ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧

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  • 御曹司の愛なき求婚
    -
    知らなければよかった―― 愛する人が、義理の兄であることを。 母の顔も知らず幼少期を施設で過ごしたベルは、 10歳で養女になるが、養父母からの愛情を感じたことは一度もなかった。 養父母の死後、ベルは実の母親を探すためイタリアへ飛び、 悪魔のようにハンサムな男性レオンと出会う。 伯爵家の御曹司だという彼は、なぜかこちらの素性を知っていた。 ベルが親身に話を聞いてくれるレオンに強く惹かれはじめたとき、 彼が言った。「僕ならきみを実の母親に会わせてやれる」 やがて衝撃の事実が発覚する――ベルの母は、なんと彼の継母だったのだ。 生まれて初めて心惹かれた人が、まさか義理の兄だなんて! 妹とは程遠い感情をいだくことは、赦されざる罪……。■大御所R・ウインターズの最新作は、これぞシンデレラストーリーの決定版! 物心つく前に捨てられ、愛を知らずに生きてきたベル。 レオンと出会って初めて、この人に愛されたいという気持ちが芽生えますが……。想いが募るほどに切ない禁断愛をお楽しみください。
  • 億万長者の秘密の天使
    2.0
    この結婚は、私への復讐―― 愛されなくても耐えるほかないのだ。 ジェンマは幼い息子が入院する病院で、かつての恋人テイトに再会した。 1年前、パーティで出会った億万長者のテイト。男らしい魅力あふれる彼に ジェンマはたちまち虜になり、その夜のうちに情熱を分かちあった。 けれど、夢のような日々は長くは続かなかった。 わずか数週間後、ジェンマの恋心はずたずたに引き裂かれたのだ。 身に覚えのない浮気を責められ、ペントハウスを追い出されて。 その後妊娠に気づいたジェンマは、ひとりで赤ん坊を産み育ててきた。 このまま秘密は隠し通さなくては。テイトに息子の存在を知られたら、 親権を奪われるかもしれない。慌てて立ち去ろうとする彼女の動揺を、 テイトはしかし見逃さなかった。そして赤ん坊をひと目見るなり言った。 「この子の父親はぼくだ」それは、ぞっとするほど冷たい声で……!?
  • きみに帰る日 ウエディング・リング III
    -
    あのころの二人に戻るにはすべてが遅すぎるように思われた。■やっと私だけの王子様をさがしてもらえる。親友たちと〈ウエディング・リング〉協定を結んで以来、サニーはずっとこのときを待っていた。だが相手の男性を見たとたん、期待は動揺にかわった。なぜ彼がこんなところにいるの?カーク・ラーセンはサニーの高校時代の恋人だ。一度別れた相手とまたつき合うなんて冗談じゃない。初めはまったくその気のなかったサニーだが、カークと一緒にいるうちに昔の情熱を思い出した。やはり私たちにはお互いが必要だ。そう確信したのも束の間、残酷な裏切りが彼女を待ち受けていた。
  • 呪文をとなえたら その夜、恋が始まる V
    4.0
    おお、偉大なる女神よ、ビーナスよ。汝の娘に愛の喜びを味わわせたまえ!■挿絵画家のルーシーは、仕事だけの生活に満足していた。愛なんて信じられないし、心ときめくこともないけれど、だからといって、何か不都合が生じるわけでもない。そんな彼女を心配した大伯母が、ある吹雪の夜、愛を呼び起こす珍妙な魔術の儀式を執り行った。大伯母のとなえた大仰な呪文のおかげか、なんとその直後に凍死しかかった男性が玄関に転がりこみ、意識を失ったのだ!あいにく道路は不通、救急車も呼べない。そこでルーシーは大伯母とともに、苦労のすえ彼を暖炉の前まで運んで、びしょ濡れの服を脱がせた。ところが、夜中に様子をうかがうと、彼は毛布の中で震えていた。こうなったら人肌であたためるしかない。意を決したルーシーが服を脱ぎ、肌を寄せた瞬間、今まで感じたことのない、ときめきが――戦慄が体を駆け抜けた。
  • 一万ドル物語
    -
    “求む。特別な役がこなせる、若く、熱心な女優。経費は全額支給。ふさわしい人物には高額の支払い”ローレンは偶然見つけた新聞の求人広告をじっと見つめた。ゆきづまった今の生活を変える、願ってもないチャンスだと思った。彼女は婚約者に裏切られ、歯科衛生士の仕事にも興味をなくしている。女優の経験はなかったが、ローレンは早速、広告に応募した。数日後、ローレンの勤めるクリニックに、新しい患者がやってきた。サム・ラトリッジと名乗ったその男性は、治療を受けながら、さまざまな質問を浴びせて、ローレンを戸惑わせる。淡いブロンドの髪に、相手を愛撫するようなブルーの瞳。彼は、魅力ある笑みを浮かべ、しきりに話しかけてきた。ひょっとして、彼は、わたしに惹かれているのかも…。ばかげているとは思いながら、ローレンはまんざらでもなかった。だが、そんな淡い思いは、彼の思いがけない言葉で吹き飛んだ。「ぼくは患者ではない。きみについてもっと知りたくて…。求人広告へのきみの応募のことで来たんだよ」ローレンはショックのあまり、茫然とするばかりだった。
  • 過去のある情熱
    -
    苦い十代のころの思い出――それは、今なお二人にわだかまりとして残っていた。■「この写真、よく撮れてるじゃない!レイチェル、特にあなたが」共同経営者のアリスが歓声をあげた。レイチェルは、地元の新聞に載った、自分たちの不動産会社の記事をのぞきこんだ。女性ばかりの三人で始めた会社のすべりだしとしては順調といえる。アリスはご機嫌の様子で、声に出して記事を読み始めた。しかし、レイチェルの耳には、その声はもう聞こえていなかった。同じページにある、別の記事に気をとられていたのだ。そこには、開発業者として成功したリーの写真が載っていた。記事は、彼が今度は大規模な分譲住宅を建設中だと伝えていた。その住宅の販売を担当できれば、会社には大きな利益となる。十代のころ、リーは父の薬局でアルバイトをしていたことがある。レイチェルはすぐにでも連絡して、仕事の話を持ちかけたかった。だが、二人の間には、その十代のころ、彼女の両親によってつきあいを禁じられた、苦い思い出があった。彼女はリーのことを思うと、今でも心が乱れるのにとまどいながら、彼に連絡をとるべきか、ためらいを感じてしまうのだった。
  • 偽りの館
    -
    忘れかけていた相手が帰ってきた。初恋のときめきは大人の愛に変わった……。■生まれ育った町で刑事になったキャメロン・リードは、次々に建てられる住宅や店舗をながめながら、急速な発展ぶりに時代の流れを感じていた。絵本の中の平和な町のイメージはもはやどこにもない。いや、一箇所だけ、十一年前の姿のままたたずむ家がある。マッキー邸――セレナの家だ。十一年前に、この町で初めての殺人事件がそこで起きた。セレナの父親が妻を殺害し、第一発見者だったセレナは、そのあとすぐ伯母と一緒に町を去っていった。初恋の相手キャメロンと顔を合わせることもなく……。今、彼女はどこにいるのだろう? 幸せだろうか?何を考えていても何をしていても消えなかった面影が、最近では覚めかけの夢のようなおぼろげなものになっている。ところが、ある夜、マッキー邸の窓に明かりが見えた。キャメロンの知らぬ間に、セレナが帰ってきていた。
  • 赤ちゃんがいっぱい
    -
    絶対に我が子の行方をつきとめてみせる。たとえ、この男を誘惑してでも。■裕福な家の娘として気ままな毎日を送っていたダニーは、ふとした過ちからみごもった。父親は激怒し、生まれた子どもを養子に出してしまう。一度も抱くことの叶わなかった我が子に会いたかった。父親を許せず家を出た彼女は今、老判事の付き添い看護に従事している。以前とは打って変わった地味で堅実な日々だ。だが、六歳になる我が子への熱い思いは捨てていない。そんなダニーにチャンスが訪れた。不注意から、老判事が四つ子を引き取る書類にサインしてしまい、はからずも養子斡旋事務所の所長に会う機会を得たのだ。ジェイク・ルーカス――彼こそ、我が子の養子縁組を手がけた男に間違いないはず。
  • シンデレラは涙を見せない ダーリング姉妹の恋日記 I
    3.0
    身を粉にして働くシンデレラ。 窮地の彼女の前に現れたのは……。 ジルは幼子を抱え、来る日も来る日も懸命に働いている。 小さなケーキ店をなんとか軌道に乗せようと努力を続けていたある日、 開店以来もっともたくさんの注文が入り、ジルは感激した。 だが喜びもつかのま、助手が急に辞めることになったうえ、 頼みの妹までが出張で子守りさえお願いできなくなってしまう。 絶望のあまり途方に暮れるジルに、思わぬ救いの手がさしのべられた。 元夫の親友コナーがなにくれとなく助けてくれたのだ。 これまですべてを独りで抱えてきた彼女はその優しさに惹かれるが、 ふと大きな不安が脳裏をよぎった――彼が突然現れたのは、なぜ? 思えば1年半前、元夫の離婚の意思を伝えに来たのも、コナーだった……。

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  • シンデレラの嘆き 愛と継承のはざまで I
    3.0
    ヨーロッパ一富裕と言われる、バルト海に浮かぶ小国ヴォリャルス。その国のゴージャスな皇太子マックスがジリアンの恋人だ。有名報道記者の父を持つ縁で知り合い、たちまち恋に落ちて7カ月。今夜こそ彼にプロポーズされる――ジリアンには確信があった。ところが、やってきたマックスは複雑な表情を浮かべていた。そして、熱いキスとベッドを堪能したあと彼に告げられたのは、期待していた求婚の言葉ではなく、すげない別れの言葉だった。「世継ぎを産めない可能性のある女性とは結婚できない」悲嘆に暮れるジリアンを残して、マックスは去っていった。実はこのとき、奇跡的に小さな命を授かっていたとも知らずに。

