鞄に本だけつめこんで(新潮文庫)

鞄に本だけつめこんで(新潮文庫)

693円 (税込)

3pt

4.2

私は子供のころから本を読むのが一番好きだった。梶井基次郎を読むたび湧き出す愛猫への思い。永井荷風が思い出させる幼き日の家出。坂口安吾に救われた思春期。幸田文とはだいぶ違った父娘関係。谷崎に性の厄介さを教えられ。小学生からの付き合いになる林芙美子……。本さえあれば、どんな日常も笑えて愛おしい。思い出をカラフルに彩る24冊の名作を紹介、読書の幸福に満ちた名エッセイ集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

鞄に本だけつめこんで(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「鞄に本だけ」というタイトルから、ほんわかな読書録だと思ったら、そうではなかった。過激だ、過激すぎる。
    選ばれた本に絡めて、子どもの頃の乱暴狼藉や武勇伝、青春時代の失敗談、家族や友人、学校をめぐる赤裸々な(でも可笑しみもある)エピソード。それらをピックアップしてつなげると、群ようこの半生になる。24

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    やっぱりおもしろい。吹き出すとこあり。自分ではなかなか手が出ない本ばかりだけどなんとなく読んでみたいと思わせる。
    2020年にあとがきが新たに加わっていて、最近購入した私は、得した気分。
    群さんの先生の話が印象的。とてもステキな先生。

    0
    2022年08月05日

    Posted by ブクログ

    著者が本と共に生きてきたことが伝わってくる。

    本と著者自身の日常をとても上手にリンクさせていて、私が今までに読んだことのないタイプの読書エッセイだった。
    たまにクスッと笑ってしまうユーモアさもあって、飽きずに1日1冊分を読み進めることができた。

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

    24作品の本の紹介本というよりは、その本にまつわる著者のエピソード集。
    昭和の終わりから平成のあたまにかけて刊行された作品が、ポップに新装改版されて登場。新刊かとおもった。最後は林芙美子「放浪記」への愛があふれていた。

    読んだこともない、知らない作家さんがたくさん。
    九生十蘭「キャラコさん」、森田

    0
    2020年06月01日

    Posted by ブクログ

    作者の本への愛情と、それにまつわる日々の出来事が綴られている。この本読みたい!と思うものとは出会わなかったものの、本ってやっぱりいいよね、と思える。

    0
    2020年04月25日

    Posted by ブクログ

    11冊目「寺田寅彦随筆集」自分の顔を見るのが怖い
    には、幼い群ようこさんの気持ちが分かりすぎて、笑ってしまった。

    実は、群ようこさんの作品を読むのは今回が初めてだったのだけど、もっと早くから読んどけば良かった。

    これから読んでいこう。

    0
    2020年04月09日

鞄に本だけつめこんで(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

群ようこ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す