あらすじ
「限られた時間と能力を
付加価値のあるアウトプットに効果的につなげる仕事術」
挑発的なタイトルながら、ここで著者勝間和代さんが読者に提唱しているのは、限られた時間と能力から、最大限の付加価値を社会にもたらすような働き方です。
それは、ごく当然のことであるのに、なぜか、そういう人は、「ズルい」と言われる。。。。
それはなぜか? そして、いま、私たちに、そして日本に、なぜ「ズルさ」が必要なのか?
そして、「ズルい仕事術」とはどういうものなのか?
そう、これは、直近に上梓した『まじめの罠』(光文社新書)のいわば実践編です。
その名にふさわしく、勝間式「ズルい仕事術」を支える3つの柱──
1自己分析力 2論理思考力 3レバレッジ力について、それぞれ3つの要素に分けながら、誰もがすぐに実践できるように、
明快かつ具体的に、その方法が公開された、著者の本領を発揮する久々のビジネススキル書となっています。参考図書も豊富に紹介されています。
あなたの仕事の目的は、まじめに努力することですか?
それとも、付加価値を生み出すことですか?
付加価値をもたらしたいと願うあなたに、お薦めします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
好きで得意なことだけやっていられる環境にしよう。
ということだと解釈しました。そのために
「自分をいつも見つめ直し」
「常識を疑い」
「運のいい人になる」 (本文より抜粋)
が必要だと。これ、まさに大谷選手だと思うんですよね。
そう気がついてすごくイメージしやすくなりました。
いや無理でしょ!そんな都合の良い環境なんてない!大谷選手は別格!
否定の言葉はいくらでも出せますが、その段階は早いところ抜け出して、どうすれば実現できるか試行錯誤していきましょう。
Posted by ブクログ
本書で言うところの、「ずるい人」の定義は、インプットが少ないのにアウトプットが多い、という前提は新しい視点でした。
仕事の成果はアウトプットーインプットという定義し、インプットを、最大化すればアウトプットも比例して最大化すると勘違いしているのが根性主義者であるとうところも心当たりが大いにあります。
ブログ記事をパワーポイントにすればセミナーができますし、動画、音声コンテンツという形にすればマネタイズができます。
このような展開の仕方をもっと突き詰めてやってみる価値があると思いました。
Posted by ブクログ
「ズルい仕事術」とは
限られた時間や能力を付加価値のあるアウトプットに効果的につなげる仕事術
本書で一番言いたいことやと思います。
自分の強み・弱みについての正しい自己分析力
×
不確実な状況でも的確な判断を下せる論理思考力
×
周りへの徹底したレバレッジ力
論理思考力
その① 正しく課題を設定する能力
その② 課題に対して仮説をしっかりとつくる能力
その③ 仮説を実証するために情報を集める能力
課題設定し仮説構築し情報収集する。
この流れをしっかり叩き込んでおく必要があります。
「課題設定」に際しては
「付加価値の最大化」
を念頭に置いておく必要があります。
同じやるなら効果の高いものをやりたいです。
そうなると課題設定の時点で作り込んでおく必要があります。
「仮説は経験則から導かれる」
仮説は一つの解答案やと思います。
それをたくさん用意していくには知識経験は不可欠やと思います。
手法としては4P
を意識して
product
price
place
promotion
を中心に設定していけば良いかなと。
「問題解決は自分のネットワークの総力戦で行う」
問題解決は独力ではしんどいです。
でもいきなり他人を当てにするのはもっと難しいです。
そのために「相互依存」の関係性を構築しておく必要があります。
お金のレバレッジ
人脈のレバレッジ
ネットのレバレッジ
全て活用してこそ良い問題解決につながると思います。
Posted by ブクログ
勝間さんはもう何年も前から周りの人に影響を与えながら、小さなインプットで大きなアウトプットされてきたんだなぁと思いました。今読んでもまったく色あせていない。人脈作りについてはもっと自己開示を進めていこうと思います!
