「おれにトス、持って来い!!!」「とべ ボールは俺が持って行く!」
主人公のウイングスパイカー・日向と、かつて敵だったセッター・影山がチームメイトになり、古豪が再び飛翔する!
前作『詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。』の時はどちらかというと「邪道」な作風でしたが、今回はジャンプならではの、仲間と切磋琢磨していく「王道」スポ根です。その王道の潔さと躍動感のある絵がハマって、読んでいて超気持ちいい!日向と一緒に跳んだ気分になれる、最高点のアングルからの「頂の景色」は、一見の価値アリです。
また、チームメイトのドラマも熱く、一度挫折したウイングスパイカー・東峰と、リベロ・西谷の試合シーン(3巻)は思わず震えました。トスを上げ、スパイクを打つ刹那のモノローグも、古舘先生独特の言い回しにゾクッとさせられます。
ボールが火の玉になるとか、殺人スパイクで相手選手をコートの外に跳ね飛ばすとか、そういうトンデモ超人技は一切無し。その代わり、心が火の玉みたいに熱くなる、久々に「キた」と感じたスポーツマンガです。
アニメ化をはじめ、舞台やゲームなど、今後も幅広い展開が期待できそう。(書店員・鮭)
感情タグBEST3
長い長い接戦も、いよいよクライマックス。なるほどそう来るか、という意表をつくような展開で、逆転また逆転のシーソーゲーム。
匿名 2023年02月03日
烏野の強い相手と戦いながら成長していく姿は何度見ても心打たれます。 繰り返した学びと実践で点をとっていく烏野とてもかっこいいです。
何度も読んでも楽しい!!
飽きない。
仲間やライバルとのやり取りも凄く心にくる!
青春時代を思い出します!
Posted by ブクログ 2022年09月15日
私は稲荷崎の「昨日と同じ今日を繰り返して明日何になれる 思い出なんかいらんねん」が大好きですが、それを支えているのが千数百以上もの「昨日」を繰り返して繰り返して繰り返してきた北さんなことも大好きなので、将来的には稲荷崎応援席のオジサンに転生したいです。
この巻は本当にレシーブ!
サイコーにカッコいい西谷と、日向を見ることができた。
たびたびでていた日向のレシーブに対しての成長!!
ここで爆発
Posted by ブクログ 2021年12月23日
宮治、侑にちょびっと隠れてるけど、すごい選手よなー。
セッターでもいけるんちゃうのん?
すげー!ってなったところに、尾白のスパイクをレシーブした日向。
日向がそこにいる!
誰も予想してなかったよね。
影山が「ナイスレシーブ」と言った。
わーー。すごいよーーーー。
そんでブロックアウトを球を拾って...続きを読む、そのまま打ちに走ってくる日向、さすがに無視できんし、何より日向自身が絶対自分が打つ、自分にボールが来るって思って走ってくるんだから、無視できるわけない。最強の囮、日向。
「苦しい、もう止まってしまいたい。そう思った瞬間からの一歩」。
日向のストロングポイント。
みんなを奮い立たせる。
田中の極上ラインショット。
バレーボールの駆け引き。
脅迫(きょうはく)と書いて「しんらい(信頼)」と読ませる。
こわいわ。
日向と影山はお互いにお互いを高め合う。
出会えて良かった。
Posted by ブクログ 2021年12月22日
日向が影山に「ナイスレシーブ」って言われたーーー!!宮城県の強化合宿に、強引に参加して得たものが発揮されたねo(≧▽≦)o
最後のツッキーも良い。日向が後ろに居ると信じているあたりが。
さぁ、烏野・稲荷崎勝つのはどっちだ?
ほんとに稲荷崎(特に宮兄弟)手強い…(-.-;) でも日向や飛雄の進化も負けてない!日向のレシーブ、そしてそれを認めたくないけど認めざるを得ないし自分も負けじとする飛雄…良い。
好きな北さんもっと出るかと思ってたのが少なかったのがちょっと残念。
龍の超キワキワストレートも
旭さんと影山のサーブも感動したけど
今回は間違いなく日向のレシーブに1番
感動しました。レシーブがグズグズやった日向の
成長を感じることができました。
アニメを見て、読み返して、またアニメを見ることを、ついつい繰り返してしまう。
いつだって日向はずっと成長し続けているけれど、この辺りから、プロとしての未来がすごく見えてくるような気がする。
「今日 何をする?
