ももさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
種が豊かにみのる(穰)なんだね
続編にガッツポーズをしてしまいました!
私は作者様を知ったのは最近で、前作を読んで間もなく続編を読むという幸運にあります。
ただ、すっかり虜になってしまい、この愛すべき人達の物語(前作)を読み終えた時の渇望が凄かった。
「もっとくれ~」と悶えましたよ。
赤ちゃんや小さい子が出てくる漫画をよく目にしますが、モノによっては可愛らしさの押し付けを感じてしまう私。
しかし、種くんの可愛らしさは何の引っ掛かりもなく自然に入ってきて悶えてしまう。
メインキャラの二人もおとんも愛らしく、今作登場のおばあさまも素敵でした。
今後の展開が楽しみでなりません。
できるだけ長く続きますように。 -
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ネタバレ 購入済み
切なく優しい物語
タイトルと表紙の美しさからずっと気になっていた作品でした。
ただ、切ない話を体調の悪い時に読むとより辛くなっちゃうので、読む機会を伺っていました。
それなのに無料の1巻から止まらず全巻をあっという間に読み終えてしまった。
強くて優しい朽木に、愛らしく健気な雲雀。
子供達が皆本当に可愛い。
倒幕の少し前の平和な江戸でも、そりゃ事件もあれば貧困に喘ぐ人々はいたよね。
独りになってしまった雲雀を長屋の大人達が守る江戸時代らしい人情味溢れる描写がすごく好きです。
そして、死を求めていても正義や倫理を芯に持つ朽木の格好良いこと。
世の中がひっくり返るような時が来ても、朽木も雲雀も周りの皆も元気で幸せで -
ネタバレ 購入済み
早く続きを
D.C.al fineが始まったときは続きが読めると歓喜した。
絵柄が少し変わっていたし、新キャラがメインなのかと意外に感じていたら櫂の回想(ダジャレではない)。そう来たかーとワクワク。
テオが生きていただと、そう来たかーとガクブル。
やっとディミトリとアリスの最期が見れてウルウルしてたら、ここで光哉が来るのかー!?
ブラッドレイはやばい奴だったし、DKレイジにやばさが受け継がれているし、次巻では吸血樹間闘争が勃発か!?
いや、水城先生は私に先を読ませてくれないのだ。
6巻が発売されるのをまた待たなければならないのがつらい。 -
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ネタバレ 購入済み
BLに分類された人生讃歌
親がいつの間にか守るべき人に代わる寂しさや、関わり合った人との別れ、生活に追われながらも叶えたい理想や夢も手放せない⋯、これは共感しかない。
日本の漫画の第一のカテゴライズは、青年・少年・少女・女性・BL等々、なんて風になっているけど、それぞれの中でまた多岐多様だ。
たまに「これをBLとするには惜しい」なんて評されるのを見る時、BLを下に置いてんのかと苛つく時もあったけれど、多分そういう意味ではなく「BLという前提に置くとそれだけで読む候補に入れない人達が一定数いるだろうから、読まれる機会が減りそうで勿体ない。」ということなのだろう。この作品も、不安と夢を持ち以前より重くなった体で生きている -
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可愛いくて癒やされる
初読の作者様でした。
試し読みで絵柄が好み+高評価作品だったので購入。
無口キャラ大好きなので猪田くんに即陥落しました。
Tシャツにジーンズ、アクセなしのシンプルファッションで無愛想キャラ最高。好きな相手にだけ見せる笑顔や赤面が際立つんだよ~♡
ちょびっと浮かぶ涙の破壊力もやばかった。
優作くんの小物に至るまで爽やかなオシャレもキャラに合っていて良きでした。
何より、恋愛における気持ちの擦れ違いや誤解がわざとらしくもあざとくも無く自然でした。
Hシーンは無か少なめな作品が好みですが、この作品のストーリー運び上必須だし、何より爽やかな若者2人なのでキモさゼロでした。
他作品も読みます。 -
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ネタバレ 購入済み
やっと新巻が出た~
6巻がとうとう出た。
まだ暫く続くようで嬉しいな。
しかし、5-6巻は内容が重すぎて読み進めるのがつらかった。
1巻でエルヴァの歌う子守唄に反応したアルト「わかくさのひかり~♬」はアルトの瞳の事だと思うんだけど、まだまだ黒海の秘密とか外界から隔絶された島のできた理由とか不明なことばかり。
ただの傍観者のように振る舞う島の領主は最終的には味方に転じると思っているんだけどどうかな。
そして、いつかマニエリはスシュカと結ばれそう。
早くハッピーエンドが見たいような、ずーっと続いてほしいような。
なんにしろ、尊い!!
