じゃがいもさんのレビュー一覧
レビュアー
-
購入済み
代表制民主主義の限界か
本書で一番注目すべき点は、第一にアンケートの設問の重要性である。設問の仕方によってアンケート結果を大幅に操作することが可能である。「本音と建前」の節にはなるほどととても感心した。ポリコレにより、設問も回答も「建前」っぽくなってしまっている。
第二にそのアンケートを二次元に展開した各種の図である。文章で書かれた著者の主張には賛否両論があるだろうが、アンケート結果を展開した各種の図には、それなりの説得力があるし、著者の主張とは違う読み取り方も可能である。
本書の出版から1年半ほど経つが、後半第六章の記述は現状をそのまま説明していると言っても過言ではない。第七章の安全保障問題についてはウクライナ -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
購入済み
訳者のあとがきがすべて
上下巻に分かれた大部な書物であるが、手際よくまとめられた訳者のあとがきがすべてを語っている。
「包括的」「多元的」「収奪的」という単語が頻出するが、普通に使われている意味とかなり異なるので私はいちいち下記のように言葉を置き換えて読み進めた。
包括的=>自由公正
多元的=>広範囲
収奪的=>専制的
基本的には、マルクスの主張とは逆に政治社会が経済を規定するという主張。納得できるところは多いが、なぜイギリスに「包括的」社会政治体制が発達し、フランスは遅れたのか、「偶然」で片付けているが腑に落ちない。
著者二人の経歴からも明らかなように、欧米特に英米中心の記述。東アジアに関しては粗雑な記
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。