【感想・ネタバレ】自分に気づく心理学(愛蔵版)のレビュー

あらすじ

どうしたら相手に気に入られるかばかりを考えて、期待に応えようとしてしまう人、他人から好意を受けると気が引けてしまい、居心地が悪いという人、ささいなことで不機嫌になって、原因が自分でもわからないという人、自分で自分を好きになれない人――そんなあなたは、幼い頃「甘えの欲求」が満たされなかったために、心の中にある依存心を抑圧してしまっているのかも知れない……。本書では、誰もが持ちうる「依存心」の存在を解き明かし、心の冷たい人と別れ、自立した大人になる道を説く。「あなたがしがみついている『良い自分』は本物ではない」「好かれるということは、何もしてあげなくても、相手は自分に満足しているということ」「大事なのは本気で自分にやさしくなろうとすること」――あなたを苦しめているものと向き合うことで、人を愛し、愛される人間になれる。本当の自分を取り戻し、幸せになるためのメッセージがつまった本。

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Posted by ブクログ

これ読んでから人生観変わった。
自分のことが嫌いで、自信がなくて、毎日生きるのがしんどくて、何をするにも面倒くさくて、感情が薄いことに悩んでいた。自分はそういう性格なのかなとずっと思っていたけど、愛情不足、自分に優しくなれていなかったことが原因だと分かった。心の底では誰かに愛されて甘えたいと思っている。
自分のことを否定することが、どれだけ自分にとって罪深いのか気付くことができた。

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

押見修造『血の轍』と一緒に読むとこの本の解像度がより上がる、お互いに幼児性を残したままの二人がどのような行動をとるのか、どのような論理からなのかが分かりやすかった。ただ生きてきた時代が違うからなのかジェンダー的観点は見当違いなところもある。

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2025年05月12日

Posted by ブクログ

心の病んだ人というのは、憎むべき人を憎まず、逆にその冷たい人々に罪悪感を抱く。それは心の病んだ人が、その冷たい人に心理的に依存しているからである。
認められる自分と認められない自分に分裂するとアイデンティティーがなくなる。そうすると「これで自分は生きていく」というこれを求めるようになってしまう。「私」という実感を失ってしまったものは、たえず自分の存在感を感じようと焦る。
規範意識が肥大化している者もそうである。生きることを難しくしてしまうような過剰な規範意識というのは、存在感の欠如の補償作用である。実際の自分の存在のほとんどが意識から排除されてしまって、実際の自分のほんの一部を自分のすべてと意識しているからである。ほとんどの自分は許されないとして「ない」と見なされている、だから一つ一つの経験が十分に経験されないのは当たり前である。自分に自身がある人というのは、このように自分が分裂していない人である。分裂している人ほど無意識の領域の大きい人ほど自分のやることを一つ一つ意識しないではいられない。
すぐに肩に力が入ってしまう人は欲求不満である。このような人は、まず自分は自分に何を隠しているのだろうと反省してみるべき。
雨の日が悪いのではない。雨の日に晴れていると信じていることが心を病ませていく。
もしある人といて、理由のわからない焦りを感じるとしたら、その人のことを心の底では嫌いなのかもしれない。
心の健康な人達の間の道徳や規範は、時に、心の病んだ人達の間の搾取を正当化する理論となる。卑怯な人間は道徳や規範を持ち出して弱い人間から心身ともに搾取する。つまり反抗を封じるのに道徳ほど都合のよいものはない。相手に罪の意識を強要して自分の側に利己主義を通す。彼らにとって利己的であることが許されないのは相手であって自分ではない。要するにあなたは同じ人間と見られていない。あつかいやすい人間として見くびられているだけなのである。
理由もなく不愉快になるのは、何か自分の欲求を自分が隠しているから。
たとえ他人が自分に対して好意を持っていても、他人に依存している限り、他人は自分を脅かす存在である。

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2023年12月23日

購入済み

🙆‍♀️

タイトルの通り、自分に向き合い、自分の芯の問題に気付かせてくれた本。自分に当てはまることばかりで読んでいて辛くなる時もあるが、自分のためになる本。

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2023年01月23日

Posted by ブクログ

次々と出てくる家族の悩みに、いよいよ押し潰されそうな気持ちになっていた時に出会った本。
なぜこんなに苦しいのか、受け止められないのか。
なぜこんな事が起きてしまっているのか。
その時感じる気持ちにじっくり向き合って、原因を探りながら自分を知る。
気付きの多い本だった。

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2022年02月27日

購入済み

自分の人生を否定して生きてきた

自分の家庭環境は良くないと思い幼少期から育ち、どうしたらこの無力感がなくなるのか、他人にイライラする思いはなくなるのが解決を求めて読みました。大事なこと、この本を読んだ読者の方が心がどうか軽くなりますようにとの著者の願いを感じました。

