加藤諦三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一言結論:
多くの日本人の根底にある心理状態の仕組みと原因が論じられた良本。自分を分析するためぜひ一読を!
感想:
人が幸福に生きていくことができない。その理由を、「母なるもの」である心の支えの欠如から社会的に起きがちな状況と絡めてよく考え抜かれ説明されています。こういった本を読んで自分の置かれた状況を冷静に分析するところからスタートする必要があると思います。
この本は、その支えがないのに頑張っている多くの人に自分の凄さを認めるよう促していますし、第二の誕生という言葉で生き方を変えることもできるという解決策まで提示していて非常に前向きです。
個人的にはすごく役立つと思うのですが、この本で対象 -
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学部を選んだ時に、ずっと養護教諭になりたいと思っていたのにどうして法学部に行ったんだろう
どうして先生の意見に影響受けて自分のしたいことを曲げたんだろうとふとした瞬間に思ってしまう。
想いが強いほど、遠ざかった結論を出してしまう。
この本は、頑張っても頑張っても無力感に襲われないようにするには、
☀︎「かたち」ではなく「こころ」を大事にすること
☀︎物事のけじめをつけること、口論や修羅場になろうとも逃げずに向き合うこと
お礼を言うべき人にお礼を言う、喧嘩すべき人と喧嘩する
☀︎迎合(自分の考えをまげてでも相手に気に入られようとする)せず相手に自分の考えや感情を真っ直ぐ伝えること
☀︎自分の判 -
Posted by ブクログ
拒否反応が出て読む切るのに苦労する人、スーッと心の奥深くまで入ってスラスラと読めてしまう人、と反応が分かれそうな一冊でした。
私にとっては処方箋を出してくれたような、点滴されて心身共に楽になったような、本でした。
★は4.5ぐらいにしたいです。
人付き合いの悩みを始め、様々な事象に対して深いところまで分解して解説してくれるので、なるほどそうだったのか!と気付かされました。(もちろん、全部が100%同意ではないですが、ここまで言語化してくれる本はなかなかないように思います)
甘えの欲求を幼少期に抑圧されてた人はかなり響くと思います。
自分にやさしくすること、自分をよく世話すること、自分が自分 -
Posted by ブクログ
寂しい人間は愛されることと気に入られることの違いがわからない。
迎合して服従することが癖になっているので、使い勝手のいい「良い人」として消費されていく。
心の中には何ともいえない不満や不機嫌が充満していて、いつもなんとなく辛い。
ありのままの自分でいいと思えず、いつも効率良く何かをこなすことを重視している。
好きな言葉は合理性。
そんな私が燃え尽きてから約1年、本書を読んだ。
一度墜落して暗闇の中で悶え苦しんだ時間は、かけがえのない神からの贈り物だったと今になって気づく。
「トラブルは運命の強壮剤である」という言葉には、感銘を受けた。
私は神からの贈り物の紐をほどいて歪んだ自分の心を癒し、運 -
Posted by ブクログ
色々な意味で心が掻き回された本。読み終わってすぐに口コミが書けなかった。それだけ心に刺さったということだと思う。筆者の考えには共感できるものもあれば違和感を覚えるのもあった。
人の悩みや苦しみは甘えの抑圧の結果であるという考えは生きていく上で参考になった。また、本心や自分の悪い部分を隠して良い人として振る舞っても、他人とは浅い関係にしかなれないというのも深く刺さった。
一方、成熟した親は子の気持ちが常に分かるもので、常に子どもの希望を叶えようとするものであるというようなことが書いてあったけど、ここは疑問を覚えた。それは少し親の存在を理想化し過ぎてないか?と。もしかしたら筆者の幼少期の満たされな -
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何不自由なく育ててもらったのに
親を愛せない
信頼できない
息が詰まる
30も過ぎて、なんて幼稚で親不孝な娘だろうか
過去につかれた嘘の数々が
いまだに脳にこびりついている
毎日愚痴を聞かされたあのリビングに
一気に心が引き戻される
途端に息が苦しい
母は自分自身に嘘をつき続けていた
自分の気持ちに嘘をついて耐えることこそ
家族の幸せだと思っていた
その結果常に不機嫌であった
不機嫌が子供に与える影響を分かっていなかった
そして子供も
不機嫌でいることが唯一の意思表示だと思った
母親の意思表示しか知らなかった
つまり心からの会話をしたことのない親子だった
やがて不機嫌が何も解決しないこ -
Posted by ブクログ
コミックはかなり幼い感じだったけど、言わんとすることはとても伝わった。
・尽くすことと大切にすることは違う→見返りを期待することは心のこもった尽くしとは言えない
・甘えることもできなかった子は、そのまま真面目な大人になっていることが多い。生真面目にしている限り、周囲の人の行為が期待できるからである。
・支配的な親に育てられると、子供は自分の世界を持つことに罪悪感を持つようになる。
・仕事をしていないと、不安な人は、決して勤勉なわけではない。いろいろなことを達成していくことで、心の空虚を埋めたいと思っている。
・自分に失望している人の方が、他人に自分を尊敬してもらいたがる。隠された依存 -
Posted by ブクログ
Xで話題になってたので、気になって購入した。
表紙にある、「小さなことで不機嫌になる人の心理」が自分に当てはまりすぎているからだ。
28歳になった今でも1番の悩みと言っていいほど。
何か救ってくれる言葉があればいいなと読み始めた。
全体的にこの性格は親のせいである、ということが書かれている。たしかに私の親も当てはまることはあるが、そんな毒親じゃないのにな、、と思った。
メモをとりながら読めばよかったーと今になって思った
明日もう一度読み返す!
私が生きやすくなるヒントは必ずここに書かれていたのだが、多すぎて覚えていない、、自分に呆れる!
加藤さんの他の本も必ず読みたいと思える本だった。