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  • 気高きシーク
    -
    ギャビーはアラブの王国ザンタラに飛んできた。旅行中の兄が麻薬所持の嫌疑で逮捕されてしまったのだ。冤罪を晴らして兄を釈放してもらうには、国王に直訴するのが一番だろう。そこでギャビーは金色に輝く宮殿に忍び込んだが、皇太子ラフィークに見つかり……。
  • レディへの階段 結婚嫌いの三兄弟 III
    -
    ぼさぼさの髪に大きな黒縁めがね、ひどく流行遅れの服。名門の令嬢セアは“社交界の醜いあひるの子”と呼ばれパーティではいつも壁の花だが、紳士の務めとして毎回一度だけ踊ってくれるピーターに憧れていた。ある夜、ピーターのエスコートで外出するチャンスが訪れる。だが厳格な祖母に育てられたせいで内気で臆病なセアは、ほとんど何も話せず、二人きりの時間は終わろうとしていた。家に送ってもらう途中で雨が降りだし、ずぶ濡れになった二人はセアの部屋で服を脱いだところを、祖母に見つかってしまう。それは両家を揺るがす大騒動に発展し……。
  • シークとの許されぬ結婚
    -
    たとえ永遠に結ばれなくても、 あなたを愛し続けるわ。 マイサは15年ぶりにかつての恋人と再会し、胸を締めつけられた。 砂漠の国バジュールの王、ラフィーク・メヘディ。 以前にもまして彼は圧倒的なオーラを放っていた。 15年前、二人はバジュールの掟により引き裂かれた。 ラフィークが前国王の決めた相手と婚約するや、会うことを禁じられ、 マイサは30歳も年上の男性との結婚を余儀なくされた。 やがて夫の暴力に耐えかね離婚。ラフィークも半年前、王妃を喪った。 けれどバジュールの因習が存在する限り、彼の花嫁には決してなれない。 どんなに彼を想っても、幸せな未来は永遠にこないのだ。 マイサの悲惨な結婚生活など知るよしもないラフィークは、 元夫への嫉妬もあらわに彼女の唇を奪うが……?!
  • 異国の王女とは知らずに
    -
    今だけは、あなたを感じていたいの―― 王女という立場を忘れて。 アメリカを訪れたシャンテイン国の王女ティナは、 身分を隠して仮面舞踏会に出席することになった。 しつこい男性に誘われ困っていると、 セクシーな声の男性に助けられる。「次は僕と踊る約束だろう?」 彼の名はザック。たくましい胸に抱かれ、ティナは夢中で踊った。 仮面をはずした彼はハンサムなうえとても優しく、 心を奪われたティナは情熱に駆り立てられ、 気づくと大胆な言葉を口にしていた。“あなたの家へ行きたいわ” そして魔法の一夜が明けた朝、彼が目を覚ます前にそっと家を出た。 だが2カ月後、ティナは予想外の事態に直面し、呆然とする―― 妊娠に気づいたのだ。
  • 砂漠の姫君
    3.0
    愛など望むべくもない。 私は、夜だけの妻。 砂漠の王女ライラは逃げ出した。国を守るために。 亡き父王が決めた年寄りの暴君ではなく、 次期国王としてよりふさわしいと噂されるシーク、 ラズ・アル・ザーキと結婚しなければ、私にも国にも未来はない。 彼は噂以上の人物だった。ルックスも人格も、王としての手腕も。 国のため、という理由のみで夫婦となったふたりは、 掟どおり夜の閨をともにし、ライラは初めて歓びを知った。 しだいに芽生えていった夫への愛はしかし、悲しみと裏腹だった。 どれだけ情熱的な夜を過ごそうとも、彼女の愛が届くことはない。 彼はライラの一族に殺された妻を、いまも強く愛しているのだから。 ■2013年下半期ベスト作品コンテストにおいて見事1位を獲得した作家、 サラ・モーガンの新作をお贈りします。国のためという大義名分のもと 結婚したふたり。ライラの切ない愛が報われる日は来るのでしょうか? 既刊『アラベスクの花嫁』の、あのカップルも登場しますよ。
  • 欲望と蔑みのはざまに
    -
    いわれなき蔑みは、 欲望の言い訳にすぎない。 アンナはスコットランドにある小学校に面接を受けに来た。 終始なごやかに進み、採用も決まりかけたとき、 遅れてきた男性面接官の姿にはっとする。 驚くほど魅力的なその人は、チェーザレ・アーカート。 壮麗な城を持つ地元の名士で、世界的にも有名な実業家だという。 だが彼はアンナを見るなり血相を変え、嫌悪もあらわに不躾な質問をし、 巧みに彼女を不採用へと導いた。 初対面なのに、彼の顔に浮かぶ憎しみはいったい何? 呆然とするアンナは知る由もなかった。彼が人違いをしていることを。 彼の親友を誘惑した、とんでもない悪女だと思い込んでいることを! ■よく似た別の女性に間違われたせいで不採用になってしまったアンナ ですが、ひょんなことからチェーザレの城に滞在することになります。 広い城の中で何故かよく鉢合わせをし、そのたびに火花を散らす二人。 まるでアンナを見張っているかのようなチェーザレですが……。
  • 薔薇の香りの守護天使
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    運命の神はなんてむごいのだろう。 離婚手続きの日に妊娠がわかるなんて! 弁護士事務所で離婚の話し合いをする―― 夫のリースからの手紙を、ソレルは信じられない思いで受け取った。 3カ月前に家を出たときは、まだやり直せると信じていたからだ。 私はただ、仕事で外国を飛びまわるばかりのあなたに、 二人の結婚生活についてもっとよく考えてほしかっただけ。 だがリースは、黙って家を出たことが許せないらしく、 久しぶりに会う妻に冷淡な態度をとり続けた。 落胆に体調不良が重なり、ソレルは化粧室へ駆け込む。 そのとき、最後に夫と交わした愛の記憶が蘇った。 彼女は愕然とした。まさか、妊娠? このタイミングで? ■離婚の危機を迎えた夫婦は、思いがけない妻の妊娠で、再びお互い の存在を認識し、やり直そうと努力します。あの幸せな日々を取り 戻せるのか? 破綻寸前の夫婦の希望と再生の物語を、マギー・コ ックスがしっとりと、そして感動的に描きます。
  • 愛は秘めたまま 思いがけない恋に落ちて I
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    アディソンはさる富豪の大物弁護士から土地を遺されたが、現地に赴いてみると、それは見るも無惨に荒れ果てていた。困ったアディソンは地元の名門一族ワイルド兄弟に相談し、その土地に詳しい末の弟ジェイクの帰郷を待つよう勧められる。ジェイクは地元の英雄とたたえられる人物で、その帰郷を盛大に祝うパーティでアディソンは息をのんだ。ハンサムだけれど、どこか彼は痛々しげで、陰を持っている……。だが彼から目を離せなくなったアディソンは想像もしていなかった。ジェイクもまたアディソンに惹きつけられながらも、彼が欲しかった土地を奪った彼女を憎んでいることを。■男っぽくて力強いヒーローを描くのが得意なサンドラ・マートンのミニシリーズが今月から始まります。名家の兄弟それぞれのラブストーリーです。
  • 奇跡が起こる場所
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    ■吹雪の夜、ローラは外にいた。意識もなく、服を脱ぎ捨てた姿で……。■雪の吹きつける柱廊、奇怪な獣の形をした雨どい。気味の悪いベネチア風ゴシック様式の建物――そこは、ローラが三年前まで住んでいた場所だった。あのころ、彼女は二つの問題を抱えていた。一つは、毎夜、眠った状態で服を脱ぎ、屋敷の外を徘徊したこと。もう一つは、心から愛する婚約者ドルーにどうしてもキス以上の行為を許せなかったことだ。その問題を一挙に解決できる道があった。すぐに屋敷を離れ、ドルーと別れるのだ。奇妙にも、ほかの場所で眠れば、夢遊病の症状は出ない。それに彼女のためにドルーが禁欲を強いられる必要もなくなる。ローラは屋敷を去った。二度と帰らないつもりだった。だが、再び夢遊病に悩まされるようになり、彼女は原因を突き止めるため、今はドルーが住むあの屋敷に向かった。その夜、意識のないままドルーと愛を交わしてしまうとも知らず……。
  • 赤いウエディングドレス その夜、恋が始まる III
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    ■“結婚前に、はめをはずしたら?”そんな言葉がリズの心をよぎった。■気ままな独身女性が集まって、毎週木曜の夜おしゃべりを楽しむ――名づけて<木曜クラブ>にリズが通うのも今日で最後となる。同僚の弁護士と婚約した彼女は、参加資格を失うからだ。ところが、気のおけない仲間から祝福を受けた帰り道、リズはとんでもない人物と鉢合わせした。コルビー・サマーズ。父の牧場で知り合ったカウボーイ。リズが初めて愛し、駆け落ちのあげく結婚した男性だ。けれども彼女は当時十八歳。母親に説得され、結婚は無効となった。あれ以来、ちょうど十年ぶりの再会だった。コルビーの滞在するホテルのバーで、思い出を語り合ううちに、リズの中で一つの思いがふくらみ、抑えきれなくなった。彼と分かち合ったあのすばらしい瞬間を、もう一度味わいたい。「あなたの部屋へ連れていって。今夜だけ……一緒にいたいの」そして、コルビーはリズの言葉を聞き入れた。
  • 眠れぬ夜を重ねて
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    ■奈落の底で垣間見た光明は、更なる深淵への序章にすぎなかった。■著名な医者の妻として瀟洒な邸宅で暮らすエミリーに、突然、思いがけないかたちで悲劇が襲いかかった。あの優しかった夫が、愛人と一緒に焼死……。莫大な借金だけが遺り、彼女は無一文で放り出されることになった。人々には好奇の視線を向けられ、義母からはエミリーがいたらなかったせいだと責められる。だが、最も恐れていた夫の兄ディロンの反応は予想外だった。エミリーをずっと無視してきた彼はなぜか優しい気遣いを見せ、まるで騎士のようにそばについていてくれる。しかも彼女を助けるため、便宜上の結婚さえ申し出た。こんなこと、間違ってるわ――そう思いながらもほかに解決の道はなく、エミリーは承諾してしまう。この決断が、より大きな悲劇を招くことになろうとは知りもせずに。
  • 小さな願い
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    ■九年前、あなたから欲しかったものがあるの。指輪やプロポーズではなく、愛しているのひとこと。■アメリカ南部の町オーチャード。蒸し暑い、いつもと同じ夕暮れ。この町で銀行を経営するアダムも、忙しい一日を送ったあと、自宅の書斎でひとりの静かな時間を過ごしていた。その時、部屋の窓を割ってソフトボールが飛び込んでくる。やがて割れた窓から、小さな子供が顔をのぞかせた。おてんばなその少女――ビリーのペースにのせられて、アダムは庭でキャッチボールに付き合う。そこへビリーの名を呼びながら、ひとりの女性があらわれた。思わずその場に凍りつくアダム。ジェーン。どうして帰ってきたんだ……いまさら。この瞬間、アダムの平和で心安らぐ日々は、終わりを告げた。かつてふたりは、この町の星空の下で恋に落ちた。おとなり同士で、幼なじみ。従順な女の子と、銀行の跡取り息子。九年前、アダムは“お互いにふさわしいから”とプロポーズし、ジェーンは白いばらに囲まれて、花嫁となる日を楽しみにしていた。だが、彼女はこの町を去った。式の当日、ひとことも残さずに……。
  • 天使の落とし物
    -
    ■この世にたったひとりの運命の相手の顔。それはどんな女性の胸にも刻まれている。■いつもと変わらない穏やかな朝を迎えたモリーのもとに、思いもかけない運命が、文字どおり落ちてきた。家のそばの崖で、気を失っている男性を見つけたのだ。彼は隣の農場で働いていたメキシコ人で、不法就労者の摘発の際、脚を撃たれて転落したらしい。モリーはその男性の顔になぜか強く心引かれ、保安官代理である弟にも連絡せず、連れ帰って手当てをした。その男性、アレハンドロ・ソーサは、きれぎれの意識のなかで、姪のホセフィーナを捜してほしいとモリーに頼んだ。農場から逃げる際に、はぐれてしまったのだという。彫りの深い顔に漆黒の髪がつややかにかかる彼を見つめながら、モリーはホセフィーナを捜す決心をする。
  • 美しすぎる狼
    -
    ■過去を忘れてとは言わない。あなたの未来にわたしを置いてほしいだけ。■「あなたは心を失った王子さまね」妻を亡くしたあと山奥でひっそり暮らしているタイラーは、都会からやってきた情熱的な美女にそう言われてはっとする。アンナはタイラーの母親が勤める美術館の新任学芸員だ。その彼女が雪の降るなかを訪ねてきたのは、きっと、妻の命日を一人で過ごす息子を心配した母の差し金に違いない。悲しみの癒し方は人それぞれなのに……。一方アンナは、タイラーに会うたび胸がどきどきしていた。でも、彼の心には亡き妻以外の女性が入る余地はない。憧れても、おとぎばなしのような奇跡は訪れないのだ。ところが、激しくなった雪がふたりを山小屋に閉じこめた。アンナは緊張し、普段以上におしゃべりになって、不安と期待を抱いた――なにかが起こるかもしれない。
  • 天使に祈りを
    -
    ■悪夢がもたらすこの苦しみも、君に抱かれて眠ればいつかは消えるのか?■戦地で目にした光景の悪夢から抜けだせず、ジェイクは軍隊をやめ、故郷の町に帰ってきた。やせた頬に不精髭、それに肩までのびた髪という姿には、彼自身うんざりしていた。だが、そんなジェイクに、少女のころと同じ憧れの目を向ける女性がいた。今は医師となって、人々の信頼を集めているラモーナ。自らもレイプされた過去を乗り越えた経験がある彼女は、苦しむジェイクをなんとか立ち直らせてあげたかった。高校時代、彼は同級生にからかわれた私を助けてくれた。あの日のジェイクに戻ってほしい。どんなに外見が変わっても、私は遠い昔の彼を知っている。ラモーナはジェイクに救いの手を差しのべた。彼がそれを女からの誘惑と受け取ってもかまわなかった。
  • しあわせな秘密 愛の女神たち I
    3.0
    母を亡くしたときからハンナの人生は大きく変わった。大富豪の婚外子であることが判明して広大な屋敷に引き取られ、家族の期待のままに東部の大学に進学した。だが今、ある事情から、誰にも知らせず故郷の町に帰ってきたのだ。ひとり静かな日々を送るハンナは、意外な人物に再会した。エリック・メンドーサ――十代のころにあこがれた人は、今や郡の中核病院の管理職になっていた。彼は再会を喜び、美しく成長した彼女を情熱的な目で見つめて、大人の男としての思いを熱いキスに込めて伝えてきた。■アメリカの小さな町を舞台に、そこに住む人々の恋愛模様を描くミニシリーズ『愛の女神たち』です。秘密を抱えたまま、十代のころからのあこがれだったエリックとデートを続けるハンナ。でも、ある日ひょんなことからすべてをエリックに知られてしまい……。■

