群ようこのレビュー一覧

  • ネコと昼寝 れんげ荘物語

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    久しぶりにれんげ荘シリーズの続きを読んでみました。久しぶりだったけれど、キャラが個性的なので、すぐに思い出しながら読めました。

    月10万円で暮らす生活ってどうなんだろうとか、色んな生き方があるよねとかを考えることが出来ました。何よりも読んでて癒される。ぶっちゃん、また戻ってきてくれるといいな。

    お金をたくさん使わなくても、クマガイさんみたいに自分のお気に入りの服を大切にしたり、主人公とコナツさんみたいに自由に生きたり、チユキさんみたいに掃除してお部屋を大切にしたり…
    なんだか素敵な生き方だなと思いました。自分の生活にも取り組めるところは、真似してみよう。

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    2024年08月16日
  • たべる生活

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    ずっとおばあちゃんに小言を言われてるような感じがするが、最期まで読むと現代の食に関する常識の移り変わり、世代間の差について考えさせられる、非常に面白いテーマだと思った。
    ほんの20〜30年で働き方、子育て、食事の仕方から調理法まで生活習慣が大きく変わったことを改めて認識した。
    食は不変のテーマだから100年とか1000年前、例えば平安時代とかローマ時代にも同じ様なことを言ってた人がいそう。

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    2024年08月14日
  • 働かないの れんげ荘物語

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    れんげ荘シリーズ第二段。
    仕事を辞め、貯金を切り崩しながら暮らすキョウコの日々が描かれている。

    48歳にしてちょっとした隠とん生活をおくるキョウコが、ふとしたきっかけで刺繍を始めるが、これがまた一筋縄ではいかない。
    会社など周りに翻弄されずにすむことがメリットなのに、つい新たな住人に関心をもつ自分を戒めたり、無意識のうちに他人と比べて卑下したり、常に心穏やかに生きることは難しい。

    それでも、個性豊かなれんげ荘の住人の自由な感じがいいし、このメンバーで暮らせていること自体が羨ましい。

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    2024年08月12日
  • ネコと昼寝 れんげ荘物語

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    猫好きで猫暮らしをしている私は
    本屋で目にした「ネコと昼寝」という
    題名に惹かれ、
    月10万円で東京で暮らす主人公‥
    という文言に更に惹かれて購入しました。

    主人公キョウコの暮らしぶりは
    とてもささやかで平穏。
    小さな発見に幸せを感じながら
    心穏やかに暮らしています。

    その様子は
    日々、職場での人間関係に疲れている自分には
    とても羨ましく思え、
    お金を稼ぐ為に必死に働くことで失う物、
    そこから抜け出す事で得られる
    大切な物を教えてくれます。

    気持ちが疲れている時に
    癒しを得られる作品です。

    シリーズ3作目から読み始めましたが
    何の問題もなく読み進められて
    他の作品も読みたくなる
    中毒性

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    2024年08月07日
  • 今日はいい天気ですね。れんげ荘物語

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    大好きなシリーズ。れんげ荘で慎ましく満ち足りた生活を送る主人公のキョウコ。お金に対する欲について、隣人のクマガイさんは、「何もないと気楽でいいわね。そういう世の中のお金のすったもんだとは関係ないし。毎日、雨露がしのげて、御飯が食べられればそれでいいわ」と言う。突き抜けていて清々しい。

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    2024年08月06日
  • 散歩するネコ れんげ荘物語

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    認知障害の残った母。犬猿の仲ではあっても、いざそうなってしまったら、やはり悲しさを感じるものなのだろうか。

    ぶっちゃんかわいい。

    刺繍の入った木綿のハンカチを刺さっと作れるキョウコも素敵だし、「家宝にします!」とまで言うチユキさんもかわいらしい。

    モラトリアムなコナツさん。スーパーの品出しが性に合って良かった。気を衒いたくなる気持ちも、社会に適応する自信がないところも、ちゃっかりした性格も、少し自分と重なって共感。だからって、ラストの急展開には笑った。

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    2024年07月31日
  • 子のない夫婦とネコ

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    ネタバレ

    安定の群ようこ節さく裂といいますか、とにかく動物が可愛い。それにつきます。
    本作に出てくる人も動物もあっさり死んじゃう場面も出てきますが、淡々としていてそういう重いことよりも日々のなんてことない動物や近所の人やお医者さんなどとの暮らしぶりや関わりぶりの方に気持ちがいく展開です。

    群さんのように何十年もの歳月をこんなにあっさりと淡々と描くのって、案外と難しいかもしれないですね。
    読んでいると自分もこんな風に何か書けそうだなーという気がしてきますが結構ワザだと思います。
    「米袋はかわいくないけどネコはかわいいからいいよね」って(笑)

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    2024年07月25日
  • 六十路通過道中

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    私より少し先輩の話として予習も兼ねて楽しく読ませていただきました
    これから起こるであろう出来事や既に起きている事等
    60代も健やかに明るく笑顔で過ごしたいと思う

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    2024年07月23日
  • 六十路通過道中

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    家族の話題じゃないせいもあってか
    最近の毒づく攻撃的なものはなく
    カラッと明るいボヤキが多く
    気楽に読み進められた。
    身体に合った漢方薬局、私も是非とも出逢いたいものだ。

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    2024年07月18日
  • おたがいさま れんげ荘物語

