歴史・時代小説の検索結果

  • 残月の剣 無茶の勘兵衛日月録3

    残月の剣 無茶の勘兵衛日月録3

    小説・文芸
    3.5
    1巻770円 (税込)
    無茶勘こと落合勘兵衛は帰途、浅草猿屋町で病に倒れていた一人の老剣客を助けた。医師によれば重い肝の臓の病で、余命は一ヵ月との診立てである。男の名は百笑火風斎。大和国吉野天河郷に住し、後村上天皇から位衆傅御組の名を賜り代々天皇守護の務めをする家柄という。驚く無茶勘だったが、やがて凄絶な藩主後継争いの渦に巻き込まれて……。
  • 火蛾の舞 無茶の勘兵衛日月録2

    火蛾の舞 無茶の勘兵衛日月録2

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    “山路亥之助を討て”江戸に着くやいなや「無茶勘」こと落合勘兵衛に下されたこれが秘命であった。親友で、次期藩主松平直明の小姓頭である伊波利三によれば、これは上意討ちではなく若君直々の密殺令であるという。山路は先の銅山不正事件で目付けを斬り大野藩を逃亡した男である。なぜ自分が? 政事の暗部が静かに勘兵衛を呑み込みはじめた……。
  • 山峡の城

    山峡の城

    小説・文芸
    4.5
    1巻770円 (税込)
    「無茶勘」こと落合勘兵衛「武士は働くために食う。食うために働くものではない」と父孫兵衛に厳しく教えられて成長した。武を鍛錬し文に励む日々。だが、越前大野藩に不穏な影は忍び寄りつつあった。そしてそれは一人の藩士の斬殺体から始まった……。藩政に翻弄されながらも毅然として生きる父と子の姿を清冽な筆致で描く、著者渾身の教養小説(ビルドゥングスロマン)の傑作!
  • 誇 毘沙侍降魔剣1

    毘沙侍 降魔剣

    小説・文芸
    -
    1~4巻770円 (税込)
    徳川将軍家に連なる名門旗本の次男・松平清之介は武士の一分に懸けて「兜跋組」の頭目・竜崎沙王に単身、闘いを挑んだ。兜跋組とは、法では裁けぬ江戸の悪を賞金と引き換えに仕置する浪人集団である。清之介が一足一刀の間合いに入った刹那、沙王はさりげなく告げた。「このまま死なすにゃ惜しい。俺の組に入れ」
  • 初秋の剣 大江戸定年組1

    大江戸定年組

    小説・文芸
    3.7
    1~7巻770円 (税込)
    三人の男は職を退いた。町方同心の藤村慎三郎、三千五百石の旗本夏木忠継、町人の七福仁左衛門。旧友の三人はまだまだ気力体力ともに充分で、さてこれからどう生きるかと思案。三人の願いは、いい景色の中で暮らすこと。手頃な隠れ家〈初秋亭〉を根城に、江戸市中の厄介事解決に乗り出した。手前の女房がさらわれまして──初めての事件は、豪商からの突飛な話で始まった。 時代小説の実力派が挑む市井小説の傑作!
  • 刺客の海 もぐら弦斎手控帳3

    刺客の海 もぐら弦斎手控帳

    長屋の手習い師匠・弦斎の養女・お春が消えた。まだ這い這いしかできぬ赤ん坊だ。騒ぎのなか、脅迫状が届く。人足寄場から一人の無宿人を逃がせばお春を返すという。差出人には、覚えがあった。かつて縁のあった悪党にちがいない。弦斎は単身、人足寄場に潜り込んだ。そこは脛に傷もつ荒くれ男たちの巣窟だった。
  • ふたり写楽 もぐら弦斎手控帳2

    ふたり写楽 もぐら弦斎手控帳

    手習いの師匠・弦斎が住む長屋の大家が東洲斎写楽の浮世絵を手に入れた。だが値が安すぎるうえに、落款が違っている。版元の見立てでは、写楽の絵であることは間違いないというのだが……。深まる謎のなか、「実は写楽は何者かに拐かされたのです」と、版元の主人・蔦屋重三郎が驚くべき秘密を打ち明けた! ミステリー仕立てで江戸の謎に挑む注目の時代小説第2弾!
  • 逃がし屋 もぐら弦斎手控帳