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2020年07月12日

Posted by ブクログ

今まで100冊弱の本を読んだが、読み始めから終わるまで、ここまで興味を持続して(集中して)読んだ本は初めてだ。

おそらく、ここに書かれている生きづらさの根本的な理由というのが、自分に当てはまるものだったからだと思う。

特に衝撃的だったのは、今までの両親と自分との関係性の見方が一変してしまったことである。

自分は、両親といるとき本当の自分を抑圧していたことがわかった。正確に言えば、両親の言動によって、抑圧されていたことがわかった。
その抑圧が少なからず生きづらさの1つの要因となっていたことに気づかされた。

なにかこう、野球の硬式ボールでデットボールを食らったときのような衝撃を覚える本であった。

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2020年03月05日

Posted by ブクログ

自分の潜在的なレベルでの思考パターン・行動パターンを分析するために極めて有効だった。なんでいつもこういう時にトラブルになるのかとか、うまくいかないのかとか、同じ悩みを繰り返すのかとか、そういう時にめっちゃ参考になる。

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2018年07月17日

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非常にはっとさせられる事が多く、一人で抱えていた部分が少しだけ楽になった。
心が痛くなり、心が軽くなる。

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2015年02月09日

Posted by ブクログ

もしイライラしたり、誰かとの関係に悩んだりしたら、この本を手にとろう。

いままで持っていた心のモヤモヤがなんだったのかわかった○

この本の全てをそうだと思う訳ではないけど、すごい分析だと感動した。幸せになるための第一歩かも(*´▽`*)

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2011年04月23日

Posted by ブクログ

拒否反応が出て読む切るのに苦労する人、スーッと心の奥深くまで入ってスラスラと読めてしまう人、と反応が分かれそうな一冊でした。
私にとっては処方箋を出してくれたような、点滴されて心身共に楽になったような、本でした。
★は4.5ぐらいにしたいです。

人付き合いの悩みを始め、様々な事象に対して深いところまで分解して解説してくれるので、なるほどそうだったのか!と気付かされました。(もちろん、全部が100%同意ではないですが、ここまで言語化してくれる本はなかなかないように思います)
甘えの欲求を幼少期に抑圧されてた人はかなり響くと思います。

自分にやさしくすること、自分をよく世話すること、自分が自分に甘えることを許すこと、自分のめんどうをよく見ること
これらを忘れずに"本気で自分にやさしくなろう"と思いました。

この本や著者はTwitterで知ったのですが、もっと他の本も読んでみたくなりました。

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2025年05月13日

Posted by ブクログ

Xで話題になってたので、気になって購入した。
表紙にある、「小さなことで不機嫌になる人の心理」が自分に当てはまりすぎているからだ。
28歳になった今でも1番の悩みと言っていいほど。
何か救ってくれる言葉があればいいなと読み始めた。

全体的にこの性格は親のせいである、ということが書かれている。たしかに私の親も当てはまることはあるが、そんな毒親じゃないのにな、、と思った。

メモをとりながら読めばよかったーと今になって思った
明日もう一度読み返す!
私が生きやすくなるヒントは必ずここに書かれていたのだが、多すぎて覚えていない、、自分に呆れる!

加藤さんの他の本も必ず読みたいと思える本だった。
Xありがとう〜!

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2024年11月15日

Posted by ブクログ

よくよく、ゆっくりと、一言一言を噛みしめて味わいたい文章。
ただ、そう読んだとしても、自分に気づくのはなかなか難しい。

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2024年03月16日

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子供の頃にきちんと子供として生きることと
それを許され肯定されることの必要性って
相当なものなんだなと思う

メンタル安定してる時しか読めないけど
とても為になる一冊

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2023年09月03日

Posted by ブクログ

子供の頃の経験が、今の自分を作っているので思い出して見る機会になると思います。私の場合、母親が支配的であったように思います。こうあるべき、こうしたほうがいい、違う、と言われた記憶が蘇ってきます。他人に好かれるためには要求に答えることで、そうしないと誰からも好かれないので頑張るしかないと思っていました。他人の評価ばかりを気にして自分らしさを出すことはありませんでした。それは自分を大切にできていないことだと気付きました。自分に優しくできなければ人にやさしくできるはずありません。

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2022年03月16日

Posted by ブクログ

Take care of yourself.
自分に本気で優しくする。自分は自分に批判的にならない。自分の保護者になってあげる。

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2022年03月12日

Posted by ブクログ

人間の心理的依存がどこから来るのかについて書かれた本。
人は誰しもが甘えたい欲求を持って生まれ、幼少期に支配的な親の元で育った子供はその欲求を十分に発散できないまま成長するため、精神的に未熟な大人になるという。

