に捨てた恋
    3.5
    イザベルは日常から逃れ、ギリシアの孤島での休暇に向かった。だが、奥まった静かなビーチを目指して岩場をわたっているとき、運悪く足を滑らせて転落し、裸同然の姿で気を失ってしまう。意識が戻った瞬間、浅黒い肌に逞しい体をした男性の姿が目に入った。なんてゴージャスな男性! でも、明らかに嫌悪の表情をしている。男性はビーチの所有者ルーカスで、大成功した実業家だというが、けがをして動けない彼女を家に滞在させてくれながらも、なぜか冷淡な態度をとりつづける。大富豪の気を引くために私が裸体をさらしたとでも思っているのね。実は彼の態度には別の理由があるとはイザベルは知るよしもなかった。
  • 六人目の花嫁
    4.0
    親友の結婚式でブライズメイドを務めたタミーは、パートナーとして組んだ花婿の付添人フレッチャーに魅了された。彼は天才的頭脳で事業を成功に導き、巨万の富を築いた億万長者。しかも親友が言うには、傲慢なプレイボーイだという。実際、タミーに向けられた彼のまなざしはとても情熱的で、思わずその暗黙の誘いに応えたくなるほどだった。けれど、彼が求めているのが一夜限りの関係なのは明らかだ。その唇から愛の告白や約束の言葉がこぼれることはないだろう。だからタミーは愚かな夢は捨て、きっぱりと彼をはねつけた。まさか二人目の親友の結婚式にも彼が現れるとは思いもせずに。■親友同士の六人の女性は、仲間の誰かが結婚するときはブライズメイドを務めるという固い約束を結んでいました。そしてタミー自身の恋模様は……? ハーレクインを代表する作家エマ・ダーシーの作品は現在ハーレクイン文庫からも刊行されています。
  • 荒野のランデヴー ラスト・チャンスへようこそ I
    -
    偏屈な恋人と二年つき合ったあげくに振られた写真家のドミニクは、再び自由な自分を見つけて自信を取り戻すため、昔から憧れていた土地、ワイオミングへやってきた。カメラを携え、宿泊している牧場の敷地へ散歩に出かけたところ、太陽に照りつけられ、汗に光る男の背中を見つける。ドミニクは思わずシャッターを切り、そのセクシーさに息をのんだ。男は振り返ってドミニクの全身を眺めまわすと、にやりと笑った。「君も写真に撮りたくなるほどホットだよ」何かがドミニクの全身に音をたてて戻ってくる。男は続けた。「さて、ホットな二人としては、何をしようか?」■最高にセクシーで、熱いハートを持つチャンス三兄弟の登場です。ヴィッキー・L・トンプソンによる〈ラスト・チャンスへようこそ〉は、次男の獣医ニックとドミニクのロマンスで幕を開けます。3カ月連続で刊行いたしますので、どうぞご期待ください!
  • 嘘つきなダイヤモンド ラブ&ビジネス I
    3.0
    突然、ニューヨークまで訪ねてきたジェイソンを前に、ローレンは思わず、ふくらみかけた腹部に手をやった。仕事仲間だったジェイソンとベッドをともにしたのは、四カ月前。既に彼は、転職してサンフランシスコへ行くことが決まっていたため、そのあとはお互い、別々の道を歩むはずだった。だから、妊娠が発覚してもジェイソンには連絡せずにいたのだが、どうやら友人の一人が彼に知らせてしまったらしい。「ぼくと婚約して、サンフランシスコに来てくれないか?」子供のためだけに結婚するなんて――ローレンが断ると、ジェイソンはある提案を持ちかけてきた。■今月より六カ月にわたってお届けする〈ラブ&ビジネス〉第一話です。サンフランシスコを拠点にした大手広告代理店〈マドックス・コミュニケーションズ〉。そこで働く社員たちの恋模様を描きます。洗練された街で生まれる、小粋なロマンスをお楽しみください。
  • 独りぼっちのエンジェル キング家の花嫁 VII
    -
    デイジーはキャンプ場での料理人の求人に応募するため、ジェリコ・キングが運営する山荘を訪ねた。さすが裕福なキング家の人間だけあり、山荘は城と見紛うほど豪華だ。元軍人のジェリコは、デイジーの亡き弟が生前尊敬していた同僚。一年前に戦地で弟が死んだとき、ジェリコはデイジーに手紙をよこし、“僕にできることならなんでもする”と約束してくれたのだ。だがジェリコは、デイジーの華奢で女っぽい姿を目にするなり、山での生活には向いていないと決めつけて追い返そうとする。ジェリコをなんとかして説得しようと、デイジーは心に誓った。どうしても彼のそばにいたい、ひそかな理由があったから。■名家キング家の男たちを描く、モーリーン・チャイルドの人気ミニシリーズ〈キング家の花嫁〉の最新作をお届けします。
  • 恋を夢見る白雪姫
    -
    トーマスアイル国の王女ルイーザは、末っ子として両親やきょうだいから過保護に育てられたため、二十七歳にしてうぶで無邪気すぎるともっぱらの噂だ。そんなルイーザが、ある舞踏会の席で一人の男性に出会った。彼の名はギャレット・サザーランド。国内有数の裕福な実業家だ。常々、おとぎばなしのような恋を夢見ていたルイーザは、ギャレットを見た瞬間に運命を感じる。一方のギャレットも、ルイーザへの好意を隠そうともせず、純真すぎるプリンセスの恋は、向こう見ずに走りだした。この出会いが仕組まれたものだとは、夢にも思わぬまま。■ミシェル・セルマーのロイヤル・ミニシリーズ〈愛の国モーガンアイル〉の続編です。これまでの簡単なあらすじがついています。前向きで可愛らしいルイーザの恋をお楽しみください。
  • 今宵ワルツを
    -
    我ながら本当にどうかしている。見も知らぬ男性のヨットに乗って地球半周の航海に出るなんて。オーストラリアの港町で、カフェのシェフをしているジェニーは、店に来たヨットマンの誘いに応じた大胆な自分に驚いていた。南米のホーン岬を経由してヨーロッパへ戻る旅に、ラモンと名のる男性と二人で向かうことになったのだ。彼は地中海沿岸の小さな王国セフェウスへ帰るところで、シェフ兼クルーとして雇ったわたしに下心などないと言っている。それに、もしうまくいかなければ途中で船を降りればいいのよ……。ジェニーは港に停泊している優美なヨットに思いをはせた。そして父が子供のころ行ったことがあるというセフェウス王国にも。■ロイヤル・ロマンス三部作〈地中海の王冠〉を刊行し、好評だったマリオン・レノックス。彼女が地中海を舞台に、新たな王家の物語を書きました。戴冠式から舞踏会まで、魅惑の宮廷絵巻をご堪能ください。
  • とらわれの楽園
    -
    イゾベラは十代のころ、人気モデルとして活躍していた。だが、ストレスの多い仕事に疲れはてて引退を決意した矢先、悲劇的な出来事が起こり、消えることのない傷を体に負った。それから十数年後の今、イゾベラはブリスベンにある研究室に勤務している。ぶかぶかの実験用白衣で体を隠し、不格好な眼鏡をかけて、女であることを捨てたような生活を送りながら。そんなある日、イゾベラはギリシア人の雇主――アレクサンダー・ザフィリデスと初めて顔を合わせた。そのうえ、魅力的な彼と楽園のような島に行くはめになり……。
  • 妻と呼ばないで
    3.0
    秘書のクロエは、イタリア人実業家の上司――ロレンツォ・バレンテにひそかに思いを寄せてきた。だが、名家出身の億万長者である彼にプロポーズされることなどありえないと考えていたので、今日ベネチアの教会で結婚式を挙げた幸せに彼女は身を震わせた。ところが、その夜クロエがふともらした言葉にロレンツォは激怒し、恐ろしい事実を明らかにする。絶望のあまり、クロエは彼の大邸宅から逃げ出した。三カ月後、イギリスの小さな村で暮らすクロエの前に、険しい表情を浮かべたロレンツォが姿を現し……。
  • 思い出は遠く切なく
    3.0
    激しい雨の中、ソフィーはロンドンの街をとほとぼ歩いていた。まさか、あんな場所でニコスと再会するなんて。四年前、父の客として訪れた彼にソフィーは恋をした。だが結ばれた直後、ニコスは理由も告げずにアテネへ発ったのだ。その日から彼女の人生は暗転し、地獄の日々が続いた。突然、ソフィーの横でタクシーが止まった。ニコスが怒鳴った。「乗れ!」拒むソフィーを強引に乗せたニコスは、彼女をなじった。「あんないかがわしいパーティで何をしていた?」欲望とドラッグに満ちた部屋――それが二人の再会の場だった。
  • 愛の囚われ人
    3.3
    リリーは地中海の小国モンテビアンコの留置場で震えていた。本当はこんな国になんて足を踏み入れたくなかった……。仕事でやむなく来ただけで、滞在もわずか二日の予定だったのに、街で買った土産物に盗品があったせいで出国できなかったのだ。でもまさか、ここで彼と出くわすことはないわよね?そんな彼女の心配が現実となった。目の前に男性が現れたのだ。ニコ・カヴェリ! かつて夢のような一夜をともにした男性――そして彼はあろうことか、この国の皇太子でもある。「これはどういうことだ! この子は誰なんだ?」問いつめるニコの手には、彼とそっくりな男の子の写真があった。■お互いに惹かれながらも、素直になれずにすれ違うリリーとニコ。二人の恋のゆくえは? 実力派新人作家リン・レイ・ハリスが描く、華やかな王族のロマンスをお楽しみください。
  • さまよえる砂漠の王 シークの憂い I
    4.0
    ハイダル王国の若き女王ライラは、複雑な思いを抱えながら婚礼の準備に取りかかっていた。自らを犠牲にしてでも国民を幸せにすること――それが女王としてのつとめだと理解はしている。クセイ王国の国王ザヴィアンとの政略結婚は、十年も前から決められていたことだし、不満はない。でも……。婚礼が済み、ハネムーンでザヴィアンの人柄に触れ、ライラは思いがけず彼に強く惹かれている自分に驚いた。だが、彼の手首にある謎の傷跡を目にしたとたん、妙な胸騒ぎを覚えた。やはり彼には何か秘密があるのかしら?■こちらは昨年好評をいただいた〈ダイヤモンドの迷宮〉の続編です。今作はハーレクインコミックスでも今月同時発売となりますので、是非あわせてお楽しみください!