Posted by ブクログ
39歳になって理解できることがたくさんあった。もっと若い時に読んでたらと思ったけどきっと腹落ちしなかっただろう。最近迷ったらやってみることにしてる。結果間違ったとしても、気づきはやってみたほうが大きいはず。仮説を立てて修正する。仮説を立てて情報を探す。なんとなくやっていたことだけど読んで理解してすっきりした。
仕事に限らず活かせる情報満載です。勝間和代さんが好きになった。
Posted by ブクログ
感動本。良書。題名に「仕事術」とあるが範囲を大きく超えて『人生術』の本。素晴らしい提案が多くされている、『7つの習慣』の様に時間を掛けて1つずつでも出来る事から習得していくべき本。息子が大きくなったら読ませたい。この本でいう“ズルい仕事術”とは「自分をいつも見つめ直し」「常識を疑い」「運のいい人」になること勧めている。決して‘ズル賢い仕事術’ではない。出版されて時間が経ってしまったが、出版直後に読みたかった。
Posted by ブクログ
そこまでズルくなくむしろ誠実な内容が多い。「ズルい」という強い表現を使ったのは日本の停滞を生む負の考えを打ち砕きたい意図があるのかなと思う。内容は仕事術に関する考え方のエッセンスが詰まっており、この本を元に参考として紹介されていた他の著書も掘り下げてみる。
また勝間和代さんはネットでの断片的な側面でしか知らなかったが、あとがきまで読んで印象が変わった。そういう意味でもこの本を読んでよかったと思う。
Posted by ブクログ
備忘録
・ズルい仕事術とは、より普遍的で大きなところで努力を重ねて、具体的なアウトプットの瞬間に対する直接的な努力はなるべく小さく済ませること。
①過剰品質となっていないか?
②これからの破壊的なテクノロジーはなにか?を常に睨みながら、ひたすら付加価値を考えていく思考法。
・仕事で努力すべき場所は、付加価値を出す部分。そのための必要なコストや訓練を重ねること。
・努力至上主義は頑張ったことでの言い訳・逃げがきくようにするための悪しき慣習。背景には妬み文化による足の引っ張り合いがある。
・強み弱みについての正しい自己分析力×論理的思考力×周囲へのレバレッジ力(市場、人脈、ITの3つを使いこなし、1人の実力を何倍何十倍にするスキル。長期的かつ対等な関係でいられる人と付き合い、10年20年単位でGIVEの5乗を継続する。※得意技について目先の報酬に囚われずできる限り人に与え続けること)
・ラテラルシンキング。白赤黒黄緑青の6つの帽子でメタ認知をすすめる。
Posted by ブクログ
強みを持って仕事をしていくこと、ゴールを明確にして効率的に仕事をしていく本。
色んな本の紹介がされているのは良い、このあたりの方を「知ってる」ってなるのが目標か
言いたいことは明確。
付加価値を生む必要なところに注力する:集客すること、客を満足させること
スキル
①強みについての自己分析能力:能力を見極め、変えるものを決める
②的確な判断をする論理的思考力:見えないものを見る
③周りへのレバレッジ力
資質と向き合い認め、変えられるところ変えられないところを見極めて、変えるもの(人、自分、環境)を決める。
①メタ認知:正当に評価、できることに集中特価、自分と他人をしっかり区分
トップセールスに必要な能力:相手の気持ちの感受性、働きかけて影響を与える、喜ばせて満足する、拒絶に立ち向かう。
×:批判、文句、責める、ガミガミ言う、脅す、罰する、褒美で釣る
○:支援、励ます、耳を傾ける、受け入れる、信頼、尊敬、交渉
②正しく課題を設定、仮設をしっかり作る、実証のために情報を集める。
人に言われたことを言われた手順でやる限り、あなたはその仕事の部品
③市場、人脈、ITをレバレッジする
Posted by ブクログ
仕事の成果=付加価値=OUTPUT-INPUT
仕事術で、努力すべき場所は、付加価値を出す部分であり、そのために必要なコストや訓練を重ねるところ。
過剰品質となっていないか。を問いかける。