    逃がし屋 もぐら弦斎手控帳

    歴史ミステリーの俊英が鮮烈な着想で放つ時代小説の新シリーズ! 記憶を失い、長屋の子らに手習いを教える寺子屋の師匠弦斎には、隠密としての過去があった。ある日、本所深川の「なめくじ長屋」で一人の老人が殺された。老人の息子は旧友の十兵衛。かつて自分をかばって死んだ男だ。賊の目的は、十兵衛が遺した克明な捜査日誌だった。弦斎はふたたび巨大な悪に立ち向かう覚悟を固めるのだった。
  • 剣法秘伝(電子復刻版)

    剣法秘伝(電子復刻版)

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    三代将軍家光の頃、江戸では親陰流、無明流が覇を競っていた。将軍家指南役、新陰流柳生但馬守宗矩は、無明流の声望高きを怖れ、無明流四天王の謀殺をはかった。三人までは仕留めたが、神月悪源太のみは残った。宗矩は更に刺客を放つが、ことごとく撃退される。ついに旅に出ていた嫡男十兵衛を呼び寄せ、無明流道場へと送り込んだ……(「殺人鬼」)。剣に命を賭けた男たちの生きざまを描く習作十篇収録。

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  • 藤堂高虎

    藤堂高虎

    小説・文芸
    4.4
    1巻789円 (税込)
    豊臣秀吉が自分の家臣にすることを熱望し、晩年の徳川家康がもっとも信頼した男、藤堂高虎。近江の一豪族であった彼が、浅井長政をはじめ、羽柴秀長、秀吉、家康と次々に主に変えながらも、伊賀・伊勢の太守にまで上りつけることができたのは何故か。戦さ働きはもちろん、城づくり、水軍の指揮、情報収集等、あらゆる能力を身につけて戦国を生き抜いた男の、真実の姿に迫る長編力作。
  • 明治天皇(1)

    明治天皇

    小説・文芸
    3.0
    1~6巻792~847円 (税込)
    幕末、日本近海には外国船が頻繁に出没し、徳川幕府の動揺をさそっていた。一方、貧窮のつづく禁裏では、ひとり今上の帝(孝明帝)が暗澹たる世情を憂いていられる。そうした折り、入内した中山慶子が懐妊、めでたく男子をあげた。この皇子こそ、幕末動乱のまっただ中に生を享けた明治天皇であった!
  • 雪明かり

    雪明かり

    小説・文芸
    4.1
    1巻803円 (税込)
    貧しくも、明日への夢を持って健気に生きる女。深い心の闇を抱えて世間の片隅にうずくまる博徒。武家社会の終焉を予感する武士の慨嘆。立場、事情はさまざまでも、己の世界を懸命に生きる人々を、善人も、悪人も優しく見つめる著者の目が全編を貫き、巧みな構成と鮮やかな結末があいまった魅惑の短編集。
  • 徳川慶喜(1)

    徳川慶喜

    小説・文芸
    4.0
    1~6巻814~850円 (税込)
    激動の幕末から維新を“水戸精神”で生きた最後の徳川将軍慶喜の苦渋にみちた半生――。黒船の来航は、長い間鎖国を続けてきた日本を動揺の渦に巻きこんだ。幕府内は開国派と攘夷派の対立が深まり、将軍継嗣問題も持ち上がって、超非常事態を迎える破目となる。この時の流れに、慶喜の胸中を走るものは……。
  • 坂本龍馬(1) 黒船の巻

    坂本龍馬

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻814~850円 (税込)
    坂本龍馬、19歳。ふるさと土佐をあとに江戸は北辰一刀流の名門千葉貞吉の道場で修業中の身だ。1853年夏、ペルリ来航し江戸の町は大騒ぎ。黒船撃退を叫ぶ仲間たちの激論珍論をよそに、龍馬はひとり茫洋と構え、その天稟の資質にまだめざめない。望郷の念にかられ、高知に帰った彼の身に何かが起こる。
  • 高杉晋作(1)

    高杉晋作

    小説・文芸
    4.1
    1~3巻814~850円 (税込)
    黒船をひきいて1853年、ペルリが浦賀に来航した。開国佐幕派と倒幕勤皇攘夷派に二分された国内は混乱をきわめた。そのさなか、革新を叫ぶ吉田松陰の刑死は、松下村塾の塾生たちを動揺させた。師の志をどうしたら活かせるのか? 動乱の世を生きる若き志士高杉晋作は、日本国再興のため苦悶する。
  • 忠臣蔵[上]