  • ミリオネアの償い
    -
    一人で起業した家事代行会社がようやく軌道に乗り始め、リズはその朝、張り切って最初の顧客の家を訪れた。しかし、そこにいたのは腰にタオルを巻いただけの男性。なのに、リズが驚いたのは彼のそんな姿ではなかった。その男性こそ、リズが三年前に別れた夫、ケインだったのだ。二人は六年前に結婚したが、直後に起きた不幸な事故のせいで、彼は心を閉ざすようになり、リズは孤独に耐えかねて家を出た……。再会した今、リズは改めてケインへの思いを意識した。ひょっとしたら、彼とやり直せるかもしれない。でも、ケインともう一度向き合うためには、リズは彼にどうしても打ち明けなければならないことがあった。
  • 恋人は王子様
    -
    妹の婚約お祝い会に出席したエミリーは、ばつの悪い時間を必死にやり過ごしていた。妹の結婚相手が、よりによって自分を棄てた恋人だなんて。どんなに冷静を装っても、心は屈辱に打ちのめされていた。と、そのとき、携帯電話が鳴った。新しい顧客で友人になったばかりのミスター・タリムだ!応答したエミリーの口から、思いがけず大胆な言葉が飛び出した。二十分後、エキゾチックで精悍な紳士の登場に、場内はざわめいた。エミリーはすぐさま彼の前まで行くと、その唇にキスをした。■妹に恋人を奪われたうえ、婚約者のいるシークに恋してしまった不運なヒロイン。ですが、思いもよらないハッピーエンドが彼女を待っていました。砂漠の王子様との情熱の恋をご堪能ください。
  • 伯爵の甘い罠
    -
    メグはカステルフィーノ伯爵邸の壮麗な庭園改築のデザイナーとして屋敷に住み込むためトスカーナを訪れる。だが豪奢な屋敷に着くと、出迎えたのは老伯爵ではなく、見覚えのある男性の不機嫌な顔だった。ジャンニ・ベリーニ! 数カ月前に偶然出会い、ひと目で惹かれたが、プレイボーイで有名な彼はメグに気を持たせただけで去っていった。その彼がどうしてこの屋敷に? しかも、明らかに迷惑そうだ。老伯爵が数日前に亡くなり、息子のジャンニが伯爵の称号を継いだが、庭園に興味のないジャンニは改築をとりやめるつもりだとメグは知る。それでも老伯爵との契約を主張するメグに、彼はあっさり折れた――メグとのひとときの情事を楽しむために。
  • 展覧会の絵
    -
    偶然ロリー・オーモンドの個展が開かれるのを知ったゾーイは、その展覧会に行ってみずにはいられなくなった。ロリーはかつての恋人……でもまさか、七年前に描かれた自分のヌードと対面するとは思わなかった。動揺を隠せないまま、逃げるように画廊をあとにすると、帰り道で一人の青年に声をかけられた。画廊で見かけた男だ!関わり合いになりたくなかったが、熱心さに負けて話を聞くと――その青年が思いを寄せる少女がロリーに夢中になっている、あなたはロリーをよく知っているはずだから、彼女に忠告して危険な恋から救い出してほしい、というのだ。
  • 偽りのレクイエム
    -
    「きみはその曲をリック・デイカーのために書いたのか?」通りで次作のバラードを謳っていたタンジーは、その言葉に凍りついた。とうとう現れたわね、レオ・デイカー。リックの母親違いの兄。家出した十七歳のリックは、二カ月タンジーのフラットに居候したあと自分を見つけたいと出ていった。誰にも居場所は教えないでと言い残して。「弟のことで話がしたい。母親が……癌で、会いたがっているんだ」頬を打たれたようなショックだった。でもリックのことは言えない!お役には立てませんとその場は切り抜けたものの、タンジーは彼の端整な外見の下に潜む危険な野性を感じて不安だった。レオはどんな手を使っても弟の居場所を聞き出そうとするに違いない。そして彼女の恐れは、やがて現実となるのだった。
  • いくたびも夢の途中で
    4.0
    「あなたとは結婚しないわ」プルーデンスは婚約者のトニーに、いきなり言った。もう限界だった。新婚の妹夫婦が招いてくれたホームパーティなのに、彼は終わりかけたころに現れて、忙しいからとすぐに帰ろうとする。婚約して四年、仕事にかこつけて結婚さえこの調子で待たされてきた。そんな彼女の悩みを聞き、自分の下で働かないかと勧めてくれたのが、妹の夫の友人で、パーティに来ていたベネディクトだった。でも、彼はオランダから来た医師。そばで働くには、プルーデンスが彼の自宅に住み込まなければならない。婚約者との関係に思い切って決着をつけられたものの、彼女はイギリスから見知らぬ外国へ行くことへの不安を覚えていた。■懐かしくも優しいロマンスの世界を、今もなお読者に伝えてくれるベティ・ニールズ。今回は、長い旅のはてにたどりついた中世の城、ウォリック城でのヒーローの告白が感動を呼びます。ご期待ください。
  • 遠い日のフィアンセ
    4.0
    アレグラは十八歳の誕生パーティに現れた裕福な男性――ステファノに心を奪われ、一年後に彼との結婚が決まった。だが、結婚式の前夜に父親とステファノの会話を耳にして、衝撃のあまり家と故郷を捨てた。この結婚が男たちの“取り引き”に基づいたものだと知ったのだ。あれから七年、アレグラはロンドンで自活しながら、過去のことを忘れて前向きに生きようと務めていた。ところが、従妹の結婚式でステファノと再会し、いまも彼の魅力にあらがえないことを思い知らされる。ある目的のためにステファノが近づいてきたとは想像もせずに。
  • ベニスのシンデレラ
    3.0
    一人旅でイタリアのベニスにやってきたジリアンは現地の男性と恋に落ち、やがて結婚することになったものの、式の最中に彼に騙されていたことを知り、傷心のなか逃げだした。以来、帰国して自分の失敗を家族に打ち明ける勇気も出ず、かといって、もうお金も底をつきそうで途方に暮れていた。そんなとき、ジリアンの前に思わぬ救世主が現れる。ひょんなことから知り合った公爵家の若き当主ジャンニから、産休中の秘書の代わりを務めてほしいと頼まれたのだ。ジリアンは藁にもすがる気持ちで引き受けることにするが……。
  • 誘惑は罪
    3.0
    ヴァージニアは家族経営の会社で重要なポストを任されている。そのキャリアに加え、男勝りな性格と冴えない容貌が災いして、なかなか男性には女として見てもらえない。そんなヴァージニアに誘いをかけてきたのが、ディロン。最近会社にやってきたセキュリティ部門の責任者で、男らしくセクシーな彼に、ヴァージニアは夢中になる。だが、運命の人に出会えたと思っていた矢先、事件は起きた。デートの最中、車内でディロンに睡眠薬をのまされたのだ。いったいどういうこと? 混乱しつつ、彼女は意識を失い……。
  • 今だけはこのままで 情熱を知った日 I
    4.0
    カッサンドラは世界的に有名なピアニストにして作曲家。だが、人前に出るのが怖くなり、数年前に演奏活動をやめてから、他人と接するのはチャリティで引き受けるピアノのレッスンのみ。今回生徒になったのは、ピアノを弾いたこともない実業家ネオ。若くして大富豪と言われ、華やかな噂の絶えないギリシア人男性だ。カッサンドラは不安に駆られながら自宅で彼を出迎え、息をのんだ。■ネオは親友が無理やり手配したピアノのレッスンに仕方なく向かった。息抜きだと親友は言うが、毎晩のように美女たちと過ごしているのだ。しかも、家に引きこもっているピアニストが先生だという。どんな地味な女性だろう。彼は苦笑しながら相手の家を訪ねたが……。■人気作家ルーシー・モンローのミニシリーズ『情熱を知った日』をお届けします。傲慢なギリシア人大富豪に恋するヒロインたちのゴージャスな恋をご堪能ください。
  • 傷ついたシンデレラ 男たちのER I
    3.0
    「赤ちゃんのお父さんはどうしたの?」産婦人科医のレベッカは、兄に連れられて病室を訪れた少女に尋ねた。十八歳のエイミーは歯を食いしばったまま何も答えない。心配する兄のゲイブにも、どうしても相手の名を言わず、六カ月になるおなかの子供にもなんの関心も示さないという。もしかしてエイミーは誰かから暴力を受け、望まぬ妊娠をしたのでは?彼女の目に浮かぶ罪悪感と恐怖に、レベッカはふとそんな気がした。ゲイブはかつて婚約者とおなかの子供を事故で失った経験があるため、赤ん坊がちゃんと生まれてくることを望み、レベッカに助けを求める。だが、レベッカにはエイミーの気持ちがよくわかった。なぜならレベッカ自身、心ない暴力の犠牲者だったのだから……。
  • 最後のダンスはボスと
    -
    ★ダンサーの私に、秘書になれですって?★シドニーで過ごす最後の夜、ダンサーのスターは友人に誘われ、地上五十階のビルの屋上で繰り広げられるパーティに参加していた。本当なら今頃、恋人とダンスカンパニーを立ち上げているはずだった。だが彼に裏切られ、資金のためにと使った全財産を失った。しかも根回しをされたので、新天地メルボルンにも仕事の当てはない。スターは半ばやけになって、一人シャンパンをあおっていた。だから、スーツ姿のゴージャスな男が声をかけてきたときも、そっけなく応じた。私はゲームをする気はない、と。「私が興味があるのは、メルボルンに仕事があるかということだけ」すると彼はセクシーに微笑んだ。「それなら僕の個人秘書になればいい」
  • 砂漠の恋人 無邪気なかけひき I
    -
    ペトラは生まれて初めて訪れた母の祖国ズーランで悩んでいた。傲慢で欲深い祖父が、自分のビジネス・パートナーとペトラとの縁談を勝手に進めていることを知ってしまったのだ。かつて、ズーラン在任の外交官であったペトラの父と、遊牧民の血を引く母は祖父の反対を押し切って駆け落ちした。祖父は母を勘当しただけでは飽きたらず、今度はわたしをビジネスの道具として利用するつもりなんだわ!リゾートのビーチでかわされる女性たちの噂話を耳にして、ペトラは計画を思いつく。数時間後、彼女は圧倒的なオーラを放つ魅力的な男性に声をかけていた。■アラブの小国を舞台にエキゾチックな貴公子たちとのロマンスを描く『砂漠の恋人』。今月のヒロインは、祖父のずる賢い企みに反発して男性を誘惑しようとするペトラ。ところが、思わぬハプニングが……。
  • 忘却の陰に
    2.5
    飛行機事故に遭ったシブリーは、ひどい怪我を負い、生死のさかいをさまよった。一流の医師、ロドリゴのおかげで一命はとりとめたものの、脳への損傷がひどく、目覚めたときには記憶をいっさい失っていた。痛みと戸惑いの中、ぼんやりとわかるのは、ロドリゴを以前から知っていたこと、そして、どうしようもなく彼に惹かれていることだけ。もしかして……私たちは恋人同士だったのかしら?そんな甘い想像をふくらませるも、やがて徐々に記憶が戻るにつれ、シブリーは知りたくもない現実に打ちのめされていく。■期待の作家オリヴィア・ゲイツがお届けする新作は、ミステリアスな雰囲気に包まれた、読み応えのある一作。真実が紐解かれていくほどに、二人の恋はすれ違い……最後まで目が離せません!