自分の強みと弱みについての正しい自己分析力
不確実な状況でも的確な判断を下せる論理思考力
周りへの徹底したレバレッジ力
自分の頭で考える習慣と考えたことを実行する習慣が大切。
自分の活躍できる場をいかにセットアップできるかに労力を傾ける必要がある。
自分自身を正当に評価する。
自分が出来ることに集中特化する。
自分と他人をしっかり区分出来る。
これらのことが出来ると仕事の効率は結果として簡単に上がる。
自分の判断は当てにならない。
ヒューリスティックと呼ばれるよう直感の誤り。
もっとも時間を使うべきところは、得意なものを行う時間。
自己分析を完璧に出来る人はいない。少なくとも自分比、昨日比をよりよくするように考える。また、自分の気持ちを言葉に表したり、相手に伝える練習を重ねる。
毎日振り返りの時間を設ける。
長期の休みには自分の目指している先を考え、その現状、何が足りないかなど、自分をメタ認知し、考え続けること。
多様な人達の考え方を知る為にわ小説や映画、ドキュメンタリーやインタビューを活用する。大事なことは人は皆違うということに気付くこと。
論理的思考力の3ステップ
1.正しい課題を設定する能力
2.課題に対して仮説をしっかりと作る能力
3.課題を実証するために情報を集める能力
主体性を発揮する為に正しい課題設定とそれに対する仮説構築を習慣づける。
人から言われたことを言われた手順で実行し続ける限り、その仕事の部品でしかありえない。
自分の時給を意識して生活する。
致命的な7つの習慣
1.批判する
2.責める
3.文句を言う
4.ガミガミ言う
5.脅す
6.罰する
7.目先の褒美で釣る
身に付けたい7つの習慣
1.支援する
2.励ます
3.耳を傾ける
4.受け入れる
5. 信頼する
6.尊敬する
7.違いを交渉する
気付き、認め、行動し、続ける。この著者の言葉を行う。
Posted by ブクログ
致命的な7つの習慣
?批判する
?責める
?文句を言う
?ガミガミ言う
?脅す
?罰する
?目先の褒美でつる
身に着けたい7つの習慣
?支援する
?励ます
?耳を傾ける
?受け入れる
?信頼する
?尊敬する
?違いを交渉する
ずるい仕事術とは、「自分をいつも見つめなおし」「常識を疑い」「運のいい人になる」こと
Posted by ブクログ
ずるくなるための3つのスキルは
自分の強み弱みについての正しい自己分析力
かける
不確実な状況でも的確な判断を下せる論理思考力 かける
周りへの徹底したレバレッジ力とのこと
あと1日15分でもいいから振り返る。年末年始とか 年度初め盆休みのタイミングで十分な休息を取って自分が目指している先はどこかどこまで来ていて何が足りないのかを認知して考え続けることが大事とのこと。
私はこのレバレッジ力他人に何かをしてあげる give の五条が今まで できていなかった。だから Twitter で悩んでる人にちょっとアドバイスをするとか 出来る範囲で人の役に だっていこうと思う。 いずれはイベントを開いてお金も取れるようになりたいなー
Posted by ブクログ
◆誰でもずるくなる3つのスキル
・自分の強み弱みの自己分析力
・不確実な状況で的確な判断をする論理思考力
・周りへの徹底したレバレッジ力
◆自分と他人は違う価値観で行動しているということを理解
グラッサー博士の選択理論の5つの欲求
・生存
・愛・所属
・力
・自由
・楽しみ
◆上質世界
・いつも一緒にいたいと思う人
・もっと所有したい・経験したいと思うもの
・行動の多くを支えている心情
◆人と付き合うための7つの二種類の習慣
<致命的な習慣>
1 批判する
2 責める
3 文句を言う
4 ガミガミいう
5 脅かす
6 罰する
7 目先の褒美で釣る
<身につけたい7つの習慣>
1 支援する
2 励ます
3 耳を傾ける
4 受け入れる
5 信頼する
6 尊敬する
7 違いを交渉する
◆ラテラルシンキングのすすめ
◆知的好奇心
・運のいい人の法則
・幸福の習慣
◆あなたのグロス・ネット時給は?
