群ようこのレビュー一覧
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購入済み
ストーリーに引き込まれる
かもめ食堂のことは映画で知った。
小説版も読んでみたいと思っていたが、ずっと忘れていた。
Booklive!で偶然「かもめ食堂」の小説版を発見。
買わないという選択はなかった。
小説版も冒頭からスッとストーリーに引き込まれる。
これは映画をあらかじめ見ていたからだろうか?
読んでいて、やっぱりいいなあと思える小説なので、これから何度も読み返すことになるだろう。 -
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きもの大好きな群ようこさんが、1年365日着物で暮らすことに挑戦した日々を綴った日記。
しかし大変である。
じゅばんの半襟付け、足袋の洗濯、帯結びの練習、寒い日暑い日、雨の日などの対策、着合わせチェックやお直し、お手入れなど、際限ない。
タンスの整理や端切れの処分なども。
20年近い着物歴がある人ですら、大変そうなのに、これから着物を着ようというビギナーには、こなせそうにない。
着物の大変さは、
シーズンごとに、着物、帯、帯揚げ帯締め、下着、足袋、草履、コートなどを揃えないといけない。
さらに、フォーマル〜カジュアルのさまざまな段階の格や素材を揃えないといけない。
絹素材は雨に濡らせない -
Posted by ブクログ
猫好きとしてはハマる書だと思いましたとも…!社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
文と文の間のスペースがやたら広く、すぐに読み終えてしまいましたとさ…。群さんが過去に書いた猫に関するエッセイから自身で厳選したのかな? 編集者がしたのかな? 分かりませんけれどもまあ、そうしたエッセイ群と新たに書き下ろしたエッセイを含んでこのお値段! なかなかに充実した内容だと思いました…。
避妊手術…それに関し、群さんは言いますね、人間の都合でおちんちんを取ってもいいものかと…それは僕も思いますね! そして、群さん同様、僕も人間に関しては今後…大きな罰が当たるんじゃないかと…戦々恐々としています! 自然破 -
Posted by ブクログ
4月になって新しい環境での仕事が始まり、そんな時に読んだ作品。
だからか、とても心に染み渡った。
働かない、という選択はとても勇気のいることで、決めてからもきっと迷いの連続で。
働く、働かない、どんな生活をしても迷わないことはないし、みんな何かしら心の中にもやもやすることはある。クマガイさんが言うように、どんな立場でも不安はつきもの。
ただ基本的に、私も日本の会社というものは、好きじゃない。自分らしさがなくなってしまう、そう思うし、時間をもっと大切なことに使いたい、大切な人と過ごしたい。
でも生きるためにはお金も必要。そして社会に貢献しなければいけないのも、わかる。
んーでも、人生のうちも -
Posted by ブクログ
よく漫画とかアニメで飼い猫や犬が飼い主と喋っているのがあるけど、それは漫画の世界だけで現実にはそんなことあるものか、と思っていたのだけれど、群ようこさんのこの動物エッセイを読んだら実はほんとに犬とか猫とか生き物達は人間のことばや気持ちをこちらが考えている以上に理解しているのではないか!?もちろん人間の言葉は喋らないけど(インコは別)会話きちんとしてるし…!という驚きと感動と、爆笑の連続でした。ハチのハッちゃんを会社の人たちみんなでかわいがったエピソードは驚きました。昆虫にも通じるものってあるんですね!?あと、ブタ夫と群さんが名付けた上品な奥様の飼い猫のエピソードが後日談付きで面白かったです。帯
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Posted by ブクログ
ネタバレアキコさんが悲しいままで終わってたまるものか。
という憤りであっという間に読み終わった、シリーズ2作目。
普段いかにネタバレをせず感想を書くかを信条としている私ですが、今回ばかりはネタバレを含みます。
愛猫たろちゃんを失ったアキコさんのその後。
アキコさんがひたすら悲しみに包まれてる一冊なので、読む人によってはもどかしかったり、その悲しみをしつこく感じる人もいるかもしれない。
でももし自分もアキコさんと同じように、まだ若い飼い猫の異変を様子見したことで失ってしまったら、と考えると、アキコさんには「もっとゆっくり悲しんでいていいんだよ」と声をかけてあげたくなった。
猫が急に亡くなってし