  • ブーツをはいたシンデレラ
    -
    ジョシーは駆け出しのイベントプランナー。長くアシスタントを務めてきたイベント企画会社で三カ月前に共同経営者となり、新たな仕事への意欲に燃えていた。でもまさかアフリカまで来て結婚式を演出しようとは思わなかった。いくら人気サッカー選手とその花嫁にふさわしい式のためとはいえ、ロンドンからスタッフや機材をすべて飛行機で運ばなければならない。それに式場となるサファリリゾートのツリーハウスで隣り合わせた男。彼は一体何者? シャワーから出たところに声をかけてくるなんて。しかも新郎新婦のブライダルスイート用の部屋に居座ってしまっている。あの危険なまなざしと唇は、誘惑を仕掛けてくるようで気になるけれど、ここはスイート用の部屋を確保することを第一に考えなくては……。■ミニシリーズ〈すりかわったエンジェル〉が好評だったリズ・フィールディング。今月はかつて「すみれ色のウエディング」(I-1986)に登場した、ジョシーのその後の物語をお贈りします。
  • 悲しいすれ違い
    -
    オライアン・デリカリス――ライアンは貧しい家に生まれたが、努力の末に会社を興して億万長者となった。今は生まれ故郷のギリシアで政治家になるべく選挙戦を戦っている。しかし対立候補に支持率で水をあけられ、よき家庭人であることを有権者にアピールする必要に迫られていた。■リビーは不安に怯えながらアテネにある最先端のビルを訪れた。五年前に親に勘当されてまで結婚したものの、三カ月で別居に至った夫、ライアンに正式な離婚を求めるためだ。最上階のオフィスで再会した夫に書類を取りだして見せるやいなや、リビーは冷酷な言葉を浴びせかけられ……。
  • 許されぬ密会
    3.0
    ニコラス・デュプレが審査員ですって?娘のフェリシティから“才能発掘コンテスト”の話を聞き、セリーナは愕然とした。フェリシティが自ら手紙を書いて依頼したところ、彼はすぐに快諾し、娘たちの小学校にやってくるというのだ。元ピアニストのニコラスは地元出身の世界的な著名人で、セリーナのかつての恋人だった。故郷を捨てて久しいのに、なぜ帰る気になったのだろう。まさか、絶対に知られてはならない秘密を嗅ぎつけたの?大切な愛娘フェリシティの出生に関する、ある重大な事実を……。■セクシーで洗練された作風が人気のミランダ・リーが約半年ぶりの登場です! 13年の歳月を経てなお、消えることのない情熱の炎――。円熟した大人のロマンスをお楽しみください。
  • プリンスを愛した夏
    4.0
    ロンドンでパーティ・プランナーの助手として働くメリッサは、カジミーロ国王が主催する舞踏会を手伝うために、地中海の島国、ザフィリンソスへ赴いた。彼女には心に、ある決意を秘めていた。機会をうかがって国王に直訴するのだ――私の一歳になる息子ベンはあなたの子供です、と。願いが通じて謁見がかなったものの、カジミーロはメリッサのことをまったく覚えていなかった。本当に、あの熱く親密な日々を忘れてしまったというの?動揺した彼女の耳に聞こえたのは、血も涙もない彼の罵倒だけだった。■華やかな王族のロマンスを得意とする作家、シャロン・ケンドリックの最新作をお届けします! なお、本作は『プリンスを愛した過ち』の関連作品です。
  • ムーン・リバーをあなたに
    3.5
    フルールは親友の田舎の豪奢な屋敷で過ごす休暇を楽しみにしていた。ところが、正門を探して広大な敷地をさまよい歩いているとき、敷地の管理人らしき男に見咎められ、ぶしつけに追い払われてしまう。しかも腹立たしいほど高慢なその男は、親友の兄セバスチャンだった!普段は彼しか暮らしていないこの屋敷に滞在し、しばらくのあいだ静養することを決めたばかりなのに……。けれど、領地の管理で忙しい彼と顔を合わせることもないだろう。そう思い直していた矢先、親友が兄に話しているのを偶然耳にする。“フルールの相手をしてあげて、そうすれば元気になるから”と。気まずさと恥ずかしさに頬を赤く染めたとき、彼はフルールに気づいた。
  • ボスとスキャンダル デボンシャーの三兄弟 I
    -
    上司との恋で心に傷を負い、職場を去ることになったアストリッド。社内恋愛だけは金輪際するものかとかたく胸に誓うも、社長アシスタントとして採用された新しい職場で、早くもその決意は崩れそうになる。ボスのヘンリーは、十年ほど前に活躍していた元ラグビー選手で、当時アストリッドが夢中になった相手だったのだ。いくら憧れの人がボスでも、好きになってはだめよ!アストリッドは何度となく、そう自分に言い聞かせた。ところがある日、ヘンリーと二人きりになった際に、いきなり激しく唇を奪われてしまい……。
  • デイジー・ベルの恋
    -
    デイジーは、叔父が経営する小さな遊園地の整備士だ。年代ものの回転木馬やゴンドラ、蒸気機関車など、幼いころから慣れ親しんだ古い遊具と毎日格闘している。心から愛する仕事のため、小さな体はいつも煤だらけだ。ある日、遊園地の経営を助けるため、敏腕コンサルタントがやってきた。フィリックス・ギズボーンと名乗る彼は、若く、すらりとした長身で、スーツを完璧に着こなすその姿に、デイジーの胸は熱くなる。でも、彼みたいな人がわたしに目を向けてくれるはずがないわ。デイジーは必死でそう自分に言い聞かせるが、思いがけず、フィリックスからディナーに誘われて……。■ハーレクイン・ロマンスでも活躍中の、ケイト・ハーディの新作をお届けします。フィリックスからディナーに誘われたデイジー。彼はあくまでもビジネスだと言いますが……。固く閉じていたデイジーの心がしだいに花開いていく過程を、お楽しみください。

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  • 永遠に覚めない夢
    -
    あこがれのイタリアの海、白い砂浜、さんさんと降り注ぐ太陽の光。しかし、せっかくの休暇に、リサはすっかり退屈していた。そのとき悲鳴が聞こえ、救急科医の本能から駆けつけてみると、少年が一人、岩場から落ちて意識を失っていた。病院まで付き添ったリサは、そこで同じ救急科医のマッテオと出会う。あまいマスクのイタリア男そのものの彼に積極的に迫られても、一人で旅するはめになった理由を思い出して、リサはおびえた。かつて永遠に続くと思っていた幸せは、もろくも崩れ去ってしまった。理想の男性なんて、世界のどこにもいないのよ。もう二度と、誰かを愛したりしないようにしなくては……。■イタリア人男性との恋――優しくて親切なのだけれど、はたしてどこまで本気なのか……。でも、この作品の場合はちょっと違っていました。ジョージー・メトカーフが描く、海辺で始まるドラマティックな恋をお楽しみください。
  • 求む、ゴージャスな恋人!