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ネタバレ 購入済み
爽やかカップル
スピンオフと知らずに読みました。元作品も読みましたが、こっちの方が好きです。一見真逆な性格の二人だけど、努力だけでは越えられない壁を知る者同士の優しさが良いですね。
「モテるためにサッカーしていたんだろ」と軽口を叩いた友人は然程悪気はなさそうだし、殴るのは過剰反応かもしれないと感じた(まあ、話の筋としてグーパンは利き手を気遣うために必要なことだったのは分かるけれど)。ただ、自分のことなら流せても大切な人を傷つけるのは許せないという気持ちが上手く表現されていたと思う。他人に向ける言葉は実は自分を表しているので、彼はモテるためにサッカーをしているのねーとも思った。どんなに親しい仲間でも相手のこと -
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シンプルでいて繊細を極めた作品
久々にキター、となった。
漫画や小説を読みすぎて好みが狭く尖ってしまったのか、もしくは年齢を重ねる毎に感性が鈍ったのか(多分両方)、最近は高評価や激推し作品を読んでも感動が薄くてガッカリしてばかりだった。そんな時に、久々のキュンが現れましたよ!!
「シンプルな絵柄にシンプルな展開だなぁ」が、読み始めの感想。読み終えたら心が温かく満たされて幸せになった。カッコ良くしようとかオシャレな感じにしようとかのアザとさが皆無。社会人のリアルと徐々に想いを深めていくふたりの様子が本当に素敵だった。
初読みの作者様でしたが、他も読まなければなるまい。
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格闘技系無口思春期男子....
リーマンの別作品がとても良かったので、こちらも読んでみました。
オメガバース物は好みではありませんが、格闘技系無口思春期男子を出されては屈服するしかありません。そう、格闘技系無口思春期男子は尊すぎて、チートキャラなのです。ハンバーグ好きもキュンだし、ランドセルを背負って手に野の花を持ってお見舞いした過去話とか、愛らし過ぎて全米も泣く!!
ストーリーに突飛な部分はなく平凡だけれど、キャラが魅力的で余計な仕込みもなく、とても読みやすいです。
まだ作品数が少ない作家さんですが、今後のご活躍が楽しみ。 -
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ギャグも好きだけれど
当初はメインキャラ3人の魅力で読んでいたけれど、10巻の黄昏の前身話と今巻のマーサの若かりし頃のエピソードが特に好きです。
無残な死が転がる状況でマーサが生き延びることができたのは、運よく無償の親切に恵まれたから。
マーサにプロポーズした優しい男性が故郷の地を踏む直前に亡くなったのは悲しすぎて泣いた。
彼は自分の健康状態も優れない中、それすら悟らせずに動けない仲間に水を与え続けた。
過酷な状況下でも優しさを失わない崇高さと、そんな人間ほど最も生き延びるのが難しい戦時下の不条理さが描かれていたように思う。
そして、個人的な恨みなど皆無な人間同士が殺し合う愚かさを「オレたちの戦いに何の意味があっ -
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大人買いで一気読みした
セールになっている作品として表示され、タイトルと表紙の美しさに強烈に引かれた。このタイトルの格好良さにはマジで震えて言葉を失う。
試読での「これは淡々と積み重なってジワジワ来て結局どっぷり嵌まってしまう系かも」という直感が当たり、既刊の7巻まで一気読みしてしまった。
見開きで展開されるダイナミックな自然、特殊能力、他人や身内との関わり、生き方、文化、少しのロマンス、そしてミステリー。好物がてんこ盛りだった。
大人すぎる17歳の主人公には驚いたけれど、大人にならざるを得ない環境もしっかり表現されていて、しかも異性に対してはちゃんと17歳らしさがあって微笑ましい。お互いを躊躇なく受け入れるたった -
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DKの恋物語として傑作だと思う
これは寡黙男子とツンデレ男子の可愛らしさが詰まっている!
