群ようこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公はキョウコという45歳の女性。
誰もが知る大手広告代理店を早期退職し、ボロアパートのれんげ荘に引っ越してからのお話。
あるYouTube配信者の方がおすすめしていたので読んでみました。
キョウコをとりまく周囲の人々が暖かくてほっこりしました。
母との関係性はあまり良くないけれど、いつかわだかまりが解けると良いなと思いました。
ストーリー的には良いスパイスになって魅力的なキャラクターでした。
自分の幸せは自分で決めたらよい、と背中を押してもらえるようなお話でした。
恥ずかしながら森茉莉さんを本作で初めて知リマした。「贅沢貧乏」、いつか読んでみたい。
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Posted by ブクログ
変わり映えのしない日々と思うかは本人の感じ方によるのだろうなと。
一人暮らしは気楽ででも小さな出来事で将来が心配になってみたり、今まで気付けなかった事をゆっくりと考えてみたりと退屈ではない生活で色々な出来事に思いを寄せられる。
傍から見たら暇そうに見えるのかな。
主人公からそうかそう思えば良いのか、そう考えるのだなと主人公の身に起きた事について一緒に考えながら読み進めているのでそれは主人公の知り合いのような気持ちになっているのかも。
この先主人公が何を見つけ考えていくのか、やっぱり気になっていつまでもこのシリーズが続いてほしいなと思います。 -
Posted by ブクログ
休み休み、ブレずに、ずっとその方針で生きていく。
猫の描写がたまらん、笑みがこぼれてしまう。
だからこそ、死後の描写もより響く。
死は生がある限り、逃れられない。
わかっていても、普段わからないふりをして生きている。
人間よりは死を特別視していないどうぶつたち。
種を残すことで、次に繋がっていく。
人が関わるどうぶつは種を奪われたり、無理やり生まされたりしているが。
植物にとっては死ではなく、生命の中のサイクルの一つなのかもしれない。
花を飾るのは好きではない、野に咲いててくれと思う。
実際にお店があったら、私は入らない人間だ。
私はヴィーガンで、お店で出されるものは食べられないなあと思 -
Posted by ブクログ
そろそろ今年最後の片付けをと、本を減らす為に後押ししてくれる本を買う。(結局、減らしてもまだまだ増えるのですが。)
本書では、著者が終活に向けた第一歩として、先ずは住む器を少し小さくて(必然的に住居費も減る)、強制的に物を減らす。という作業の日々を軽やかに?綴ったエッセイになっています。
ご本人の物を減らす作業だけでなく、知人の両親の引っ越しの作業なども綴られていて、本当にたくさんの物を片付けていかなければいけない作業は、体力的にも気持ちの面でも大変な訳です。
わかっていても中々片付けが進まないものなので(私の事です)、時々この手の本を読んで愉しんで。よし、やらねば!と奮起したい方、おすす -
Posted by ブクログ
れんげ荘物語は、読者の私にとって「そういえば、れんげ荘のみんなはどうしているかな?」と、ふと思い出したときに手に取る本です。
8巻目のキョウコさんの暮らしは、ほとんど変わっていませんでした。
兄夫婦のおネコさまたちを始め、ネコとイヌ達の愛らしさは、パワーアップしていました。
今回は、キョウコさん自身が風邪をひいたことがきっかけで、老後の心配や生き方について思いを巡らし、会話をすることで得た様々な気持ちが書かれていました。最後のページでお隣のクマガイさんが言った言葉が、一番大切なことだと思いました。
心地よいれんげ荘の暮らしでキョウコさんが思うことに、読者の私自身も共感することが多い一冊 -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて本書を手に取った。
率直な感想としては、作者と同世代の読者に強く共感される内容だと感じた。私は作者と世代が離れていることもあり、大きな共感は得られなかったが、祖父母にスマホの使い方を教える経験があるため、状況を想像することはできた。
本書から自分なりに得られたことは二つある。
一つは、将来的に自分自身も新しい技術についていけなくなる可能性があるという気づきである。固定電話がスマホに取って代わられたように、スマホもまた永遠ではなく、やがて次の新しい技術に移り変わっていくのだろう。
もう一つは、ペットの習性についてである。作者は自身のペット(うなぎ)を例にしていたが、私も実家の