    -
    イヴは、インターネットの恋人紹介サイトを熱心に見ていた。恋人がいないせいで肩身の狭い思いをするのはもうこりごり。今までの五人の相手とのデートは退屈でたまらなかったけれど、友人の結婚式には絶対みんなが驚くような恋人を連れて参列したい。と、一枚の写真に視線が釘付けになった。輝く青い目、端整な顔……。■待ち合わせたバーに現れた美女を見て、ブライスは目をみはった。これが、あの引っ込み思案の本の虫だったイヴなのか。八年ぶりに連絡してきた彼女の言う“取り引き”とはいったい……?イヴが唇を開いた。「一カ月だけ私のデート相手になってほしいの」
  • 砂塵に散った恋
    3.0
    「君は自分の行動がわかっているのか? 僕が当局に通報すれば……」アントーニアは人を蔑むような口調で言う男性をにらみつけた。重要な目的のため、中東の王国シネバルに船で向かったが、海賊に襲われ、嵐の海に飛び込んで豪華なヨットにたどりついた。中に忍び込み、パンを手にしたところを船の持ち主に見つかったのだ。あとひと息でシネバルなのに、ここでつかまるわけにはいかない。この威厳に満ちた態度の男性は、本当に私を警察に突き出すつもり?だが意外なことに、アントーニアが怪我をしていると知ると、男性は手当をしてくれ、船にそのまま滞在することも許してくれた。二人は徐々に打ち解け、ある夜とうとう愛を交わす――互いに憎み合うべき運命の相手だとは想像もせずに。■ドラマチックなストーリーが得意なスーザン・スティーヴンスが、冷たいシークとの恋のゆくえを描きます。ハーレクイン・ディザイアの「シークと籠の小鳥」の関連作です。
  • 取り違えられた花嫁
    3.5
    ニーナのもとを、ある日、ゴージャスな男性が訪ねてきた。大富豪マルチェッロ家の長男マルク! ああ、ついに彼がやってきた。数カ月前、双子の妹が未婚のままマルクの弟アンドレの子を産んだ。お金目当てだったが、アンドレは親子鑑定も拒んだまま事故死した。育児を放棄した妹に代わって、ニーナが姪を育てることにしたのだ。妹は、腹立ちまぎれにマルチェッロ家に写真を送りつけたらしく、それを見て、マルクはアンドレの子だと確信したのだという。「君のように素行の悪い女に僕の姪を任せるわけにはいかない」私を妹と間違えているのね。でも、事実を話せば姪を奪われてしまう。妹のふりを続けるニーナに、マルクは驚くような提案をした。
  • 罠に落ちた天使
    3.5
    ニューヨークで生まれ育ったレオニダス・パルナッソス――レオは、父親の海運会社を引き継ぐためギリシアに帰国した。後継者をアテネの社交界に披露すべく、パルナッソス家の壮麗な邸宅でパーティが開かれた。そこでレオは美しい女性に出会い、目が釘づけになる。■パーティで給仕係をつとめていたエンジェルは、突然目の前に現れたギリシア神のような男性に息をのんだ。二人きりのテラスで唇を奪われたとき、その男性がレオニダス・パルナッソスだと知り、彼女はおびえた。エンジェルは、彼が復讐に燃える仇敵の家の娘だったのだ。
  • 情熱に焦がれて
    -
    ★ときめきが欲しいと願うのは、そんなにいけないことですか?★アイリーンは不安にさいなまれていた。親の期待に応えるためとはいえ、愛も喜びも感じない相手と、このまま婚約していいの?安定がいちばん大切だと言われても、情熱とは何かさえ知らずに、生涯暮らしていくなんて。これが逃れられないさだめなら、自由なうちに一度だけ、熱く激しいスリルを味わってみたい。そう、ずっと夢見てきた奔放な一夜を。ついにアイリーンは自制心をかなぐり捨てて、あやうい冒険へと踏み出した。
  • 時の果実が熟すまで
    4.0
    マリエルが故郷のオーストラリアへ帰ってきた。ヨーロッパでモデルとして成功をおさめ、有名なフランス人フォトグラファーと暮らしていた彼女が、なぜ突然戻ってきたのか。しかも元日、新年のパーティの最中に。美しいマリエルを囲む男たちのなかに割って入ったのは、幼なじみのデインだった。「ぼくがマリエルを送っていく」十年前、マリエルにさよならのキスをして去ったデインは、今や富豪の実業家で“今年いちばんの独身男”に選ばれるほどの人物だ。彼女が帰ってきた理由はわからないが、デインには、このまたとないチャンスを利用する、ある計画があった。

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  • 百万ドルの一年間
    -
    上司からくだされた辞令に、ホリーはすっかり気落ちしていた。上司の弟、ジェフが会社経営を手伝うことになったため、しばらくそのアシスタントを務めろと命じられたのだ。ジェフといえば、ものすごくハンサムで魅力的だけれど、牧場経営を好んで田舎に暮らす、風変わりな人。根っからシティ・ガールのホリーとは馬が合うはずもなく、実際働きはじめてからも、正反対の二人は衝突を繰り返した。そんなある日、話があると、ホリーは彼に呼び出される。何事かといぶかっていると、ジェフはとんでもないことを言い出した。「ぼくの妻になってくれないか、一年だけでいいから」■D-1427「午前零時にさめる夢」の関連作品をお届けします。ヒーローは、前作のヒーローの双子の弟、ジェフ。自由を愛する彼の恋物語を、どうぞお楽しみください。

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  • おいしい恋の作りかた
    4.0
    シエナは途方に暮れて休暇をとり、叔母のレストランの扉を叩いた。高級レストランのマネージャーに念願の昇進が決まったとたん、新任の料理長がろくでなしの元婚約者だと知らされたのだ。ところが扉を開けた男性を目にした瞬間、つかのま悩みを忘れた。ブレット・キャメロン――十代のころ叔母の店で修行し、成功をおさめた新進気鋭のシェフだ。そしてシエナの初恋の相手……。彼に温かい歓迎の笑みを向けられ、たちまち顔が赤くなる。野暮ったい少女から変身したのに、彼の魔法にかかったままのようだ。するとブラットは叔母が旅行で留守だと告げ、驚くべき提案をしてきた。叔母を助けるため、ここでしばらく一緒に店を開けないか、と。■レストランで生まれる恋を描く本作は、各章が“恋のレシピ”の一つ一つの手順に沿っている力作。期待の新人作家ニーナ・ハリントンの心温まる物語です。

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  • 偽りの別れ
    -
    パーディタは心臓の具合が悪い父親に代わり、金策のためにロンドンの街を走りまわっていた。経営する会社が財政上の危機に瀕していたのだ。しかし、融資してくれそうな取引先はなかなか見つからない。そんなある日、パーディタは思いがけない人物を目撃した。三年前、カリフォルニアで結婚してすぐに破局を迎えた男性――ジャレッド・デンジャーフィールドだ。陰気な笑みを浮かべたジャレッドの顔を見たとたん、パーディタはやみくもに駆けだし、その場から逃げた。ほどなく彼が有望な融資先の重役として現れるとも知らずに。

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  • ティアラよりも輝く日
    3.0
    カラシア国大公ガードの結婚式に、プリンセス・セリーナは参列した。プリンセスとはいえ、かつての王国が祖父の代に共和国となったため、国を追われた、実体のない亡命中の王族だ。かつてはガードの結婚相手と噂されたセリーナだが、彼女の心をとらえたのは、その日の花嫁の兄アレックスだった。富豪のアレックスは、ガーデニングのコラムを書いているセリーナに、自然豊かなニュージーランドへ自分と一緒に来ないかと誘ってきた。急な申し出に驚き、ゴシップのたねになると懸念したものの、セリーナは彼の強引な説得に屈して承諾してしまう。だがそれは、ある陰謀に荷担した疑いのかかる彼女への罠だった!■本作はR-2489『愛を捨てる理由』、R-2545『愛と気づくまで』の関連作品です。華やかな王族のロマンスを得意とするロビン・ドナルドの最新作をご堪能ください!

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  • 嵐の夜のめぐり逢い
    3.0
    ゴールドコースト近辺で猛烈な嵐に遭遇したブリジットは、偶然通りがかったアダムという男性と一緒に小屋に避難した。九死に一生を得たふたりはベッドをともにし、情熱的に愛し合う。だが翌日救助されると、彼はブリジットに別れを告げた。自分はひとりの女性に縛られるタイプの男ではないと言って。三週間後、彼女は新聞にアダムの写真が載っているのを見つける。彼は名門ボーモント家の出だが、噂によれば、父と兄によって家を追い出され、独力で億万長者になったという。ブリジットは激しい衝撃を受けた。わたしとは身分違いだから、彼は正体を告げずに立ち去ったのだ!

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  • 砂の揺りかご
    -
    エラは日々制作に励む、若きガラス工芸家。海辺の屋敷の離れを借りて、ひとり静かに暮らしている。ある夜、日課の散歩をしている途中で見知らぬ男性と出会った。闇の中で顔ははっきりと見えないが、エラはなぜか興味をそそられた。話しているうちに、彼が祖母から屋敷を相続したハリドだとわかった。翌日、母家に呼び出されたエラは、初めて明るい中で彼を見る。これほど美しい男性は見たことがない。でも、その顔の右側は……。ひどい火傷の跡で肌が引きつれていた。衝撃を受けるエラに、ハリドは追い討ちをかけるように言い放った。「この屋敷は売りに出す。さっさと出ていってもらおうか」■魅惑の砂漠のヒーローが、もし双子だったら……。ミニシリーズ〈砂漠の絆〉でバーバラ・マクマーンが描くのは、ひと味違ったシークたちの物語です。ぜひお楽しみください。
  • 初恋は永遠に 旅立ちの大地 I
    -
    富豪の夫との愛のない結婚生活に悩むララのもとに、十代のときに愛し合った相手リックが突然訪ねてきた。今や世界的な写真提供ビジネスで成功しているリックは、ララと夫の写った写真を偶然見かけたという。そこに明らかな虐待のしるしを見てとり、初恋の女性ララのために駆けつけてきたのだった。リックの助けを借りて、ララは夫の監視の厳しい家から逃げ出し、そのままセスナ機で奥地に飛ぶ。そこはリックにとって、苦い思い出のある土地だった。執拗な夫の追跡から逃れられるのかしら? ララの心は震えた。
  • 新妻を演じる夜 麗しき三姉妹 I
    4.0
    インテリア・デザイナーのリジーのもとに一通の手紙が届いた。彼女が共同所有するアパートメントに問題が発生し、現地まで来てほしい、さもないと裁判沙汰にするという。差出人は、ギリシアの大富豪イリオス・マノス。リジーはなんとか旅費を工面し、ギリシアへ飛んだ。会ったばかりのイリオスから“詐欺師め!”となじられたリジーは、そこで初めて、自分が共同所有者にだまされ、莫大な借金を背負わされたのだと気づいた。お金などまったくないと言う彼女にイリオスは憤然として言った。「では、その体で払ってもらおう。ぼくと結婚するんだ」■不動の人気を誇る作家、P・ジョーダン渾身のミニシリーズ〈麗しき三姉妹〉を今月から三カ月連続でお届けします!孤児の三姉妹は真実の愛を見つけられるのでしょうか?
