群ようこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
相変わらずあったかくて良い
練り切りの登場にもやはりな〜と納得。お寺と庭と練り切り、なんてほっこりなほかほかな組み合わせ!そして、そのお寺の奥さんの言葉がすっとわたしの心に入ってゆく。百人いれば百通りの生き方がある、という事実と改めて向き合ったかもしれない。これが正しい、間違っている、といったようなことはないのだね〜。
たろちゃんのような存在がわたしにもいて、いつか離れてしまったときのかなしみは計り知れないな、と。毎日ふとしたときに、愛おしい瞬間を思い出してはうるっときてしまうのだろうな。いまを、このいまそばにいられるこの時間を大切に、もっと一緒に過ごそう♩
さいごに、オクラをお星さま、と表現する幼い子の感覚ににやける。
-
Posted by ブクログ
ネタバレどこでも、自分のペースで、生きていきたい。
遅ればせながら最近映画を観まして、原作も読みたくなり購入!
サチコさんに心の(お金の?)余裕がある理由とか、ミドリさんの半生とか、詳しくわかった。
全部映画のキャストで脳内再生される。
大好きな、シナモンロールを作るシーンはなかったけど、きっと文章と文章の間で作ってる。
自然がいっぱいなフィンランドでも、悩んだり苦しんだりしている人がいて、どこにいたって、その人の気の持ちようなのである。本当にそう。
だけど、どうしても自然がいっぱいなところに行って、自分を休憩させたい。
人生で一番、北欧に行きたくて仕方ない。(とは言いつつ、物語の登場人物のように行動に移す勇気がなく、飯能のムーミンバレーパークに行ってきた。疑似北欧体験)
“豚身昼斗念”の当て字がとても好き。書いてもらって喜ぶトンミくんも好き。フィンランド人、割と“念”で終わるのでは?
“皆・歩瑠放念” -
購入済み
映画とはまた違う味わい
久しぶりに再読しました。
映画を観てこちらを読む方は多いと思いますが、私もそのクチです。
作品には文章の方が豊かなものと、映像の方が豊かなものとに分かれがちですが、こちらはどちらかと言えば後者かと思います。
ですが、映画を観て興味を持った方は、登場人物のバックグラウンドを知るのにそれなりに良いです。
映画の方が人物像に厚みがある気がするのは、きっと、役者さんに力があるからなのでしょう。
この小説からあの映画を作り出してくれた監督、スタッフ、もちろん役者さんたちに感謝。
また、インスピレーションを与えてくれた本作にも感謝。