・あなたの時給で物価をみる
◆ずるい仕事術とは自分をいつも見つめ直し、常識を疑い、運のいい人になること
◆リチャード・ワイズマン
運のいい人の4つの法則
1 チャンスを最大限に広げる
2 無視を知らせを聞き逃さない
3 幸運を期待する
4 不運を幸運に変える
◆投資家のマックス・ギュンター氏
ツキの科学
・運をよくする方法
運のいい人は
1 社交性に富む
2 直感力が強い
3 勇気がある
4 ラチェット効果を働かせる
5 悲観的推測に元ぢいて行動
◆NOPS
Notice 気づく
Own it 認める
Play with it 行う
Stai with it 続ける
Posted by ブクログ
要領の良い、効果的な仕事術のための考え方。
投入しがちなインプットを引くことによっての付加価値向上を意識。無駄を省く。
【自己分析力×論理思考力×レバレッジ力】
が核。まさにそのコア部分のみを提示。
それら各項目の詳細については、本の中での参考図書などで自分なりのモノをどうぞ、主体的に構築してください。といった具合。(それをやるかやらないか)
上記の核となる考え方各項目を大まかに説明しているだけとも言えるが、意外と為になる部分など有り。
2011年の本。
Posted by ブクログ
いつもスイッチ押していただく勝間さんの本。限られた時間で最大限の付加価値を社会にもたらすには自己分析×論理思考力×レバレッジ力が軸であり、各章はそれを掘り下げる内容で非常にまとまった流れでした。特に参考になったのは、自己分析をして弱点に余計な努力をしないこと、今戦っている土俵が正しいか確認すること、普段から仮設をたてることの3点は特に意識したいなと。著者も書いていますが「ふーーーん」で終わらないために。
Posted by ブクログ
本書で言うところの『ズルい』仕事術というのは「限られた時間と能力を付加価値のあるアウトプットに効果的につなげる仕事術」のことなんだそうです。ちなみに僕はこの本を最後まで読んだ上でこの駄文を綴ってます。
いわゆる「勝間本」です。僕は純粋な「カツマー」ではどうやらないみたいでこの本を読む前に本書の理論編である『まじめの罠』(光文社新書)を読んでおいたほうがいいようです。僕は読む前にこの本を読んでしまったので、そこが心苦しい限りです。
ここでいう「ズルい」とは誰かの足を引っ張って自分が手柄を横取りしたりとか、人を出し抜く術のことではなく、彼女自身が仮説を立て、実行しまた再考しといういわば「PCDAサイクル」に基づいて執筆された彼女の提案する「仕事の処方箋」であると解釈いたします。
よく筆者は「新自由主義の権化」のような見方をされることが多いかと思われますが、マッキンゼーでは顧客とのトラブルで悩み、私生活上でも2度の離婚などを経験したというような経験も盛り込んだ上でこういうビジネス書を執筆されているのではないかと思われるのです。
それはさておいて、本書で筆者が提案していることは『限られた時間と能力から、最大限の付加価値を社会にもたらすような働き方』というもので、自身のエピソードから参考図書となる文献。さらにはサイトのURLなどを用い、『いま、私たちに、そして日本に、なぜ「ズルさ」が必要なのか?』『「ズルい仕事術」とはどういうものなのか?』ということを筆者の三本柱であるところの1自己分析力 2論理思考力 3レバレッジ力に大別して解説がされております。
筆者が言いたいのはマルクスの言うところの『熟練労働者』となって、多くの付加価値を生み出していこう、ということであると思っております。そのために最優先するものは『約束を守る』そして『嘘をつかない』ということなんだそうで、え、当たり前のことじゃないか、と最初は思いましたが、自分を省みてそれが100%実行できているか?と問うて見ると…。ということで。これを読んで何を実行するかは百人百様だと思いますが、僕はまずこの二つから実行したいと考えます。
Posted by ブクログ
自分の強み・弱みについての正しい自己分析力、不確実な状況でも的確な判断を下せる論理思考力、周りへの徹底したレバレッジ力、この3つの技術をうまく組み合わせ、スキルを蓄積する。
この3つをバランスよく育て好循環を生むよう努力することが大切である。
