加藤諦三のレビュー一覧

  • 生きることに疲れたあなたが一番にしなければならないこと 加藤諦三の新・人間関係論
    加藤先生の本も定期的に読んでいて、今回もとても勉強になった。主張が一貫しておられるため、どの本も内容的には似ているということにもなってしまうけど、でもそれだけ大事なことなのだと思う。
    この本では加藤先生が長年担当していらっしゃる「テレフォン人生相談」に関する記述があって、とても興味深かった。
  • 生きることに疲れたあなたが一番にしなければならないこと 加藤諦三の新・人間関係論
    同じ状況に置かれても、その人が今まで育ってきた環境や価値観によって、全くと言っていいほど見えている世界が違うと言うことが書かれていた。日常生活でも、私は褒め言葉のつもりで伝えたことに対して、攻撃を受けたかのようにリアクションを変えされることがあったのを思い出した。きっとあゆリアクションをした人には、...続きを読む
  • なぜか恋愛がうまくいかない人の心理学
    自分も恋愛がうまくいかない内の一人だったので読んでみた。
    ポイントは幼少期の母親との関係。
    現状こうなっても仕方ないのかなと納得。
    そして大事なのはそれを素直に受け入れること。
  • 不安をしずめる心理学
    不安を取り除く努力をして、結果不幸になる。
    まさに、自分のこれまでの人生を言われているような気がしました。
  • 「大人になりきれない人」の心理
    「大人になりきれない人」を今の言葉で分かりやすくいうと「生きづらい人」。
    そのような自覚があったので読んでみた。

    作者に言わせれば自覚しているだけで「5歳児の大人」を抜け出すための大きな一歩は踏み出せているという。
    自分が感じている生きづらさの正体が分からず苦しんだまま死んでいく人が少なくないこと...続きを読む
  • 自分をいちばん幸せにする生き方
    心に響くフレーズ
    ①触れ合わなければ、人間はエネルギーが出ない。
    ②誰もその失敗を責めてなどいない。
    ③あなたが他人を羨ましいのと同じくらい、誰かもあなたを「羨ましい
    ④神経症的な人の中で、最もひどいのが「完全主義者」である。
    ⑤なんでもない今日1日は、本当は楽しいこと。
  • だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群
    1.要約
     本書は、誰にでも「いい顔」をしてしまう人を「嫌われたくない症候群」であると定義し、その心理のメカニズムや弊害、そして脱出方法について述べた書である。
     人から嫌われているということが心にどう影響するかは、その人によって違う。大きな影響を被る人もいれば、ほとんど影響を受けない人もいる。「嫌...続きを読む
  • 感情を出したほうが好かれる あなたの弱点を隠すな
    タイトルから精神的に優しいこと(あなたは悪くない、あなたはあなたであるだけで好かれる、のような)が書かれていると思って読み始めたが、全く逆。
    かなり厳しい。
    言いたいことを言わないのは相手に気遣ったのではない。
    相手に嫌われたくないから。そしてそれは逃げである。
    あなたは相手のことをどうでもいいと思...続きを読む
  • 自分に気づく心理学 幸せになれる人・なれない人
    大人になってもず~っと心の中に「幼児性」が息を潜めていて、時折なにかの拍子にダダをこねて暴れ出す。「千と千尋の神隠し」に登場する大きな赤ちゃん「坊」みたいな、僕の中にも棲んでいる「大きな子供」の存在である。

    この「大きな子供」という概念に初めて出会ったのは「成長マインドセット」という本だった。その...続きを読む
  • メンヘラの精神構造
    メンヘラとは自己消滅型の被害者意識の強い性格だと言える。自己肯定感が確立できていなが故に、自己蔑視による地獄に嵌る。

    ナルシシズムはメンヘラと結びつく。ナルシシズムは他人に無関心で、自分にしか興味がない。もっと言えば、興味があるのは「自分のイメージ」であり、「現実の自分」はその対象にならない。
    ...続きを読む
  • 「大人になりきれない人」の心理
    くどく無ければ星5の出来だと思う。
    今の大人になりきれてない宙ぶらりんな自分に刺さる内容が書かれている。

    優しい人とはどういうものか、成熟した大人とはどういうものか、そういった心の成長という観点に対して定義付けをしてくれている。
    人に与えることに喜びを見出せるようにならなければ、与える側、背負える...続きを読む
  • 心の休ませ方 「つらい時」をやり過ごす心理学
    おそらくうつ病を患った方に向けて書かれたもの?
    心が疲れる原因を論理的に解説している。納得できるものばかり。たまにハッとさせられたり、ドキッとする。
    誰しも心が疲弊するときがある。そんな時に読むと、このままでいいんだと楽になったり、冷静になれたりする。
  • 自分に気づく心理学(愛蔵版)
    人間の心理的依存がどこから来るのかについて書かれた本。
    人は誰しもが甘えたい欲求を持って生まれ、幼少期に支配的な親の元で育った子供はその欲求を十分に発散できないまま成長するため、精神的に未熟な大人になるという。

    基本的には、「こういう人は、ここが問題で、こうした体験に起因する」という指摘が主旨で、...続きを読む
  • 人生を後悔することになる人・ならない人 パラダイムシフトの心理学
    大きなことよりも、小さなことを成し遂げる
    人間として生まれた以上、苦しみは避けられない

    満足する心をもつ

    逃げるな!真実から逃げるな

    現実のこの世を楽しめ
  • 心の休ませ方 「つらい時」をやり過ごす心理学
    生きることに疲れたのは、心の底に溜まった「無念の気持ち」に気づいていない。「悔しさ」の量に気がついてない。憎しみや敵意がある事を自覚し、考え方を変えてみようと思える本でした。
  • 自分に気づく心理学 幸せになれる人・なれない人
    心理学の真理がある


    心理学の内面を詳しく事細かに書いてあります。

    なぜかイライラしたり、だるかったりするのは心理的にも理由があるのだと分かりました。

    読んでいて共感できることが多く、題名どうり自分に気づくことができました。

    毎日自分にやさしく、いたわってあげたいと思います。また、他人にもや...続きを読む
  • 自分に気づく心理学(愛蔵版)
    心の中の急所を射抜かれすぎて、どこかで拒否反応が出るのか、読み進めるのが難しい本
    加藤諦三さんの本は久しぶりに読んだけど、毎回こんな気持ちになるよなあ。

    トラウマは存在しない(嫌われる勇気)の逆で、こっちの方がしっくりくる。

    成育過程で甘えの欲求を十分に満たされなかった人が、大人になっても心のう...続きを読む
  • 大学で何を学ぶか
    大学生になった息子にお勧めしようと買ったのだが、加藤先生の本はよく読ませていただいており、この本も結局買ってすぐに読んだのは私だった。
    「大学で何を学ぶか」というタイトルだけど、現役大学生でなくても刺さる内容が多い。かつての大学生ならなおさら。息子が大学生になり、私自身数十年前の自分の大学生活を振り...続きを読む
  • 「自分の働き方」に気づく心理学
    「『転ばぬ先の杖』は『転んでから考えればいい』というのがその人達に適する格言です。」

    いつまでも疑ったり、取り越し苦労をする人には向かない諺の例をあげ、筆者はありのままの自分を受け入れる大切さを説いている。

    親や環境によって出来上がった歪んだ価値観は
    自分にとって真実ではないが、避けられない運命...続きを読む
  • 自分に気づく心理学(愛蔵版)
    ジェンダー観が古いところがある。
    それ以外はとても参考になる、気づきが多い本だった。
    生きづらさの原因は満たされなかった甘えの欲求。