    忠臣蔵

    小説・文芸
    4.5
    1~2巻825円 (税込)
    許せ。それは内匠頭が告げた訣別の呟きであった。殿中松の廊下、内匠頭は愛しい者や愛する古里すべてを備前長船一尺七寸の業物にかけて捨て去った。「上野介、待て!」構想十余年、著者の忠臣蔵は絢爛たる人間蔵ドラマとして描かれた!
  • 人間の剣 幕末維新編(上)

    人間の剣 幕末維新編

    小説・文芸
    -
    1~2巻825円 (税込)
    刀身不気味に冴えわたる無銘剣。携えた者には強烈な気力がみなぎり、一閃、血煙が上がる。幕末、大老井伊直弼が斃れた桜田門外の変では、「臆病者」と侮られていた小河原秀之丞が、坂下門外の変では江戸城に斬り込んだ小姓組名取克之助が、この剣を血で染めた……。流転する剣は、さらに京の新選組へ! 剣は動乱の幕末に何を見たか。歴史小説に新境地を拓く力作!
  • 直江兼続

    直江兼続

    小説・文芸
    4.0
    1巻825円 (税込)
    幼少より上杉謙信の養子・景勝の近習として、時に謙信の薫陶を受けて育った直江兼続。謙信亡き後、弱冠20歳にして名門上杉家の軍師となり、水魚の交わりの君主・景勝を支える。その才気に魅せられた秀吉は、陪臣ながら破格の30万石を与え、天下を任せられる者として兼続を賞賛。さらに学問への深い造詣は京の名僧をも唸らせた。常に大義を標榜し、関ヶ原前夜、家康に弾劾状を叩きつけて真向から対立した気魄をもって、戦国を鮮やかに駆け抜けた智将の生涯。
  • 大岡越前

    大岡越前

    名奉行といえば、第一に名前をあげられる大岡越前。だが、彼の前半生は決して人に誇れるものではなかった。元禄の悪風に染まり、水茶屋の女お袖との間に一女までなしたが、一緒にはなれない。やがて、江戸町奉行へ抜擢された時、お袖の復讐が彼を待っていた。――みずから蒔いた種をみずから裁く人間大岡越前の苦悩。戦後の混乱した世相に、深い想いを託して描いた意欲作。
  • 覇風林火山1

    覇風林火山

    小説・文芸
    -
    1~10巻836円 (税込)
    都に旌旗をひるがえして天下に号令する――。西上を開始した信玄は三方ヶ原で家康を打ちのめす。だが信玄の病は篤い。しかし、たとえ我が身は滅んでも、と作戦を続行。三河・吉田城を包囲し、信長の出方を窺う。驚倒した信長は家康救援を決意、秘策を胸に岐阜を発つ。岡崎城外で対峙する武田軍と織田・徳川連合軍。智謀の限りをつくす両雄の初対決が今始まる。
  • 新書太閤記(一)

    新書太閤記

    小説・文芸
    3.8
    1~11巻850円 (税込)
    動乱の中世に終止符を打ち、新世紀を開いた豊臣秀吉の生涯を描く、規模雄大な出世物語。民衆の中に伍してゆく英雄として、秀吉は古来、誰からも愛されてきた。――奔放な少年時代を過ごした日吉が、世間を見る眼も肥え、生涯の主君として選んだのが、うつけで知られる織田信長。随身を機に名も木下藤吉郎と改め、着実に出世街道を歩んでいく。
  • 伊達政宗(1) 朝明けの巻

    伊達政宗

    小説・文芸
    4.2
    1~8巻858~1,177円 (税込)
    永禄10年(1567)、伊達政宗は奥羽米沢城に呱々(ここ)の声をあげた。時は戦国、とはいえ、一代の英雄織田信長によって、その戦国も終熄に向かい始めていた。しかし、ここ奥羽はこの時期こそ、まさに戦国動乱のさなかだった。激動の時代を生きた英傑独眼竜政宗、その生涯の幕開けである――。
  • 新・水滸伝(一)

    新・水滸伝

    小説・文芸
    4.1
    1~4巻880~946円 (税込)
    中国は宋朝の時代、勅使として龍虎山に派遣された洪信は、厳しく禁じられた石窟の中を掘ったため、封じられた百八の魔星はどっと地上に踊り出た。やがて、その一星一星が人間と化して、梁山泊をつくり、天下を揺さぶる。――これが中国最大の伝奇小説「水滸伝」の発端である。「新・水滸伝」は、少年時代からこの中国古典に親しんだ著者が、思うままに意訳し、奇書の世界を再現する一大絵巻。
  • 黒田如水

