あらすじ
イェンスの伴侶となり、ヴァンは二人きりでの島暮らしを謳歌していた。ある日イェンスから、自身が“幼い頃に事故で死に、黄泉還った”人間であることを教えられる。その命の代価として、魔法使い・ドロメによって島に呪いがかけられ、新月のたった一日しか島の外に出られなくなってしまったことも…。話を聞いたヴァンは、なんとかイェンスを救うことは出来ないかと考え――ドロメに代価を払うことを決める。心優しい青年と元・人魚が織りなす、感動のヒーリングファンタジー、第2巻。
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優しさに癒される
イェンスの強くて優しい人柄は元々あったんだろうけど‥挫けそうになってもヴァンが一緒に居てくれるだけで毎日が幸せなのを見るのが癒されるー!2人とも感謝を忘れないのが素敵すぎて自分も感謝を忘れないよう頑張ろっと。
1巻が気になるところで終わっていたなーと思い、読み返してから2巻を読みました。ヴァンもイェンスもあたたかくて素敵。ドロメちゃんたちは味方なのか敵なのか…。ヴァンがイェンスの名前を呼んだシーンはグッときました。もう立派な愛ですね。
大好きな世界観
2巻の発売日に即購入。待っていたよ~!!
ゆっくりと深まるイェンスとヴァンとの関係、可愛いお家に動物達、素敵な衣装に美味しそうな料理、この世界観にずっと浸っていたいです。
イェンスの孤独は想像していたより過酷で、常に穏やかな彼の涙を見るのは辛かった。それでも、島に残って没するまでヴァンと共にいた人々や今も外からイェンスを支える人々の優しさ、イェンスに報いたいヴァンのいじらしさが尊い。
どうしよう、今すぐ3巻を読みたいんですけど。
匿名
めちゃくちゃ良かったです!!
ドロメからの甘言を逆に利用して、一時的に声取り戻とか素晴らしい…!!
やっと二人でお喋りしてる姿が見られて嬉しい…喜んでる二人が可愛すぎる…!!
イェンスの過去も、ヴァンの過去もそれぞれ伝えられて良かったね…という想いでいっぱいです
最後に出てきた子猫ちゃんも可愛い!続きが楽しみです!!
Posted by ブクログ
孤独な青年×元・人魚
イェンスの伴侶となり、ヴァンは二人きりでの島暮らしを謳歌していた。ある日イェンスから、自身が“幼い頃に事故で死に、黄泉還った”人間であることを教えられる。その命の代価として、魔法使い・ドロメによって島に呪いがかけられ、新月のたった一日しか島の外に出られなくなってしまったことも…。話を聞いたヴァンは、なんとかイェンスを救うことは出来ないかと考え――ドロメに代価を払うことを決める。
ヴァンがドロメに2度目の対価を支払う時、一度目のあの悲惨な出来事が二度と起こらぬよう慎重になったのもあるけど、一番はヴァンを掬い上げてくれたようにイェンスのことも大事に正しく掬い上げれるようにじっくり考えてたのが成長してると感じて涙です。
アイノ婆がきっとくると信じた生きていてよかったと思う時が、イェンスとヴァンにきて本当に良かった。
ヴァンの表情がコロコロ変わって本当に可愛らしい。
声が発せないゆえか表情が豊か。もっとコミュニケーションを取りたいと思って文字や手話を習得させようと高価な本を用意してくれるイェンスに愛を感じる‥
身請けと主の関係が少しずつ変わっていきそこに新たな感情が芽生え始めていることに心があったかくなります。
イェンスがヴァンの髪の毛を大事に触るところ編んでくれるところが大好き。
真っ先に覚えた手話が肉だなんて、イェンスといい勝負の食い意地の張り!ヴァンぽくて可愛い。