  • 離せない唇
    -
    ★何が嘘で何が真実か、彼は何者なのか。その答えをどうしても知りたかった。★プラスキ家の五人姉妹の末娘マルヤは開業医を目指す研修医。勤務を終えた帰り道、車の前に飛び出してきた男をはねてしまった。しかも男は何者かに撃たれてすでに傷を負っている。なぜか病院には行きたくないと言い張る彼をマルヤは危険を顧みず自宅に連れ帰って手当てした。たしかに危険な香りのする男……でもその瞳は犯罪者には見えない。彼はケイン・ドランと名乗っただけで姿を消したが、一週間後、二人は思わぬ場所で再会した。マルヤが勤務する病院に用務員としてケインが雇われたのだ。それでもマルヤにとって彼は相変わらず謎の男のままだった。
  • 十年目の蜜月
    4.5
    「叔父さん、ぼくを猿と結婚させるなんてひどいよ!」訳もわからぬまま礼拝堂の祭壇に連れていかれたベスは、紅顔の美少年が口にしたその言葉に、幼い心をえぐられた。少年の名はドルー――高貴な伯爵家の跡継ぎで、彼こそ、まだ10歳のベスにと定められた若き花婿だった。不器量な自分がこんな美少年の妻になるなんて耐えられない。ベスは泣いて嫌がるも、式は進み、二人は正式な夫婦となる。儀式を終えるや彼は立ち去り、音沙汰もなく歳月だけが流れた。夫が気まぐれに帰ってきたのは、10年後のことだった。
  • フィアンセがいるのに
    -
    三カ月ほど前、悲劇は起こった。ライサンの幼なじみノエルの両親が、飛行機事故で亡くなったのだ。たった一人残されたノエルの悲しみようは、見るにしのびなかった。どうにかして慰めようとしたライサンだが、まさかノエルが急に二人の結婚話を進めるとは思ってみなかった。自分でもよくわからないうちに、ノエルと婚約していた。家族ぐるみで昔から親しくしてきたので、ライサンの家族は大喜びだ。彼女はどうにも落ち着かず、思い立って休暇を取った。そしてたった一度、父の仕事の関係で会ったことのある男性、ダンテ・ビベロスの住む遠い国へと、一人旅立った。ノエルのことは本当に大好きなのに、いったいわたしは何をしようとしているの?
  • 和解のとき
    -
    十八歳の時の自動車事故はいまだにサラの心に傷跡を残している。故郷では人目を避けてきた彼女にとって今回の姉の結婚式は、初めて誇らしい思いで帰郷できる機会になるはずだった。婚約者のルパートとともに列席する予定だったのだ。ところが今朝、彼の家を訪れると、ベッドに彼の昔の恋人がいた。ショックを受けたサラは家を飛び出し、故郷へと向かう列車に乗った。そこで偶然、幼なじみのロードリと再会する。沈んでいる様子を心配したロードリに促されるままサラは、事故のこと、ルパートとの出会い、今朝の出来事を話しはじめた。そのおかげで面倒なことになってしまうとは思いもよらずに。
  • 翡翠色の情熱
    4.0
    テレビリポーターのアリアンはカメラマンをともない、著名な実業家で大富豪のマノロの屋敷を訪れた。週末の二日間、屋敷に泊まりこんで、彼を題材にした番組のビデオ撮りを行う予定だ。その撮影の最中、アリアンは赤ん坊の泣き声を耳にした。生後半年の、マノロの娘クリスティーナだわ!あやしたいという衝動を抑えられず、手を伸ばしたアリアンに、翌日マノロは驚くべき提案をする。クリスティーナがなつかないため出ていった子守りの代わりに、何日か屋敷に残って娘の面倒を見てくれないか、と。
  • ブルーダイヤをきみに
    -
    アナは、セブとの思い出すべてをリセットする旅に出た。運命的な出会い、バルコニーの熱い一夜、ジブラルタルでの結婚式……その夜知った彼の裏切り。アナの結婚生活は一週間で幕を閉じたが、苦しみは終わらなかった。思いがけず妊娠し、そして流産したのだ。たった一人ですべてを乗り越えた一年後、アナは離婚届をセブに送りつけ、アフリカへと旅立った。灼熱の太陽とサバンナが、アナをいきいきと甦らせる。夢中でシャッターを切るファインダーの中に一人の男の背中が映り、アナは微笑んだ。素敵な男性に反応するなんて、元気になった証拠ね。だが振り返った男の顔を見て、アナは愕然とした。セブ――!
  • ボスは恋愛恐怖症
    -
    フィオナは浮き足立っていた。大富豪で今をときめく景観デザイナー、ブレント・マッケイのもとで働くことが決まったのだ!アーティストのような仕事は不安定だからと反対している両親もこれで認めてくれるかもしれない。引き締まった肉体をもつハンサムなブレントは私生活を世間にいっさい明かさない謎めいた人物として有名だが、フィオナは初めて会ったときから通じ合うものを感じた。彼を知れば知るほど惹かれていくのに、“女性と愛し愛される関係はありえない”――それが彼の信念だった。
  • 嵐の夜に奪って
    3.5
    バイオリンに生涯を捧げてきたエラは、男性も知らない。友人のからかいの的だが、初めての時は心から愛する人と迎えたい。だが、ある夜初めて会った男性の魅力に、強い衝撃を受けた。彼の名はバディム。ロシア人の大富豪で、有名なプレイボーイだ。「ぼくらの体が激しく求めあっているのは否定できない」そう言われ、その情熱を信じたエラは、彼の求めに応じて思わず純潔を捧げてしまう。きっと彼なら、これからも私を愛し続けてくれるはず。しかし次の瞬間、冷酷に言われた言葉におののいた。「経験のない女性はごめんだ。僕はベッドで楽しみたいだけだ」
  • ジュリエットの街で
    3.5
    ヴィクトリアはシドニーでレストランを経営している。不況のうえ、レストランの建物の新たな家主に家賃を値上げされ、店は潰れるかどうかの瀬戸際に立たされていた。ある日、彼女のレストランにアントニオ・ガヴェッリが現れる。レストランの隣に開業するホテルの所有者にして、何かと世間を騒がせている億万長者だ。ヴィクトリアは藁にもすがる思いで、ホテルとレストランとの提携計画を熱心に説明した。すると彼は唇に笑みを浮かべ、耳を疑うようなことを言った――いま、僕には妻が必要なんだ、と。
  • 禁断の恋に落ちて
    3.5
    あそこにいる男たちは私を殺しに来たのかもしれない。ロンドンの裏通りの店で歌うジェシーは身の危険を感じていた。亡き兄の借金を返しつづけて三年。昼も夜も働きづめだった。一週間前に脅されたときには、あざが体のあちこちにできた。それでも、たった一人の身内だった兄の莫大な借金は簡単には返せそうにない。今夜は無事に逃げられるかしら?そんな不安をかかえて歌うジェシーを、シルヴィオは客席で見ていた。実業家として大成功し、今や華やかな女性とも浮き名を流す身だが、かつて愛したジェシーのことをかたときも忘れたことはなかった――この僕のせいで兄を失った彼女に憎悪されているとわかっていても。■お互いに愛し合いながら、ある事件をきっかけに別離の道を歩んだ二人が再会し……。愛と憎しみのあいだで揺れるヒロインのせつない心情とそれを見守るヒーローの純粋な愛の物語です。
  • プリンスの誘惑
    3.0
    ヨーロッパの小国モンテヴェルデの王女であるアントネッラは、国の財政的危機を救うため、パーティで大富豪に投資を持ちかける。だが、敵国の皇太子クリスティアーノのおかげで、莫大な資金は敵国に流れることになってしまった。失意のまま帰国の途につくが、折しも嵐が近づき、クリスティアーノの自家用ジェットに同乗させてもらうことになる。さらに運悪く、ジェット機が途中で燃料切れを起こし、二人はある別荘で嵐の過ぎるのを待つしかなくなった。憎むべき男性と一夜を過ごすはめになるなんて!憤慨し、戸惑うばかりのアントネッラは、クリスティアーノがある思惑を持っていることを知るよしもなかった。■敵国同士のプリンスとプリンセスが二人だけで一夜を過ごすことになったら……。実力派作家リン・レイ・ハリスがセクシーさたっぷりに描く華麗なラブストーリーです。
  • 捨てられた花婿
    3.3
    無能な亡夫のせいで家業の運輸会社が経営破綻し、キャロラインと両親は屋敷からの立ち退きを迫られていた。そうした折、五年前に別れたバレンテから電話が入る。「きみの屋敷のオーナーとして話がしたい」キャロラインにはバレンテに負い目があった。挙式当日、彼を祭壇に置き去りにし、ほかの男性と結婚したのだ。その彼がこの屋敷を? もしかして復讐を企んでいるの?恐る恐る会いに行ったキャロラインにバレンテは言いはなった。「僕の愛人になり、ベッドで楽しませてほしい」そんなことは絶対にできないわ――今でもバージンの私には。■リン・グレアムがトスカーナとヴェネチアを舞台に得意の復讐劇を描きます。ヒロインを忘れられないがゆえに残酷な仕返しをするヒーロー。はたして二人の行く末は?
