感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私がこの本を取ったのは正直どうしたら大学で充実した生活
ができるか、迷っていたからだ。この本を読み終わり実行しよう
と思ったのは今までの自分の見解を捨て生きていこうと思った。
そうすれば、今まで苦手だった人がとても話が合うという場合が
あるかもしれないからだ。だから、もっと自分をだして良い友人
もたくさん作って、未知の体験もたくさんしていきたい。そして充
実した大学生活していきたい。
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年配の方が書いた本なので、少し古くさいかなと思って読み始めましたが、
大学時代をいかに生きるかを書いたいい本でした。
美化された正論だけではなく、道を外してみるのも良いなどと書いてあったので、納得です。
いっぱい経験して失敗して改善して、トライアンドエラーを学生時代に何度も体験しておくと、社会に出た時にタメになるなと思いました。
自分自身を振り返ってみてもそう思います。
自分の子どもには安心できる存在に自分がなることと本人にとって居心地の良い生き方ができるような環境づくりをしたいと思いました。
Posted by ブクログ
大学生になった息子にお勧めしようと買ったのだが、加藤先生の本はよく読ませていただいており、この本も結局買ってすぐに読んだのは私だった。
「大学で何を学ぶか」というタイトルだけど、現役大学生でなくても刺さる内容が多い。かつての大学生ならなおさら。息子が大学生になり、私自身数十年前の自分の大学生活を振り返ることも多くなった今、自分の大学生活を今の自分にどう意味づけていくのか、考える視点をいただいたように思った。
Posted by ブクログ
大学の話のみならず、加藤先生の人生観に触れられる名著。
市場思考方人間とは、自分の舵取りを放棄したひと、という一言は刺さった。
つまりそれは、なんでもない、他人からの評価で生きているからである。
人生の話なので、たまに読み返そうと思う。
読書観についても非常に共感。
「ふと開いたページの片隅にある言葉、ただその言葉一句のために、「そうだった」とうなずかされること、それが読書の本質なのではなかろうか。」
Posted by ブクログ
特別すごいことが書いてあるわけではないと思った。でも内容には共感できる個所が多々あった。この本を読んだのは、自分のキャンパスライフの送り方に迷っていた時だ。この本を読んで自分が大学入学時に考えていたことを思い出すことができた。なんだ、何も思い悩む必要はなかったんだ、自分の中にすでに答えは出ていたんだ。そう思うことができた。
Posted by ブクログ
新刊の割に何やら懐かしいというか昔読んだ覚えがあると思ったら、1979年発刊のもの加筆再構成だったらしい。
記憶は定かではないが、まさに大学生になったときに読み、大いに刺激を受けた気がする。
なかなか現代の大学生の心に響くのは難しいのかなと思うけれど。
昔は良かったというだけでは、何も進歩は無い。
さて、どうするか・・・
Posted by ブクログ
この本で述べられている内容は、胸にとどめておいて損は無いものであるとは思う。
しかし後述するような、読み進めていくと引っかかる部分や荒削りな内容も多く、自分はその内容をなかなか素直に受け取ることはできなかった。さらっと呼んで要素要素を抽出して、頭に残していくほうがこの本の場合、自分には適していたのだろう。
『だいたい、そうした発言をするのは、有名大学教授は駅弁大学の教授よりえらいと決め込んでいる人々なのである。』(p174-175)
この文章を見たとき、もうこの本を読むのはやめようかと思った。
筆者は「駅弁大学」が地方国立大学を揶揄して言う場合にも使われる言葉だということを知っているのだろうか。特にこの本では、学歴を絶対視してはいけない、大学に何の目的も無く、ただ大学名に惹かれてはいるのはよくない、などと繰り返し述べられている。その文脈の中で「駅弁大学」という単語が出てきたことに目を見張った。生徒の発言を引用した形でこの文章は書かれたのかもしれないが、それにしてもそのような別称を使うべきではないだろう。
こうした著者の偏見、凝固してしまった価値観はほかにも散見される。
偏見を持ってはいけない、自分の価値観を絶対視してはいけない。そのようなことを著者がこの本の中で繰り返し述べているのにもかかわらず、である。
『恋人のいない女性ほど、この世にいないような理想的な男性について語る。』(p181)
文章中では比喩として用いられているのだが、事実かどうかは別として、はたしてここでこの比喩である必要があったのか。単なる筆者の愚痴が混ざっているのではないか。ほかにもこのような愚痴の混ざったような比喩や文章が何度も目に付いた。
『人間的魅力のない学生が、いくら教授の部屋を訪ねたり、研究室の扉をたたいたりしたところで、教師から伝わってくるものは期待できない。』
教授と学生の関係はなにも特別なものではない、普通の人間同士の、パーソナリティの問題だ、という文脈の中で唐突に現れる『人間的魅力』。 『人間的魅力』についての説明は、見受けられない。
また、著名人の言葉を引用して自分の説を強めようとする方法はこうした本でよく用いられるが、この本はやけにそれが多い。そしてそれは、本文中の筆者の主張に照らしてみれば、自分の主張に自信が無いから、ということになる。
最後に加筆されたという第6章。
文章の荒さが内容を捉えにくくしている。これならむしろ箇条書きにしたほうがよかったのではないかとさえ思う。
本文全体を通して著者の述べることはあくまで多くの見方があるうちのひとつであるのだろう。にもかかわらず筆者の主張が絶対で、ほかはすべて間違いであるかのように述べられている部分がいくつかあるのは注意していたほうがよいかもしれない。