基本的には、「こういう人は、ここが問題で、こうした体験に起因する」という指摘が主旨で、特に解決策が提示されるわけではない。
その為、ある種救いがない内容ではあるが、本質は突いていると感じた。特に「抑圧された感情は他の対象に投影される」というのは真理だと思う。

自分に当て嵌まるところがなかったからこそ、興味深く感じたのかとしれないが、良書。

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2021年05月09日

Posted by ブクログ

心の中の急所を射抜かれすぎて、どこかで拒否反応が出るのか、読み進めるのが難しい本
加藤諦三さんの本は久しぶりに読んだけど、毎回こんな気持ちになるよなあ。

トラウマは存在しない(嫌われる勇気)の逆で、こっちの方がしっくりくる。

成育過程で甘えの欲求を十分に満たされなかった人が、大人になっても心のうちにその欲求を秘めている。
けれども、それを隠して表面上はいい人を取り繕うのが上手くて、周囲には気づかれない。
そんな人は周囲の好意を受け取ることも出来ずに満たされることがない。常にかわいている。

いい本ではあるんだけど、私は読むのは心に余裕があるときだけにしよう。
辛いときに読むと気分が沈んだまま帰って来れなくなる。

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2021年02月07日

Posted by ブクログ

ジェンダー観が古いところがある。
それ以外はとても参考になる、気づきが多い本だった。
生きづらさの原因は満たされなかった甘えの欲求。

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2021年01月24日

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大人になってもず~っと心の中に「幼児性」が息を潜めていて、時折なにかの拍子にダダをこねて暴れ出す。「千と千尋の神隠し」に登場する大きな赤ちゃん「坊」みたいな、僕の中にも棲んでいる「大きな子供」の存在である。

この「大きな子供」という概念に初めて出会ったのは「成長マインドセット」という本だった。その後、心理学や仏教の知識を広げるにつれ、モヤモヤしたり、イライラしてたり、沸騰に達して怒ったりした後に自問すると、この「坊」の後ろ姿や暴れた痕跡、気配を感じられるようになってきた。

人生の長さだけ居座り続けている大きな子供。
だけに駄々をこねるとやっかいなのだ。
この「大きな子供」の存在感の大きさと、それがどれだけやっかいであるかを知りさえすれば、なだめる方法もあれやこれやと考え、試す努力を支払うようになる。

この本はその試行錯誤(あるいは「大きな子供」との付き合い方)の大変さを思い知ることができる。一読では僕にはカオスにしか思えない。いまのところ、マインドフルネスのスキルを高めて「坊」に注がれているネガティブなエネルギーを中断し、手放そうと試みるくらいしか思いつかないが、加藤諦三さんの本をもっと読んで理解を深めたいと思った。

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2020年12月14日

Posted by ブクログ

audiobook.jpにて聴いた。
聴くのがどんどんしんどくなってくるツライ本。一つ分かったのは、自分は自分のことが嫌いなんだなということ。だから、人間関係にもそれが表れて不都合が生じてしまう。自分を好きになる努力が必要。
タイトルの自分に気づく、は出来たけど、それをどう克服していくかについてはちょっと浅かったかな。自分で考えろということかも知れません。

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2020年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

親に愛されないまま大人になってしまった人の甘えや承認欲求について書いた本。

そういうふうに育った人は色んな場面で響いて来るんだよというお話でした。

自分がそうだと思ったり、周りに思い当たる人がいるのであれば読んでみてください!

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2020年01月31日

Posted by ブクログ

最初は凄く掻き乱されたような不快な気分になったし読むのもやめよと思ったけど、全部読んでみたら凄く優しい本だった。

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2020年01月23日

Posted by ブクログ

書かれている言葉に「はっ!」とする。

こどもと大人

欲求の満たし方

親が子どもに与える影響の大きさ


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2019年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

説得力ありの耳が痛い話。
大人は子供に与える影響を自覚しないといけないと思った。
例)親の機嫌を取るように育てると、外でも他人の機嫌を取るようになる。弱い立場の者には、自分の機嫌をとるように要求するようになる。
親以外に、教師や上司、先輩との関係にもあてはまると思う。
機嫌を取らせるというのは、実はその人に依存しているのだと筆者は言う。毒親がその一例だ。

素人の私見だが、西洋色強めに感じた。

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

オーノー、めちゃめちゃメンタルが落ちた。読んでて、事実なのだけど、繰り返し繰り返し刺されているような気持ちになった。(生理前ホルモンバランスのせいかもしれない)うんうん、そうだよなと思うところはたくさんありました。でももう読まない。お腹いっぱい。

