加藤諦三のレビュー一覧
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大人になってもず~っと心の中に「幼児性」が息を潜めていて、時折なにかの拍子にダダをこねて暴れ出す。「千と千尋の神隠し」に登場する大きな赤ちゃん「坊」みたいな、僕の中にも棲んでいる「大きな子供」の存在である。
この「大きな子供」という概念に初めて出会ったのは「成長マインドセット」という本だった。その後、心理学や仏教の知識を広げるにつれ、モヤモヤしたり、イライラしてたり、沸騰に達して怒ったりした後に自問すると、この「坊」の後ろ姿や暴れた痕跡、気配を感じられるようになってきた。
人生の長さだけ居座り続けている大きな子供。
だけに駄々をこねるとやっかいなのだ。
この「大きな子供」の存在感の大きさと -
Posted by ブクログ
モラハラにはいくつもの種類がある。代表的なものは大きく分けてふたつあり、ひとつが「攻撃的」なパターン、もうひとつが「迎合的」なパターン。この本は、より分かりにくい「迎合的」な方に焦点が絞られている。
(「攻撃的」な方は、否定的な内容が直接言葉に表れるので比較的分かりやすい。)
専門用語が少なく(ほとんどない)、さまざまな事例を元に分かりやすく説明されているため、特別な知識がなくても読み進めやすいと思う。
個人的にはもう少し内容ごとの章わけが整理されていた方が好みだが、この書き方には心に呼びかけてくるような効果があるような気もする。
本の内容としては、おそらく知っているのといないのとでは日常生 -
Posted by ブクログ
<感想>
生きるスキルとして「諦める」ことの重要性・有用性を説いてくれる本。読後、「諦められない」「執着」が一種の病理と感じるようになった。人生にムダや余白を持つ必要がある。「意味のない時間」があるから「意味のある時間」が存在する。目的があれば、目的に関係ない時間が発生するのは自然の理。だが、全ての選択に意味を持たせようとして苦しんでいるのが執着性格。
解決策は書いていないが、現状の自分の姿をセルフフィードバックするために有効な書籍だった。
<アンダーライン>
・諦めるから立ちなおれる。
・「あれよりも、いまのほうがよかった」と感じられれば過去を振り切ることができる。
・待っていた時間を -
Posted by ブクログ
心から人に優しくできる人になるには時間がかかる。それは今まで生きてきた短い人生からも理解できる。
何故、人に優しくなれないのだろうと思うときには大抵周囲に嫉妬しているか、羨ましく感じている。そのことを跳ね除け感じさせないほどに心が満たされている人にはまずこの感情は起こらない。
本書でもそのことが触れられていた。心に入り込む余裕があるから、人を悪く思うのだと。自分に嘘をつかず、素直な気持ちでただまっすぐと思う方に心が向いている人にはまずその感情は起こらない。
私は人に優しくなるために、一番必要なことは自分が幸せになることだと思っている。方法は何だって良いのだろう。音楽を聞いたり、旅行をしたり -
Posted by ブクログ
ネタバレ言いたいことは我慢しない
自分の感情を相手にぶつけることで、
心が触れ合っていく
決して言い合わない夫婦は最後には
相手が訳もなく不愉快な存在になる
本当の自分が許されていないと怖い。
→自分を隠しつつ相手を迎合する
→相手に依存的で、心理的に相手にしがみつく
→相手を信じていない、自分が不安
男と女の間でセックスが大切だということは
心理的に打ち解けあっていなければ
セックスがうまくいかないからである。
セックスそのものが重要というよりも
それでお互いの心理的近さが分かるから。
自分の本音を出せば対立するが
自信もつくし、本当に親密にもなれる
傷つけることで嫌われることを恐れ