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  • 愛したのはボス 闇の使徒たち III
    -
    早く月曜日にならないかしら。秘書のキャリーにとって、ボスに会えない週末はいつも憂鬱だ。大統領補佐官マット・タイナンは有名なプレイボーイ。わたしみたいな田舎娘を相手にするわけがない。そうはわかっていても、思いは止められなかった。ある日、彼女はマットから極秘調査を命じられる。経過報告のため彼と過ごす機会が増え、キャリーは有頂天になった。親密なディナー、きらめく夜景をのぞみながらの熱いキス……。だが、終わりは突然にやってきた。「きみとはもう会いたくない」キャリーは涙をこらえ、マットの前から姿を消した。

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  • 薬指にこめた祈り
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    愛のないプロポーズなのに、 胸の高鳴りが止まらなくて……。 看護師長のサラは恋人にふられて落ちこんでいた。 そんな彼女に、ある日、意外な人物から声がかかった―― 顧問医のドクター・フーゴ・ファン・エルフェン。 フーゴの下で働き始めて3年になるが、 彼はこれまで一瞬たりともサラに関心を示さなかった。 もちろん今回も、入院患者のケアを手伝ってほしいと頼まれただけ。 ところが数日後、サラが勤務を終えて帰ろうとしたとき、 フーゴに呼び止められ、驚くべき申し出をされる。 「僕と結婚してくれないか?」息もできず呆然と立ちつくす彼女に、 彼はほほえみもせずに続けた。「友情以上を求めはしないよ」

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  • 兄と妹の距離
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    心はずっと彼を求めている。 でも、今それを気づかれてはだめ。 9年前、両親の再婚でケリーとロスは義理の兄妹になった。 ハンサムで威圧的なロスにケリーの心はざわめくが、 デパート経営者の義父と諍いを起こした彼は結局家を出て行った。 それから6年、ケリーは義父の葬儀で再びロスと再会する。 だが弁護士が遺言書を読みあげると、二人の間に緊張が走った。 義父は実子のロスだけでなく、ケリーにも財産を遺していたのだ。 ただし、二人が同居することとデパートの共同経営を条件として。 突然、彼が口を開いた。「一番いい方法は、僕と結婚することだ」 そうまでして財産を独り占めしたいの? 私に興味もないくせに。

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  • 放蕩王子と汚れなき秘書
    -
    いわれのない中傷も、蔑みも、 愛する人のためなら耐えてみせる。 アルプス山脈の懐に抱かれた小国、キッツィニア。 この国の皇太子の有能な秘書であるエイドリアーナは、 あるとき皇太子に呼ばれ、弟のパト王子の世話役を命じられた。 世界が注目する皇太子の婚礼が間近に迫ったいま、 王族一の放蕩者パトの行動に厳しく目を光らせる必要があるのだ。 あらゆる女性を虜にするセクシーな魅力と憎めない愛嬌。 パトの強烈な引力にエイドリアーナは初日から翻弄される。 そして翌朝気づけば、なんとベッドの隣にパトが横たわっていた! 動揺する彼女に彼は、指一本触れていないと断った上で言い放った。 「僕が生まれたままの姿で寝るのが何より好きだと知らないのか?」

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  • 純粋すぎる愛人 4姉妹の華燭の典 I
    3.0
    キャットは亡父が遺した家を★朝食付き宿★(B&B)に改築して生計を立ててきたが、不景気のため、その宿も今は差し押さえ寸前まで追い込まれていた。ところがある日、キャットは弁護士に呼ばれ、驚くべき話を聞かされる。億万長者の石油王ミハイルが彼女の宿を買い取ったというのだ。ミハイル……つい先日泊まったばかりの、あの謎めいた宿泊客だわ。いったい彼はなんの目的でそんなことを?キャットは真相を問いただそうとミハイルを訪ねたが、逆に彼から買い取った代償として不可解な提案を受ける。「ひと月だけ僕のクルーザーに滞在してほしい。セックス抜きで」それはバージンの彼女にとって願ってもない取り引きのはずだった……。

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  • 舞踏会だけのシンデレラ ドラモンド家の幸運の杯 I
    -
    ニューヨーク近郊の豪邸で家政婦として働くアニーは、ハンサムで紳士的な主、シンクレアにひそかに恋をしていた。屋根裏部屋で捜し物をしていたある日、豪華なドレスを見つけ、シンクレアに勧められるまま、それを身にまとうと、彼の目に欲望の炎がともった。「君がこれほど美しかったとは」アニーは生まれて初めて、めくるめく情熱を知った。けれどその直後、シンクレアのよそよそしい態度に気づいてアニーは落胆する――身分違いの恋が、実るはずはないのね。ところが、チャンスは思いがけない形でやってきた。シンクレアの花嫁候補の女性の代役で、急遽、アニーが舞踏会に出席することになったのだ!■斬新なプロットと、映画さながらの迫力ある描写で読者を魅了するジェニファー・ルイス。新3部作〈ドラモンド家の幸運の杯〉は、災いを消し去り幸運をもたらすという一族に伝わる伝説の杯を捜す大富豪3兄弟の恋物語です。

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  • 見知らぬ夫
    -
    男が追いかけてくる。崖下には青い海。これ以上、逃げられない。そしてニキは深い闇にのみこまれていった……。次に目を開けたときには病院のベッドにいた。傍らには憔悴した男の姿があった。優しく触れてくる親しげな態度とは裏腹に、ひどく危険な雰囲気を漂わせている。あなたのことも、なぜここにいるのかも思い出せないとニキが告げると、男はうろたえた。僕たちは新婚旅行でここサルバヘ島へ来て、君は誤って崖から転落したんじゃないか、と。だが失われた記憶の底で、ニキの直感が警告した――違う、この人は夫じゃない。