    黒田如水

    『新書太閤記』の一大分脈を成すのが、本書である。秀吉といえども、独力では天下を取れなかった。前半は竹中半兵衛の智力をたより、後半は黒田如水を懐刀とした。如水は時勢を見ぬく確かな眼を持ち、毛利の勢力下にありながら、織田の天下を主張。また、荒木村重の奸計に陥り、伊丹城地下牢での幽囚生活を余儀なくされながら、見事に耐えぬく。――若き日の如水を格調高く描く。
  • 宮本武蔵(1)

    宮本武蔵

    小説・文芸
    4.1
    1~8巻880~990円 (税込)
    野に伏す獣の野性をもって孤剣をみがいた武蔵が、剣の精進、魂の求道を通して、鏡のように澄明な境地へ達する道程を描く、畢生の代表作。若い功名心に燃えて関ケ原の合戦にのぞんだ武蔵と又八は、敗軍の兵として落ちのびる途中、お甲・朱実母子の世話になる。それから一年、又八の母お杉と許婚のお通が、二人の安否を気づかっている作州宮本村へ、武蔵は一人で帰ってきた。
  • 榊原康政

    榊原康政

    小説・文芸
    4.3
    1巻880円 (税込)
    徳川四天王の一人に数えられる榊原康政。若き彼は、今川義元の横死によって岡崎に逃げ戻った家康と、師・登誉上人の「厭離穢土」教えに従い、主従の固い契りを結ぶ。以後、乱世終息に殉じることを信条とし、時に憤り、時に惑いながらも、家康の天下人への道を支えていくのである。紊乱の世にありながら爽やかな、そして信念ある康政の生き方を活写する長編力作。
  • 翔竜 政宗戦記 1 天翔の謀

    翔竜 政宗戦記

    小説・文芸
    4.0
    1~6巻880円 (税込)
    英雄いまだ遅からじ!天正13年、戦国の世は羽柴秀吉のもとに終息するかと思えたとき、奥羽の地から一匹の竜が飛翔しようとしていた。独眼竜、伊達政宗である。己の弱さを断ち切るかのように右目を潰した政宗は、家督を継いで一年後、畠山義継の凶行により父を喪う。復讐を誓い、兵を挙げた人取橋の合戦が、政宗の未来を変える。客将として麾下に入る謎の僧侶・天海。股肱の臣・片倉景綱とともに目指すは、天下への足掛かりである奥州の統一。今、若き竜の行く手には、果てしない世界が広がっている!
  • 戦国覇王伝1 乱世ふたたび

    戦国覇王伝

    小説・文芸
    4.5
    1~10巻880円 (税込)
    奥州藤原氏の後裔を自認する伊達政宗は、いよいよ、天下を賭けて策動を開始し、関東の覇者・徳川家康の前にたちはだかる。信長、秀吉の手を経て終息に向かいつつあるかと思われた戦国の世は、いま、ふたたび息を吹き返した!
  • 水戸光圀

    水戸光圀

    五代将軍綱吉の治世、将軍をとりまく柳沢吉保らにとって、西山荘に隠棲している光圀の存在は目の上のコブである。彼らは、水戸家の家老藤井絞太夫徳昭を味方につけ、城下に住む光圀の落胤千鶴を誘拐、これを人質に光圀排斥の陰謀を企てたが……。ご存知、助さん格さんをお供に連れての水戸黄門漫遊記。
  • 山田長政他

    山田長政他

    日本は狭すぎる。理不尽なことが多すぎる。主家が幕府の陰湿な謀略で改易となるにおよんで、山田長政は決意した。そうだ、おれは世界にはばたこうと。真の男の生き方を求めて、波涛さかまく大海原に乗り出した果敢なる日本男児の生涯――。他に「頼朝勘定」「親鸞の末裔たち」「黒船懐胎」を併録。
  • 神州天馬侠(一)

    神州天馬侠

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻924~946円 (税込)
    大正末から昭和初めの「少年倶楽部」の目ざましい躍進期に、その中心読み物となったのが、佐藤紅緑の諸作と「神州天馬侠」である。織田・徳川の連合軍に滅ぼされた武田勝頼の遺子・伊那丸が、忠義の士に護られて、健気にもお家の再興をはかる。しかし、戦国群雄の圧力の前には――。当時、子供も大人もこの小説に熱狂した。今も、その底力を保ちつづける大衆児童文学の記念碑。
  • 新編忠臣蔵(一)

