加藤諦三のレビュー一覧

  • 無理をして生きてきた人
    すごく面白かった!
    タイトルからして読者を労る内容かと思いきや、己の生きづらさを人にせいにしてないで、自分と向き合うことが大事。ということを繰り返し伝える本。

    心に感情の負債が貯まるとどんな悪影響を及ぼすか。たとえば怒り、悔しさ、嫌悪、悲しみ、恐怖、劣等感、罪悪感、不安、絶望、空虚感。それらが自分...続きを読む
  • 「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き
    どんな心境に至れていれば成熟した老人になれていることになるのかを知りたくて購入しました。
    大人になったなぁと思うときって、どんな酷い過去だろうと見方が変わって、あの経験があったから今がある。ありがとう。って思える時なんですが、その繰り返しでいいのかなと思える本でした。
    アダルトチルドレンだと自覚があ...続きを読む
  • 「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き
    心理学の大家だから書けた名著だ。流行りの
    カウンセラーは、加藤諦三先生の見識には
    手が届かない。人そのものの問題を、解決する
    方法を明確に示してくれる。この本は、老いと成熟に絞ったが、人間の生きる道をはっきり教えて
    くれた。
  • 「自分の心」をしっかり守る方法
    「私は一生許さない」とか「絶対に」という力強い表現が時々この本に見られる。
    どうしたのだろう?と思うと、何を隠そう、著者自身が苦しみ、運命を受け入れて来た経緯があるのだとか。

    何よりもそれが励みになりますね。
    人に感謝をすることで
    自分を許し
    自分を大切にして
    人を大切にしていい循環を回していこう...続きを読む
  • 自分に気づく心理学(愛蔵版)
    心の病んだ人というのは、憎むべき人を憎まず、逆にその冷たい人々に罪悪感を抱く。それは心の病んだ人が、その冷たい人に心理的に依存しているからである。
    認められる自分と認められない自分に分裂するとアイデンティティーがなくなる。そうすると「これで自分は生きていく」というこれを求めるようになってしまう。「私...続きを読む
  • パワハラ依存症
    読んでると、落ち込んでいく内容です…
    だけど面白くて、飽きずに夢中で読めてしまいます。
    自分に当てはまっていることばかりだった…。
    私はパワハラされやすい側の人間だけど、相手を変えればパワハラする側にもなりえる…。
    心理はわかったけど、自分を変えるにはどうすれば良いんだろう?
  • 他人に気をつかいすぎて疲れる人の心理学
    もう自分に当てはまりすぎてて、反省した。
    今までの自分に、ごめんね…って感じ。
    この本を、自分がもっと若い時に読めてたら…何か変わってることもあったかな?と思う。
    この本が出版されたのが2021年で最近だから、若い時には出会えなかったけど、今、気づくことが出来ただけでもラッキーなのかな?
    とにかく、...続きを読む
  • やさしい人(愛蔵版)
    今まで生きてきた経験値で、人を見た時に、この人はきっとやさしい人だ、人相がいいとか、やさしい人ととそうでない人の違いを人を見れば漠然と感じるようになってきた。

    でもその違いを言葉にはできないし、なんなのかわからなくて。

    この本を読んでその違いを少し理解できた。

    特にドキッとしたところは、

    ...続きを読む
  • うつ病は重症でも2週間で治る、もし…… 「つらい生き方」をやめる心理学
  • 「うつ」になりやすい人
    仕事柄、勉強しながら読みました。
    文章に無駄がなく、ストレートに書かれている印象でした。私にとっては、とても読みやすく、わかりやすかったです。時々、切れ味良すぎて、びっくりするところもありました。
  • パワハラ依存症
    パワハラ、モラハラ、DVなど、暴力による支配と服従の構造がよく分かる。加害者も被害者も第三者も、構造を理解して適切な対処をしていくことでしかハラスメントはなくならない。暴力や支配のない社会こそ成熟した社会をめざして、理解を深め、広めていきたい。
  • うつ病は重症でも2週間で治る、もし…… 「つらい生き方」をやめる心理学
    アドラー心理学をベースにした良書。ずばずばとうつ病者の特徴を言ってくるので、うつがひどいときに読んではいけない。うつの回復期、回復後に読むとよい。
  • 子どもに自信をつける言葉 傷つける言葉

    一行一行が刺さる

    自分のしていたことは子どもへのいじめだったのか、と我が身に当てはまることが多すぎて、いちいちグザグサと刺されながらも、自分というものを知りなくて最後まで読んだ。
    著者の言うように、まずは自分のあり方に気づくところからなのかもしれない。
    この本は、十分にその役割を果たしてくれた。
  • 不安をしずめる心理学
    不安が引き起こしている様々な現象について。
    加藤先生が語りかけるように説いてくださる本。
    何にでもなぜそうなったのかと言う理由があるがあり、それはたいてい無意識である。
    自分のことなのに対峙しないで過ぎていることが多いことに気づかされる。

    戦場の戦士が死という不安要素と直面しながらも戦うことができ...続きを読む
  • パワハラ依存症
    ■ネクロフィラスとは死を愛すること。それに対するのは性を愛するバイオフィラスである。ネクロフィラスな傾向とは死を愛する傾向である。「死を愛好する者は必然的に力を愛好する」とフロムは言う。
    ■ネクロフィラスな傾向が強い人は話題が常にマイナスのこと。人についても自分についても不幸になるというようなマイナ...続きを読む
  • 自分に気づく心理学(愛蔵版)

    🙆‍♀️

    タイトルの通り、自分に向き合い、自分の芯の問題に気付かせてくれた本。自分に当てはまることばかりで読んでいて辛くなる時もあるが、自分のためになる本。
  • 心の休ませ方 「つらい時」をやり過ごす心理学
    真面目に頑張って生きてきた。でもなんで頑張っていたのだろう?もう頑張れない。疲れたよ...。
    そんな時に出会ったのがこの本でした。
    どうして疲れてしまったのか、頑張れないのはなんでだろう、自分はどうしたらいいの?
    この本にはその原因が書いてあります。
    私の約20年の仕事人生で、自分の心が何を感じてい...続きを読む
  • テレフォン人生相談―心の仮面をはずそう―
    2022年からハマって毎日聞いてるラジオ番組
    テレフォン人生相談の本、第二弾。
    前作よりももっと密度が濃くなった内容だと思う。
    小さな悩みから大きな悩みまで、多々あるけど
    自分の心のまま素直に、無意識にしていることも全て受け入れるって
    簡単であるようで、実は非常に難しい。
    人の感情は変装して現れ、本...続きを読む
  • テレフォン人生相談―心のマスクを忘れるな―
    ご長寿ラジオ番組、テレフォン人生相談の本。
    身に染みるというか、あーめっちゃわかるわー!私にもそんな時あったあった!と自分の自戒するところもあれば
    え?!そんな人もいるんだ…と思うこともあり。
    自分がのめり込むとは思わなかったけど、なんだかんだ毎日聴いている。
    その中で今年に入って、ハマったテレフォ...続きを読む
  • 「大人になりきれない人」の心理

    小さな幸せで満足できず、満たされず周りを羨み、自分の不幸を呪う。不幸の原因を周りに求める。

    そんな大人になりきれない感情の根底には、さまざまな憎しみがあり、それを消さない限り幸せを感じることは出来ない。
    そしてそれを消すのは、やり返すことでも、追い越して優越感を持つことでもなく、「許し」しかない...続きを読む