実はハツコイノオトで龍が一番好みのキャラで、もっと登場してほしいと切望していた。
長身・寡黙・半目系(少しスカした感じ?)、時折優しさを見せつつユーモアもあるという、ただの脇役としては際立って魅力的だった。
一方、歩夢のことは「当て馬ポジにしてはキレイすぎ?」と感じ、スピンオフは既に決まっていたのかなと今は思う。
「義姉が酷い」というレビューが見られるが、それは本当にその通り。
ただ、義姉は両親がいないらしく親しい友人も不在のようで、年齢より心が幼く良識に欠けている部分があるというように描かれていると思う。
もちろん、他人を傷つけて -
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ダブルノンケネコ、そしてリバ
はらだ先生のダークな作品は少し苦手だったけれど、この大笑いできる作品は大好き。ギャグ、台詞回し、変顔、全ての多彩さに感心してしまい、引き出し無限大な先生に敬意を覚えました。特にアダルトグッズのネーミングスキルは圧巻でした。
登場人物の皆が常識外れでいて正直者。恥態が晒され大泣きしても即復活するし、結局在るがままの存在を受け入れられる優しい世界。レオくんの暴力は一瞬ドン引きしたものの漫画の中の出来事と思えば彼の鈍感力とストレートな行動力は笑える。
粕谷と葛谷(カスとクズw)の気負いが微塵もない関係は現実では滅多に手に入らないものだ。恋愛感情に気付いていないから可能だとも言えるが、こんな相手が -
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ネタバレ 購入済み
圧巻
初読みの作者さんだなと思いながら読了し、他の漫画作品が見つからずに調べたらデビュー作だった。
有り得ないクォリティです。創り込んだ世界観、心象風景の描き方、キャラ設定、お話の運び方、全てにおいて圧巻でした。
1話目こそ平凡に感じましたが、優しい人々に囲まれて関係を構築しいく2人の微笑ましいさ、フィナーレに向かって様々に展開する流れに圧倒されました。
無愛想キャラの練が実は多言語を操り、頭の中に百科事典を持ち、科学にまで長けているスーパーボーイだったとは。
でも、不遇な育ちによる無神経さによって楓を傷つけてしまったことを知った時の表情!滝の如く流した涙の美しいこと!
一方、可愛く元気な楓も練へ -
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怖くて切ないんですけど。
誰でもある程度生きれば叶わない望みがあると知るし、諦めたり折り合いをつけて生きていくことになる。
よくわからない関係の二人の男性が再会し、特別感のない生活の中で、読者は推測しながら関係や状況を知ることになる。
永遠の別れとなった旅行先で芦花が雪景色の中クレアを求めて走り回るのを見て、思わず「行かないで。もう少し側にいて。」と書かれていない芦花の心情に完全にシンクロしてしまい、切なさに胸が痛んだ。
芦花はクレアの笑顔を見ながら近くで生きたかった。
クレアは孤独を癒してくれる唯一の存在である芦花に安全で幸せな人生を送って欲しかった。
二人の望みが同時に叶うことは難しく、クレアは芦花から去ることに -
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切なさが堪らなく良い
オメガバースものは基本的に好きではありません。避けがちです。だって運命って言葉はロマンチックだけれど「意志で変えられない」という概念が理不尽だし、ヒートというのも動物っぽくて嫌い。でも、こんな風に敢えてα/Ω性の運命に逆らうような作品は面白いです。
それにしても、蓮さんの生い立ちがつらすぎる。子ができないという理由で蓮を探したα信奉一族の父親は胸糞だし、見るからに愛情深い生みの父は早世してしまうし。胸糞の父は蓮がαじゃなかったらスルーだったわけで、その後子供ができたようだけどαじゃなかったらどうするのだろう。蓮は遠い親戚のお家で伸び伸びと絵を描きながら育ったほうが間違いなく幸せだったろうな。 -
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ホンワカする
恭平くんの可愛さにあざとさが無く、自然にピュアピュアに描かれています。黒髪キラ眼男子に中坊みたいなパーカーが神々しいほど似合っているし、頑張ってお洒落している学生より100倍可愛いと思えるのは私が社会に揉まれ過ぎたせいなのでしょうか。ただ、恭平くんが方言を使ってくれたら更に良かったかも。東京から列車で2時間の距離でも方言が存在するので、そこだけは田舎出身という設定が少し不自然に感じました。
悪役ポジの人も何だかんだでホンワカと丸く纏まっていて、嫌な気分にならないし(お酒に薬を混ぜたクズモブは除く)、折々に挟まるギャグも面白い。ばーちゃんと村やんにもすごく癒されました。
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ネタバレ 購入済み
ネガティブ語りが多すぎる
タイトルと絵に惹かれて購入。
最初のエピソードからモノローグでの説明が多過ぎると感じた。流れを言葉で説明されるのより察したいので、私には合わなかったようだ。
何より、受けの性格が暗過ぎて嫌悪感が沸いてしまった。頼まれもしないのに他人のための部屋を探す会社同僚の行動も不自然に思えた。
それと、どうしても気になったのがベッドの大きさ。コマによってダブルからキングにまで変わるw。炒飯を作るのにフルーツナイフみたいなのを使っていること(シェフの家なのに料理用のナイフは不備?)にも違和感を覚えてしまった。
でもキャラデザはとても好みで、普段のスーツとのギャップを感じる受けのキャップ姿は殊更可愛いかっ -
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ネタバレ 購入済み
サブキャラの過去話も上手い
基本コメディだけど、反戦も描かれているのがいいね👍
ヘンリーとマーサの過去に細からぬ繋がりがあったのか!