    新編忠臣蔵

    小説・文芸
    4.3
    1~2巻924~968円 (税込)
    血をみてはならぬ殿中で、内匠頭が上野介めがけて腰の小刀を一閃したとき、赤穂藩五万三千石は音もなく崩れた。太守は即日切腹、城は明け渡し。三百の藩士とその家族の驚愕と困惑。それは突如として襲う直下型の激震にも似ていたが、強烈な余震はまた世人を驚倒させた。――四十七士の吉良邸討入りである。赤穂事件を題材とした書は古来多い。そのなかに著者は「昭和定本」としての用意と情熱をもって描きあげたのが、この書である。
  • 松のや露八

    松のや露八

    幇間・松のや露八として、反権力的姿勢を貫いた、彰義隊くずれの土肥庄次郎。一橋家近習番頭取の長男として生まれながら、鈍でひたむきすぎる性格のゆえに、数奇な人生を辿る。免許皆伝の祝い酒から、庄次郎の止めどない転落の道は始まった。だが武士を捨てるどころではない、徳川の屋台骨が潰れる時勢になったのだ。――負け犬のフツフツたる感情が全篇をつつむ意欲作!
  • かんかん虫は唄う

    かんかん虫は唄う

    かんかん虫とは、ドック入りした船のサビ落としをする港の自由労働者。かんかん虫のトム公は、14歳ながら札つきの不良少年。しかし、曲がったことは大嫌い。彼が傲慢な金持ちを憎むのは、相応の理由があった。少年時代の横浜の見聞をもとにした「かんかん虫は唄う」は、自伝的要素に満ちた異色作。必死に生き抜くお島母子に、幼き日の著者のおもいがこめられた「色は匂えど」を併録。
  • 柳生宗矩(1) 鷹と蛙の巻

    柳生宗矩

    小説・文芸
    4.0
    1~4巻935円 (税込)
    世をすねる。そんな思いが確かにあった。だが巨星徳川家康のひたむきな姿に接したとき、宗矩の眼は豁然と開けた。この日、迷いは木端微塵に砕け散った。文禄3年(1594)5月3日、家康が父石舟斎に入門した日が、又右衛門宗矩の新たな求道への旅立ちの日でもあった。剣禅一如をなし遂げた男の生涯――。
  • 徳川家康(1) 出生乱離の巻

    徳川家康

    小説・文芸
    4.3
    1~26巻935~1,485円 (税込)
    竹千代(家康)が生まれた年、信玄は22歳、謙信は13歳、信長は9歳であった。動乱期の英傑が天下制覇の夢を抱くさなかの誕生。それは弱小松平党にとっては希望の星であった――剛毅と希望を兼ね備えて泰平の世を拓いた名将家康の生涯を描いて、現代人の心に永遠の感動を刻む世紀のベストセラーの発端篇!
  • 花橘の乱 在原業平異聞

    花橘の乱 在原業平異聞

    小説・文芸
    4.5
    1巻935円 (税込)
    9世紀半ばの平安京で起きた公卿の姫の連続失踪事件。その真相解明に乗り出した在原業平に襲いかかる謎の集団、そして200年前に隠された百済の財宝のありか…。背後にひそむ藤原一族の権力抗争、さらに大伴氏の復権を目論む伴大納言の陰謀など、京を揺るがす大事件に敢然と挑む業平の活躍を描いた、歴史伝奇ミステリー小説。

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  • 親鸞(一)

    親鸞

    小説・文芸
    4.0
    1~3巻946~990円 (税込)
    義経が牛若といって鞍馬にあった頃、同じ源氏の血をうけて十八公麿(まつまろ)(親鸞)は生れた。平家全盛の世、落ちぶれ藤家(とうけ)の倅として育った彼は、平家一門のだだっ子寿童丸の思うままの乱暴をうけた。彼は親鸞に生涯つきまとう悪鬼である。9歳で得度を許された親鸞の最初の法名は範宴。師の慈円僧正が新座主となる叡山へのぼった範宴を待っていたのは、俗界以上の汚濁であった。
  • 吉田松陰(1)