努力不足の4段活用にならぬよう、常日頃から自分の頭で物事をしっかり考え、考えたことをきちんと実行できる習慣を身につけておきたいと思う。
ここで紹介されている身につけたい7つの習慣もいつも意識下に置いておきたい。
Posted by ブクログ
理由はよくわからないが、何故か久々に勝間さんの本を読んだ。
この本、かなり良い内容でおすすめです。
しかし、勝間さんの事を余り良く言わない人が多くいるらしいですが、何故って感じですね。
読んでいない本がたくさんあるので、これから勝間さんの本を改めて読んでみたいと思います。
Posted by ブクログ
久々にカツマー氏の本を読み返したら、面白かった。
課題設定能力と仮説を立てる能力・検証する方法の確立。
加えて、自分の強みにシフトして、あとは人脈やITでレバレッジ。
これらアタマの出来とかに寄りそうなことのなかで、一番重要なのが、「信頼を得る行動を心がけること」。
なるほどねー。
Posted by ブクログ
お勧めです。
最近仕事でこの本のような考えに傾いていたところだったので、どう実践していくかの指針になります。
ただ、初めての勝間和代さんの本っていう人には取っ付きにくいかもしれませんが…。
私も別の勝間和代さんの本を読んだ時そういう感想を持ちました。
私個人の感想ですが、勝間さんの本ってビジネス書初心者置いてけぼり感のある文章だと思います。
だから1回読んで敬遠するんだと思うのですが、読んだ内容を(一部だけでも)頭の片隅に置いて生活してると書かれてた内容が「分かってきた」って事が増えてきてもう一回読みたくなるんです。
理解出来なくても「こんな事書いてたな~」って頭の片隅に置いておくと新しい発見などがあって楽しいって最近気付いた私です^^;
Posted by ブクログ
本書をわりと熱心に読んでいたところ、身内から「カツマー」との揶揄。
一人の発言を盲信するのと同じくらい、誰彼の言うことは眉唾と除外してしまうことも、大いに見識を狭めると思うけれど、この人はそういう扱いを受けることが多いなあ。
主たる学びは
・世の中にはこういった内容の本を真剣に、そうだったのか!と読む層がいる
・そんな風にそもそも人間が異なる相手に、仕事術、という全体的なノウハウを伝える技術
特に後者に関してかなり勉強させられました。
他人と共有するのは難しい、考え方・発想、レベルの話を分かりやすく伝える技術。
***
この本を読んでいたときの、象徴的なエピソードを一点。
私の鞄から覗いた本書のタイトルを見て、社会人の知人たち
「(まだ就職もしていないのに)そんな本を読むのは早いよ」
「就職三年目までは、がむしゃらに働いた方がいいらしいよ」
自分はそういう印象を受けなかったので意外だったが、
「ズルい仕事術」=「なんだか効率よく仕事を終わらせ、その分コーヒーブレイクなど取って悠々自適に暮らす方法」というイメージを抱かれるのか。「ズルい」という単語のネガティブイメージに気づいた。
ズルく働くことと、がむしゃらに働くことが一致しないのは
愚直に「まじめに」働くことが美徳、という日本人的な発想かしらん。
私が教科書やら学校の授業やらにひたすら無縁で生きてきたのは、上述のような世の中との擦り合わせを怠った結果に依るが、
そういう他者と共生する価値・方法みたいなものに、最も気付かされた一冊でした。
Posted by ブクログ
「真面目にやったと言うことが言い訳になり、成果を追求しないのは正しいのか」ハッとした。
ずるい考え方、という言葉はネガティブな印象があるが、本書で言われているのは人を傷つけてずるく生きる、ということではない。ラテラルシンキングのような、抜け道を考えたり、得意なことにフォーカスし不得意なことは思い切ってバッサリ捨て効率を上げる。
論理的思考はかなり弱い分野だと反省。課題設定、仮説、検証を意識してやってみよう
Posted by ブクログ
ズルい仕事術
2011/12/16 著:勝間 和代
努力は美徳、成果だけで人の価値を測ってはいけない。プロセスが大事と言われつつ出てきたわたしたちは、付加価値を最大化しなければならない、という発想が本当には身につかず、行動に結びついていない。