ロイドの過去編に胸が痛んだのだが、あれは2度目の戦局だったのね。
人気作ゆえの後付けストーリーに思えるが、面白いことに変わりはない。
かつての日本にもロイド、ヘンリー、マーサ、ジャンプでは描けないもっと過酷な運命を駆け抜け人達がいたんだな、とまで想像して切なくなった。
映画がイマイチだったので(ロイドがイケていてヨルが人外の強さでアーニャがオモロカワイければファンは喜ぶんでしょ、という押し付けを感じた)、新巻が安定の面白さで嬉しかった!
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ネタバレ 購入済み
モヤモヤ
評価が高かったので購入しましたが、色々とモヤる。
電車に飛び込むという非常に迷惑な方法の自殺もだけれど、メインキャラ二人に魅力を感じなかったのが一番の理由かな。
ゲイであることも、頑張っていた陸上を怪我で早期現役引退となったことも、かなりの傷になるだろうけれど、その後10年間も無為に過ごしていたのだろうか。
一方、ファンが日本中にいる程のアスリートなのに、10年間音信不通の相手にマスコミを通しての待っています宣言!? ピュアと言えばその通りだけど、単純過ぎて大人としてはヤバい人に思えてしまった。
以上の理由からいまひとつ話に浸れませんでしたが、絵はとてもきれいでした! -
購入済み
強さとは優しく在れることだね!
2巻同時に購入して一気に読みました。
作者さんの作品を読むのは初めてでした。
正に癒し系作品で、心がホカホカして寿々木くんと春名くんと共に泣いたり笑ったりした後は心がデトックスされていました。
多くの漫画を読んできて、画力が凄いとかストーリーが練り込まれて秀逸だとか、私の中でそんな作品に高評価を与えていた時期もあったけれど、面白さってひとつじゃないと最近は痛感しています。
頭も心も疲れてしまうような作品も凄いし、ホッコリさせてもらう作品も等しく素晴らしく大好きです。
寿々木くんと春名くんと周りの皆、全てに幸あれと応援したい。
3巻が待ち遠しいな~。 -
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ネタバレ 購入済み
素晴らしい
初めて読んだ作家さんです。
いやぁ、面白かった。何もかも見事で参りました~。
高評価なので試し読みしたのですが、まず絵が凄く好みでした。
可愛らしさと格好良さが両立していて、顔が濃過ぎず薄過ぎず(彫りが深すぎる外人顔で純日本人設定が少し苦手)、服の着こなし感やヘアスタイルも全てのキャラと今の時代にピッタリだと感じました。
エッチはもっと少な目が好みだけれど、年齢や状況を考えれば極めて自然だし、恋愛に至る過程も過去の経験から来る影響が活かされていて、ストーリー展開も見事でした。何より遠距離の切なさ、カミングアウトすることへの葛藤がリアルで胸が痛みました。
一昔前のお話だと偏見との闘いが多かっ -
ネタバレ 購入済み
ハッピーエンドだけど
面白かったです。始まりは「は?」でしたが。だって、いくら何でも普通の会社員に城とイケメン従者(達)が転がり込むとは、ハーレクインも真っ青な展開じゃないかと。そこに、一国当主の血筋や埋蔵金、血塗られた先祖の行いや跡継ぎ問題等が入り込み、良い感じにワクワク展開でした。
でも葦切さんは自由にしてあげようよー。洗脳を解いてあげてよ。自立して嫁を見つけて幸せになって欲しいよ。大体彼の過重労働に見合う給料は支払われているのか!? 払われているとしてもどこからの報酬なの?
一成もニートにしか見えないけど、彼とその一派はどんな収入であんなに豊かに暮らしているのかなあ。不動産でも多く所有しているのだろうか。 -
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