  • プレイボーイ卒業宣言 メディチ兄弟は罪作り I
    3.0
    レイフ・メディチは新聞を持つ手に力を込め、写真つきのその記事を食い入るように見つめた。元恋人のタバサが、幼い男の子とともにうつっている。中身は最低だと知りつつも、彼女の美しさにはやはりはっとさせられた。だがレイフが目を奪われたのは、タバサの隣にいる子供のほうだった。メディチ家の人間だとひと目でわかる、特徴的な容貌……タバサは別れたあと、こっそり僕の子を産んでいたのか?真実を知るため、レイフはすぐさまタバサたちの居場所を突き止めた。そこで待っていたのは、三年前にタバサは死んだという知らせ。そして彼から甥を守るように立ちはだかる、タバサの双子の姉だった。■リアン・バンクスの新作は富豪兄弟を描いた三部作〈メディチ兄弟は罪作り〉。D-1363「オフィスラブのすすめ」の関連作品でもあります。一話目は次男レイフのロマンスをお届けします。
  • この恋に別れのキスを
    -
    ルル・ハミルトンはある医療財団の出版記念の会見に招かれ、著者カイル・マンローを紹介されて驚いた。今朝、ネパールから一年半ぶりに帰国したばかりのその医師は、さきほど重い荷物に困っていた彼女を助けてくれた色男だったのだ。カイルはルルが何者かを知ると、次作の執筆の手伝いを頼んできた。十年前、海外医療の先駆者だったルルの母はウガンダで命を落としたが、当時新米だったカイルは、その下で働いていたらしい。彼に協力すれば、数週間のあいだ二人きりで過ごすことになる。まばゆい笑みとあふれる魅力にときめきを感じて、ルルは怖くなった。いずれ旅立つカイルに恋をすれば、傷つくことがわかっていたから……。■不在がちな医師の母のもと、寂しい思いをして育ったヒロインは世界中を飛び回るヒーローに惹かれてしまいます。期待の新星ニーナ・ハリントンが送る、涙を誘う感動作です。
  • カサブランカの夜に
    -
    世界各地に飛んで医療活動をおこなう“★空飛ぶ病院/ジエツト・ホスピタル/”。外科医のカサンドラは、あらゆる国で人々を救うその組織に参加した。この医療チームが医師として新たな人生を踏み出す第一歩になる。カサンドラは希望に燃えて、マドリッド空港で仲間を待っていた。でも、まさかチームのリーダーが、よく知るあの男とは思わなかった。ヴィダル――十三年間、私の家族を利用しつづけ、逃げ出した男。恵まれない家庭で育った彼を、父が引き取り、医師にまでしたのに、ある日、カサンドラの前から姿を消した、彼女のヒーロー……。いいえ、今は高額な美容整形で大儲けをしている卑劣な冷血漢!その彼がなぜここに? 不意にカサンドラの胸に、十六歳のときの、忘れられないパーティの夜の出来事がよみがえった。■ディザイアでも人気のオリヴィア・ゲイツ。イマージュでは彼女の医療現場を描いたロマンスをお届けしています。
  • キューピッドの贈り物
    -
    アダム・バナーマンから結婚を申し込まれたとき、シエナは有頂天になって受け入れた。ところがアダムは自分の事業を大きくすることしか頭になく、結婚生活は悲惨なものになってしまう。毎晩遅くまで働き、話もろくに聞いてくれない彼に絶望し、ついにシエナは家を飛びだしたのだった。それから五年後、シエナはテムズ川沿いの高級住宅地を訪れた。大成功をおさめて億万長者となったアダムは、この一角にある豪華アパートメントに住んでいるという。シエナは勇気を出して彼に会い、ある秘密を打ち明けるが……。
  • 幸せを呼ぶ魔法
    3.0
    調理師の仕事に馴染めず、子守りとして一年間働いたリリーは、もう一度人生を考え直すため、ローマへやってきた。ローマには兄が暮らしているのだ。トレビの泉へと赴いたリリーは、偶然にも飛行機で隣席だったハンサムな小児科医テオと再会した。その夜、二人は夕食をともにし、互いのことを語り合った。テオは一年前に妻を亡くし、一人で三人の子供を育てているらしい。そして別れ際にリリーは、彼から思いがけない提案を受けた。しばらく子供たちの面倒を見てほしいというのだ。一週間後、ある思いを胸にリリーはテオの家に向かっていた……。
  • 気高き愛人
    3.7
    サリーは冷酷な実業家である父親の庇護の元から独立し、今は博物館研究員として働いている。介護施設へ入所している母親を見舞いながらの生活は決して楽ではなかったが、妻にはまったく無関心な父親の代わりを務められるのはサリー以外になかった。ある日、サリーは父親のオフィスで買収王と呼ばれる豪腕な実業家ザック・デルッカに出くわした。まるで獲物を狙う猛獣のような目でこちらを見る彼に、サリーは嫌悪感を覚えた。いったい私をなんだと思っているの?だが、数日のうちに答えは明白になった――彼女の最も望まない形で。■多くの読者から支持されている実力派作家、ジャクリーン・バードの一年ぶりの新作です! どんな困難も健気に切り抜けてきたサリーでしたが、ザックの脅迫的な誘惑はあまりにも強力で……。 
  • 公爵の憂鬱
    3.7
    ボニーにとって、美しさはなんの得にもならなかった。夜会に出れば、貴族の男たちがこぞってダンスを申し込んでくる。好きでもない男性からの賛美など、重荷でしかないのに!ボニーは両親が築いたような、愛にあふれた家庭が欲しかった。けれど、父が亡くなり母も不治の病に倒れた今、生きていくために、すぐに夫を見つけなければならない。そんなとき、放蕩者と名高いラドクリフ公爵が彼女に求婚した。噂に反して思慮深そうな公爵にボニーの胸はときめくが、彼も他の男性と同様、興味があるのは彼女の美貌だと知って……。
  • 炎のゆれるままに
    3.0
    その恋はジョアンナがしかけた恋だった。五年前の十七歳の夏……。夏休みに出かけたカナダのスキー場で出会った男性、ジョシュア。美しいシュプールを描きながら難しいスロープを滑りおりてくる彼をひと目見た瞬間、もう恋に落ちていた。初恋は時として、わがままでむこうみず。だから無理やり、その恋を成就させようとしたのかもしれない。ジョアンナは若い情熱をジョシュアに押しつけたのだから。結果、ジョアンナは身ごもり、二人は結婚した。こうして、愛が育つ前に結婚した二人は今、愛の試練に苦しめられている……。
  • 熱い魔性
    -
    シカゴ警察の刑事、リックが消えた。ジョージ-はきのうのデートを思い出していた。お互い、最後の一線を超えることをやっとのことでこらえた、そんなキスをしたのに。わたしに何も言わないで消えてしまうなんて!リックの行方を追い始めたジョージ-は、彼がかかわっていた麻薬取引事件の裏に、不穏な影を見始める。黒魔術、魔女、そして……。ジョージ-の心が騒いだ。リックを捜し出し、助けなければ。今度こそ、彼と愛し合うために。■ジュリー・E・リートが新たにジュリー・リートとして、久々の新作をお届けいたします。シカゴからニューヨークを舞台に、魔女や悪魔たちが暗躍するホットでスリリングな物語です。
  • ハンサムな悪魔
    3.5
    慈善事業の運営を行う会社のオフィスで、モリーは純白のウエディングドレスを前に、決意していた。結婚にあこがれすぎて、婚約者に逃げられ、貯金も一ドル残らず持っていかれるなんて。もうロマンティストは卒業よ。夢を見るのはやめるの。どんなロマンスもあてにはならない。不要になって寄付されてきたこのウエディングドレスが、いい証拠。破れた恋と真正面から向き合うために、モリーはドレスを着てみた。すると……最悪なことに、一人では脱げなくなってしまう。仕方なく、彼女は上司に助けを求めに行った。さらに最悪な男性との出会いが待っているとも知らずに。
  • 愛しすぎて、せつなくて
    -
    ギルとハリエットは、戦闘地帯の医療チームに属する医師と看護師夫妻。ともに命がけの仕事をし、夜は愛し合う――そんな毎日にギルは満足していた。だが、妻のハリエットは違った。ハリエットは子供を欲しがり、ギルは必要ないと言い張った。一年の別居後、二人は同じチームで仕事を再開した。ハリエットは以前と変わらない様子だった。少なくともギルにはそう見えた。ところがある朝、突然彼女は夫に離婚届を突きつけたのだ。それも、ギルと激しく愛し合ったすぐあとに。
  • 熱い夜の代償
    4.0
    アイルランドの小さな村で生まれたベサニーは、自立を夢見ながらロンドンの学校に通っていた。今年の夏休み、ベサニーはローマにいる友人から、高級アパートメントの留守番役を頼まれた。持ち主の女性は豪華な船旅に出かけているという。ローマに無料で滞在できるうえ、手間賃までもらえるとあって、ベサニーは喜んでその役目を引き受けた。目を奪うほどハンサムなイタリア人男性――クリスティアーノ・デ・アンジェリスと奔放な情熱の時を過ごし、彼の子供を身ごもることになるとは思いもせずに。
  • 捨てられたシンデレラ
    3.3
    旅行代理店に勤めるケリーは、入ってきた男性を見て驚愕した。ギリシアの不動産王、テオ・ディアコス。十四カ月前、わたしを紙くずのように捨てた男が、今さら何をしにロンドンまで来たの?おののくケリーに、テオは言った。「どうしてもきみの手を借りたくて、連れ戻しに来たのさ」厚かましく身勝手な彼に憤りつつも、ケリーは安堵した。どうやら秘密がばれたわけではないらしい。翌日、脅しまがいの彼の要求に屈し、彼女はアテネに発った。テオとの間にできた我が子、ルーカスを身内に託して。■セクシーで変化に富んだストーリーを得意とするナタリー・リバースが描く傲慢なギリシア人男性との恋です。純真なヒロインははたして幸せをつかめるのでしょうか?