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  • キスして、王子さま
    4.4
    ダネッタは2年前から社長のケイブの秘書として働いている。クリスマスの夜、やどりぎの下で彼にキスされてからというもの、彼女の胸にはくすぐったいような気持ちがうずいていた――プレイボーイともっぱらの噂の彼はタイプではないはずなのに。ところがケイブは、その後彼女をダンと呼び始め、まるで弟扱い。仕事をしていても、口をひらけば喧嘩ばかりだ。そんなある日、いつものように言い合っていると、彼が言った。「君がほかの男のデートを断るのは、僕に憧れているからか?」慌てて否定する彼女だったが、赤く染まった顔は正直で……。

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  • テキーラのあとで テキサスの恋
    3.3
    テキサスの牧場主の娘ペネロペは、長身で精悍なカウボーイのC・Cに片思いをしていた。三年前、ふらりとやってきて雇われた彼は、過去を語ろうとはせず、一年に一度ひどく酒を飲む。ある夜、C・Cは泥酔して車を走らせ、国境を越えた。心配して追いかけていったペネロペは彼におどされ、メキシコの教会で無理やり結婚式をあげるはめになる。ところが翌朝、酔いのさめたC・Cは彼女をどなりつけた。「ぼくが酔ってるのをいいことに、結婚したんだろう!」

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  • シークと禁断のキス
    5.0
    生まれて初めての一人旅に、イザベッラはわくわくしていた。プリンセスがパリに無断で外出なんて言語道断なのはわかっているけれど、政略結婚で新たな鳥かごに閉じこめられる前に、最後の自由を味わいたい。ところがようやくたどり着いたホテルに、一人の男性が現れる。褐色の肌のあちこちに傷があり、危険な雰囲気を漂わせたアドハムは、イザベッラの婚約者の命令により、彼女を迎えに来たという。エッフェル塔を見て、プランタンでお買い物をする。そんなささやかな願いが、私のわがままだというの?必死に逃げようとする彼女に、アドハムは容赦なかった。プリンセスを追いつめ、その唇を自分の唇でふさいだのだ!

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  • 略奪された恋人
    -
    “恋愛と戦争は手段を選ばないのよ”かつての親友アマンダは、ロージーにそう言った。そして彼女は言葉どおりロージーの恋人アンジェロを奪い、結婚した。ロージーはアンジェロの金だけが目当ての強欲な女だ、と嘘をついて。3年後、ロージーはアマンダの突然の死を知らされる。やりきれない思いでいる彼女に、アマンダの遺言が伝えられた。アンジェロの屋敷の隣に立つコテージを、ロージーに遺したというのだ。もしそこへ越せば、ふたたびアンジェロと顔を合わせることになる。葬儀で彼はいまだくすぶるロージーへの敵意を露わにしていたが、熱く飛び散る火花が憎悪だけではないことを、二人は感じていた。

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  • シチリア大富豪の忘れ形見
    3.5
    シングルマザーのクリスティンは、これ以上ないほど困窮していた。働きづめのせいで、3歳の息子ニコから笑顔も消えてしまった。もうどうしようもない。プライドを捨て、ニコの父親に助けを求めよう。かつて愛したシチリアの大富豪セルジオは子どもを望まなかったが、今こそ息子がいることを伝えるのだ。けれどそう決意した矢先、クリスティンは新聞でセルジオが婚約することを知る。いてもたってもいられず、婚約発表のパーティに駆けつけた彼女は、セルジオがマイクの前で口を開きかけたそのとき、思わず叫んでしまった。「だめよ! そんな結婚は許されないわ!」激しく後悔してももう遅い。セルジオの冷ややかな目が彼女を見据えた。

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  • 服従の甘い口づけ
    -
    親友ラファエルが事故を起こし、昏睡状態に陥った。サーシャの雇い主でラファエルの兄マルコ・デ・セルバンテスは、弟はサーシャに愛を拒まれたせいで自暴自棄になったと責め、事故を彼女のせいにすると、いきなり解雇を言い渡した。そんな……わたしとラファエルはただの友達なのに……。いくら弁明してもマルコは聞く耳を持たず、彼女をあばずれ扱いする。地位も権力もゴージャスなルックスも、すべてを持ちあわせたマルコ。彼は今、弟を失うかもしれないという恐怖に駆られ、その元凶と決めつけたサーシャをどん底に陥れることを誓った。

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  • 禁断の夜のあと
    -
    不実な婚約者に捨てられ傷心のアリは、運悪く仕事でも裁判沙汰に巻きこまれ、悲しみに暮れていた。そんなとき親友に無理やり連れていかれたバーで出会ったのが、グレイの瞳に陰を宿した魅力的な男性、マックスだった。いやおうなく彼に惹かれたアリは、思いがけずベッドをともにしてしまう。これは一夜限りの関係だとわかったうえで。数日後、裁判の担当弁護士との初顔合わせに訪れたアリを衝撃が襲う――なんとそこには、二度と会えないはずのマックスがいたのだ!彼への禁じえぬ想いを必死に隠すアリに、彼が残酷にも念を押した。「あれは一夜限りの情事だった。裁判が終わった後も続きはない」

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  • ベビーシッターの告白
    -
    キャンダスがベビーシッターに雇われた豪邸の主ニックは、病気で妻を亡くしたばかり。彼はハンサムで魅力的なのに、赤ん坊のジェニーにはなぜかひどく冷たい。胸を痛め、思わずニックをいさめたキャンダスに、ニックは心の奥に潜む傷跡を語りだした。多額の借金を負わされ、亡き妻との結婚を強いられたこと。そして亡き妻がおそらく浮気をしていたこと。だからジェニーは自分の子ではないと疑っていること。いいえ、ニック。それは事実ではないわ……。ジェニーを愛せず苦悩する彼を見かねたキャンダスはある日、ついに告白する。「ジェニーの実の母親は……わたしなの」

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  • 仮面の下の純潔
    3.0
    妹を亡くして10カ月、テンプラーは姪のケリを引き取って育ててきたが、一人ではもう面倒を見きれず、住む部屋からも立ち退きを迫られていた。テンプラーは妹が残した手紙から、ケリの父親らしい相手を探しあて、すがる思いでアレックスというその男性に手紙を書いて送った。だが、やってきたのはアレックスの兄のレオンで、弟はすでに亡くなったと知らされる。さらにレオンはケリを見てアレックスとテンプラーの娘だと思い込み、弟の唯一の子供を育てるために、彼女と結婚するとまで言いだした。もし拒否するなら、ケリだけ引き取ると脅しめいた言葉さえ口にして。こんな敵意に満ちた冷たい男性に、幼い姪を託せるはずがない……。テンプラーは自分が母親でないことを隠し、結婚に応じるしかなかった

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  • 戦火のヴィーナス 狼たちの休息 VIII
    4.0
    父が生きている? まさか……キャサリンは一瞬、耳を疑った。傭兵だった彼女の父親ラニーは、二十年前に独裁国家サラサの内戦で戦死したはずだ。なのに、いまだ父が捕虜として投獄され続けているなんて。CIAの担当者は淡々と続けた。「解放の条件はただ一つ。身代金十万ドルを直接現地へ届けること」混乱するまま、キャサリンは身代金を携え空港へ向かった。父のかつての盟友マードックがボディガードとして同行するという。元傭兵、父と同じ種類の男。いったいどんな人かしら?人波の中で彼女は奇妙な震えとともに彼を見つけた――本能的に。

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  • プレイボーイの契約花嫁
    3.5
    普段は大学で歴史建築を学ぶ地味な学生のエステルは、事故で半身不随となった兄の生活費を助けるため、ある大胆な仕事を引き受けた。エディンバラ城で開かれる上流階級の結婚式に出席するのだ──高名な老政治家の愛人役を演じて。優美な化粧とドレスで変身したエステルの仕事ぶりは完璧だったが、皮肉にもそれが一人の男の目にとまってしまう。大富豪でプレイボーイと噂のラウール・サンチェス・フエンテ。突然、彼から驚愕の求婚を受けたのだ。高額の小切手と引き替えに、病身の父が亡くなるまでの数週間だけ契約花嫁になってほしいと。

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  • ベッドで過ごす一週間
    3.0
    常夏のカリブ海にある、高級リゾートホテルのビーチで、ミリーは1週間のバカンスをもてあましていた。上司に働きすぎを指摘され、一方的に休暇を命じられたのだ。ふと顔を上げると、夕日の中で一人の男性がこちらを見つめている。彼はチェイスと名乗り、気軽な調子で彼女をデートに誘った。ミリーは彼を追い払おうとしたが、次の瞬間、思い直した。いま彼と話していたとき、私は……笑っていたの?ミリーを絶望のどん底に突き落とした悲劇から2年、仕事に没頭することで感情を封印し、笑顔など忘れていたのに……。気づけばミリーは、彼と1週間をともに過ごすことに同意していた。

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  • 愛を結ぶ小さな命
    -
    目が覚めると、彼女は記憶をなくしていた。列車事故に巻きこまれ、偶然現場にいた医師スチュアートに命を救われたが、彼によれば、彼女は意識を失う前、赤ん坊を大事に抱えていたという。赤ん坊は彼の姪で、彼女は彼の亡き兄の妻、デザレイだと聞かされる。兄と長く疎遠だったため、義理の姉である彼女とは初対面らしい。わたしに夫がいたなんて、まったく身に覚えがないけれど……。これまでの人生を失った不安に押しつぶされそうななか、親身に支えてくれるスチュアートに、いつしか心を許すようになっていた。そこから彼女のデザレイとしての人生が始まるかに見えた――だがほどなく驚きの事実が判明する。彼女はデザレイではなかったのだ!

