【感想・ネタバレ】人生の勝者は捨てているのレビュー

あらすじ

「会社」「家族」「人間関係」……イヤなものは捨てていい
笑顔・自信・真の友、「捨てる」だけで、こんなに幸せが増える
健康で幸せに生きるたった一つの方法は「捨てる」こと。人生の真の勝者とは、地位や名誉を得た人ではなく、際限なき欲望や世間体、嫌いな人とのかかわりを捨てられた人である。それができれば、笑顔が増えて自信もつき、人生は好転していく。本書では、「やりたいことの優先順位をつける」「自分の心のうちを紙にどんどん書いてみる」など、捨てられない人のための具体的な心の整理法を紹介する。「他人よりも先に自分が幸せになるための努力をしなさい」をはじめ、著者の厳しくも優しい助言があふれる救済の書

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Posted by ブクログ

とにかく捨てる。すべて。しがらみも。思い込みも。しなければならないこと、するべきこと、何もない。全てをリセットして、思い込みを捨てる習慣をつける。楽になるような気がする。人に嫌われていい。
この人の本をたくさん読みたい。

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2025年08月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【一言まとめ(キャッチフレーズ風)】
この本は、「“捨てる”ことで本当の自分を取り戻し、心の自由を手に入れるヒント」を与えてくれる一冊でした。
【要約(内容の流れ・ポイント)】
本書は、私たちが無意識のうちに抱え込んでいる“こだわり”や“執着”を手放すことの大切さを、心理学や精神分析の知見を交えて解説しています。
「捨てる」ことの本当の意味
 → ここでいう「捨てる」とは、単なる物理的な断捨離ではなく、心の中にある不要な思い込みや、他人の期待、過去の自分への執着を手放すこと。自分を縛る“壮大な自己イメージ”や「こうあるべき」という理屈に合わない考え(イラショナルビリーフ)を見つめ直すことが、心の整理の第一歩だと説かれています。
悩みの根源と“真の自分”
 → 悩みは昨日今日の出来事ではなく、長年にわたって“真の自分”を抑え込んできた結果として現れるもの。安易な解決や妥協を重ねてきた自分に気づき、そこから抜け出すためには、まず「自分に対する怒り」や「悲観主義(拡大解釈)」など、心の奥底にある感情を紙に書き出してみることが有効だと紹介されています。
心の品格とマインドフルネス
 → 他人や過去に振り回されず、「自分の心の品格」を誇りにすることの大切さも強調されています。マインドフルネスとは、壮大な自己イメージに固執せず、今この瞬間の自分を受け入れること。変えることよりも悩み続ける方がエネルギーがいらない――そんな人間の心理にも鋭く切り込んでいます。
【読んで感じたこと・自分の意見】
本書を読んで、「思った以上に自分も色々なことに固執し、悩んでいたんだな」と気づかされました。
特に、心のうちを紙に書き出すことで、頭の中のもやもやが少しずつ整理されていく感覚は、実際にやってみて効果を実感しました。
また、「悩みは長年“真の自分”を裏切ってきた結果」という指摘にはグサッときました。
安易な解決や妥協を重ねてきた自分を振り返り、今の自分の状況は過去の選択の積み重ねであることを改めて認めざるを得ませんでした。
加藤先生の本は、優しい励ましというよりも、論理的かつ現実的に“心の問題”に向き合わせてくれる印象です。
断捨離の本とは違い、物や人間関係だけでなく、自分の内面や思い込みまで「捨てる」ことの大切さを教えてくれました。
【この本をおすすめしたい人】
この本は、
何かに固執して悩みがちな人
変わりたいのに変われないと感じている人
心の整理やマインドフルネスに興味がある人
断捨離を超えて“心の断捨離”をしたい人
に特におすすめです。
【まとめ】
読み終えた後、「もっと身軽に、もっと自分らしく生きてみよう」と思える一冊でした。
心の中の“捨てられないもの”に気づき、少しずつ手放していくことで、人生がより自由で豊かになる――そんな前向きな気持ちになれました。
気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中学生のころ加藤諦三さんの本を友達から貸してもらった気がする。あの加藤諦三さんの本かと思う。今87才。昨年本を出している。
内容は、「人生の真の勝者とは、地位や名誉を得た人ではなく、際限なき欲望や世間体、嫌いな人とのかかわりを捨てられた人である。それができれば、笑顔が増えて自信もつき、人生は好転していく。本書では、「やりたいことの優先順位をつける」「自分の心のうちを紙にどんどん書いてみる」など、捨てられない人のための具体的な心の整理法を紹介する。「他人よりも先に自分が幸せになるための努力をしなさい」をはじめ、著者の厳しくも優しい助言があふれる救済の書」である
アドラー心理学の嫌われる勇気に似ている。当時の中学生に人気があったのがわかる。

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

成功や幸福を追及するために、「捨てる」選択の重要性が説かれている。執着を手放し、本当に大切なものを見極める視点が提供されている。シンプルな生き方を目指す人に響く。

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2024年12月10日

Posted by ブクログ

「うつ病になるような人は…」と語られていますが、うつ病経験者からすると、確かに抱えているものを捨てることは必要です。ただ、うつ病に今なってしまっている方は、心の持ちようを変える努力だけで病気を直すのは難しいので、闘病中の方にはおすすめできません。今現在元気な人が読むなら有りな本です。

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

繰り返し、「愛情が乏しいと思っている人、人から認められた記憶がない人は、皆から好かれたい。自分が自分を認めていないから、他で埋めようとする」「その執着を手放せないと、いまの幸せを得ることができない」と説いています。

そうだね。

職場でも苦しんでいる後輩がいるのでこの本をあげてみようかな。

「過去の損害を取り戻そうとして時間を消失してしまう」は結構ガツンと来る言葉でした

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2025年05月12日

Posted by ブクログ

(audible)
色んなものを抱えていると手に入れられない、という話だと解釈した。
途中ちょっと分からないこともあった。

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2025年04月09日

Posted by ブクログ

人生に勝ち負けはない。 いつの時代にも、人を
狂わせるのは欲望だ。 大御所 加藤先生だから
響くマントラ「捨てよ」。まさにZENの世界。
無所有こそ、到達点だ。

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2025年03月14日

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