教育 - 明石書店の検索結果
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アルコホーリクス・アノニマスの歴史――酒を手ばなした人びとをむすぶ
断酒にとりくむ自助グループ、アルコホーリクス・アノニマスの誕生から成熟までの年代記。自分の弱さ、不完全さを受け入れることの意味とは? 疎外と孤独から生まれる、本当の仲間とのつながりとは? 回復体験のなかに見いだされた逆説の教訓が心にしみる。 「心の酔い」を覚ます共同体 AAには不思議な力がある。その力は、依存症者たちに酒を手放させるだけでなく、彼らを、静けさと謙虚さを備えた、魅力的な人間に変えてしまうのだ。 本書を読んでその理由がわかった。AAが目指してきたのは、酒をやめて「脳の酔い」を覚ますことではなかった。飲むことを必要としない生き方を手に入れるために、肥大したエゴという「心の酔い」を覚ますことだったのだ。 人々のエゴが病的に肥大し、現実世界やネット上のあちこちで衝突してやまない今こそ、多くの人にこのAAの活動を知ってもらいたいと思う。 ――松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長) -
アメリカの奴隷解放と黒人――百年越しの闘争史
19世紀半ばのアメリカにおいては奴隷制が白人を主導に発展した陰で、黒人社会の内部から奴隷制廃止の動きが拡大していた――。 奴隷制はリンカーンのような白人指導者から廃止されたのではなく、黒人一人ひとりの手によって崩壊したことを裏付ける重要な歴史書。 日本の読者の中には、自由・平等・民主主義を掲げてイギリスから独立したアメリカが、なぜ独立時に奴隷制を廃止しなかった、あるいは廃止できなかったのか、そして奴隷制の廃止までになぜ九〇年もの歳月と国を二分する流血戦を要したのか、と素朴な疑問を抱かれている方も少なくないだろう。本書は、そうした問いを解き明かす研究の一端である。 *** 本書「訳者あとがき」より *** -
教育のディープラーニング――世界に関わり世界を変える
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界に働きかけ、世界を変革するための学びをどうつくりだすか。7か国1,200校が参加する「ディープラーニングのための新しい教育法(NPDL)」プロジェクトの理論と実践を簡潔に整理し、学校からシステムレベルに及ぶ包括的な教育変革の道筋を示す。 人類全体として、数多の危険と機会を強く認識しながらも、対処法と起こりうる結果についてこれほど不確実な時代がこれまであっただろうか? 教育の役割に関するパウロ・フレイレの助言を聞き入れる必要があるとすれば、それは今である。 世界に働きかけ、世界を変革することで、個人としても集団としても、より充実した豊かな生活という新たな可能性に向かって進んでいく。 ――パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』まえがきより 最良の学びを実現し、教育と人類の未来の最善の深化をめざすディープラーニング。「世界に関わり世界を変える」を中核的なテーマに据えて、6つの要素からなるグローバル・コンピテンシー(6Cs)――キャラクター、シティズンシップ、コラボレーション、コミュニケーション、クリエイティビティ、クリティカルシンキング――の獲得と育成を基盤とし、学習プロセスを再デザインすることで、学習者だけでなく、学校現場や家庭、地域社会・学区、政策レベルをも包括したシステム全体の変革をめざす。 本書は、教育改革の世界的な権威、マイケル・フラン率いるグローバルなパートナーシップ「ディープラーニングのための新しい教育法(New Pedagogies for Deep Learning, NPDL)」による教育実践とその理論的基盤について簡潔に整理する。すでにディープラーニングを導入している世界7か国(オーストラリア、カナダ、フィンランド、オランダ、ニュージーランド、米国、ウルグアイ)の約1,200校による実践事例とその成果を豊富に紹介し、ディープラーニングとは何かを定義するだけでなく、複雑なシステム全体の変革をどのように実現し、すべての生徒のために学習をどのように変革するかという課題を取り上げる。そして、現実世界と正面から向き合う真正の学習によって、すべての学習者が、変化の激しい不確実で複雑かつ曖昧な世界の中で活躍し成果を発揮できるよう、そこに向けた新しい教育法とその指針を提起する。 -
共生社会のためのことばの教育――自由・幸福・対話・市民性
