勝間和代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書で言うところの『ズルい』仕事術というのは「限られた時間と能力を付加価値のあるアウトプットに効果的につなげる仕事術」のことなんだそうです。ちなみに僕はこの本を最後まで読んだ上でこの駄文を綴ってます。
いわゆる「勝間本」です。僕は純粋な「カツマー」ではどうやらないみたいでこの本を読む前に本書の理論編である『まじめの罠』(光文社新書)を読んでおいたほうがいいようです。僕は読む前にこの本を読んでしまったので、そこが心苦しい限りです。
ここでいう「ズルい」とは誰かの足を引っ張って自分が手柄を横取りしたりとか、人を出し抜く術のことではなく、彼女自身が仮説を立て、実行しまた再考しといういわば「PCDAサイクル」に基づいて執筆された彼女の提案する「仕事の処方箋」であると解釈いたします。
よく筆者は「新自由主義の権化」のような見方をされることが多いかと思われますが、マッキンゼーでは顧客とのトラブルで悩み、私生活上でも2度の離婚などを経験したというような経験も盛り込んだ上でこういうビジネス書を執筆されているのではないかと思われるのです。
それはさておいて、本書で筆者が提案していることは『限られた時間と能力から、最大限の付加価値を社会にもたらすような働き方』というもので、自身のエピソードから参考図書となる文献。さらにはサイトのURLなどを用い、『いま、私たちに、そして日本に、なぜ「ズルさ」が必要なのか?』『「ズルい仕事術」とはどういうものなのか?』ということを筆者の三本柱であるところの1自己分析力 2論理思考力 3レバレッジ力に大別して解説がされております。
筆者が言いたいのはマルクスの言うところの『熟練労働者』となって、多くの付加価値を生み出していこう、ということであると思っております。そのために最優先するものは『約束を守る』そして『嘘をつかない』ということなんだそうで、え、当たり前のことじゃないか、と最初は思いましたが、自分を省みてそれが100%実行できているか?と問うて見ると…。ということで。これを読んで何を実行するかは百人百様だと思いますが、僕はまずこの二つから実行したいと考えます。 -
Posted by ブクログ
勝間和代の頭の中が透けてみえるような、ある意味暴露本のような本。
思いの他、面白かった。
超ポジティブ×上昇志向。彼女でもサービス開発に10年かかったと
いうこと。戦略性が重要。
勝間和代がキャズムを超えて有名になったきっかけはテレビ出演。
理由は、不特定多数にリーチできてから。
これからの時代はテレビじゃないかも。
有名人は不可逆性をもっているため、一度有名になってしまうと
有名でなかった時代には戻れない。(過去有名だった人≠無名の人)
有名人になる方法。やっぱり、たまたま有名になった人なんて
いないのか。。。そらそうだ。
1)自分の商品特性を把握する
例)有名な外資系企業のコンサルタント経歴、MBA、シングルマザー等
2)自分がターゲットとする市場に対してセグメンテーション
ターゲット、ポジショニングを行う。
・商品特性を磨き続ける×その商品があることを発信し続ける
3)自分を売り込むためのサービスを開発し、そのサービスの提供
プロセスを管理する
4)自分がつくったサービスを普及させるための、適切なチャネル開拓
5)自分のサービスに適切な価格をつけ、品質を保証する -
Posted by ブクログ
今、話題のインフレターゲット論者である浜田宏一の金融理論が、勝間との対話で、分かりやすく述べられてる。経済学のことを詳しく知らなくても、この本を読むと、今何が問題になってるのか、少しだけ理解できた気がした。
基本的には、貨幣を増やせばデフレが克服できる、という。貨幣の価値が下がることで物価は上昇する。
浜田は、自分の理論が世界標準であり、日銀の政策がグローバルスタンダードから外れてることを批判し続ける。
日銀の白川総裁も、浜田から経済学を教わった生徒。その後、浜田はイエール大で教え、白川はフリードマンらのいるシカゴ大で学んだ。
デフレーションがいかに悪であるか。そして、いかにしてデフレを止めるか。それがテーマ。日本のエコノミストがデフレの弊害について十分に理解していないと憤慨。
そして、「金融政策だけでもデフレから脱却できる」と断言する。
マジか?
そんなに単純なのか?
また、浜田は最初に法学部で司法試験に合格し、その後、経済学を学んだので、ロイヤーとエコノミストの関係についても詳しい。
日銀に東大法学部出身者が多いことを危惧してる。アメリカだと、エコノミストはFRBに行くけど、ロイヤーにとってFRBは通過地点でしかない。
また、アメリカの一流大学の経済学系大学院に日本人が殆ど入れなくなってしまった現状を危惧。いまや、中国人やインド人や韓国人が留学生の主流だという説明に、なるほどー、と思った。
日本の競争力は至る所で弱まってる・・・。
それにしても、この人の話は、アメリカのエコノミストの理論が基準で、それに従わない人は、グローバルスタンダードから外れた、ダメな人、みたいな論調。
サブプライムローンやリーマン・ショックで世界経済を不況に突き落としたのはアメリカ経済だ。
ビル・ゲイツみたいな1%の金持ちと、残りの99%との間に異常な格差が開いているのもアメリカだ。
バーナンキやクルーグマンやマンデルが、どれだけ偉いか知らねーが、こーゆーアメリカ経済を崇拝するか?むしろ、スティグリッツが指摘するように、アメリカ経済やアメリカの社会構造には山ほど問題があると考えるのが普通じゃない?
すでにマンデル・フレミングモデルは誤りだとの批判もある。京都大学大学院工学研究科の藤井聡教授は、マンデル・フレミングモデルはインフレであることが前提となっており、デフレにおいては全く通用しないと批判。デフレ下の日本では財政政策は無効にならないと主張。また、同研究科助教の中野剛志も、資金需要が不足しているデフレ下では金利の大幅な上昇はありえず、自国通貨高にはならないと主張してる。
日本経済が外国みたいに5%や9%のインフレになったなら、急いでインフレ・ターゲットを実施して、貨幣の価値を安定させて欲しいけど、このデフレのときに、恣意的に貨幣の価値を下げてもらったりしたくない。
雇用が増えるか?賃金が増えるか?分からないのに、貨幣の価値だけ下げてどうする?こっちは生活がかかってんだぞ!国民の生活は、エコノミストの実験道具じゃないぞ。
世界的な業績があるとはいえ、こんな年寄りに、一国の金融政策、経済政策、を委ねるべきではない! -
Posted by ブクログ
・目標から逆算して考えるクセ
・MBTI
・自分史
・互いに尊敬できる友人と「褒めあい同盟」をつくる
・「したたか力」とは自分の長所に対してリーダーシップを持つこと
・才能とは、どこに特化できるか、見極める力
・一万時間の法則
・間違った努力は、努力しないよりも自分を不幸にする。自分が気持ちよく、伸びられるところだけに努力することが大事
・どうしたら一万時間努力できる環境を気持ちよく整えられるかを、「したたか力」で考える
・集中したところの評価が高まれば捨てることへの勇気がわく
・「しなやか力」「したたか力」「へんか力」の3つを統合して、3〜5年繰り返して自分の強みに集中し、まわりの助力を仰ぎ、変化しながら成長していくと、あるとき突然、「ぽーん」と自分の限界を超えた世界が広がって、自分が商品価値を徐々にもってきたことに気づく、それが「とんがり力」