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  • 偽装結婚ハネムーン 罪作りな御曹司 I
    -
    いったい、彼女はどういうつもりなのだ!? かつての婚約者アミラから偽装結婚をもちかけられ、ブレントは憤慨した。8年前の結婚式当日、理由の説明もない短いメール一通でアミラに結婚をドタキャンされたときの、苦々しい屈辱がまざまざと甦る。以来、ブレントは恋愛に背を向け、仕事の鬼と化したのだった。聞けばアミラは今、大変な経済的苦境に立たされており、30歳までに誰かと結婚するしか窮地を脱する方法はないのだという。アミラを見ると、今も頭の中はたちまちセクシーな妄想でいっぱいになる。彼女と結婚してしまおうか。そして、誘惑してぼくに夢中にさせ、それから……こっぴどくはねつけてやるのだ。あのときのぼくと同じ屈辱を味わわせる千載一遇のチャンスかもしれない。■偽装結婚のはずが、ロマンチックな島へのハネムーンで急接近せざるをえなくなった二人は……?! イヴォンヌ・リンゼイの新3部作〈罪作りな御曹司〉。名門大学卒の3人の大富豪が魅惑のロマンスを繰り広げます。

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  • キスは隠れて グレンモアに吹く風
    3.0
    ジェンナは夫の手ひどい裏切りに遭い、ロンドンを逃げ出した。遠く離れたグレンモア島で、すべてを新しくやり直すつもりだった。フェリーのタラップを降りたとき、目が合ったのは偶然か、背が高く日に焼けたその人は、青い瞳でまっすぐジェンナを見つめた。まさか彼が上司となる医師、ライアン・マッキンリーだったとは。仕事以外の交友を避け、ひとり灯台に暮らしているという彼は、ジェンナと同じ、傷ついた過去を抱えているように見えた。惹かれずにはいられない気持ちを押し隠そうとすればするほど、真っ赤になったりぼうっとしたり、空回りばかりしてしまう……。ライアンはまるで少女のようなジェンナに、ある朝たまらずキスをした。■2009年にハーレクイン・ロマンスから刊行され、好評を博したミニシリーズ〈グレンモアに吹く風〉の関連作をお届けします。愛に傷ついた人々が流れ着く島グレンモア。噂好きで世話好きな島の住人たちに見守られながら、幸せを見つける2人の物語です。
  • 非情な恋人契約
    -
    ジェナは偶然知り合ったハンサムな男性の名を聞き、凍りついた。アダム・ロス? ロス家といえば社交界で絶大な権力を誇る一流の家柄。でも、兄はロス家の人間にお金を騙し取られたと言っていたわ。アダムの品定めするような視線を感じて、ジェナは警戒した。一方アダムは呆れつつも、お堅そうなジェナを興味津々で見つめていた。投資の失敗を詐欺と勘違いするとは、無知にもほどがある。だがロス家を憎んでいるのなら……むしろ都合がいい。アダムはジェナに狙いを定めた。ある事情で彼は、ぜったい自分に恋愛感情を抱かない女性を急遽必要としているのだった。

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  • ボスは誘惑禁止
    -
    巨万の富を持つ石油会社社長、エランの秘書として雇われたサラは、初出勤して早々、社長室に呼び出された。彫りが深く傲慢そうな顔。全身から放たれる危険なオーラ。エランの漆黒の瞳に見つめられた瞬間、サラの体を電流が駆け抜けた。ところが開口一番、彼はサラを解雇すると言い放った。「僕は多忙な男だ。愚かな女の子たちの妄想につき合っている暇はない」サラが彼に色仕掛けで迫ろうとしている――それが解雇の理由だった。なんて理不尽なの!? やっと母の借金を返すめどがついたと思ったのに。サラの必死の懇願に、エランはやがて言った。彼に身を投げ出すことなく、1カ月職務を全うしたら解雇は撤回すると。私は絶対のぼせあがったりしないわ。そう心に誓うサラだったが……?!

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  • 教授のそばで
    4.0
    両親亡きあと、独りぼっちになってしまったジェマイマ。病の母に代わって家事をしてきたため資格など何もなかったが、幸運にも、ある老婦人のつき添い役の職につくことができた。慣れない仕事はつらく、雇い主の甥のケイター教授からとるにたりない存在と思われているのも腹立たしい。なのになぜか願ってしまうのだった――彼がほほえんでくれたら、と。しかし教授の近くにはいつも、グロリアという美しい女性がいた。ある日、ジェマイマはそのグロリアに“ねずみ”呼ばわりされ、ぶざまな思いと恥ずかしさに赤面してしまった。ふと教授を見ると、彼は冷たい瞳でこちらを見つめていて……。

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  • ボスに恋愛レッスンを
    -
    メアリーは仕事でとある大企業のパーティに出席していた。ふだんはお世辞にもおしゃれとは言えない彼女が、慣れないハイヒールのせいで滑って転びそうになったとき、スーツを着こなした長身の男性が支えてくれた――彼こそが、一代でこの企業を築き上げた社長のタイラーだった。10年前ここで働いていたメアリーは、彼の傲慢さをよく知っていたが、それでもなお人の心をわしづかみにする魅力に圧倒される。話をするうち、タイラーの口から意外な言葉が飛び出した。「君に頼みたいことがある。僕は結婚したいんだ」思わずイエスと答えたメアリーの胸に、彼の返事が突き刺さった。「君なんかと結婚するつもりはない。恋愛コーチをしてほしいんだ」

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  • きっかけは小さな嘘
    -
    名前を借りただけのつもりが、まさか記事になるなんて。大手デパートで働くペイジは、社長ダンテの前でうなだれた。目の前に置かれた新聞にでかでかと躍る見出しには“ダンテ・ロマーニが従業員と婚約!”とある。亡き親友の赤ん坊を養子にするには、独身では無理だと役所で言われ、ペイジはとっさに、勤め先の社長と婚約中だと言ってしまった。いつも女性たちの注目の的である彼が怒るのも無理はない。解雇を覚悟しつつも、必死に事情を説明するペイジを見ながらダンテはしばらく考えていたが、やがて思惑ありげな顔で言った。「きみの処分を決めた。僕の妻になれ――報道されたとおりに」

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  • 何も知らない愛人
    2.0
    ヨークシャーの荒野で車の事故を起こしたルイスを助けて1年半、ホリーは週末ごとにロンドンから通ってくる彼との愛を深めていた。だが、いつまでたってもルイスが結婚の話をしないことを不安に思い、二人の将来について、彼の思いを問いただした。するとルイスはそのとき初めて、これまで語らなかった素性を明かした。彼は地方まわりのセールスマンなどではなく、なんと、世界を股にかける巨大企業の経営者だったのだ!知れば彼女の態度が豹変するとわかっていたので黙っていたという。私は財産狙いの女なんかじゃない――ホリーは傷つき、ルイスと別れた。数カ月後、彼女は思いがけない身体の変調に気づく。

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  • 砂漠のダイヤモンド
    5.0
    両親の死後、鉱山経営というむずかしい家業を引き継いだ3姉妹。責任感の強い長女のブリットは、新たに発見されたダイヤモンドの鉱脈を開発したいと望むが、資金に窮していた。そこへカレシという砂漠の国のシークが協力者として名乗りをあげる。ブリットはさっそく、シークの代理人アミールとの面会に臨むが、エキゾティックな彼の甘く巧みな誘惑に絡めとられ、あろうことか商談の机上で身を捧げてしまう。そして彼こそがシーク・シャリフ本人であることが判明したとき、ブリットは言い知れぬ不安と絶望に駆られた。私はだまされていたんだわ! 彼の本当の狙いは何……?

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  • 拒みきれない蜜の味
    -
    レインとキングの父親は、かつては仲のよい共同経営者だった。だがキングの父親がレインの父親の発明を横取りして巨万の富を築き、レインの父親は絶望のあまり酒に溺れ、交通事故で亡くなった。まだ少女だったレインは、キングの姿を一目見たときから、そのゴージャスな風貌に激しく惹かれていたが、初恋の憧れは叶うことのないまま、復讐の念に変わった――。7年後、レインは美しく成長した姿でキングの前に舞い戻る。彼女が誰かを知る由もなく、キングは熱いまなざしを向けてきた。「君は、何かを企んでいるんだろう?」低く熱のこもった声で訊くと、彼女が拒めないのを見透かすように、熱いキスを浴びせた。

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  • 純潔を捧げた夜
    4.0
    ベスは、自分が2歳のときに誘拐された大富豪の娘という事実を受け入れられずにいた。複雑な人生ではあったけれど、それなりに幸せに過ごしてこられた。なのに過去の誘拐事件の発覚によって、環境が激変してしまった。実の家族たちは、ようやく見つけた娘を守ろうと過敏になり、ボディガードをつけることにしたのだ。ベスにとっては大迷惑な話だった。普通に暮らしているだけの私に、そんな大げさなものが必要であるはずがないのに。ところが、ラファエルと名乗るボディガードをひと目見た瞬間、ベスは息をのんだ。ハンサムすぎるしセクシーすぎる!こんな男性が常に近くにいたら、別の意味でもっと危険じゃないかしら?