2019年4月の入管法改正、同年6月の日本語教育推進法を受け、日本語教育の枠組みはダイナミックに変容しつつある。外国人にどのように日本語を教えるのか、といった「教え方」の問題から、どのような社会を目指して日本語教育を実践するのか、社会構想としての日本語教育の実践と研究が必要とされている。 そもそも人に「ことばを教える」とはどういうことなのか、「ことばの教育は何を目指すか」、つまり「ことばの教育」の実践を通して、私たちはどのような人間の在り方、またどのような社会の在り方を目指しているのか、という根本的な問題について、言語教育、言語政策、人権/共生論、シティズンシップ教育等、それぞれの立場から考察し、「共生社会」実現のための「ことばの教育」の理論的視座を提示する。 -
「発達障害」とされる外国人の子どもたち――フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たちの語り
外国から来たその子、本当に「発達障害」ですか? 本格的な「移民時代」を迎えた日本の、外国人支援政策の陥穽を問う! いま教育現場では、日本語がわからない外国ルーツの子どもが「発達障害」と診断され、特別支援学級に編入されるケースが増えている。 本書では、この問題のメカニズムと背景を、フィリピンから来た2人のきょうだいにかかわった保護者や教員ら計10人に対するインタビュー調査を通して探る。 外国人の子どもたちが「発達障害」とされる過程を詳細に明らかにし、現代の日本社会の実像を考察したこれまでに類のない一冊である。 ――その支援、子どもにとって幸せですか? -
未完の革命――韓国民主主義の100年
朴正煕・金大中・朴槿恵・文在寅 4人の大統領が織りなした大河ドラマ 【佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦! 】 「韓国の民主主義は民衆によって勝ち取られた。現下日本の民主主義の危機を克服する上で、韓国の歴史的教訓から学ぶべきことがある。1人でも多くの人に手に取ってほしい最良の書。」 植民地からの独立、朝鮮戦争による荒廃、急激な経済発展、民主的な社会の建設……。 エネルギーに満ちた韓国現代史を、朴正煕・金大中・朴槿恵・文在寅という1960年代から現在までの保守と革新を代表する4人の大統領を縦軸に、韓国民衆意識と動向を横軸に描く。 -
海外で学ぶ子どもの教育――日本人学校、補習授業校の新たな挑戦
現在、日本人学校は世界50か国以上に約90校、補習授業校は同様に約200校ある。 本書は、海外で学ぶ子どもたちの歴史から現状までを概観し、グローバル化により海外で学ぶ子どもたちも多様化する中、日本人学校、補習授業校で行われている最新の教育実践を豊富な事例を踏まえ詳述する。 日本人学校で行われている論理的思考力、創造的思考力などのグローバルな能力育成や、国際結婚家庭の子どもの母語や母文化をいかしたバイリンガル・バイカルチュラルな子どもの育成などの取り組み、また、補習授業校においては、英語力も日本語力も違う子どもたちがともに学ぶためのカリキュラム開発とその実践に向けた取り組み等を紹介。 -
コミュニケーション・デザインの学びをひらく――教科横断で育てる協働的課題解決の力
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コミュニケーション・デザインとは、協働的コミュニケーションを効果的にデザイン(構成・創出)することで、コミュニケーション・デザイン科(CD科)とは、論理的・創造的な思考力を働かせ、協働的な問題解決のための構想や計画を練り、よりよい生活や社会の実現をめざす基盤となるコミュニケーション能力を育成しようとする教育課程のことです。 約4年にわたる中学校での実践にもとづき、CD科の概要から、授業実践事例、実践による学校と教師の変容、さらに卒業生が現在CD科での学びをどのように活かしているかまで、約30名もの様々な教科の教師がまとめた一冊。 -
多様性を受けとめる 清明高校の謎を解く!――生徒をリスペクトする学校文化はどのように生まれ、受け継がれているのか
【推薦】 今すぐ行って、見て、学びたい! 教育にユートピアはない。でも、その精髄に触れられる学校は存在する。 ──苫野一徳さん(哲学者、教育学者/『「学校」をつくり直す』著者) 「学校は変われる」 このシンプルな事実を伝えるのに本書以上のものがあるだろうか。 ──村中直人さん(臨床心理士/『〈叱る依存〉がとまらない』著者) 開学10周年を迎えた京都の公立高校には、全国から視察が相次ぐ――。 不登校や発達障害のある生徒を受けとめ、自分のペースで安心して学べる「学びアンダンテ」を掲げる清明高校。公立校の枠を超えた革新的な取り組みと理念の全貌に迫り、未来の教育の可能性を描く。