加藤諦三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「さすが加藤先生」な一冊。心理的な洞察、分析がすばらしい。
格差そのものは以前からあった、問題は格差そのものを神経症的に意識しすぎる格差病社会である―これは至言である。
身近な個人レベルから国家、国際レベルまで論じられる議論の幅がすばらしい。
経済的繁栄一辺倒でなく、日本らしい日本、すなわちアイデンティティを確立せよと説く。他と比べなくても良い、世界第○位であることにこだわらなくてよい。ぼくも、心からそう思う。
また成果主義の日本での取り入れ方に疑問を呈している。成果主義そのものが悪いのではなく、日本の心理的状態が非常に悪い状態で成果主義を導入することが悪いのである。これも素晴らしい分 -
Posted by ブクログ
書いてある文章は難しくないけど、内容を飲み込むのは難しい
この本の主軸となる内容は行動力がある人になるための「生き方」についてですが、じゃあ行動するためにどうしたらいいのかって話
まず前提に行動力がない人って単純に怠けてる人って片付けれるわけにもいかないということ。もちろんそれもあるけれど、人生の怠慢は行動しないことよりも行動する前の意識にあると作者は語る。
合理的な疑いを求めてしまう人のニヒリズム、自立心がなく自ら行動規範を定めている人、NOと言えない人、逆になんでもYESと返してしまう人など実は無意識のうちに行動を制限してしまう人がいると言う。
確かに言われてみればそうかもしれない。
そ -
Posted by ブクログ
自分にも他人にも正直になればいい。
辛いことから逃げる(躱す)選択はあっていい、
それと向き合うことからだけは逃げてはいけない。
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薄々感じてはいたけれど、自分はまだ「かたち」に囚われているなあとしみじみ。ある一定は解釈の問題のような気もするけれど、情報社会になってこの傾向は強まってると思う。他人と比較することが日常になっている。自分を演じることがありふれている。
それを解決するための手段として、本著では「修羅場から逃げない」ことを話していた。より実践的な解決手段は書かれていなかった。
私の中では、「他人にも、未来の成果にも、大した期待をしすぎず