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  • 風の追憶
    -
    誰かに狙われている……。毎日のように鳴り響く怪電話に怯えたトップモデルのアンドレアは、ちょうど舞い込んだ撮影の仕事を受け、ロケ先のメキシコへ飛んだ。めったに会えない恋人ドンの別荘を訪ねるのにも好都合だった。だが撮影を終えたとき、見知らぬ男がアンドレアに声をかけてきた――撮影中も彼女のことをオニキスのような黒い瞳でじっと見つめていた男だ。なれなれしい態度に反感を抱きつつ、彼の強烈な存在感に圧倒されていたアンドレアは、やがて男が発した言葉に耳を疑った。「今夜、きみがドンと会うのを止めに来た」

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  • 許されざる者 狼たちの休息 愛はここから
    4.0
    彼はどこかこの近くにいる。エリザベスは彼の怒りや苦痛、そして恐怖がはっきりとわかった。数カ月前から繰り返し現れる、傷ついた男のイメージ。予知能力を持ち、人の心が読める彼女は、この不思議な能力のためにいやなことばかり経験し、今では山奥のキャビンで一人暮らしている。一つのイメージがこれほど長く、心から離れなかったことはない。彼は今夜、このキャビンにやってくる。わたしにも読めないほど心を固く閉ざし、誰からも見捨てられ、最後の助けを求めてここにやってくる。そして予知したとおり、男は彼女の前に現れた。怪我をした体で銃を握りしめ、拘置所のマークがついた囚人服を着て。

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  • あなたと一緒なら テキサスの恋
    2.3
    九年前のある出来事以来、ネルは男性恐怖症になってしまった。男の視線を避けるため、いつもだぶだぶのジーンズとブラウスに身を包んでいる。そんな彼女の前に、ある日ひとりの男性が現れた。彼の名はタイラー・ジェイコブズ。ネルの牧場を手伝うために、テキサスからやってきたのだ。この人は、ほかの男性とはどこか違うわ……。迎えに出た空港で、タイラーをひと目見た瞬間から、ネルはなんとも言えない感情を覚える。

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  • キスの代償
    -
    赤ん坊と二人ひっそり暮らすガブリエルを、亡き婚約者ケヴィンの親友で、華麗なる名家の御曹司ハンク・レンショー・ジュニアが訪ねてきた。ハンクに親友の最期の言葉を伝えたいと言われ、ガブリエルの胸に、1年前の夜の記憶がよみがえる――ケヴィンとけんかしたあと泣いていた私を、優しく慰めてくれたハンク。気づいたときには彼とキスを交わしていて……。以来、ガブリエルは罪悪感に苛まれてきた。きっと罰が当たったのだ。婚約者を失い、病気の赤ちゃんの手術代さえ工面できずにいるなんて。だが、ハンクが告げた“遺言”を聞いて、彼女は驚きに言葉を失った。

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  • 偽装婚約は恋のはじまり
    3.0
    つらい離婚を経験し、心の傷もまだ癒えぬジョージアのもとに、元夫から結婚式の招待状が届いた。どこまで私を傷つければ気がすむの?愕然とするジョージアはそんなとき、友人で魅惑のプレイボーイ社長ショーンに意外な提案を持ちかけられる。病に倒れた母に結婚をせかされ困っているので、婚約者役を演じてくれないか、と。ジョージアはためらった。永遠の愛を信じて失うのはもうたくさん。でも、ただのお芝居なら……? 迷ったすえ、彼女はショーンに元夫の結婚式にフィアンセとして出席してもらうことを条件に承諾する。契約成立のしるしに握手しようと右手を差し出したジョージアに、彼はにやりとして言った。「恋人同士は握手などしないさ」そして、めまいのするような熱いキスをして……?!

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  • ギリシア大富豪の哀願
    -
    仕事のためギリシアの島々をめぐっていたエレノアは、大富豪アレクセイ・ドラコスが所有する島を訪れた。ふだんは島外の者が足を踏み入れることの許されない孤高の地――しかし年にたった1度催される祭りの日だけは例外なのだ。エレノアはそこで出会ったアレクセイの母親と親しくなり、幸運にもしばらくのあいだ島に滞在できることになる。密かにアレクセイに憧れていたエレノアは胸を躍らせるが、当の彼はよそ者の彼女に敵意を表し、仕事まで蔑む始末だ。さらにアレクセイは、ギリシア神を思わせる堂々たる声で言い放った。「どこの会社に勤めていようと、ぼくは簡単にきみをくびにできる」

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  • 外せない婚約指輪
    -
    小学校教師のイライザは旅先のローマで実業家レオと出会った。ふたりは急速に惹かれ合い、3週間後、彼は彼女に求婚する。ところが、イライザの返事は意外なものだった。婚約者がいるから結婚はできないと、彼の申し出を拒んだのだ。あれから4年、レオは二度と私の顔など見たくもないはず。そう考えていたイライザは、彼の突然の訪問に驚愕した。妻を亡くした彼は幼い娘の養育のためにナニーを探しており、教師のイライザなら適任だと考えて、その役を頼みたいという。戸惑う彼女の脳裏に、介護を続けている元恋人の姿が浮かんだ。婚約解消はできない。たとえ心がレオを求めているとしても。

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  • 一夜の蝶 富豪兄弟と悩める姉妹 I
    2.5
    「蛾が蝶になったさまを、ゆっくり鑑賞させてもらうよ」30歳の誕生日、地味でお堅い自分を変えようと変身したエリザベスに、ボスの弟である実業家のハリーから失礼な賛辞が送られた。悪名高きプレイボーイの彼に会うたび、なぜかぴりぴりしてしまう。じつのところ、変身は意中のボスに見てもらうためだった。早くに母を亡くしたエリザベスは、妹の面倒をみながら生きてきたが、そろそろ自分の幸せもさがしたいと考えたのだ。だが皮肉にも、ボスは誕生日を祝いに来た妹に心を奪われていた。失意のなか、エリザベスはハリーに僕のもとで働かないかと誘われ、世慣れた彼に対する不安もよそに、つい同意してしまったが!■堅実な兄と愛嬌のある弟、そしてまじめな姉と天真爛漫な妹という取り合わせの兄弟と姉妹の恋を描いた2部作が始まります。遊び人と噂のハリーですが、じつはかみそりのように頭の切れる経営者という一面も持っていて……。そんな彼の恋の手管にご注目ください。

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  • 別れから始まる恋 ウエストサイドの恋事情 I
    3.5
    新しい服、新しいヘアスタイル、新しい生き方!何もかも新しい自分になろうと決心したギャビは、救急救命医として忙しい勤務をこなしながら、地味で控えめだった以前の姿からは想像もできないほどおしゃれでセクシーな女性に変身した。だが、そんなギャビに言い寄る男性が次々と現れても、彼女の心はまったくときめかなかった。1年前に別れた夫アレックスと出会ったころのようには……。そのアレックスが突然彼女の玄関先に現れた朝、ギャビの身に、命にもかかわる大事件が起きる。■HQイマージュの実力派作家メレディス・ウェバーによる4部作、〈ウエストサイドの恋事情〉が始まります。ドクターたちの恋を描くこのシリーズは、長編を得意とする作家ならではの読み応えをお約束。
  • 届かぬ愛に傷ついて ウルフたちの肖像 I
    -
    ナサニエル・ウルフはある日、仕事場に現れた人物を見てパニックに陥った。なぜだ、20年も経った今になって――その男は、複雑な血筋で構成された名家ウルフ家の過去を知る人物。彼は通りがかりの仕事仲間ケイティの腕をつかみ、乱暴に言った。「僕をここから連れ出してくれ、早く」憧れのナサニエルからかくまってほしいと頼まれ、ケイティは戸惑いながらも彼を自分のアパートメントへ案内した。ふだん自信家で冷静な彼の瞳に、見たこともない絶望がある。すると翌日、ナサニエルはさらに突拍子もないことを言い出した。「パスポートを用意してくれ。ブラジル沖の島に一緒に行くんだ」■亡きウィリアム・ウルフと数人の女性との間に生まれた8人の兄妹たち。過去に秘密を抱える彼らが家族の絆を取り戻し、最愛の相手とめぐり合う作家競作8部作〈ウルフたちの肖像〉がついにスタート! HQロマンスの中心的存在S・モーガンがトップを飾ります。
  • 誘惑のパフューム
    -
    ナタリアはニローリ国王からの極秘の要請に呆然とした。今はハディヤ首長国のシークとなっているカディール・ザファーが実は自分の婚外子だと知った国王は彼を皇太子として迎えると同時にニローリの女性と結婚させて王位を譲ろうと画策した。その結婚相手にナタリアを選んだと国王は彼女に告げたのだ。祖国を愛する彼女こそ未来の王妃にふさわしい、と。愛なき結婚を承諾したナタリアは、経営するスパを売却するためヴェニスを訪れた。そこで見かけた長身の男性に心惹かれてしまったのは、どんな運命のめぐり合わせだったのだろうか。

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  • 復讐は大胆に
    3.5
    夜明けのモナコで二台の車が衝突し、若い男女が命を落とした。男はロンドンで出版業を営むロビンの兄、女は世界屈指の有名実業家チェーザレの妹だった。妹の早すぎる死を悼んで事故の調査に乗り出したチェーザレは、ギャンブルで破産したロビンの兄が自ら死を選び、彼の妹はその犠牲になったと結論づける。恨みはロビンに向けられ、チェーザレは彼女にうってつけの復讐計画を練り上げた。何も知らないロビンはチェーザレの突然の訪問を受け、震えおののく。この人は危険だわ! 彼を目にするなり、直感がそう告げた。

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  • 華麗なる暗殺者
    -
    まさか!ケイティは思わず目を疑った。マック・マッケイド。二度と会うことはないと思っていた昔の恋人。しかも、亡くなったばかりの姉のアパートで――。その夜、姉のヴァルはバルコニーから落ちて、帰らぬ人となった。警察に呼ばれ、遺体の確認をしたケイティは、姉の思い出の品を求めて、現場検証のあった部屋を訪れたのだった。その部屋でマックと出くわすなんて、信じられない。彼はヴァルとどういう関係? 昼間、食事をともにしたとき、姉はボーイフレンドとデートにでかけると言っていた。ケイティには、そんなヴァルがみずから命を絶つとは思えなかった。いったい何があったの? 彼は姉の死について何か知っているの?