  • 冷たい伯爵
    -
    天才ピアニストと言われるアビーは疑問を感じていた。これまでピアノにすべてを捧げてきた私は、恋をしたこともない。このまま男性を知らず、バージンで生涯を終えるのかしら。そんなある夜、アビーは演奏中に見知らぬ男性に目が釘付けになり、バーで偶然再会した彼に誘われるまま相手の部屋に行く。リュックと名乗った男性は、多くを語らずに彼女をベッドに誘ったが、そのままいつのまにか眠ってしまったアビーを置いて姿を消した。しょせん私は女性としての魅力すら持ち合わせていないのだ。だが絶望し、ピアニストとしてのキャリアも捨てた彼女の前に、半年後、突然リュックが現れた。
  • 愛を忘れた理由
    3.3
    ハリウッド女優である母親の何度目かの結婚式で、ペトラはリサンドロスの姿を見かけて胸がときめいた。十五年前、十七歳だったペトラは偶然出会った彼とキスをかわした。それ以来、ひとときもリサンドロスを忘れたことはなかったのだ。今やギリシアの造船業界のトップにのぼりつめた彼は、女性との華やかな噂に包まれた、魅力的な大人の男性になっている。今夜再会したら、私を一人の女性として見てくれるかもしれない。彼に話しかけたペトラに、初めは戸惑いを隠さなかったものの、リサンドロスはその夜を彼女と一緒に過ごしてくれた。ペトラは幸せを噛みしめた――すぐに思いがけない悲しみを知ることになるとは想像もせずに。■ベテラン作家ルーシー・ゴードンが描く、時を経て大人になった男女のせつないラブストーリーです。ギリシアの造船王との華やかなロマンスをたっぷりご堪能ください。
  • ひとときだけの恋人
    3.3
    広告代理店に勤めるデイジーは、華やかな人々が集うイベント会場で上司のリンダが投資アドバイザーのイーサンに媚びるのを見かけた。イーサンはメディアにも頻繁に登場する有能なアドバイザーで、女優たちとも浮き名を流すゴージャスな男性だ。だが、明らかにリンダにうんざりした彼がデイジーに話しかけ、憤慨したリンダにその場で解雇されるはめに陥ってしまった。両親が経済的に困窮している今、仕事を失うわけにはいかない。そもそも、軽々しいプレイボーイが私をからかったせいなのに。イーサンに怒りをぶつけたデイジーは、返ってきた言葉に耳を疑った。「お詫びに、僕の家の面倒を見る仕事を提供しよう」■あまりに身分の違う恋に悩むヒロインの姿を情熱的に描きます。
  • 復讐よりも素敵なこと
    -
    やはり最初から話ができすぎだった。シェリーはすばらしい仕事にようやく就いたばかりなのに、叔父からの電話を受けたとたん、わき起こる疑念にさいなまれた。大企業の最高幹部のアシスタントのポストに空きができそうだと、叔父はどこからか内部情報をつかんで、シェリーに勧めた。失業中だった彼女はこの話に飛びつき、最高財務責任者トムのアシスタントにみごと採用されたのだった。しかもシェリーは面接で会ったトムにひと目で惹かれてしまい、彼の下で働ける喜びに胸を躍らせていたのだが……。いったい叔父とトムの間で、過去に何があったのだろう?★人気シリーズ「都合のいい結婚」で、日本の読者にもすっかりおなじみになったクリスティン・リマー。今作は豪腕ビジネスマンとアシスタントの物語をお届けします。シカゴを拠点に、出張でめぐるサンフランシスコや京都のようすもお楽しみください。★
  • みじめな人魚姫
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    いま、ニーナの人生はどん底にあった。父の死後、上流階級の華やかな暮らしを失い、自立を目指して就職したがリストラに遭い、やっと得た職は、高級リゾートのウエイトレスだった。ある日、くたくたの体をひきずるようにビーチを散歩していると、朽ち木に足をとられて転び、ニーナは頭を打って気絶してしまう。波にさらわれそうになっていた彼女を助けてくれたのは、ガブリエル・スティールという名のたくましい男性だった。昔ニーナが好きだった、兄の親友と同じ名前……。朦朧とする頭でそんなことを思っていると、大波が二人を襲った。■お金持ちで優しいガブリエルにニーナは惹かれますが、リゾートの客だと思いこんでいる彼に、じつはウエイトレスだと言い出せません。いっぽうガブリエルも、昔ニーナという女性を知っていたようで……。複雑な運命が絡まり合う、ドラマティックな展開をお楽しみください。
  • 午前零時にさめる夢
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    オフィスに現れたブランド社の社長ノアを、フェイスはにらみつけた。フェイスの一族とブランド家は、数百年にわたりいがみ合う因縁の仲だ。そしていま、革製品を扱うブランド社は、フェイスの祖父の革製造店を買収しようとしているのだ。交渉役を務めるフェイスは、祖父の愛する店を守るため、話にいっさい耳を貸そうとせず、冷たくノアを追い払った。だが数日後、ノアはとんでもない反撃に打ってでた。店の宣伝のためにとフェイスがオークションに参加したところ、彼女と過ごす一夜が、二万五千ドルもの大金で落札されたのだ。落札者として舞台に上がったのは、ノア・ブランドその人だった。■サラ・オーウィグが、運命に翻弄される男女の恋を描きます。
  • 砂上の恋
    -
    景観設計士のシーリアは、元恋人サリムが住む砂漠の国へと赴いた。まさかサリムから仕事を依頼されるとは、夢にも思わなかった。彼と出会ったのは、ともにアメリカの大学にいたころ。やがて愛し合い、身も心も捧げたシーリアに、彼は無情なほど一方的に別れを告げ、国へ帰っていったのだ。その後、四年前に偶然ビジネスの場で顔を合わせ、再燃した情熱に身を委ねたが、またもあっさり捨てられた。それでもシーリアがこの地を訪れたのには、ある理由があった。ずっと言えずにいた秘密を、サリムに明かさなくてはいけない。再会した一夜に子供を身ごもり、そして密かに産んだことを。
  • 雷鳴の夜
    4.0
    横暴な父親の悪だくみがもとで、フェリックスは十八歳で結婚させられた。結婚すれば、祖父の遺産の十パーセントがすぐに受け取れる、相手の男性も同意のうえだから、ただ婚姻届を出すだけでいいと。相手の名はネーサン・マロリー。形だけの結婚をすれば、経営危機にある彼の会社に、父が援助をする約束になっているという。フェリックスはネーサンに役所で初めて会い、偽りの夫婦となった。だが父はネーサンを平気で裏切り、約束の援助はしなかった。競争相手の彼に立ち直れないほどの痛手をあたえるために――。八年後、二人は再会した。互いに大きなわだかまりを残したまま……。■肉親の残酷な仕打ちに翻弄されながらも、真実の愛に目覚めていく恋人たち――イマージュの人気作家ジェシカ・スティールがお贈りする、新年にふさわしい傑作をどうぞご堪能ください!