    吉田松陰

    小説・文芸
    4.4
    1~2巻968~1,210円 (税込)
    長州藩きっての俊才として吉田大治郎(松陰)の前途は明るい。だが時代の嵐を察知する彼の目は外へ外へと向けられた。九州遊学中に出会った山鹿万介、宮部鼎蔵らの烈々たる尊皇攘夷の弁、平戸で見た数多くの黒船や異人の姿、大治郎は外圧の高まりを身に刻んで知った。彼は叫ぶ、神州の民よ、めざめよ、と。
  • 三国志(一)

    三国志

    小説・文芸
    4.1
    1~8巻968~1,078円 (税込)
    日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う。――以来百年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。その華麗な調べと哀婉の情は、吉川文学随一と定評のあるところである。
  • 新太平記(1) 笠置山の巻

    新太平記

    小説・文芸
    4.2
    1~5巻990円 (税込)
    天皇親政を願い、ひそかに鎌倉幕府覆滅を策した後醍醐は、こと露顕し笠置山に逃れた。天皇の檄に応じた楠木正成は金剛山の小城赤坂に兵を挙げた。自軍に百倍する幕府軍を思うがままに翻弄する正成の軍略。しかし笠置が陥落、後醍醐天皇は捕われ、隠岐に流された。地下に潜り、再起をはかる正成……。
  • 上杉謙信

    上杉謙信

    謙信を語るとき、好敵手信玄を無視することはできない。精悍孤高の謙信と千軍万馬の手だれの信玄。川中島の決戦で、戦国最強の甲軍と龍攘虎搏の激闘を演じ得る越軍も、いささかもこれに劣るものではない。その統率者謙信と彼の行動半径は? 英雄の心事は英雄のみが知る。作者が得意とする小説体の武将列伝の一つであり、その清冽な響きは、千曲・犀川の川音にも似ている。
  • 幕末・男たちの名言

    幕末・男たちの名言

    小説・文芸
    -
    1巻999円 (税込)
    幕末時代は第二の戦国時代だ――筆者は言う。多くの人間の行動によって歴史が変わり、時代を開いた。しかし、この時代の特徴は何といっても「ことばによって時代を変えた時代」ということであった。この時代に活躍した男たちはいかに強く日本のことを想っていたのか。その「魂」がこもった言葉がこの本には凝縮されている。「米百俵は教育費にあてよう――小林虎三郎」「世間は生きている、理屈は死んでいる――勝海舟」「「骨肉の愛情で国家を捨てられない――孝明天皇」「外国の侮りを受けながら交際するのは独立国家として衒気を失っている――藤田東吾」「いま外国と和親もせず、戦争もしない独立国家など世界に一国もない――岩瀬忠震」「身はたとい武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂――吉田松陰」……。現代人の心にいまなお響く「大和魂」があふれた名言集。言葉の生まれた背景や状況の解説も盛り込んだ感動の一冊!
  • 幕末あどれさん

    幕末あどれさん

    小説・文芸
    3.7
    1巻999円 (税込)
    久保田宗八郎は旗本の次男坊。ひょんなことから講武所通いの生活を捨て、芝居の立作者に弟子入りする。身なりは町人風に馴染んでいくのだが、己の体内を流れる武家の血はどうしても抜けきらず、その狭間で葛藤しつづける。一方、同じく旗本の次男に生まれた片瀬源之介は、養子先がすんなり決まり順風満帆の生活が約束されたかに思えたが、予期せぬ兄の出奔、また彼自身、徳川家への忠誠から日本初の陸軍へ志願するなど、彼の人生もまた社会の急激な変化に大きく揺さぶられるのである。
  • 日蓮

    日蓮

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,012円 (税込)
    立正安国は法華経にあり! 南無妙法蓮華経! 捧げるは男の情熱。信ずるはその一念――安房国小湊の漁家に生を享けた善日丸は幼くして清澄山に入った。以来、救国の道を求めて懸命に切磋琢磨、勉学に励む。だが時の政権も民衆もいっかな眼を開こうとしない。……迫害を超えて、信念を貫く炎の聖者の半生。
  • 平の将門

    平の将門

    将門は著者の最も食指を動かした人物の一人である。反逆者としての歴史の刻印を除きたい気持ちもあったが、純粋で虚飾のない原始人の血を将門にみたからだ。都にあっては貴族に愚弄され、故郷では大叔父国香に父の遺領を掠められ、将門はやり場のない怒りを周囲に爆発させる。それは天慶の乱に発展し、都人を震撼させる。富士はまだ火を噴き、武蔵野は原野そのままの時代だった。
  • 新トロイア物語