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  • テキサスの夏
    3.3
    暴力的な夫からようやくのことで手に入れた離婚。娘の莫大な信託財産を狙っておこされた親権訴訟。最愛の娘を奪われるかもしれないという不安――。25歳のマギーは次々におこる事態に心身共に疲れきっていた。そんな折、街で偶然に再会した旧友の母親に誘われるまま、彼女はコールマン牧場へと向かう。そこで昔憧れていたゲイブ・コールマンと再会し、美しいテキサスの夏の風景を目にしたマギーの心に、忘れかけていた熱い思いがよみがえってきた。人生に傷ついたマギーと、人間不信にとらわれていたゲイブは、互いにおずおずとだが惹かれ合っていく。

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  • 恋人ごっこ
    3.0
    エリサは柔らかいベッドに落ち着かない気分で横たわり、なぜ隣人のキングはこんなことを頼むのかしらと思案した。外出先から電話してきて、僕のベッドで待っていてくれだなんて。すると物音がして、キングが美しい女性を伴い寝室に入ってきた。女性がエリサの姿を認め、明らかに動揺した様子で走り去る。事情を話すよう迫ると、なんと彼女はキングの弟の妻だという。なるほど、許されぬ想いを抱いた義妹を遠ざけるお芝居なのね。それにしても、彼女を見るキングの眼差しの優しかったこと!彼とはただの友人のはずなのに、エリサの胸はちくりと痛んだ。

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  • 祝福のシャンパン テキサスの恋
    3.3
    シェルビーは大牧場主の娘としてなに不自由なく育った。だが父が借金を残したまま亡くなったため、屋敷を手放さなければならなくなる。競売人たちが屋敷に押しよせた日、いまは古ぼけたアパートに住んでいるシェルビーのもとをかつての婚約者ジャスティン・バレンジャーが訪ねてきた。「こんなひどいところで暮らしているなんて……」彼の冷ややかな態度に、シェルビーは思わず身震いした。六年前のわたしのことを、まだ許してくれないのね。

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  • とらわれの夜
    4.5
    ジリアンは自分の耳を疑った。父が元教え子の、天才研究者として知られるハンターに脅されているというのだ。研究を盗んだ過去を公表されたくなければ、ジリアンと30日間ベッドをともにさせろと。少女のころに憧れた、あの高潔な彼がそんな無茶を言うはずがないわ。ジリアンは初恋の相手との再会に胸を躍らせて彼を訪ねる。しかし陰鬱な屋敷に着いたとたん、人が変わったように冷淡なハンターに服を脱ぐように命じられ、彼女の希望は打ち砕かれた。やがて彼のむき出しの渇望にさらされ、ジリアンは欲望に目覚めさせられて……。

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  • かなわぬ恋にこの身を捧げ
    -
    マディは、恩師を見舞うため6年ぶりに故郷に帰った。かつて狂おしいほど愛した、コールの子を連れて。名家の御曹司コールと結ばれることは、かなわぬ夢だった。ある事情で急に町を出ざるをえなくなったマディは、やがて妊娠に気づき、彼に手紙を書いた。だが、返事はこなかったのだ。マディが帰ってきた。ぼくを捨て、母親の情夫とともに姿を消した恋人が。コールの胸に喜びと憎しみが交錯した。清純なふりをした淫らな娘をまだ忘れられないとは、どうかしている!我知らず足は、昔二人が秘密の逢瀬を重ねた淵へと向かう。そこには先客がいた。マディ! 懐かしい菫色の瞳は、悲しげに彼を見た。

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  • あの夜の代償
    3.5
    ある雨の朝、ブルックは勤務先の病院で思わぬ人物と再会した。6年前にパーティで出会い、お互い名前さえ知ることなく、熱い一夜をともにして別れた男性……。どうして彼がここに?上司の話によれば、彼はジェド・マシューズという優秀な医師で、この病院の診療部長に就任したばかりだという。とっさにブルックは初対面のふりをしたものの、鋭い目に威厳を浮かべたジェドの命令で彼のオフィスに呼び出された。おびえながらジェドの前に立ったとき、彼女は最悪の事態を覚悟した。きっと彼は、自分には5歳の息子がいることを調べ上げ、わたしの手から奪い去るつもりなんだわ!

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  • 国王のプロポーズ
    -
    リアはメクホリア国の使いとして一人でロンドンを訪れていた。10年前に追放されたプリンス、アレクセイを次期国王として迎えに行く。それが彼女に与えられた使命だ。だが、久しぶりに会ったアレクセイは冷たく申し出を断ったばかりか、“プレイボーイ・プリンス”の評判どおり、いきなりキスを迫ってきた。その間、リアはなんの抵抗もできなかった。憧れの男性だった彼に、ずっとこんなキスをされたいと願っていたから。そして同時に、これからの最悪の人生を考えて絶望した。アレクセイが国王にならない場合、リアは父が結んだ契約に従い、狡猾で冷酷な王位継承者イワンと結婚しなければならないのだ……。

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  • 強いられた情事
    2.7
    メグは飛行機でハンサムな投資家ニクラスと隣り合わせた。機内が消灯した後も話は弾み、いつしか二人は毛布の下で……。濃密な愛撫は地上に降りたあとも続き、メグはこの見ず知らずの男性の求婚を受けると、バージンを捧げ、二人は一夜で夫婦になった。だが翌朝、夫は消えた――新妻をベッドに残したまま。1年後、心を閉ざしたメグの前にニクラスの弁護士が現れ、彼が無実の罪で投獄されているという驚くべき事実を告げた。ニクラスに会えるのは法的な妻であるメグだけで、面会を許される唯一の理由が、“夫婦の営み”の要求だというのだ!

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  • 家政婦の娘と呼ばれて
    3.5
    ミアの初恋は、両親が仕える屋敷の御曹司カルロス。初めてキスを交わした夜、彼の母親に見つかり、使用人の娘のくせに、と激怒された。親をくびにすると脅され、逃げるように屋敷を飛び出してから7年。まさか、こんなかたちで彼と再会することになるなんて。ミアがイベント・プランナーとして取りしきる結婚披露宴に、カルロスが出席したのだ。“ミア! ミアなのか?”彼女の腕をつかみ、カルロスが驚きのまなざしで見つめる。全身に熱いおののきが走った瞬間、ミアは諦めたはずの恋が、決してかなわない想いが、長い眠りから覚めたことを知った。

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  • 家なき王女が見つけた恋
    3.5
    養母を亡くし、大学を辞めざるをえなくなったココがベンジャミンの家でベビーシッターに雇われて、2週間。別れた恋人が遺した赤ん坊の世話に手を焼きつつもココを気遣ってくれる優しいベンジャミンとの日々は、天涯孤独のココにとって心安らぐものだった。あまりにもハンサムなベンジャミンに、ついぽうっとなるのが難だけれど。そんなある日、ココは家を訪ねてきた人物に驚愕の事実を告げられる――あなたは地中海の島国シャンテインの亡き国王の娘なのです、と。“秘密のプリンセス・ココ”がスクープされるや、パパラッチが押しかけ、ココは赤ん坊の世話どころではなくなってしまう。するとベンジャミンに、意外な提案を持ちかけられ……?!

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  • ベネチアの宮殿に囚われて
    2.0
    ロンドンで小さな内装店を営むジェスは、急な来客に驚いた。やってきたのは、イタリア名門一族の総帥ドラゴ・カサーリ。彼は行方不明のいとこ、アンジェロが働いていた店を捜していた。数日前から休んでいるアンジェロを心配していたジェスは、彼が意識不明の重体だと聞き、乞われて、すぐにドラゴとともにベネチアへ向かった。ところがベネチアへ着くと、ドラゴは態度を豹変させ、ジェスを詐欺師と罵り、宮殿に閉じ込めてしまう。いったいどういうこと? なぜ私がこんな目に遭うの?身の潔白を証明するすべのない彼女に、ドラゴは誘惑を仕掛け……。

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  • メイドという名の愛人
    3.5
    ゾーイは事故死した姉夫婦の双子を引き取り、イサンドロ・モンテロの屋敷で住み込みの管理人の職を得た。3人が住む部屋を確保するためにも、この職を失うわけにはいかない。そんな折、親友の娘の莫大な治療費を集めるため、イサンドロの留守中に屋敷でチャリティパーティが開かれる。そこにふと現れた男性を見てゾーイは背筋がぞっとした。実際に会うのは初めてだけれど、あのハンサムな男性はイサンドロ!イサンドロは留守中に勝手に開かれていたパーティに唖然とした。その中心人物は新しい管理人だと知り、彼女を見てさらに唖然とする。なんて美しい女性――管理人失格だが、なんとか彼女をものにしたい。

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  • 魅せられたエーゲ海
    4.0
    豪華なオフィスで出迎えた男性を見たとたん、ナタリーは呆然とした。“ルドが、なぜここにいるの?”彼とは昨日、ひょんな縁で知り合った。列車内で切符をなくしてナタリーが困っていると、ルドが親切にも支払いを申し出てくれたのだ。ギリシア神話の神と見まがうほど魅力的な容姿と優しさ──あれは私をだますための罠だったの?ナタリーの父のホテルを不当に買収しようとする冷酷な大富豪が、まさかルドだったとは。しかも彼は驚くべき取引条件を持ちだした。「フィアンセとして、きみには一緒にギリシアへ来てもらう」

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  • エーゲ海の独身貴族 愛の使者 I
    3.0
    ギリシアのとあるホテルに休暇で滞在していたフランは、裏庭で傷ついてぐったりした小さな女の赤ん坊を見つけた。親が見当たらず、急いで病院に運びこんだあとも、赤ん坊のはかなげな姿に胸がつまり、涙ながらに励まし続けていた。何時間もたち、やがてさまざまな状況が明らかになる――不幸にも赤ん坊の両親は竜巻に巻きこまれて亡くなったという。そして、この子の伯父と名乗る男性が現れ、フランは目をみはった。世界でも指折りの巨大企業のCEO、ニコロス・アンゲリスだったのだ。さらに驚くことに、彼は親身に看護をするフランを見て、姪の世話係として一族の住むミコノス島へ来てほしいと申し出た!

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  • シルクの誘惑 哀愁のシカゴ I
    -
    マフィア幹部の息子が殺され、シカゴの街は危険度を増していた。だが、地道にランジェリーショップ〈シルクス〉を営むスンニ・ブレイズには別世界の出来事だった。殺害現場のベッドルームから、スンニの店のランジェリーと彼女の指紋がついたスカーフが発見されるまでは。被害者をろくに知らないのに、容疑者にされるなんて! 一刻も早く無実を証明しなければ……。マフィアの復讐におびえる彼女の前に、やがて謎の男が現れた。会うなり、男はスンニをかき抱いて甘いキスをする。思わずうっとりしたスンニだが、男の隠し持つナイフに戦慄した。もしかして、彼こそがわたしを狙う殺し屋なのだろうか?

