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他人の眼が気になってしかたがない。つい心にもないお世辞を言って後悔する。弱音を吐くことに罪悪感を感じる……あなたを苦しめる感情の「正体」は、心の奥底に抑圧された“依存症”だった。本書は、現代人の心の深部のゆがみを、幼少期の親子関係までさかのぼって解明し、自然な感情のままに生きることの大切さを説き明かす心の手引書。幼い頃に家庭内の温かな心のふれあいがなかった人は、自分を抑えて周囲の期待に沿わなければ愛情を得られないと思い込んでいると著者は言う。そこで「尽くすことでしか相手と関係を維持できないのは、人から尽くされたいという激しい欲求」「外面のいい人は些細なことで不機嫌になるのは、甘えの欲求を素直に表現できない苛立ち」など、自分の中で満たされなかったものの本質に気づき、偽りの生き方をやめるヒントを具体例と共に紹介。五月病にも効果てきめん! 悩み多きすべての人に贈るベストセラーの文庫版を電子書籍化。
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Posted by ブクログ
自分がない、ということに気づいてしまってから、ずっと苦しかった。
好き、嫌い、が、わからない。
こっちにするべき、そっちはだめ、と母や夫の声がする。
空っぽであることを隠したくて、いつもどっかの誰かの真似をしている。
生きてる実感が無くて、いつもふわふわ夢心地。
どうしようもない虚しさに押しつぶされそうな日々。
この本に出会えてよかった。
わたしには、自然な感情を取り戻す、というとっても高い目標ができた。
本当にできるのかなって不安。
自分にやさしくすると決めた。
どうしたらできるか、考える。
娘のために、ちゃんと大人になりたい。なる。
Posted by ブクログ
タブル不倫の末に両者離婚して、めでたく再婚。
しかし、その後に待ち受けていたのは神経症的な人間同士の恐ろしい傷つけあいであった、、、
本編には何ら関係ないことをかいてしまったが、私がこの本を読み、今まで何だか生きずらいと感じたことや、冒頭で記した悪い行動について、何かおかしなことをしていると思った個々の点が、全て一つの線となった。
神経症な人間とは?その原因とは?どう対処すべきか?
そんなことがかかれている。
何か原因が分からないが何となく生きずらさを感じている人が読んでみる価値がある本。
神経症的な人に当てはまるなら自分を変えることができる大きなチャンス。
Posted by ブクログ
人の心を見つめてきた学者である著者の救いを求める(自分で意識していなくても)人の心の動きや仕組みを解説した本書。
読み進めていくうちに、自分や周りにも当てはまることが書いてあり、自分は本当は辛かったんだと認められるようになる。
この本を読むと、悪魔を倒すには悪魔の名前を知ること。ということが思い出される。
またおそらくこの本で言われていることは机上の空論ではなく、身の回りで起きていることに当てはまることばかりのように思う。
本書の中には珠玉の言葉が多数書かれているが、自分が読んでいてこれが重要かなと思うのは以下の一言。
幼年期・少年期に親に甘える(気兼ねなく自分のわがままを通すこと、またそれができる安心感)が出来なかった人は、成年しても人に甘えたい願望を残したまま成長する。しかし本人はそれを否認したいため、それは他人に対する攻撃、依存、恩を売るなどの行為として表出する。この状況を変えるには、まず自分の中に甘えの欲求があることを認め、自分の中に客観的に自分を見て、受け入れてくれる自分を作ることが肝要。
Posted by ブクログ
色々な意味で心が掻き回された本。読み終わってすぐに口コミが書けなかった。それだけ心に刺さったということだと思う。筆者の考えには共感できるものもあれば違和感を覚えるのもあった。
人の悩みや苦しみは甘えの抑圧の結果であるという考えは生きていく上で参考になった。また、本心や自分の悪い部分を隠して良い人として振る舞っても、他人とは浅い関係にしかなれないというのも深く刺さった。
一方、成熟した親は子の気持ちが常に分かるもので、常に子どもの希望を叶えようとするものであるというようなことが書いてあったけど、ここは疑問を覚えた。それは少し親の存在を理想化し過ぎてないか?と。もしかしたら筆者の幼少期の満たされなさが親に対する幻想につながっているのでは?とも思った。
いずれにせよ、この筆者の他の本をまた次も読んでみたいと思った。(心がある程度健康的な状態じゃないと読んでてしんどくなることもあるけれど。)
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