昨日を守って明日何になれる?」
作中で1番心に残っている言葉です。
稲荷崎の精神と相まって、初めて見た時は強い衝撃を受けました。
何かに挑戦する時、現状に自信が持てない時に思い出しては勇気をもらっています。
Posted by ブクログ 2020年02月19日
ずっと展開が熱すぎて終始鳥肌だし、涙も出るし、興奮おさまらないし、読みながら鼻血出そうだった…。
なんなんだろう、バケモノみたいに面白いぞこの作品…。
私たち読者はコートにいないのに、烏野と、稲荷崎と同じ空間にいるかのような気持ちになる。
読み終えたら同じ時間を過ごしていたかのような気持ちと興奮が...続きを読む残っている。
こんな読書体験久々だ。
圧倒された。古舘さんなんでこんな話が書けるんだ…。
宮兄弟、対戦相手ながらなんて魅力的なんだろうか…!!
(個人的に双子乱闘のサム→ツムの「暴言クソブタ」発言最高。なかなか出ないぞこの罵倒ワード。笑)
そして稲荷崎の横断幕「思い出なんかいらん」にシビれる。厳しい響きなのに極限まで前向きな言葉や…。
クソかっこいいな。
極めつけラストの月島日向ラインもめちゃくちゃ胸熱ですね…!!!
仲良くないけど、相容れないけど、それでも互いに信頼はしている関係は至高…!!
Posted by ブクログ 2019年04月02日
この巻はハイキューの面目躍如っていうか、魅力が凝集されてた。ただひたすらに熱い男たちに感動させられるっていう、その一点のみで十分に価値がある。キャラの造形も相変わらず素敵で、正直あまり個々人を把握し切れてはないんだけど、それでも十分に感情移入出来ちゃう。
Posted by ブクログ 2018年07月23日
ゲームの司令塔、チームの頭脳、だが、スパイカーに打ち抜かせるボールを捧げるのがセッター。天性の才能と、セッターとして誰よりも上手くなりたいと言うだけで努力を努力と思っていない影山。その景山でさえ、日向のレベルに追いつかないといけないのだ、と言う(総合力では日向はまだまだとても上手い選手とは言えないの...続きを読むだが)逆転の構図が突出、滾る。
Posted by ブクログ 2018年07月21日
今回もワックワク満載で、日向ー!龍ー!影山ー!てなってから旭さん、大地さん、月島さんあんたらも、、ってみんなそれぞれの見せ場に心の中で叫んでおりました。
みんなのチームへの献身とお互いを高め合う感じ、逆境への挑戦、、最高。
今回も1点で勝つか負けるかの勝負場の緊張感はヒリヒリとしてまるで自分がコート...続きを読むにたってるみたいな臨場感で登場人物と一緒になって手に汗握って楽みながら読める一巻だったなあと。
なんなんでしょうね、この作家さんの、物語の見せ方。表現。すごいです。あのページ、あそこで涙腺ブワーッとくる人(日向並みの語彙力)いったい何人いるだろう。この時を待っていた。素晴らしいの一言です。
Posted by ブクログ 2018年07月04日
世界一の奴らかて 同じ事ずーっと やっとったら すぐ 世界一から引きずり下ろされんねん
日本一にもなってへん俺らが 去年を・昨日を守って明日何になれる?
背後から日向の覚醒を、足音をきくように感じる巻。
いままでも追い付いてきそう、という描写はあったけれども、なんだか背筋に汗を感じる緊迫感になってきました。脅迫という当て字、すごくぴったりでした。
この巻の副題、ハーケン、ですが、ハーケンがわからず調べたところ、途中に出てくる登山道具で、鉤状になっ...続きを読むており、岸壁の割れ目に打ち込んで使用するもの、でした。
知らなかった!日向と影山の圧倒的な存在をつよく感じる巻でした
セッターから上がったトスは、日向翔陽にとってはありがたいボールなんですね。ただ、ひたむきにボールに向かってスパイクする日向の姿は神々しく見えます。
毎試合烏野だけラリー長いの?
兵庫県の方言ってああいう感じだっけ?
宮アツムの魅力を知りたくて読んでるけど、
影山がスラムダンクに出てきてもおかしくない感じに仕上がってる。