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  • 買われた恋
    -
    エメラルド色の海と荒々しい山々、丘に広がる葡萄園。アーリーンは一目でイタリア、サルデーニャ島に魅せられた。カナダの荒れ果てた葡萄園を相続した彼女は、ここで葡萄の栽培について学ぶつもりだった。さっそく土地一番のワイナリーを見学に訪れたところ、経営者のドメニコが見習いとして働いてみないかと提案してくれた。サルデーニャ男らしく、野性的でエキゾチックな二枚目だ。アーリーンは惹かれずにはいられなかった。でも彼のように魅力的な男性が平凡な私に目を留めるはずもない。大切なのは仕事を会得することよ――彼女はきつく自分を戒めたが。

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  • ボスはプレイボーイ 富豪一族の伝説 V
    -
    エミリーはこの二年間、ボスのローガン・フォーチュンに報われない思いをいだいていた。上流社会の女性たちと浮き名を流すボスへの気持ちを隠し、彼の恋の後始末さえ引き受けてきた。だがある日を境に、ローガンの優雅な独身生活は一変する。かつての恋人がひそかに彼の子供を産み、亡くなったのだ。一夜にして父親となったローガンは、またもやエミリーに助けを求めてきた。「きみが必要なんだ」熱く訴える彼のまなざしに、エミリーは愚かにも叶うはずのない夢を見てしまった。

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  • 愛した人は敵 秘密を抱えた天使たち
    -
    誰かが私のベッドで寝た跡がある……。レイシーは怯えながら森のキャビンの中を見回した。すると突然、背後のドアが開き、長身の男性がかすかな笑みを浮かべて立っていた。コナーと名乗るその男性は、ここにいる理由も素性も明かさず、キャビンを修理する代わりにしばらく滞在させてほしいと言う。そして、他人に彼の存在を明かすなとも。断るべきなのに、レイシーはセクシーな青い瞳に惑わされ気がつくとイエスと答えていた。その決断が自分自身を傷つけることになるとは知らずに。

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  • 偽りの口づけ
    -
    こんな屈辱には耐えられないわ!私を捨てて同僚と再婚した元夫が出席するパーティに出なければならないなんて。困り果てたマギーは、幼なじみのジェイクに頼み込んでエスコートしてもらうことにした。十五年ぶりに会った彼はすっかりたくましい男性に変わっていた。プレイボーイという噂もうなずける。好奇の目を向ける人々であふれ返ったパーティ会場に乗り込むと、ジェイクは恋人同士を装うためか、震えるマギーにいきなりとろけるようなキスを仕掛けてきた。

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  • バイオレットの封印 闇の使徒たち I
    -
    医師メイジーは見知らぬ老婦人から甥の治療を頼まれ、荒れはてた屋敷を訪れた。ぎこちなく笑う老婦人の夫。急にいばりちらす老婦人。二人の息子だというが、武器を手放さない若者。どこか不自然で芝居めいた一家の様子に、メイジーは不安を覚える。でも、医者として病人を見捨てるわけにはいかない。ベッドに横たわる男性の整った顔立ちを目にし、彼女ははっとした。まさかあの天才経済学者、ミスター・イングラム?男性がふいに青い瞳をあけ、訴えるようにまぶたを震わせた。なんてこと! 彼はベッドに縛りつけられている!その瞬間、後ろで重い扉がしまり、錠のかかる音が響いた。

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  • 誘う追跡者 コルビー捜査ファイル I
    -
    探偵事務所で調査員をつとめるキャサリンは謎の失踪をとげた政府機関の契約捜査官、ジャック・レインを追って車を走らせていた。この初仕事を失敗するわけにはいかない。絶対に成功させて、自分の能力を証明してみせるわ。そうすれば、兄のように優秀な警官になれなかったわたしを、父も認めてくれるに違いない。調査の末に突きとめたレインの潜伏先まで、あと少しだ。そのときふいに車の前に何かが現れ、彼女は急ブレーキを踏んだ。そして、すべてが闇に包まれた。■ミニシリーズ『コルビー捜査ファイル』は、美と知性を兼ね備えた探偵事務所調査員たちが織りなすラブ&サスペンスの秀作です。

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  • 幻のシークと無垢な愛人
    -
    マディソンは政治家のイメージアップをはかるコンサルタント。今回のクライアントは、砂漠の王国バジュールの王子ザインだ。国民たちはプレイボーイ王子に冷ややかだが、戴冠式までの1カ月で彼こそ国王の器だと納得させなければならない。だが、マディソンはザインがそばにいると落ち着かず、仕事に集中できずにいた。ハリウッドスターと見まがうほどの完璧な容貌、自信に満ちた態度。しかも、女性には不自由していないくせに、彼は露骨に誘いをかけてくる。「その年まで誰かに激しく焦がれたこともないんだろう?」見え透いた挑発にのり、自らザインに熱いキスをした瞬間……!?

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  • 貴公子と偽りの恋人
    3.5
    仕事でパリの豪華ホテルを訪れていたパーディータは、ロビーの大階段で転んで足首を捻挫してしまった。立ち上がれない彼女に手をさしのべたのは、世界的な実業家レオニド。彼はパーディータを優しく抱き上げて部屋に運ぶと、医師に治療させたあと、なにかと世話を焼いてくれた。なんてすてきな人! もしかしたら彼はわたしのことを……。幸せを夢見るパーディータの心は舞い上がったが、レオニドが悪戯な笑みを浮かべて口にした言葉に息をのんだ。「父親が結婚しろとせっついてうるさいから、パリ滞在の間だけ僕の恋人のふりをしてくれないか?」

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  • 億万長者の小さな天使
    -
    切望していた子供を持てないまま夫を亡くしたジェイダは、生まれたばかりの女の子を引き取り、リーナと名づけた。ところが1年後、大富豪の実業家アリク・ヴァシンがリーナの実の父親と判明し、裁判所は彼に親権を与えてしまう。いくら血のつながりがあるうえに巨万の富の持ち主だとはいえ、アリクは見るからに傲慢で、その体躯のたくましさは恐ろしいほどだ。こんな人に、かわいいリーナを渡さなければならないなんて!ジェイダは絶望に泣き崩れ、リーナは母と離され泣き叫んだ。アリクはそんな2人をじっと見ていたが、やがて冷たく言い放った。「そんなにこの子と一緒にいたいのなら、ぼくの妻になれ」

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  • 十八歳の別れ
    3.0
    ヘイゼルは3年ぶりの帰郷を前に、苦い過去を思い返していた。レイフ・サヴェッジ――コーンウォールの古い館に住む大地主。ヘイゼルが10歳のとき父が亡くなり、彼女はその館に引き取られた。恋を夢見る年頃になって、ヘイゼルはレイフをヒーローに見立てた。18歳の誕生日の夜、自らレイフに身を捧げ、ふたりは夢のような一夜を過ごした。なのに翌朝、彼は態度を一変させたのだ。以来、ヘイゼルはアメリカに渡り、彼を避けて生きてきた。いまになって、後見人であるレイフから帰国を命じられるなんて。あのときと同じ、彼の本心は見えないまま……いいえ、おとなの女性として、今度こそ彼と向き合えるときが来たんだわ。

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  • 嘘のヴェールの花嫁
    -
    たった1人の肉親である祖父の死が近いことを知ったシモーンは、せめてその短い余生を明るいものにしたいと思った。数カ月前、祖父は賭けに負けて広大な土地の大部分を失ったのだが、どうにかして、それを取り戻す手立てはないものか――そうだわ。もしわたしが現在の持ち主であるスペインの大富豪、アレサンデル・エスキヴェルと結婚したら、土地はまた一つになる!セックスはもちろんなしで、祖父が亡くなったら別れるという条件で。意外にもアレサンデルはこの提案をあっさり受け入れた。彼の恐ろしい企みに自ら堕ちたことなど露知らず、シモーンは夫となったアレサンデルの男らしさを激しく意識してしまうのだった。

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  • 愛の逆転劇
    3.0
    若きホテル王アンドレアス・クセナキスは我が目を疑った。あの惨めなウェイトレス姿の女は、まさかシエーナ・デ・ピエロ?5年前、シエーナは社交界にデビューしたてのうら若き令嬢、かたやアンドレアスはホテルの一従業員だった。あるパーティで出会った二人は身分の違いも忘れて激しく惹かれ合い、シエーナは自ら進んで彼に身を任せた――だがそこへ現れた父親に、あろうことか彼女は“乱暴された”とのたまったのだ!落ちぶれたシエーナに何があったか知らないが、今も変わらず美しい。再会に怯え、震えている彼女を、今度こそ思いどおりにしてやる!

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  • 脅迫された愛人契約
    3.5
    ある日モーガンは取り引き先の社長ルカ・ダ・シルヴァに呼び出され、自分がとんでもない濡れ衣を着せられていることを知った。ルカの姉の夫ジョセフと不倫をしているだろう、と責められたのだ。世界的に有名な実業家であるルカは、姉の幸せを邪魔する者は金の力にものを言わせて一掃してやるとばかりに、モーガンに小切手を放ると、姉の夫とは金輪際会うなと厳命した。冗談じゃないわ! 何から何まで勝手に決めつけて、なんて傲慢なの!憤慨したモーガンだったが、ジョセフとの親子関係は絶対に秘密――反論できない彼女に、瞳に危険な光をたたえたルカがにじり寄った。「他人の夫に手を出すほど恋人が欲しいなら、僕がなってやろう」

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  • 紳士の誘惑 狼たちの休息 VII
    4.0
    部下の失踪事件を調査中のアニーは暴漢に襲われたところを通りがかりの男性に救われた。聞けば、著名な警備会社ダンディー・エージェンシーの最高経営責任者(CEO)デイン・カーマイケルだという。プロとして調査に協力しようと言うが、真意は別にあるようだ。南部の旧家出身で、女性はおとなしく男性に従うものと信じる彼は、意地っぱりなアニーの“調教”に興味を持ったらしい。えらそうな男性優位主義者は大きらいよ!思わず反論しようとする彼女を、デインは挑発した。「君は僕のタイプではないとだけ言っておこう」

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  • ドクターに恋したら 救命病棟は眠らない II
    -
    本当のわたしを知ってほしい……。けがでブレア・メモリアル病院に入院したロンドンはある男性に恋いこがれていた。大使令嬢として追従や欺瞞に満ちた世界で生きてきた彼女に、初めて本音で接してくれた人物、それが担当医のリースだった。わがままなお嬢さまとしか思われていないのは知っているけれど、なんとかして彼の心をつかみたい。だが、ロンドンは重要なことを忘れていた。自分が悪魔につけねらわれており、近づく人間はみな攻撃されてしまうことを。今まさに、悪魔はリースに狙いを定めようとしていた!

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