加藤諦三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルで釣り上げるタイプの本かと思いましたが、内容もしっかりしてて、タイトルとも結びついていて、いい本を読むことができました。
あと、この本が、アドラー心理学に対する抵抗感を軽減してくれました。自分が思っているけど、アドラー心理学って、きっつい内容じゃないのかもしれないと。
それにしても、鬱病になる人の人生ハードモードっぷりが半端ない……! 断言スタイルの文体は、意図あってのことだと思いますが、いい感じに効いていたと思います。
ここまで言い切られると、もうなんも言い返せん。大体は、うっすらと感じていたことでしたけど、こんな形で言い切られると、いっそ爽やかにすら感じます。
個人的 -
購入済み
人間関係の処方箋
学校の授業で扱ってほしい内容。
猿に対抗して、木に登る魚になっていました。
魚は海に帰ります。。。。
そして、おいしい水と仲間の魚がいることに感謝します。
自分は、幼少期に親が話し相手になってくれなかったことを自覚し、傷付く覚悟で深いコミュニケーションをとりなおしてみます。そして、自分の装飾した表側ではなく、暗い孤独の裏側が本来の姿だと自覚します。
そして、自分の道から進みたいのですが、、、
本書に肝心要な選択の仕方を書いて欲しかった、、、わからん。
選択が間違っていないか本当に不安。
また木に登る魚か?! -
Posted by ブクログ
著者の育った環境も壮絶なものがあったようだ。それを乗り越えて来たからこと、大いに示唆の富む内容となっており、お勧めしたい。
自分に全く劣等感を持たない人はいるのだろうか。
幼少時代に満たされるべき各種欲求が満たされないまま大人になってしまった場合、大人になってもその欲求を消化出来ないまま社会と接する事の悲劇を訴える。
自分には意識すらしていない自分でも気づいていない(認めていない?)満たされなかった欲求があるのかも知れない。
「仕事が好きなふりをしてしまった。周囲の人を好きなふりをしてしまった。そして、仕事熱心な自分を演じてしまった。この自分を偽る努力は報われない。」P158
ではどうすればい -
Posted by ブクログ
著者は、特に心理学のプロとかそういうのではなく、どちらかというと心理学のプロは彼を認めていないという傾向があるようです。
しかし、心理学に特化した人ではないからこそ表現や説明がわかりやすかったりします。
著者自身もいろいろと経験した上で、この本を書いていたりこの思考に至ったんだなぁと思うと納得する部分が多々あります。
読んでいて、まさに自分のことにたくさんぴったり当てはまっていてびっくりしたのと同時にいろいろと解決の方向に向かいそうなヒントもたくさんありました。
あとは私が、いかにそのことについて日々意識できるかということだと思います。
そして私は今まで修羅場から逃げてきました。
自 -
Posted by ブクログ
ネタバレ(なぜ、分かりにくい人間関係なのか?)……愛を強調することで相手を束縛しようとしている場合には、分かりにくい人間関係になる。ピストルを突きつけて脅すのは分かりやすい人間関係であるが、「私に死ねというのね」という脅しは分かりにくい人間関係である。
(見せかけの愛は恐ろしいとは?)……「あなたさえ幸せならお母さんはそれでいいの」これは表面的には愛情の言葉であるが、隠された内容は束縛の言葉である。相手を支配するための好日として「愛」を言っているだけである。相手を奴隷にするための言葉である。それよりさらに困ったことは、その口実が無意識であるということである。
(他人の不幸を喜ぶ人?)……他人の不幸が嬉 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの書籍は「神経症型」と筆者が呼ぶ人たちについて、その機制を様々な問題行動を例にしながら示したものである。
『たとえば子供が自殺した時、よく周囲から「変化に気がつかなかった」と言われる。「思い当たることがない」と周囲の人から言われる。』という文章を読んでグッときた。
会社に入って数年後だが僕は同期を自殺で失っている。その時に同じセリフを自分で言ったからである。
『つまり自殺する子供は、周囲の人々から関心を持たれていなかったのである。』
きっとその通りなのだろう。相手の変化に気づかないというのは僕の問題であったのだと思う。
『近い人物にしつこく絡むのは心理的に幼稚な証拠である』という節がある -
Posted by ブクログ
コミュニケーションができるとは、本当に食べたくないときに、「食べたくない」といえることである。
放任されて育った子供はまだいい。親の愛はゼロだからである。しかし愛を与えられるのが自然な時期に愛を搾取されたことによる悲劇は人間の想像力を超えるものである。憎しみの感情が心の底に堆積し続ける。
親子関係の逆転をしているときは、外から見るとその親子関係はうまくいっているようにみえる。事実、そうして子供から愛を搾取している親が社会的には立派にその職責を果たしている人も多い。
大切なことは小さいころから「親子関係が逆転」し愛を搾取されたひとが、いま自分が生きている、という偉大さに気がつくことである。
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Posted by ブクログ
先生の挙げる病理の例を読みながら、
例えば、後悔ばっかりしてる人や、悩みを訴えるものの自分では何もしようとしない人たち…
「ありのままの自分」を取り違えている人たち…
「ああ、あの人とか本当にこうだな」と思いながら、
「あっ、それって俺に当てはまる?」
と他人への軽蔑と自己嫌悪で揺さぶられながら読み切ってしまいました。
執着してるものに縛られて自分は苦しんでいる。
ありのままの自分が肯定できないから、学歴や収入に支えてもらおうとする。
就活に失敗して自殺未遂をした自分の価値観も、そうだったんだなと気がつかされたり。
大川隆法や彼に従う人間の心理にも「大きくなりたい」という欲望があったのかも -
Posted by ブクログ
■弱さ
A.「自分は何を最も求めているのか、自分は何を最も恐れているのか」を知る。これが明確でないと、幸せになるために自分はどう生きればいいのかが見えてこない。
B.「自分の位置」を知る。すなわち、心理的、社会的に自分が今置かれている状況を把握する。
C.悩んでいる人は、自分の位置がわかっていない。自分には自分の宿命があり、その結果として今の自分がいる。その自分の位置を間違え、できるはずがないことをしようとして悩み、苦しむ人は多い。
D.悩んでいる人の共通性。それは、「今」がないことだ。悩んでいる人は、今の自分に直面しないで、願望だけに固執する。