あらすじ
「悩みを顕微鏡で見てはいけない」「小さな喜びこそ、幸福の源泉である」「自分に正直になったとき、大方のことは解決する」第1章 幸せな人は「不幸を受け入れられる人」第2章 「小さな喜び」を手にする人、取りこぼす人第3章 なぜ「ありのままの自分」でいられないのか?第4章 「それでも」幸せになるためのレッスン「テレフォン人生相談」のパーソナリティを60年以上務める著者が説く、お金、健康、学歴、結婚……に左右されない「本当の幸福論」。
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Posted by ブクログ
私に全て当てはまる内容だった。この本は自分で自覚できていない、自己を認知するきっかけを与える本だった。
不幸なのは不運なことが起こるからではなく、不幸な人生だと拡大解釈してしまうからである。さらに、不幸と思わなければ良いと分かっていても、不幸と思わずにはいられない根底の性格があるのだ。だから、起きた不運な出来事に対しての認知を変えるだけでは解決せず、根本的な自分の性格を知り、認知の歪みを認識することがまずは必要だと説いている。
また、不幸な人は精神年齢が幼児のままで止まっており、全他人からの愛情を求めているため、ナルシストで完璧主義であり、自己の意思で生きているのではなく他者から見た自分を生きているのだと言う。
今までうっすら気づいていた自分の性格が言語化され、それら性格の全てが自分を苦しめていると知り、いよいよ自分を変えていかなくてはならないと思った。
この不幸の連鎖を断ち切るにはこれからどうしていけば良いのか、そこはあまり詳しく述べられていないため、著者の他の書籍を読みたい。
Posted by ブクログ
これは深い本。自分を幸福だと思えない人は是非読んでほしい。幼少期まで遡り不幸の原因を振り返るのはかなり苦行だが、「不幸のルーツを意識し、受け入れて、初めて幸福になれる」という論理は正道で、やる価値があると感じた。
本書では、心にグサッと響くワードが多い。
・「不幸を受け入れる」ことが幸せの条件。
・愛情の基本的欲求は、インフラと同じように満たされるべきもの。
・記憶に凍結された屈辱。
・「小さい頃、私は愛されなかった」。この不幸を受け入れることが、真の成長への第一歩である。