加藤諦三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
寂しい人間は愛されることと気に入られることの違いがわからない。
迎合して服従することが癖になっているので、使い勝手のいい「良い人」として消費されていく。
心の中には何ともいえない不満や不機嫌が充満していて、いつもなんとなく辛い。
ありのままの自分でいいと思えず、いつも効率良く何かをこなすことを重視している。
好きな言葉は合理性。
そんな私が燃え尽きてから約1年、本書を読んだ。
一度墜落して暗闇の中で悶え苦しんだ時間は、かけがえのない神からの贈り物だったと今になって気づく。
「トラブルは運命の強壮剤である」という言葉には、感銘を受けた。
私は神からの贈り物の紐をほどいて歪んだ自分の心を癒し、運 -
Posted by ブクログ
色々な意味で心が掻き回された本。読み終わってすぐに口コミが書けなかった。それだけ心に刺さったということだと思う。筆者の考えには共感できるものもあれば違和感を覚えるのもあった。
人の悩みや苦しみは甘えの抑圧の結果であるという考えは生きていく上で参考になった。また、本心や自分の悪い部分を隠して良い人として振る舞っても、他人とは浅い関係にしかなれないというのも深く刺さった。
一方、成熟した親は子の気持ちが常に分かるもので、常に子どもの希望を叶えようとするものであるというようなことが書いてあったけど、ここは疑問を覚えた。それは少し親の存在を理想化し過ぎてないか?と。もしかしたら筆者の幼少期の満たされな -
Posted by ブクログ
何不自由なく育ててもらったのに
親を愛せない
信頼できない
息が詰まる
30も過ぎて、なんて幼稚で親不孝な娘だろうか
過去につかれた嘘の数々が
いまだに脳にこびりついている
毎日愚痴を聞かされたあのリビングに
一気に心が引き戻される
途端に息が苦しい
母は自分自身に嘘をつき続けていた
自分の気持ちに嘘をついて耐えることこそ
家族の幸せだと思っていた
その結果常に不機嫌であった
不機嫌が子供に与える影響を分かっていなかった
そして子供も
不機嫌でいることが唯一の意思表示だと思った
母親の意思表示しか知らなかった
つまり心からの会話をしたことのない親子だった
やがて不機嫌が何も解決しないこ -
Posted by ブクログ
コミックはかなり幼い感じだったけど、言わんとすることはとても伝わった。
・尽くすことと大切にすることは違う→見返りを期待することは心のこもった尽くしとは言えない
・甘えることもできなかった子は、そのまま真面目な大人になっていることが多い。生真面目にしている限り、周囲の人の行為が期待できるからである。
・支配的な親に育てられると、子供は自分の世界を持つことに罪悪感を持つようになる。
・仕事をしていないと、不安な人は、決して勤勉なわけではない。いろいろなことを達成していくことで、心の空虚を埋めたいと思っている。
・自分に失望している人の方が、他人に自分を尊敬してもらいたがる。隠された依存 -
Posted by ブクログ
Xで話題になってたので、気になって購入した。
表紙にある、「小さなことで不機嫌になる人の心理」が自分に当てはまりすぎているからだ。
28歳になった今でも1番の悩みと言っていいほど。
何か救ってくれる言葉があればいいなと読み始めた。
全体的にこの性格は親のせいである、ということが書かれている。たしかに私の親も当てはまることはあるが、そんな毒親じゃないのにな、、と思った。
メモをとりながら読めばよかったーと今になって思った
明日もう一度読み返す!
私が生きやすくなるヒントは必ずここに書かれていたのだが、多すぎて覚えていない、、自分に呆れる!
加藤さんの他の本も必ず読みたいと思える本だった。
-
Posted by ブクログ
正直、自分のことを理解してもらうにはこれを読んでもらうのがいいんじゃないかというくらいに当てはまることが多くて驚きました。
親の育て方がどうこうとかではなく、自分の気質と周囲の環境とかそういう問題もあるのかなと思いますが、子供のころに年相応の経験とか感情の表出とか、そういうのができなかったというのはちょっとあるのかも、と思いました。いわゆる「いい子」でいないとという気持ちが大きくて、とにかく言うことを聞く、自己主張をしない、我慢する、そういう癖がついてしまっている気がします。それを強制されたわけではないんだけど、それが自然なことになってしまった。だからかわからないけど、よく大人っぽいよねとか