  • 秘書の失恋日記
    4.0
    今日は新しい上司に初めて会う日――。私は入念に身支度を整え、八時半からオフィスに来ていた。新しい上司はフィン・ギブソン。大手デパートの経営者の弟なのに、会社には興味を示さず、テレビ番組でアフリカやアマゾンの奥地へ冒険旅行をし、すぐれたサバイバル術を披露して人気の男性……。そんな一族のはみ出し者が、もうすぐここにやってくる。でもフィンはゆくゆくは大株主となる役員会のメンバーだから、私は最高幹部の下で働くことになる。これは大きなチャンスなのよ。そして、ついに彼が現れた! 笑みを浮かべてこっちを見ている。「もしかして君が僕の個人秘書かな?」私は彼がそこにいるだけで圧倒され、息をするのさえ忘れていた。
  • 涙がこぼれるその前に
    4.0
    エイミーはロンドンで小さなべーカリーを営んでいる。今は、結婚式を間近に控えた親友からウエディングケーキ作りを頼まれ、花嫁の付添人を務めることもあって、式の準備で忙しく過ごしている。そんなとき、彼女を助けるために、一人の男性が店にやってきた。ニューヨークから来た花嫁の兄――ジャレド・ショーだ。ハンサムで長身の、鍛えられた肉体を持つ完璧な男性に、エイミーの心はときめいた。でも、彼はどうせ手の届かない相手。不動産会社を経営するやり手の実業家が、私に興味など持つはずがない。エイミーは誰にも見せずに隠してきた胸の傷跡に、そっと手をあてた。まだ人を愛することにどうしても臆病になってしまう、かつて銃で撃たれた苦い記憶をとどめる傷跡に……。■イギリスから日本デビューを飾った期待の新人作家、ニーナ・ハリントンの作品を、今月から三カ月連続でお届けします。ウイットのきいた心温まるロマンスをぜひお楽しみください。
  • キスは復讐の味
    3.0
    サディーは五年前に別れた元婚約者のニコスに面会を求めた。両家は昔からビジネス上のライバルで仲も悪かったのだが、二人の結婚をきっかけに和解の方向へ進むはずだった。ところが式の直前から会社の潰し合いが始まり、サディーの父が死去。競争に敗れた今は、住んでいる屋敷もニコスから退去勧告されている。サディーは心を病んだ母と幼い弟のため、恥を忍んでニコスに格安の賃貸料で屋敷を貸してほしいと懇願した。最初は冷たく拒絶したニコスだったが、突然ある条件を提示した。ウエディングプランナーであるサディーが、彼の結婚式のプランニングを担当するなら屋敷を貸してもいい、と。
  • 百万ドルの愛人
    3.0
    オーストラリアの貧しい農家で育ったクレオは信じていた男にお金をだまし取られたうえ、旅先のロンドンで置き去りにされた。帰りの飛行機代を稼ぐため、クレオはホテルで住みこみの清掃係として働き始める。ところが数週間後、ホテルは突然、ギリシアの大富豪アンドレアス・ヘニデスによって乗っ取られた。職を失ったクレオはアンドレアスに猛烈な勢いで抗議する。するとアンドレアスは尊大な顔に笑みを浮かべながら、とんでもない話をクレオに持ちかけてきた。
  • 禁じられたデッサン
    -
    イギリスで生まれ、気難しい両親に厳しく育てられたミシェルは、両親が相次いで亡くなったのを機に、イタリアへ渡った。初めての自由な生活の第一歩として、彼女はトスカーナの豪奢な別荘で家政婦として働くことを決める。ある時、別荘に来賓として美術商のアレッサンドロが滞在することになり、ミシェルはいつも以上に万全の態勢を整えて出迎えようとした。だが、予想外のアクシデントが起こり、二人の出会いは最悪のものとなってしまった。いったいどうしたら挽回できるの? これから一週間、二人きりで過ごさなければならないというのに……。■美しいトスカーナの別荘で過ごす夢のような日々――C・ホリスが描く、しっとりと情感豊かなロマンスをお楽しみください。
  • シークと偽りの花嫁
    -
    ルーシーは憂鬱な気分で中東の国ビリャルへ向かっていた。四年前、ラグビーのイングランド代表チームの理学療法士として働いていた彼女は、スター選手のハリドと恋に落ちた。ところがある日突然、ハリドは理由も告げぬままルーシーを捨てて、故郷であるビリャルへ帰国してしまった――重要な真実を聞くこともなく。今回のチームの遠征先がビリャルだと聞いて、ルーシーは決めた。やはり、ハリドには本当のことを話さなければならない。だが、ビリャルの空港で彼女を出迎えたのは、かつて愛した男性とは似ても似つかない、冷酷なシークだった。■王家を取り巻くロマンスを得意とするK・ヒューイットの最新作です! 中東の小国のシークと恋に落ちたルーシー。再会の喜びもつかのま、予想もしていなかった展開に巻きこまれ……。
  • 消えた愛人
    -
    このままでは犯人が逃げてしまう!カレンは殺人犯とおぼしき怪しげな男を追ってホテルを飛び出し、愛車を駆って尾行を開始した。だがその途中、スピード違反で捕まってしまう。「自分が何をしたかわかっているの?」憤りのあまり、カレンは相手の刑事をにらみつけた。ジャックと名乗るその長身の刑事は、事情を説明しても信じず、反抗的なカレンを警戒してボディチェックをおこなう始末だ。恥ずかしさに耐えかね、赤面するカレンに、彼は氷のように冷たい表情を保ったまま言った。「動くな」★本格的なサスペンスを得意とするB・J・ダニエルズの作品をお届けします。深まる謎とスピーディーな展開、そしてホットなラブシーンは読み応え充分! 読み手の推理の裏をつく意外な結末をお楽しみに。★
  • 愛のオークション
    3.5
    なんてすてきな人なの――それがセバスチャンの第一印象だった。26歳の誕生日にブランディは慈善イベントの手伝いをしていた。そこでは魅力的な男たちが次々とオークションにかけられ、一番高値をつけた参加者に“落札品”と旅する権利が与えられる。最後に登場したセバスチャンに、会場の女性たちが色めき立った。瞬く間に値がつり上がっていくなか彼を競り落としたのは、なんと今までブランディの横で競りを静観していた姉だった!予想外の展開に唖然とするブランディに向かって、姉が告げた。「お誕生日おめでとう! 彼は、あなたへのプレゼントよ」
  • 売り渡された娘
    3.7
    16歳の孤児マリアンは後見人のミスター・カーステアズから、今後は彼の知り合いの貴族のもとで暮らすようにと告げられた。マリアンは相手が親切な老紳士にちがいないと思いこんだが、彼女を迎え入れたピーター・デズモンド卿は、まさに略奪者という言葉がぴったりの、野性的な若い男だった。なんと彼はポーカーでミスター・カーステアズと勝負し、マリアンの“後見人”の権利を勝ち取ったのだという。しかも彼女を高級娼婦だと信じ、さっそく寝室へいざなった。なぜこんなことに……。男の腕の中で、マリアンは運命を呪った。
  • 初めての恋
    -
    保育士のデイジーは平凡な娘だが、園児たちには人気がある。あるとき園で食中毒が発生し、保育園は閉鎖されてしまった。しかし、彼女は園児の母親に望まれて、やんちゃな双子の乳母の職を得る。食中毒騒ぎの時に病院で出会った医師セイムア。彼は双子の叔父で、子供たちを訪ねてきては彼女に何かと話しかけてくる。男性と交際の経験のないデイジーは困惑するばかりで、すてきな人だと心の中では憧れを抱きながらも反発するのだった。子供たちの父親の転勤で一家と一緒にオランダに移り住んだデイジーは、セイムア医師が訪ねてくるのを淡い期待を胸に心待ちしていた。ある日外出から戻ると彼の声が聞こえ、デイジーの胸は高鳴った。だが、セイムア医師は息をのむほど美しい人と一緒だった……。
  • 秘密のにおい
    -
    アリックス・クルターは、両親と妹とともに平凡な毎日を送っていた。そんな彼女の家にある日、今世紀最大のスターといわれる女優ビアンカ・レートンがやってきた。ビアンカと母が姉妹だったなんて、アリックスには初耳だった。「言う必要などないと思ったのよ。住む世界が違うんですもの」と母は言うが、そんなことってあるだろうか。しかもビアンカの来訪に、すっかりふさぎ込んでしまった母――。あれから二年、なんの音沙汰もなかったビアンカから、アリックスに秘書になってほしいと言ってきた。彼女は母の気持ちを思ってためらったが、結局それを引き受けた。■サラ・クレイヴンの「偽りの結婚」は現在、ハーレクイン文庫より好評発売中です。こちらもどうぞお見逃しなく。
  • シークと籠の小鳥
    -
    ルーシーは、内気だけれど腕のいいシェフとして、高級スキーリゾートのロッジを切り盛りしていた。今日は男性ばかりのお金持ちのご一行が到着予定だが、名簿に一人、匿名の人物がいる。しかもボディガードつきだ。よほど高い地位にある人なのね……要求が高すぎなければいいけれど。一抹の不安を感じながらも、ルーシーはディナーの用意に勤しんだ。その夜。あろうことか、ルーシーは大失態を演じた。一人の客と目を合わせた瞬間、料理を床にぶちまけてしまったのだ!黒髪に浅黒い肌の男性が、王のごとき威厳をたたえた目で睨んでいる。ああ、彼が匿名の人物だ。わたしはきっとくびにされてしまう……。■なんとか汚名返上しようと必死のルーシーを見つめ、謎の客は何か別のことを考えているようです。熱くセクシーなロマンスで人気のスーザン・スティーヴンスが描く、砂漠のシンデレラストーリーです。
  • 最初で最後の嘘
    4.5
    「シニョリーナ、君は僕の理想の女性だ」ダンテはファーンの手を取り、熱い言葉で語りかけてくる。ファーンは笑みを浮かべて軽くいなそうとした。「そんなたわごと、まじめな顔で聞けないわ」不意に思い立って訪れたイタリアで、ファーンはナポリに住む名門一族、リヌッチ家のダンテと出会った。最初は彼のどんな口説き文句も受け流していたけれど、時折思いつめたように黙りこむ彼の様子が気になりだした。この人は陽気なプレイボーイというだけではない。彼女は直感的に悟った。誰にも見せないもう一つの顔を持っている。ファーンはいつしかダンテの秘密をすべて知りたくなっていた……。■イタリアの名家の兄弟それぞれの恋愛模様を描いて好評だった六部作〈リヌッチ家より愛をこめて〉。今月、ルーシー・ゴードンがもう一人、リヌッチ家のメンバーをご紹介します。悩めるイタリア人ヒーロー、ダンテの物語をどうぞお楽しみください。
  • 禁断の楽園
    3.0
    「そこにいるのは行方知れずのいとしい妻じゃないか!」その声に、医師のジュエルはどきりとした。まぎれもなくローク、元の夫の声だった。しかも彼は私を“妻”と呼んだ。“元妻”ではなく。ジュエルは八年前、わずか五カ月の結婚生活の後ロークのもとを去った。それはモデルをしていた彼女が、新たな人生を踏み出すためだった。ロークを心から愛するがゆえに、そうせざるをえなかったのだ。生まれてくるはずの子供を失った悲しみを忘れるためにも……。そして今、ロークはふたたびジュエルの前に現れた。ブラジルの密林で医療活動をともにするパートナーとして。元スーパーモデルの苦い過去を知る、別れたはずの夫として!
  • 復讐という名の誘惑
    -
    ターリアは父が創業した高級宝石店を手伝っているが、店はここ数年、業績悪化の一途をたどっていた。破産を免れる方法はただ一つ――店に興味を持っているという前途有望な企業〈バンテージ〉に売却することだ。その〈バンテージ〉から面会の申し出があり、早速出向いた彼女は、案内された部屋で待つ男性を見て自分の目を疑った。タノス・サワキス! 前日、知人の画廊で見かけ、ひと目で惹かれた。だが、国際的な企業グループのトップである彼は、明らかにターリアに軽蔑のまなざしを向けたのだ。その彼がどうして今ここに? 訝る彼女はタノスの次の言葉を聞いて身を震わせた。「君に復讐できる日をずっと心待ちにしていたよ」■初めて会うタノスから、復讐を宣言されたターリア。理由もわからずにとまどいながらも、タノスに惹かれる自分を抑えられず……。シャンテル・ショーが情熱的に描く復讐劇です。

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