    新トロイア物語

    小説・文芸
    4.4
    1巻1,026円 (税込)
    絶世の美女ヘレネと王子パリスが駆け落ちした。ヘレネを略奪した者は、求婚した者全員から報復を受ける。ユニークな「テュンダレオスの掟」が、古代ギリシアに予期せぬ大戦争を巻きおこした。名高い「トロイアの木馬」は真実だったのか。壮大な叙事詩の世界に挑んだ歴史小説。吉川英治文学賞受賞作。
  • 龍馬と弥太郎

    龍馬と弥太郎

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,047円 (税込)
    幕末の志士・坂本龍馬と三菱グループを興した実業家・岩崎弥太郎。二人は同じ土佐藩に生まれ、藩の身分制度に苦しみながらも困難を乗り越えていく。広く海外に眼を向けた龍馬の〈言葉〉に弥太郎の詩才が感応するとき一一ふたりの“いごっそう”の邂逅を描く歴史読み物。

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  • 獅子王アレクサンドロス

    獅子王アレクサンドロス

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,152円 (税込)
    紀元前4世紀、わずか10年余でギリシアからインドに及ぶ大帝国を築き上げたアレキサンダー大王。その少年時の師は哲人アリストテレスであった。いかなる劣勢、いかなる謀略にも屈しなかった最強の武将の真の姿とは? 勇気と知性と一途な夢をもって駆け抜けた波瀾の生涯を圧倒的スケールで描く長編小説。
  • 江戸城心中

    江戸城心中

    名君と評判の徳川八代将軍吉宗は、本来なら三万石の大名で終るべき身分の人だけに、身辺に隙があった。登用した江戸町奉行大岡越前守忠相は名奉行と市井の喝采をあびる。越前が必死に捕えんと追う密貿易船(ぬけがいぶね)は一網打尽にしたが、彼を悩ます怪人が江戸に現れた。将軍ら四人に復讐を誓う四ツ目菱の袷を着た一ツ目男――。人間描写の巧みさで、運命に翻弄される人物を描く、傑作伝奇小説。
  • 毛利元就(1)

    毛利元就

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻1,210~1,375円 (税込)
    応仁の乱から30年。世はまさに乱世。中国地方もまた、山口に大内義興が前将軍足利義尹を擁して上洛をねらい、出雲には老虎尼子経久が牙を光らせていた。その二大勢力の間に揺れる小国安芸の毛利家に生まれた元就。かりそめの平和は父弘元の死で終止符を打たれた。10歳のみなし児城主の運命は……。
  • 柳生石舟斎

    柳生石舟斎

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,485円 (税込)
    剣の道はかほどに奥深く、玄妙なものであったのか――柳生の里をおとずれた神陰流の流祖上泉伊勢守秀綱と立ち合ったとき、柳生宗厳は己れを愧じた。慢心、うぬぼれ、未熟さ……目からうろこが落ちる思いでそれに気づいた宗厳は即刻秀綱に入門、切磋琢磨を誓う。無刀取り柳生新陰流の開祖石舟斎の半生。
  • 髑髏城の七人 〈新装版〉
    10/14入荷

    髑髏城の七人 〈新装版〉

    時は戦国、本能寺の変から八年が過ぎた天正一八年。関東一の色里、無界の里に関東髑髏党が襲来した。里にかくまわれていた沙霧を狙う髑髏党の前に、客の捨之介や無界の主・蘭兵衛らが立ちはだかる。じつは、捨之介と蘭兵衛、髑髏党を率いる天魔王には深い縁があった――。戦国末期、信長の亡霊と無頼の徒の死闘を描いた『劇団☆新感線』代表作、小説版。待望の新装版。

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  • 真・元寇戦記
    11/1入荷

    真・元寇戦記

    「うちは、また異賊ん首が、庭を埋めるごと並ぶが見たか」 肥後の若武者、菊池一族の菊池能虎は、元軍を迎え撃つ浜で、両手に穴を開けられた少女を拾った。少女の名はいね。鷹島の少女、いねは元軍に村を全滅させられていた。文永の役、弘安の役と能虎は戦い抜く。元寇は神風で勝ったのではない。鎌倉武士の日々の戦いが元軍を打ち破ったのだ。戦いとしての元寇を描ききった、唯一無二の元寇戦記。

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