それどころか、あまり努力をしない、インプットが少ないのにアウトプットを出してしまう人は、あいつはなにか裏技を使っているに違いない、悪いことをしているに違いないということで、ズルい人と呼ばれ軽蔑したりする。
本書の目的はそのような「ズルい人」になるべく以下の4章により説明している。
①ズルい仕事術を支える3つの柱
②ズルい仕事術を支える柱 自己分析力
③ズルい仕事術を支える柱 論理構成力
④ズルい仕事術を支える柱 レバレッジ力
言っていることはよくわかる。
非常に大切なことでもあり、今までの日本人が美徳としてきたこととは違うことを受け入れなければなかなか本書は頭に入ってこない。そしてすべての人がすんなり表面上の意味合いだけを受け取ってしまうととんでもないことになることも事実。
全てはバランスと時期を見て部分的に取り入れることが大切。
どうしても基本や他者への思いやりや深みがないままズルい人になってしまうと短期的な結果は得るかもしれないが、中長期的な結果と周りとの協力と成長という点では苦労することになる。
ひとつの考え方として学び、自分に最適なズルさがわかるまでは目の前にあることを一生懸命するべきと自分を含めてまわりの同僚には伝えたい。
Posted by ブクログ
inputばかりでoutputが足りないことがよくある。本当は目標設定とバランスを鑑みて行動しないといけない。
この本でいうズルい仕事術とは
ブルーオーシャンで勝負する
付加価値を少ない手順で最大化する
こと。
自分をいつも見つめ直し、常識を疑い、運のいい人になること。
ズルい仕事術のコツ3つ
1.自己分析力…
得意な仕事をする。自分の判断を当てにしない。
2.論理思考力…
課題設定→仮説構築→検証のための情報収集
課題が正しいかどうかも振り返る。
普段から論理思考ができるように、意識する。(例:新しいレストランの見た目や客層などの状況からおいしいお店か判断)
仮説をたくさん走らせておいて日常的に出会う情報から判断するように習慣づける。
3.レバレッジ力…
わずかな力で、てこのようにものを動かすこと。自分以外の人の力を活用する。
自分の時給を意識する。
人脈をつなぐために、惜しみなくGiveする。約束を守る。嘘をつかない。
致命的な7つの習慣
・批判する
・責める
・文句を言う
・ガミガミ言う
・脅す
・罰する
・目先の褒美で釣る
身につけたい7つの習慣
・支援する
・励ます
・耳を傾ける
・受け入れる
・信頼する
・尊敬する
・違いを交渉する
この7つの習慣は仕事だけじゃなく子育てにも当てはまりそうだから、気に留めておきたい。
マーケティングの4P
product 製品
price 価格
promotion 宣伝
place 流通
ロジカルシンキングとラテラルシンキングについてはいまいち理解が深まらなかったので、別の本で補った方がよさそう。この一冊で完結しきらないところがちょっと困る。
Posted by ブクログ
とても良いことが書いてあると思うのですが、何故か心に響かないんですよねえ。
書いてあることは一々ごもっともで、反論のしようもないのですが、例えば「もっと野菜を沢山食べた方が健康に良いというのは判ってるけど、俺は肉が好きなんだ。肉食って死ぬなら本望だ」ってのと同じような感じで、日本人って真面目にコツコツ頑張るってことが心底好きなんじゃないでしょうか。もっと合理的に効率的に付加価値を最大に、って事の方が良いに決まってるのですが、やっぱり好きなことには敵わない。そんなことを思ってしまいました。
Posted by ブクログ
限られた時間や能力を付加価値のあるアウトプットに効果的につなげよう。自己分析、論理思考、レバレッジ。
自然体で書かれている感じで、素直にさらっと読めました。
閉塞感のある日本の状況を、明るい方向に変えていきましょう! というのも、うん、その通りだなって思います。
タイトルだけ見て、誤解する人がいませんように。
Posted by ブクログ
噂の
勝間和代さんの本を初めて読みました!!
タイトルに仕事術とありますが、内容は自己啓発の印象が強かったです。
それでも面白い切り口が多かったので、勝間さんが評価される理由も少しだけわかった気がします!!
またこの本は前置きがなくスパッと結論が書かれているので、まどろっこしさがなくサクサク読めます(^-^)/
オススメです!