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    キョウコさんの暮らしが好きで読み始めたこのシリーズ。

    キョウコさんが今日も幸せそうに暮らされていて良かった。

    ぶっちゃんにいつ出会えるのかわたしまでドキドキしてしまう。笑

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    2024年07月17日
  • おネコさま御一行 れんげ荘物語

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    ネタバレ

    「人間が出会うのも縁であるが、人間と動物が出会うのも、また縁なのだなと思った。」その通りだな。。。
    何気ない日常、、、ホッとする小説だな。。。

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    2024年07月12日
  • 働かないの れんげ荘物語

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    のんびり暮らしているように見えても、心の中では考えたり悩んだり苦い過去を思い出したり、なかなか穏やかに過ごすって難しいもの。
    時間があれば尚更考えなくてもいいことも考えてしまうし。

    それでも、こんな生活憧れるなあと思う反面、きれいなお家やインテリアが大好きな私には家賃激安のアパート暮らしは無理だろうなあなんて思ってしまった。
    主人公のキョウコは45歳で退職した。私も、それまではお仕事がんばろう、とぼんやり目標を立ててみたりして。

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    2024年06月29日
  • おたがいさま れんげ荘物語

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    ネタバレ

    あまり進展はないけど、と書いてみたけど、実は進展はある。チユキさんも山にいくようになったし、コナツさんもなんとなく生活している。ぶっちゃんのところに遊びに行けるようになるかも?というところで、第5弾は終わり。
    無職でなにもしていなくても、世界は動き、なにかは変わっていく。
    そういう流れのなかで、のんびり生活するのもいいよな、、、ほんと。

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    2024年06月29日
  • れんげ荘

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    ネタバレ

    れんげ荘シリーズを途中から読んでしまったので、最初から読み直すことにしました。
    第3巻で出てきたクマガイさんが倒れた時の話が載っていたので、これかあ〜と納得。続きも読みます。

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    2024年06月29日
  • こんな感じで書いてます

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    これまでに4冊、群さんの著書を読んでいたが、原稿を書いて編集者に提出するまでの内幕をさらけ出している内容で大変楽しめた.ネタの見つけ方の件が面白かった.p95に「頭の中の引き出しは、経験、読んだ本、聴いた音楽、見た絵画など、それらを体感したときの気持ちが、入れられている気がする.引き出しの中身を充実させ、うまく引き出せば、書くネタには困らなくなるだろう.」とあったが、何にでも興味を持って接することが肝要だとおっしゃっていると感じた.

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    2024年06月27日
  • しあわせの輪 れんげ荘物語

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    裏表紙のクッキー缶はチユキさんへのお土産のクッキー缶だったんですね。やらなくていけないことは、生きることだけなんですという言葉は心に響きました。この本のほとんどがおネコさまたちやら動物とのやりとり人のこころをいやすのは、イヌネコ欠かせないものですね。

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    2024年06月24日
  • しあわせの輪 れんげ荘物語

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    人間50才も過ぎると、当然先のことを考える。自分だけならどうにでもなるが、残される家族のことを考えると、まだまだのんびりできない。

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    2024年06月23日
  • 忘れながら生きる 群ようこの読書日記

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    とくに感想はないが、毎月20冊程度の本を買われているのには、驚いた。勿論すべて読まれてはいないが。
    私は8冊程度でなるべく読むようにはしているが、なかなかできないのが現状。
    群さんの知り合いのかたが、飼猫を亡くされたときに言われた言葉に、悲しいというより罪の意識が。
    私も飼犬が亡くなったときに、一般的によく言われる悲しいよりも、どうしてもっと可愛がってあげられなかったかという罪の意識のほうが大きかった。
    本を読む楽しみはいろいろあるが、何かをあらためて感じさせてくれるところも良いところです。

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    2024年06月14日
  • これで暮らす

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    群ようこさんが愛用している物について書かれた
    エッセイ。お気に入りを見つけるまでの失敗談、
    好きな物を熱く語るところ、捨てたいのになかなか捨てれない、など「それ、分かるわー。」と
    共感しながら読めて、面白かったです。
    私はとくに五つの話が好きです。

    『御飯を鍋で炊く』 群さんはご飯をずっと鍋で炊いている。炊飯器を使わないことにびっくりしたけど、確かに鍋で炊くご飯は美味しい。鍋によって、水分量、火加減が違って大変なのでは?と思うけど、群さんはそれを楽しんでいるみたい。

    『昔ながらの文房具』 万年筆について書かれてたけど、私が使う書く物はボールペン。ジェットストリームがお気に入り。一番書きやす

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    2024年06月10日
  • 福も来た パンとスープとネコ日和

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    ネタバレ

    手探りで始めたお店も固定客が訪れるようになり安定したかに見えたが、日によってはまったくお客さんが来なかったりと心揺れ不安になりながらも、前の喫茶店のママやしまちゃんに助けられながら何とか日々経営していくアキコ。愛猫たろちゃんの突然の死には私も呆然としてしまい、アキコの気持ちを思うといたたまれなかったが、ひょんなことからたろちゃん似の二匹の兄弟猫をお世話することになり、アキコが少し元気を取り戻してくれホッとした。こんな居心地良くて美味しいスープとサンドイッチのお店が近くにあったらいいな。

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    2024年06月09日