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2025年02月11日

Posted by ブクログ

自分にとってはグッサリと突き刺さるとてもキツイ言葉がたくさん書かれていた。確かにそうかもしれないけど、そうかなあ?と肯定と疑問どちらもとれる内容もあり、私には難解でした。救われる言葉よりも落ち込む言葉の方が多く、それでも興味あるテーマは目次で飛んでかいつまんで読んだ。辛くて全部は読めなかった。SNSでこの本に救われたと書かれていたので手に取ったのだが、私には合わなかったらしい。

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2024年11月25日

Posted by ブクログ

淡々と正論が綴られている。
ズバッと斬られる感じ。
耳が痛い。
でも納得できることばかり。

以下メモ

あなたは、あなたを理解せず弄んだりする人を憎んではいない。
反対に、あなたに暖かさは与えてくれるような人を憎んでいたりする。
心の弱い人は、憎むべき人を憎まず、その、冷たい人々に心理的に依存している。
心の冷たい嘘だらけの人の好意を得ようと必死になる。そして、心の温かい人を奴隷のように扱う。

子供のころの甘えの欲求が満たされていない人、生真面目な人がそう。対人関係に安心感がないから生真面目になる。

お互いに親しくなった結果に性的な関係をもつのではなく、お互いの男性性、女性性を示そうとして関係をもつ。元々心に溝がある神経症者は性的関係を通して親しい関係を確立しようとする。つまり、結果ではなく手段。性は心の障壁を乗り越える手段。お互いの心の壁を乗り越える手段が性の達成。この企てに失敗をする男女が多い。心の溝から目を逸らそうとして、性の達成をしようとする。目を逸らせても、事実としてお互いの心には深い溝がある。同性との関係もそうだし異性との友情の間でもそういうことが言える。努力をするが、大方失敗しる。あるいは、もはや努力が続けられないほど消耗する。それが無気力。
達成感を感じるようなら、それはタスクになっているもの。
自然に、神経症的現代人に求められているものは、それぞれの人生で自分の努力の方向を修正できること。次々に物事を達成するときに、人生うまくいっていると感じるよりも、
人々と親密になれているときに、自分の人生うまくいっていると感じられ、気持ちが落ち着くようであれば成功。全てが達成の対象になれてるのはだめ。

自分の自然な感情となんとか接触しようとすること。

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2021年07月22日

Posted by ブクログ

なかなか読みにくいし重いけど、読んで救われる部分もあると思う。
些細なことをいろんなところで気にして顔色伺って自分を一番に考えられない人が、這いあがった人の話読んでそうか!そうだな!!なんて到底思えないからしんどいわけやけど、それでもひとつ新たな視点を追加するのに役立つと思います。

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2021年04月21日

Posted by ブクログ

"自分の心の中の様々な状態に気づかないと積極的な感情は育たない"こうして本を読むことによって自分について、そして周りの人の特性について気がつける。気がつけるから冷静に物事を捉えられるし、悪いところは直そうと思える。自分について理解した上で自分を大切にしてあげなくちゃ。
それができた後に相手についても理解を深めていきたい。

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2021年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 甘えたいという欲求は、大なり小なり誰にでもあるのではないかと思いますが、それは得られない時の方が多いかも(・・?

≪人づきあいがうまくいかない理由、絶えず心を襲う不安や不機嫌の原因は、心の奥底に抑圧された“依存性”にある。自分の中で満たされていなかったものに気づき、偽りの生き方をやめたとき、新たな人生が開ける…。≫

 うまくいかない原因を小さい頃の父との関係に結び付けるという、岸見先生の『嫌われる勇気』とは対極の説を論じるが、これはこれで思い当たる節があり、自分と長女との関係の中で反省しなければならない点を発見することができた。自分の抑圧された“依存性”を認め、それを適切に解放することで、自分にも他人にも優しくなれる。

 今は一人暮らしをしている長女の部屋で見つけた本。10歳年下の妹が生まれたことにより、突然、甘えが許されなくなった長女。最も大切にされていた立場から、次女の保護者になることを求められた彼女が感じた不安はとても大きかったことだろう。依存性は抑圧され、誰にも求めることができなくなってしまったのかもしれない。近くに住んでいるのにも関わらず会う機会は少なくなってしまったが、彼女をまっすぐに愛せる親になりたい。

 この感想・レビュー及びコメントは、2015年の9月にアップしたものですが、そんな長女も今は結婚し、彼と暮らしている。彼は抑圧された依存したい気持ちを解放してくれているかな?相変わらず会う機会は少ないけれども、一安心です(^^♪

 親が成長していないために起こったと思われる事件が増えていますが、相手の立場を考えてることができず、欲求を押し付け合っているのかも(・・?

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2020年05月04日

Posted by ブクログ

本当の愛情は間接的(本人の目にみえないところで努力している)。本人が不機嫌なのは環境ではない、その心理的未熟さゆえにどこにいても不機嫌なのだ。この点には納得。

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2014年11月08日

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